れもん日和

日々の生活の報告

巡礼の旅は長く

2024-03-27 11:31:18 | 日記
    遅い春を待ちわびています

先日、北村朋幹さんのリスト「巡礼の年全3年」というとても意欲的なプログラムのコンサートに行きました。
北村さんのピアノは、1年ほど前、武満徹の曲をやられた演奏を聴いたのですが、対局ともいえるリストを
しかもステージではまずやらない曲目ということで興味がありました。
休憩を2回挟み、3時間半に及ぶ演奏の集中の様にもとても興味あり。
ピアニストは5、6時間当たり前に練習するとはいえ、長時間の本番どのようになるのか、ならないのか。

演奏は素晴らしくて、非の打ちどころがないものでした。1年、2年は暗譜で弾かれ、3年は楽譜は置いてありましたが、
完全没入。
ただ、楽譜が置かれたいうことで、こちらも緊張感が薄れ、曲の長さに疲れてきました。
演奏者はもちろんですが、さすがに疲れるコンサートでした。
でも、こういう機会でなければと聴くことのない曲だと思います。
「巡礼の年」の中では単独に3、4曲が演奏されるだけになっている昨今、貴重なライブでした。

ただ、それなのに、帰ってきてひときわ印象に残るものがなかったというのが、私の実感でした。
たいてい一つのコンサート、全体に素晴らしく思う中、物凄く刺激を受けた演奏があるので、不思議な感覚です。
曲があまり好きではなかった・・・ということもあるかもしれません。
それにしても、こだわりと探求心のある北村さんの演奏は今後も期待大です。



       本日の演奏・・・・・・・・・・・・Liszt        巡礼の年第3年より「エステ荘の噴水」    北村朋幹(Pf)


コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

1年前に決まって安堵

2024-03-08 08:17:49 | 日記
  ノーマルタイヤに戻したとたんにこの雪

次回の発表会は来年の春にと考えていました。
文化センターは1年前のその月1日に抽選があり、3月が外れたら、また4月に出向き、
春が当たらなければ、場所を変えて3か月前の公民館の抽選に行くつもりをしていました。

以前一度文化センターを利用した発表会は、キャンセルか何かで空いていたところを使わせて頂いていたため、
抽選は初めて。春は希望される方が多いように思い、緊張して出かけました。
2025年の3月全て日の大・中・小ホール、展示室を第4希望まで出して、くじが当たった順に獲得していきます。
すでに市のイベントで埋まっている枠もあり、50名ほどの方が集まっていたため、当たるか当たらないか、半々かな・・・と予想しました。

なかなか私の番号は呼ばれず、すでに私の第3希望までは取られていました。
来月もまた来ることになるかな…と思っていた時、番号を呼ばれ、小ホールを取ることができたのです。
とにかくほっとしました。
その日は朝、雨も降っていたのですが、この時間は晴れてきて、私の気持ちもテンションアップ!

1年後の日にちが決定して、少し緊張もありますが、ゆっくりじっくり準備ができ、今回は全日ホールが取れているので、
当日も慌てずに準備ができることが嬉しいです。

まだ1年も先の発表会ですが、生徒さんたちもそれまでにずいぶん成長していると思います。
ソロ以外の企画も一人一人を思い浮かべながらさっそくメモし始め、発表会準備の一式をまとめるファイルも揃えての春になりました。


      本日の音楽・・・・・・・・Beethoven        弦楽四重奏曲第16番      スメタナ四重奏団

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする