れもん日和

日々の生活の報告

相棒が来て

2024-04-27 06:31:41 | 日記
    ジャスミンが増えて嬉しい

昨日は雨にならず安心しました。
というのも、ずっと使用しているレッスン室のピアノもそろそろ大きなメンテナンスが必要ということもあり、
こちらは処分して、実家に置いてあるピアノを運び入れることにしたのです。

実家のグランドピアノは、私が大学生の頃に母が買ってくれたものです。
中古ですが、一緒に馴染みの楽器屋さんに出向いて購入しました。
ヤマハのG3で、今までのものと同じですが、なお一層重いタッチでした。
響きも素晴らしくて調律師さんも良い楽器だと褒めてくださっていたものですが、製造は私が生まれた年なのです。

今は弟がたまに弾くようですが、以前実家に私が帰ったときも蓋の上は仕事の資料で埋まっていて、私もずっと触っていませんでした。

運送屋さんがまず今のピアノの足を外したりして、車に乗るよう準備し、実家から運ばれたピアノをクレーンで吊って部屋に運び入れ、
今度は今までのピアノをクレーンでトラックに乗せるという作業です。
やって来たピアノの足をつけて部屋にセッティングし、全てが1時間半もかからずに終わりました。
今日は朝から調律をお願いしています。

久々に対面してびっくりしたのが、やはり年期が入っていて、塗装が剥げていたり、弦が錆びていたり・・
でも弾いてみると音は素晴らしく良いのです。
タッチが重くて弱い音はすごく難しく、弱い音もかなり大きい・・・・とにかく鳴る音ですが、格調高いような音なのです。
曲が違って聴こえます。あらも目立つ・・・
演奏は難しくなりますし、小さい生徒さんには弾きにくい楽器。でも発表会などでは本番に向けてばっちりの練習ができます。
ただ、これからたくさん弾いて歩み寄り、このピアノの良さが伝えられる演奏ができるようになりたいと思っています。

家族に守られて音楽の道に進めた感謝を思い、これからずっと私の相棒として、この楽器を大切にしていきたいと思います。


     本日の音楽・・・・・・・武満徹     海へ          工藤重典(Fl) 鈴木大介(g)



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世界の楽器

2024-04-07 17:20:14 | 日記
  やっと桜満開

ずっと行きたいと思っていた浜松の楽器博物館に行くことができました。
楽器の町浜松で、初日にはヤマハのイノベーションロードへ。
こちらは予約制ですが、広々としたスペースにたくさんのピアノのみならず、管弦楽器、シンセサイザー、オーディオ機器、
創成期の楽器様々。触って、弾いてみることのできるものもあり、グランドピアノいくつかの違いを体感しました。

私が幼い頃、一番初めに買ってもらったオルガンがあり、とても懐かしくてしばらく立ち止まりましたし、ヤマハ初期の貴重な楽器に
目をみはりました。

2日めに市の楽器博物館に行きましたが、こちらは世界中の楽器が地域ごとに本当にたくさん展示されていました。
日頃馴染みの少ない、アジア、アフリカの楽器は国ごとに似ていても違うものがたくさんあり、音の違いはどうなのだろうかと
凄く気になりました。夫はヘッドフォンを借りて、実際の音も聴いていましたが、印がついているもののみとはいえ、
とても聴ききれるものではなかったそうです。
ピアノに関してはチェンバロ類はもちろん、ベートーヴェンやショパン、リストなどの時代の名前はとても馴染みのある
ヨーロッパの名器が贅沢に並んでいました。
さすが楽器の町・・・と圧倒されながら、またこちらでイベントがある時に来ることができたらと思いました。

浜松に着いて、ずっと悪天候でしたが、楽器博物館を出る頃は晴天になり、久しぶりに動物園にも行きました。
広々とした自然の中で動物たちに癒されるひと時でした。


      本日の音楽・・・・・・・Schuman        クライスレリアーナ       アルゲリッチ(Pf)
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