1日１日大切に積み重ね

　　汗の量、ハンパない・・

昨日は私の誕生日でした。
今年は母と話して、「いくつになったっけ？・・・・そんなになるんだ・・・」と、
母の声も聞くことはできません。
私が生まれた日は、なによりも母ががんばった日でした。
あれからなんと早く年月、月日が流れたでしょう。
もうかなり生きてきました。

今はこれからの１日、１日を大切に重ねていきたいと思うばかりです。
まずは元気でいること、体も心も、ですね！


　　　　本日の音楽・・・・・・・・フォーレ　　　　　　ピアノ四重奏曲　　　　　　　QUATUOR　PARRENIN

免許更新

　　　　スイカづくし

昨日、車の免許を更新できました。
新しい免許の写真、今回は眼鏡のまま撮影しました。
もうずっと普段眼鏡にしてしまっているので、免許を提示する時に同じ方がわかりやすいかなと思ったのです。

残念ながら優良ドライバーではありません。
一度、駐車違反を取られてしまったのです。。。
ですから、講習は1時間になりました。ビデオ講習では、ドライブレコーダーの再現による、実際の事故の状況を見て、
やはりとても怖いと思いました。車は走る凶器であることを、つくづく感じ、便利ですが、
本当に気持ちを引き締め、同時に気持ちにゆとりを持って運転したいと思います。

我が家には1台の車ですので、夫が仕事に出かけている間は使えません。
私は普段早朝に運転して、24時間開いている（近頃はそうではない）スーパーに行くことが多いですが、
夏は明るくなっていても、冬の朝は暗くて運転も怖いと思います。黒い服の歩行者が車道を横切って向かいに渡ることもあり、
ハイビームも良く使ってしまいますが、それも奨励されていました。

私は35歳過ぎて免許を取りましたが、やはり行動範囲が広くなり、お天気の良い日、少し出かけることは、とても気分転換になっています。
楽しく安全に運転し、これからは、せっかく運転できるからいける場所に積極的に出かけてみたいです。

免許更新は期限があるので、まずは済ませて一段落したところです。
次回は優良ドライバーの講習になるように！日々の運転、十分気をつけます。


　　　　　本日の音楽・・・・・・・・・・・サン・サーンス　　　　　チェロとハープのためのファンタジー

ヴィオラ再び

　　　ぐずつくお天気には…梅づくしで

ヴィオラ川本嘉子さん、ピアノ小山実稚恵さんのデュオコンサートがありました。
私は小山さんのピアノだけでなく、お書きになったもの、お話しされていることを聴いて、ファンなのですが、
ヴィオラは以前から一度じっくり聴いてみたくて、今回のコンサートも楽しみにしていました。
しかし、先月、もう一つヴィオラ12名でのアンサンブルという稀に稀なる企画のコンサートにも行ってきました。
こちらはN響のメンバーで、クラシックだけでない曲目、様々な人数編成、アレンジで聴きごたえあり、楽しさ溢れるステージでした。

この時、12名すべてヴィオラで、はじめは「低音がほしいなあ・・・」と思ったところがあったのですが、だんだんと耳も慣れてきて、
やはり技術、音楽性共に素晴らしいので、どんどん引き込まれていきました。

川本さん、小山さんのコンサートはドイツもので占められ、聴き終わったあと、とても深い何かに包まれました。
最初に小山さんのソロでシューベルトの即興曲3曲。こちらはテレビ、生で聴いたことがある曲がありましたが、さらに研究されたあとが
聴こえ、やはり常に作曲家と対話しておられるのだなあと新鮮なアプローチがとても興味深かったです。
デュオの方はブラームスの2番に始まり、後半が1番のソナタでした。
ヴァイオリンの華やかな音色とは違う、また一味落ち着いた音色のヴィオラ、私は後半の方が心にしっくりきました。
アンコール3曲、しっとりした「鳥の歌」「バッハ・グノーのアヴェ・マリア」には、いつの間にか涙、鼻水で参りました。
やはり、まだまだ母のことがあり、音そのものの癒しに反応してしまったのかもしれません。


　　　　　本日の音楽・・・・・・・・Debussy　（Ravel編）　　　　舞曲　　　　　　インバル（指揮）　　フランス国立管弦楽団

母の贈り物

　　梅雨戻りのような１週間

母が亡くなって3週間になりますが、私は穏やかな気持です。
毎日、母のことを思う瞬間、時間がありますが、忘れていることもあります。
私の日常は寂しさに見舞われながらも、問題なく生活が送れています。
父が亡くなったのは20年前で、その頃の自分の様子はあまり覚えていませんが、仕事はしたものの、
家では泣き暮らした・・という有様でした。

