美幸ちゃんのコンサート

　　　明日から雨続き・・・気持ち盛り上げていこ～

昨日は、幼馴染の鷲宮美幸ちゃんのコンサートに夫婦で出かけました。
ソロリサイタルは、ここ３年続けて同じホールで行われていて、私は初めの年は伺えなかったのですが、
昨年に引き続きです。
今回は前半はショパン、ドビュッシー、セヴラック、後半にムソルグスキーの「展覧会の絵」というプログラムでした。
前半は色とりどりの音色で、それぞれの作曲家に光をあてていました。
ムソルグスキーは、久しぶりにじっくりと全曲を聴きながら、難曲ぶりを味わいつつ、終わりに向かっての
盛り上がりが、美幸ちゃんの豊かなスケールをもって体中に響き渡りました。

伴奏のお仕事がたくさんある中で、毎年ソロリサイタルを行うということは、並大抵のことではありません。
音楽、演奏への情熱と、たゆまない努力、心から敬意を抱きます。
巨匠の演奏を聴くことも大切ですが、私にとって、美幸ちゃんや、師匠の津田先生のコンサートで生の演奏を聴くことは、
大変な刺激になります。

さて、私は４月に引いた風邪が、喉だけ治らず、今一つ元気が出なかったのですが、やっと治った？かなと思います。
喉のザラザラ感や、痰、咳がなくなり、落ち着いてピアノに向かえた今日でした。
それでも時間は足りず、ゆっくりゆっくりの歩みですが、マイペースで無限に近い曲に親しんでいきます。


　　　　　本日の音楽・・・・・・・・セヴラック　　　　　　ロマンチックなワルツ　　　　　　鷲宮美幸（Pf）

思いがけず早い再会

　　初夏といえる陽気

母が昨年6月に亡くなりましたが、このことをきっかけに、何十年もご無沙汰していた従弟妹との交流が始まりました。

４月２６日に、岐阜に住んでいるNBちゃんが、私の都合が良ければGW中に母のお墓参りをしたい、日帰りで来る予定だけどという
ラインが来ました。結局こちらにいるＮちゃん、兄のＨ君、叔父さん、私の弟も集まることになり、そのことを聞いてＮＢちゃんの兄で
隣に住んでいるＥ君も来てくれるということになったのです。

私の家に泊まってせめて１泊してもらいたいと話したのですが、夜遅い新幹線の切符も手配していて、残念ながらとんぼ返りになってしまいました。

上の弟が町田に迎えに行き、新百合ヶ丘で全員集合、多摩線に乗り換え、歩いてすぐのお墓に参りました。
岐阜のNBちゃんとは２５年ぶり、E君とは小学生の時以来でしたが、やはり面影たっぷりで、すぐ昔のように話し出せました。
とにかく父も母もさぞ喜んでいるだろうとありがたかったです。
でも本当なら生きているうちにみんなで集まれれば楽しい思い出になったことでしょう。
岐阜の従弟妹は、ご両親ともに早くに亡くされ、大変な思いをし、苦労もあって過ごしてきた年輪を感じ、年下なのに頼もしかったです。
今年も我が家に遊びにきてくれたNちゃんとまたお会いできたのも嬉しく、兄のH君は、父の葬儀以来２０年ぶりでしたが、若々しくて
みんなで褒めました。彼らの父である叔父も、もう７８歳になられましたがお元気で、本当に嬉しい様子でした。

お墓参りのあと、予約しておいたお店でランチや、お茶をし、１５時になっていたので、ここから私たち兄弟で、お見送りがてら横浜を少し見ようと、叔父たちと別れました。
私の提案で、ランドマークタワーに行ってみたのですが、展望台が休日の割にすいていて、スムーズに動けて、それほど混雑していず、
展望台からの景色が素晴らしくて、みんなで喜びました。
港、海、横浜の街、半島や、都庁の方、こんなに見渡せるとは思いもせず、私は、また来たいなと思うほどでした。

夕食を共にして、新横浜を２１時過ぎの新幹線に乗る二人をお見送りしました。
１日、たくさんお喋りして、思いがけない話を聞いたり、近況を伝え合ったり、楽しく幸せな時間でした。

おつきあいの空白があろうとも、こうして信頼し合ってお互いを大切に思える関係は本当に宝物です。
これからも大事に育んでいきたいと思います。

　　
　　　　　　本日の音楽・・・・・・・フランク　　　　　　　　フルートソナタ　　　　　ゴールウェイ（Fｌ）　　　アルゲリッチ（Ｐｆ）