興趣つきぬ日々

僅椒亭余白 (きんしょうてい よはく) の美酒・美味探訪 & 世相観察

洒落っ気のない店ですが・・・

2017-03-25 | 美酒・美味探訪

武蔵野の古刹、平林寺わきにある蕎麦屋、「さか重」に行ってきました。

ここに来るわたしの ‘お目当て’ は、上の「さか重そば」(1,300円)。

 

 

    

茶そばを白身魚(この日は鯛)に巻き、軽く焼き上げ、熱々のうす口出汁をたっぷりかけたものです。
少し焦げたソバが香ばしく、鯛も旨味があり、つゆの出汁が効いていて、たいへん美味しい。

ほかの店にはちょっとない、ユニークな ‘種もの’ です。

 

 


   

刺身も少しですが、付いていてます(この日は中トロと鯛)
分葱のヌタなど箸休めの小皿がいくつかと、うす塩の肉厚梅干も添えられ、燗酒を一本もたのめば、しばし至福の時を過ごせます。

 

 


    

洒落っ気のない店ですが・・・。

 

 

 


 

平林寺。

以前、平林寺前のこの道路には、上に境内林がこんもりと覆いかぶさっていて、昼もうす暗いような景観でした。
今はすっきり刈り込まれ、道にかかっている枝はありません。

ネットで調べてみると、平林寺境内林の雑木林の植生保護のため、伐採が進められているようでした。

わたしとしては、少なくとも道路わきの境内林は道に覆いかぶさるくらいのほうがいいように思います。
古刹らしい荘厳さと神秘性が感じられるからです。

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輝きの一瞬

2017-03-19 | 季節の移ろい

早朝、わが家の庭の中でいちばん先に陽が当たるのが、庭のすみに咲き始めた水仙の花です。

まだ地面の辺りが薄暗い中に、水仙の黄色い花だけが、一瞬ぽおっと浮き上がります。(写真)

庭全体に陽が射すのはもう少し後。近年、東側に家々がたて込んできたせいです。

「一瞬の輝き」というのは、見る人に強い印象を与えるものですね。

 朝日が富士山山頂から顔を出し、一瞬輝くダイヤモンド富士
 夕日が沈みかけ、山の上部が一瞬赤く染まるユングフラウ

どちらもまだ実際に見たことはありませんが、わが家の ‘猫のひたい庭’ に、早朝一瞬輝く黄水仙の花も、それに負けない美しさです。(ということにしておこう)

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早起きは・・・

2017-03-10 | 季節の移ろい

早咲きの桜。

もう早くも散りかけています。

 

 


   

風の冷たい一日でした。

手前のソメイヨシノは、まだツボミもふくらんでいません。
でも、今月終わりには、開花スタンバイとなることでしょう。


 

 

 

    

早起き作りのサンドイッチ。

全粒粉パンとハムが、わが家の手作りです。
夏になると、キュウリのほかに旬のトマトも加わります。

 

 

 

   

早起きの朝は、やはりコーヒーですね。

良質のコーヒーを低いめの温度のお湯で淹れると、豆の本来の旨味を十分に引出すことができ、しかも砂糖、ミルクなしでも美味しく飲むことができます。

 がぶ飲みも 目覚めうながす 春の朝    余白

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おばけメタセコイア

2017-03-08 | 散歩、時々旅

メタセコイアの木です。

東の方角から見ると1本の木に見えますが・・・。

 

 

 

 

    

北から見ると8本。

むかし東京足立区の千手にあったという「おばけ煙突」(千手火力発電所の煙突)を連想してしまいました。

この千手火力発電所の4本の煙突は、それを見る場所(方角)によっては重なってしまうので、3本に見えたり、2本に見えたり、1本に見えたりもして、「おばけ煙突」と呼ばれていたそうです。

昭和39年にこの煙突、無くなってしまったとのことで、わたしは見たことがありません。

 

 

 

   

川岸に、なぜかヤギがいました。

枯草を食んでいて、どう見ても犬ではありません。

 

 


    

しかも二匹。

よく見ると、後ろの一匹には土手からの長いヒモが付いていて、もう一匹には付いていません。

親子か夫婦か、片方をおいてどこかに行ってしまうことはないのでしょう。

人も見習うべき仲の良さです。

http://hwm7.gyao.ne.jp/hasu/obake.htm

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コサギとのおしゃべり

2017-03-03 | チラッと世相観察

川べりにコサギが一羽、立っていました。

一本足で立っています。
まるでフラミンゴのようなコサギです。

でもネットなどで調べると、片足で立つ鳥はフラミンゴだけではないようですね。
ツルもそうだし、コウノトリもインコも一本足で立つことがあるとのこと。現にこのコサギもそうです。

ツルにいたっては、眠るときも一本足で眠るのだそうです。
(『ツルの大研究 ― 人に幸せをはこぶ鳥のひみつ<国松俊英・文/関口シュン ・ 絵/2006年 PHP研究所・刊)

この『ツルの大研究』という本によると、一本足で立つのは体温の無駄な発散を防ぐためとあります。片方の足で立ち、もう一方はおなかの羽毛の中に、冷えないようにしまいこんでおくのです。