朝起きて、「今日はレッスンに〇〇ちゃんが来る」と、思うだけで元気が出てきます。
本当にありがたいことです。
先日は友人が「私もご供養させてもらいたいから、一緒に飲もう」と、誘ってくださり、
おしゃべりの時間が本当に嬉しいと感じ、楽しいひとときを過ごすこともできました。

また、今回の葬儀で、ずっとご無沙汰していたいとこたちと連絡も取れています。
実家の弟のところにお香典を送ってくださったので、滋賀のいとこに、私からはほんの気持ちのハンドタオルと
手紙を送ったところ、お電話頂き、「この電話だからまた連絡して」と言ってくださったり、
葬儀に来てくれた20歳下のいとことは、ラインでもやり取りしています。
涼しくなったら遊びに来てくれるよう約束もしました。
彼女も本当によいお嬢さんで、私はまるで妹（娘？）ができたような気分です。
岐阜にもなつかしいいとこがいるので、これからお手紙することにしています。

みんな小さいころには夏休みに一緒に遊んだのですが、東京と関西と離れていることや、年齢も離れていることもあり、
長年やり取りがなかったいとこです。
20年前の父の葬儀の際は、私も自分が完全に悲しみに包まれていて、いらしてくださったことを感謝する余裕もありませんでした。
その後も多分余裕なく仕事をしていたのでしょう。

もういい年になり、気持ちにもゆとりができ、まわりのいとこも子育ては卒業し、生活も落ち着いているので、
本当になつかしく、繋がりを大切に感じます。
このことも、きっと母が与えてくれたギフトなのだと思います。
ありがとう、お母さん。


　　　　本日の音楽・・・・・・・・・フランク　　　　　　ヴァイオリンソナタ　　　　ハイフェッツ（Vn)　　ルビンシュタイン（Pf)

母が天国に

　　まだ6月明けたばかりで、夏休みのような暑さ

6月23日に母が亡くなりました。
ここ1か月程はドクターから特別に面会が許可され、15時から20時までの間は面会も自由になっている中、
モルヒネが投与され、だんだんと命の終わりが近づいていることがわかりました。

21日に、今週末から来週にかけてが山場との連絡があり、緊張とともに過ごしていましたが、23日午後、危険な状態なので、
来るように連絡を受け、夫も休みだったので、車でかけつけました。
臨終には30分ほど遅れて到着しましたが、弟2人に見守られ、最後は眠るように息を引き取ったそうです。
それから身内だけで家族葬を行うことにしていたので、30日に決まると1週間の時間が与えられました。
20年前に父が亡くなった時のように、たくさんやることがあって慌ただしく過ぎるのではなく、母との別れをする心の準備ができました。

葬儀などについては、喪主である弟がとてもよくやってくれて、小さいながら美しい花にたくさん囲まれた場所で、母との最期の時間を過ごしました。
私の叔父である、母の弟は、病院に見舞いにも来てくださり、その叔父と、私たち家族だけで葬儀を行うつもりでしたが、いとこにあたる叔父の
娘さんもおいでくださいました。そして関西にいる父方の親族に、弟が母の闘病の経緯、亡くなった報告を手紙にして知らせてくれたのですが、
９０になる父の弟の奥さんが、私のいとこ二人（おばさんの息子・娘）の運転ではるばる滋賀県から駆け付けてくださいました。
早朝4時に出てのことだったそうです。
本当に驚き、このサプライズ、母がどんなに喜んだことか、笑顔が浮かぶようです。
私たちも父の葬儀以来、20年ぶりの再会でした。懐かしさと感謝の気持ちが溢れ、会場に暖かい空気が流れました。

母は88歳とはいえ、まだまだ一緒に過ごしたく、寂しい気持ちでいっぱいですが、素晴らしく生き、天寿を全うしたのだと思います。
母が見守ってくれているはずなので、私もこれから自分の足でしっかり生きていかなければなりません。
両親ともに失うこの日、この状況を想像はできませんでしたが、今、自分の家族のありがたさ、周りの方々の存在のありがたさを
ひしひしと感じています。

今後ともよろしくお願い致します。

　　　本日の音楽はなし