れもん日和

日々の生活の報告

学びで刺激

2023-04-27 07:39:57 | 日記
    寒暖の差に困惑

ここのところ、ピアノに関する学びが続いています。
ガブリーロフさんの公開レッスンは、友人のピアニスト、美幸さんが紹介してくださり、
代々木上原ムジカーザにおいて、2日行われたうちの初日を聴講しました。

この日は13時から19時まで2部通してチケットを購入していましたが、さすがに長時間のため
17時くらいには退席のつもりでした。休憩時間も少なく出入り自由の形です。
バッハ、ショパン、ムソルグスキー、モーツァルト、4名のピアニストによる素晴らしい演奏に対し、
ガブリーロフさんの徹底して作曲家の音楽言語への理解を伴うアプローチに、ピアノ演奏の奥深さを
思い知りました。
なにより、ガブリーロフさんの生の演奏が神がかり的で、確かに受講生はピアニストでありながら、巨匠の演奏、
巨匠の音楽、巨匠の手、指、身体とはここまで違うものかと圧倒されました。
ダン・タイソンを聴いた時のような衝撃でした。
この日、気がつくと最後まで聴いていました。疲れも感じず、興奮していました。

やはり、こういう演奏に生で触れなければいけないと強く思います。

そして月曜日にはロシアピアニズムのテキスト「はじめの一歩」による講座に船橋まで行ってきました。
美幸さんの親友である古畑さんによる講座で、お名前とお顔は存じ上げていながら、面識はなかった古畑さん、
おとなしそうな方かと思いきや、とてもアクティブな感じの方で、お話ししやすくて、もちろん講座は充実していました。
古畑先生の美しい音を追求すること、正しいテクニックを身に着けることへの情熱がひしひしと感じられ、私もとても
刺激を受けました。

そして昨日は自分のレッスン。まだオンラインですが、1時間半に渡り、津田先生にアドヴァイス頂き、次につなげていきます。
今、今年は、モーツァルトを久々にやっていますが、天国的な美しさに、難しさはありながらも幸せな気持ちになります。
それでソナタは全曲弾いていきたいと思っています。他の作曲家もですが、無理ながら、全曲学んでみないと理解に至らない、
良い演奏につながらないと、極論ですが思う次第。来生へのお土産だと思っています。


      本日の音楽・・・・・・・Bach         3声のインヴェンション     アンドラーシュ・シフ(Pf)
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3年ぶりにコンサート

2023-04-16 17:23:05 | 日記
  春を愛でるといきたいです

先ほど、コロナ前に長年行ってきた児童館でのコンサートの本番を終えました。
なんと3年ぶりです。

ヴァイオリンの友人とのアンサンブルは、今までのレパートリーがたくさんあるのですが、今回新しく、
「春メドレー」をアレンジしました。
コロナも一区切りし、私も両親を亡くし、また心機一転と明るい春の曲をそろえて、気分を上げたかったのです。
メドレーはベートーヴェンのスプリングソナタに始まり、モーツァルトの歌曲「春へのあこがれ」、日本の「春が来た」をはさみ、
最後にビバルディ四季より「春」で締めくったのですが、なかなかいい出来だったと思います。
先週は風邪をひいてしまい、一刻も早く治したい一心でしたが、仕事を休んだにもかかわらず、長引き、今日は何とかセーフの体調でした。
人前での演奏の機会に、風邪をひいていたことは、初めてのことで、この1週間気がめいっていましたが、コンサートを終えて、
気分はすがすがしいです。

お客様にもたくさんお集まり頂けて、張り合いがありました。
また次の機会には演奏してみたい曲も頭にのぼり、体調も戻ってきているので、今はとにかく練習したい気持ちです。


  本日の音楽・・・・・・・・・Beethoven     ヴァイオリンソナタ第5番        シェリング(Vn) ヘブラー(Pf)


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