れもん日和

日々の生活の報告

幸運の予感

2023-09-23 17:03:32 | 日記
    明日は秋の青空か

今朝、「こんなことがあるのか?!!」という不思議なことがありました。

6時頃、24時間営業のスーパーに車で買い物に行き、本当はケチャップとゴマドレッシングくらいの買い物のつもりが、
あれこれとカゴに入れてしまい、レジでお財布を開いて千円札3枚と小銭がじゃらじゃらの中身に不安になりました。
支払いは別の自動支払機なのでしたが、トータル3799円の799円が足りなければ、恥ずかしいけれど1、2品返品しようと
100円玉7枚、とギリギリな感じでコインを入れていきました。
何と最後、1円玉のところでヒヤヒヤでしたが9円丁度あり、なんと無事にジャスト3799円支払えました!
そしてお財布の中はすっからかんのからっぽ。。

ピッタリ決まって、なんだか呆然とし、嬉しくなってお店の店員さんに報告したいくらいの思いでした。
これってラッキーなのではないでしょうか。
私はとんでもなくラッキーだと確信していました。
このジャスト金額の4桁、ラッキーナンバーにしようかと。数字は奇数が好きなので、妙に嬉しい。
ゴロ合わせが思いつかずですが。
今でも、今朝のことを思い出してにやついてしまうのが不思議で、この効果はいつまで続くかと思っています。


         本日の音楽・・・・・・・・・カゼッラ    歌劇「蛇女」からの交響的断章      ノセダ指揮   NHK交響楽団
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イタリアからの風に吹かれて

2023-09-19 04:57:47 | 日記
   連日のみぞれアイス

さすがにこの時期になってもの厳しい暑さにへこたれそうになっています。

先日の土曜日もすこぶる暑い中でしたが、「イ・ムジチ合奏団」の演奏を聴きに行きました。
「イ・ムジチ」というと、私が子供のころからバロック時代の演奏では大変有名で、レコードも
持っていた馴染みのある楽団です。
メンバーはもちろん交代していますが、弦楽合奏を生で聴くことがおそらく初めだったこともあり、
とても楽しみにしていました。
私は子供のころから今に至るまでずっとバッハを弾いているとはいえ、バロック時代の他の作品、鍵盤楽器以外の物は
あまり聴いていません。正直最近はとても好きになっていますが、昔はどちらかというと面白く感じず、心もあまり動かなかったのです。

12名のメンバーがにこやかに登場し、パッヘルベルから始まりました。
始まってすぐに、今まで聴いたことのない美しいサウンド。
CDやテレビで聴く音と、音楽とは違うもので、言葉に表すのが難しいものです。
自分がクラシック音楽をやっているという事実が笑えてくるくらい、そこに本物のクラシックがありました。
美しさ、技術の高さ、アンサンブルの妙味、バロック音楽の生き生きとした流れに心奪われ、呼吸が止まるほどでした。

ピアノや他の楽器では、日本でも世界に通用する音楽家が生まれていますが、弦楽合奏、バロック音楽・・・こういう分野で突出した
演奏はなかなか聴けません。
クラシック音楽の源はイタリアからという音楽史の流れからも、この「イ・ムジチ」は楽譜、音符を再現しているというより、
話すように自然な音楽でした。音楽の長い歴史を感じながら、イタリアの風を感じながら、幸せな時間が過ぎました。

前半終わると、まるで終演のような拍手喝采で、後半の「四季」、アンコールの数々、その中には坂本龍一「ラストエンペラー」も入っていました。最後はスタンディングオベーションの嵐の中、ステージと観客が一体となっていて、メンバーの笑顔が優しく輝いていました。


       本日の音楽・・・・・・・・・ヴィヴァルディ     協奏曲集「調和の霊感」より第11番     イ・ムジチ合奏団




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日本の伝統

2023-09-06 10:59:09 | 日記
    無花果で季節を味わう

先日、能の舞台を観てきました。
日本人でありながら、日頃は、ピアノ、クラシック音楽が身近な存在の私。
学生時代、「日本音楽概論」という授業があり、いちど能の舞台も大学のホールで観ましたが、
本当にそれっきり自分から近づくこともなく年月が経ちました。

たまにテレビなどで、箏や尺八、三味線などの音に触れますが、現代的、ポップにアレンジされた作品に使われることも
多く、洋楽器とのコラボも目にします。
でも私は古典的な作品をじっくり聴いてみたい、舞台も観てみたいという気持ちが湧いていました。

それが・・・本公演の2週間前にプレ講座というもの行くことにしてチケットを買い、前日も夫にラインで「明日は~」と確認しておき、
当日の朝もチケットを忘れないように引出しから出しておきました。
それなのに、レッスンしている間、おそらくその日「歯」のことだと思い返すのですが、予約のことなどすごく気にしていて、いつの間にか出かけることがすっ飛んでしまったのです。
昼ごはんを食べ、午後のレッスンはお休みにしていたのはわかっていて、夫とのんびりテレビを見ていると「まだ行かないの?そろそろ?」と言われ、真っ青になりました。時すでに遅し。開演しています。今から行っても30分くらいしか聞けません。

本公演もこのプレ講座に参加していると、きっとより理解できるだろうと思ってのことでしたが、もう理解とかはあきらめて、感性で楽しもうと、
ホールに向かいました。
それが、私の情報不足か、その日も1時間の解説があってからの公演でした。
すじがきの説明、お囃子についても各楽器の説明もあり、装束は舞台上での着替えありです。
この解説に助けられ、本公演も言葉はほとんどわからなかったのですが、とても興味深く観ることができました。

そして何より、音楽を生業にしている者にとり、日本の笛や太鼓、声の素晴らしさ、技術の高さに心打たれました。
醸し出す世界は、今まで体験したことのないものですが、なぜか懐かしさも感じました。

日本人に生まれ、日本に育ち、この伝統の素晴らしさを知らずにいるのは、とてももったいないことだと痛感した1日でした。
そして私は、予定に関しては、重ねて確認するし、日頃とても気を配っていたので、今回の忘却の件、実はショックでした。

この夏の暑さには参りながらも、かなり元気に過ごせましたが、やはり猛暑の影響、こんなところに出たようです。。


   本日の音楽・・・・・・・・・・・・平井康三郎   さくらさくら幻想曲      ニエムチェク(Pf)
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