れもん日和

日々の生活の報告

華やかな舞台で

2018-09-23 07:14:41 | 日記
     川沿いのヒガンバナが見事

昨夜は、姉妹でレッスンに来てくれている生徒さんの、バレエの発表会に行ってきました。

2年に一度の発表会も、20回ということで、今回は2部に「ジゼル」全幕の公演もありました。
見ごたえたっぷりです。

生徒さんお二人とも、これは内輪ぼめでなく!素晴らしいバレエです。素人の私から見て、筋が良いなあと感心します。
踊りがきれいなのです。
妹さんはまだ保育園生ですが、さすがにしっかりしているので、グループの先頭でリードしていました。
そしてかわいらしい。
お姉ちゃんのほうは、トゥシューズも履いて見事に踊りました。後半のジゼルの村娘としても出演しました。
何年もレッスンしているので、とても楽しんでいる様子が嬉しかったです。

ゲストで男性も多く出演され、場面も引き締まります。
衣装、照明も華やかですし、大きなセットも組まれました。

前回もお誘い頂きながら、都合がつかず残念に思っていましたが、今年、立派なステージを拝見し、私も心躍る気持ちで帰宅しました。
バレエも熱心にやりながら、ピアノもとてもがんばっている二人は、昨日のレッスンはお休みでしたので(朝からゲネプロです)
明日来てくれます。
バレエの公演を見ながら、「習得する」ことの重みも感じました。
お二人の2年後の発表会も楽しみにしつつ、私はピアノを通して二人と向き合っていきたいと思います。




     本日の音楽・・・・・・・・Chopin       スケルツォ第3番        ポリーに(Pf)
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音楽会に向けてがんばりました

2018-09-21 06:52:16 | 日記
     来年の手帳が売られています


学校が夏休みにはいる前、生徒さんが何人も、秋の音楽会のピアノ伴奏のオーディションを受けたいと、楽譜を持って
レッスンに来てくれました。

なんだかとても難しい楽譜ばかりです。手が届かなくて、多少アレンジしなければならないものもありましt。
生徒さんの誰もが、楽々弾ける曲はありませんでした。

ですから、自分の今の力を考えて今回はパスという選択をした生徒さんもいます。それはそれでとてもよいことです。
その代わり、レッスンの曲をがんばっています。

トライしている生徒さんも、そうやすやすとは弾けず、ずいぶんな頑張りでした。相当の努力が必要な生徒さんも、驚きの出来栄えにまでなりました。
本当によくがんばったのです。

だいたいの学年は月末にオーディションなのですが、一足早く、ある学年のオーディションがあり、私の生徒さん2名と、ほかの教室の生徒さん1名が受けました。
楽譜をもらった生徒さんはもっと大勢でしたが、難しいため、3人だけになってしまったのです。
私の生徒さん、本当に甲乙つけられない仕上がりの二人で、私は複雑な心境でした。
一人の生徒さんは習いだしてまだ1年ほどなので、信じられない進歩です。もう一人の生徒さんも日ごろから頑張り屋で、すでに一度伴奏をしています。

結果、レッスンのキャリアのある生徒さんが合格し、音楽会で伴奏することになりました。
残念だったお二人は、本当に頑張って、先生から褒められたということですが、ものすごく成長しました。
ぜひ、音楽会では歌や楽器を大いに楽しんでほしいです。

合格した生徒さんは、頑張っても残念だったみなさんの代表なので、精一杯務めてほしいと思います。
まだ、これからオーディションがあり、私も気がかりです。
「おめでとう!よかったね」と言いたいのですが、たとえダメでも、チャレンジしたそのことが素晴らしく、価値あることです。
これからもピアノを楽しんで弾いていってもらいたいです。



       本日の音楽・・・・・・・・・MOZART       ピアノ協奏曲第19番      ルドルフ・ゼルキン(Pf) アバド指揮 ロンドンシンフォニーオーケストラ
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才能に触れ

2018-09-09 14:57:11 | 日記
      実りの秋へ

昨日は「クラシックのつどい」という団体のスタッフをしておられるK氏からお声をかけて頂き、レッスンを1時過ぎで切り上げ、
ミハル・ホラークのリサイタルを聴きに行きました。

この方は、私が卒業した武蔵野音大で教授をされていたヤン・ホラークさんの息子さんです。
プログラム後半が、ご自身作曲の作品初め、知らない作曲家の作品で、とても楽しみに出かけました。

スタートはスクリャービンの2番のソナタ。少し響きが物足りない感じがしましたが、
次のラヴェル「夜のガスパール」は今まで聴いたことのない、気高い?演奏でびっくりしました。
とても興味深く引き込まれていたところ、3曲目スカルボの中ほどで、暗譜が怪しくなり少しの間乱れ、そのあと
どうも消極的な感じになったのが残念。

後半はチェコの作曲家2人のものと、間にご自身の曲。これが期待はしていなかったものの、大変独自の世界を醸し出している3曲で、
新鮮でした。あとで、作曲で生計を立てていると聞き、うなずけました。決して身振りだけの曲ではありません。
前半の乱れを完全に回復し、難曲、かつ魅力的な曲を聴かせてくださいました。

アンコールのおそらくチェコの作曲家の小品も素敵で、息を飲む素晴らしさでした。

公演後、その場で客席からの質問に答えて頂く時間もあり私も質問してきました。。
脱力のテクニックのヒントを頂けました。

今年はこの後、同じプログラムで3か所の公演が挑戦だそうですが、今回初めて聴かせて頂き、もっと演奏されるとよいのにと思うのでした。
浜離宮朝日ホールで、もう一度まずラヴェルを聴きたいと思い、帰り、本当は用を足すために駅に出ようかと思いましたが、静かになりたく、
家に戻りました。



    本日の音楽・・・・・・・・・・スラヴィツキー     ソナタ「人生の省察」      ミハル・ホラーク(Pf)
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鳥肌が立つ

2018-09-06 12:39:22 | 日記
      北海度に大きな地震がありました


録画していたEテレの「らららクラシック」を見ていた先日のことです。
この回は、ラヴェルの「左手のためのピアノ協奏曲」のことでした。

番組の中で、作曲を依頼した、戦争で右腕を失ったウィトゲンシュタインのリハーサル風景が少しだけ放映されました。
そして、この時のオーケストラの指揮がなんと、ラヴェル本人だったのです。
ピアノの蓋に隠れて後ろ姿のほんの少しだけが見えたのです。

まさか…の瞬間でした。
ラフマニノフとか、ストラヴィンスキーの映像はあるのですが、ラヴェルもこういうものが残っていたとは。

鳥肌が立ちました。
その時、20年ほど前にパリに旅行した際、立ち寄ったラヴェル記念館のことを思い出しました。
この曲を作曲した、ラヴェルの家です。
管理人の方に、自分は日本でピアノ教師をしていると話したら、なんとそこにあったラヴェルのピアノを弾いてくださいと言われたのです。
これもまさか・・・・の言葉で、日本だったら「お手を触れませんように」のところなのに、私は恐る恐るそのピアノで、
もちろんラヴェル、「クープランの墓」のプレリュードを弾いてしまったのです。
その時もその部屋の空気、匂いなどと相まってなんとも摩訶不思議な感覚が私を襲いました。
かなりの昔の話なのに、昨日のことのように蘇ったのです。

生きていて、そう何度も味わうことのないような鳥肌でした。



      本日の音楽・・・・・・・・・RAVEL        左手のためのピアノ協奏曲        サンソン・フランソワ(Pf)
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アツいレッスンと心のお休み

2018-09-02 08:59:30 | 日記
    防災のこと、ちゃんと考えようと思う


君曜日の自分のレッスンは先生が一段と熱くなっていました。

シューマンで、止められては「ここ、気に入らないの、なぜかと言うと・・・・」とヒヤッとする場面。
しかし、やはり、なるほど・・・と思わされることばかりでした。

今やっているのは「ウィーンの謝肉祭の道化」という、あまり知られていない曲で、組曲になっています。
その1曲目は中学生の時に弾きましたが、12ページもある長さで、パワーもいります。

「どこをどう弾くために、どうしたらよいか」自らよく考えていく。謝肉祭という日本にはない風習をとらえることも
演奏のカギになります。

次回はしっかりリベンジしたいです。


そして話は変わりますが、先ほど朝風呂に入っていて、いつもは身体をなでながら、「いつもお疲れ、ありがとう」と
感謝をしています。が、心や気持ちっていうものは常に動いていて、使っているものでした。
身体を動かしていないけれど、絶えず心は動いています。
だから、少しは心も休めてあげないといけないのだろう、だから、瞑想だとかがあるのかな‥と思ったのです。

毎日、思い出しては呼吸法をしています。それもとてもよくて、気持ちが落ち着きますが、瞑想って、よくわからないけれど、
やってみようかと思っている今です。
「無」になる・・・・とうことは無理だと思うのですが、何か変化するかもしれません。




     本日の音楽・・・・・・・・・・フォーレ       ピアノ四重奏曲第2番     J・フィリップ・コラール(Pf)  QUATUOR PARRENIN
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