遅い春を待ちわびています
先日、北村朋幹さんのリスト「巡礼の年全3年」というとても意欲的なプログラムのコンサートに行きました。
北村さんのピアノは、1年ほど前、武満徹の曲をやられた演奏を聴いたのですが、対局ともいえるリストを
しかもステージではまずやらない曲目ということで興味がありました。
休憩を2回挟み、3時間半に及ぶ演奏の集中の様にもとても興味あり。
ピアニストは5、6時間当たり前に練習するとはいえ、長時間の本番どのようになるのか、ならないのか。
演奏は素晴らしくて、非の打ちどころがないものでした。1年、2年は暗譜で弾かれ、3年は楽譜は置いてありましたが、
完全没入。
ただ、楽譜が置かれたいうことで、こちらも緊張感が薄れ、曲の長さに疲れてきました。
演奏者はもちろんですが、さすがに疲れるコンサートでした。
でも、こういう機会でなければと聴くことのない曲だと思います。
「巡礼の年」の中では単独に3、4曲が演奏されるだけになっている昨今、貴重なライブでした。
ただ、それなのに、帰ってきてひときわ印象に残るものがなかったというのが、私の実感でした。
たいてい一つのコンサート、全体に素晴らしく思う中、物凄く刺激を受けた演奏があるので、不思議な感覚です。
曲があまり好きではなかった・・・ということもあるかもしれません。
それにしても、こだわりと探求心のある北村さんの演奏は今後も期待大です。
本日の演奏・・・・・・・・・・・・Liszt 巡礼の年第3年より「エステ荘の噴水」 北村朋幹(Pf)
先日、北村朋幹さんのリスト「巡礼の年全3年」というとても意欲的なプログラムのコンサートに行きました。
北村さんのピアノは、1年ほど前、武満徹の曲をやられた演奏を聴いたのですが、対局ともいえるリストを
しかもステージではまずやらない曲目ということで興味がありました。
休憩を2回挟み、3時間半に及ぶ演奏の集中の様にもとても興味あり。
ピアニストは5、6時間当たり前に練習するとはいえ、長時間の本番どのようになるのか、ならないのか。
演奏は素晴らしくて、非の打ちどころがないものでした。1年、2年は暗譜で弾かれ、3年は楽譜は置いてありましたが、
完全没入。
ただ、楽譜が置かれたいうことで、こちらも緊張感が薄れ、曲の長さに疲れてきました。
演奏者はもちろんですが、さすがに疲れるコンサートでした。
でも、こういう機会でなければと聴くことのない曲だと思います。
「巡礼の年」の中では単独に3、4曲が演奏されるだけになっている昨今、貴重なライブでした。
ただ、それなのに、帰ってきてひときわ印象に残るものがなかったというのが、私の実感でした。
たいてい一つのコンサート、全体に素晴らしく思う中、物凄く刺激を受けた演奏があるので、不思議な感覚です。
曲があまり好きではなかった・・・ということもあるかもしれません。
それにしても、こだわりと探求心のある北村さんの演奏は今後も期待大です。
本日の演奏・・・・・・・・・・・・Liszt 巡礼の年第3年より「エステ荘の噴水」 北村朋幹(Pf)