北海道の釧路湿原にすむタンチョウは、冬の間、浅い川の中で一本足で立って眠るのですが、それは、外の気温がマイナス20度になっても、湧き水である川の水温は10度くらい。外気温よりずっと温かく、凍らないからで、それに加え、体温の低下を少しでも少なくするため、片足をしまいこんでおくのだそうです。
さらに川の中なら、キツネや野犬などの外敵が襲ってくる心配もないのです。

この『ツルの大研究』は、ツルの生態から、めでたい鳥として古くから日本人に親しまれてきた文化的な側面まで、鶴の世界を多面的に探っています。
児童書と銘打っていますが、大人が読んでもおもしろい。写真が多く、イラストも丁寧で、分かりやすい。
お子さんやお孫さんへのプレゼントにしたら、喜ばれること請け合いです。
https://www.php.co.jp/books/detail.php?isbn=978-4-569-68582-3

 

 

 

    

コサギがこちらを向きました。
わたしのほうを見て、何か話かけてきます。

コサギ「おじさん、『サギの大研究』という本はないの?」
わたし「さあ、どうかなあ」
コサギ「ツルもいいけど、サギもおもしろいと思うよ」
わたし「そうかい? 一度探してみるよ」
コサギ「シラサギはいつも、あくまでも白く、清廉潔白な人物の象徴でもあるんだよ」
わたし「なるほど、今は ‘鷺を烏(サギをカラス)’ と言いくるめたり、逆に ‘烏を鷺’ と、口先でまるめこもうとする人が多いからねえ。サギの本、今こそ必要かもしれないね、うん」

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寒卵

2017-02-25 | 美酒・美味探訪

以前も本ブログで記事にしましたが、「卵の黄身の味噌漬け」を作りました。

「寒卵」の黄身です。

寒卵(かんたまご)とは、「鶏が寒中に産んだ卵。栄養価が高く、保存がきくとされる」(デジタル大辞泉)のことです。
この卵の生産者によると、「寒中は年間を通じて産卵量が最も少なく、卵の一番美味しい季節」なのだそうです。

味噌を小さい器に小分けにし、そこに生卵の黄身だけをガーゼにくるんでうめ込み、そのまま冷蔵庫に二日ほど置くと、黄身の味噌漬けの出来上がり。
味噌が黄身の余分な水分を取り、黄身に旨味と塩分を与えます。(あと、味噌は味噌汁に使える)

出来上がった黄身の味噌漬けは、クリームチーズのような固さになり、箸で少しずつけずり取りながら口に含むと、薄い塩味も効いて、格好の酒のつまみになります。
食感はねっとり、味は筋子・イクラを思い出させます。これが ‘卵の味’ (鶏と鮭)なのでしょうか。

コレステロールに気を付けねば・・・。

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梅一輪

2017-02-22 | 季節の移ろい

風は冷たいのに、わが家の梅が一輪咲きました。

温かい日があったと思ったら、また寒くなり、先日は「春一番」が吹いて、明日はまた「春の嵐」となるようです。

 三寒四温二嵐

といったところでしょうか。

 ♪ 花も嵐も 踏み越えて
   行くが男の 生きる道
   (西条八十・作詞/万城目正・作曲「旅の夜風」より)

わたしは嵐は踏み越えても、花は愛でつつ行きたいものと思います。

 

 

 

  

次に暖かい日が来れば、この梅、咲き揃いそうです。

本格的な春ももうすぐですね。

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映画「スノーデン」

2017-02-13 | チラッと世相観察

先日、東武練馬のイオンシネマで、映画「スノーデン」を観てきた。

米国家安全保障局(NSA)が対テロ諜報活動の中で、‘疑わしい対象者’ のみならず、一般人の個人情報も極秘裏に、無差別に収集していたことを、元CIA職員エドワード・スノーデン氏が告発したというニュースが、2013年6月、全世界に流れた。

この映画は、そのスノーデン氏のそれまでの経歴と、告発にいたるまでの行動を、事実をもとに描いたセミドキュメンタリー映画である(オリバー・ストーン監督)

米NSAは大手ネットサービスに直接アクセスすることにより、国際的な規模で、一般人にいたるまでのメールやサイト、携帯電話の通話記録などの膨大な情報を、一方的に収集していたのである。

これはそのまま、権力者が善良なる一般市民を、いつでも恣意的に監視できることを意味する。

この映画では、主にスノーデン氏とそれを手助けしたジャーナリストたちの、権力に抗して真実を明かそうとした命がけの行動が再現されている。

描写にリアリティがあり、手に汗握る思いで、2時間余があっという間に過ぎてしまった。


今、国会で「テロ等準備罪(共謀罪)」の審議が始まった。‘監視社会’ の到来は、日本でも決して他人事ではないだろう。
多くの人に、今こそ観てほしい映画である。


「ニュース23」キャスター雨宮塔子氏の、オリバー・ストーン監督に対するインタビュー映像を You Tube で見つけた。
映画の内容も分かり、オリバー・ストーン氏の考えもよく分かる。
ご参考までに、以下に貼っておきたい。
https://www.youtube.com/watch?v=KVKwOEJK4dQ

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カツ丼から海苔弁まで

2017-02-11 | 美酒・美味探訪

わたしは主食(米飯やパン)と副菜(おかず類)が一緒になった食べ物が好きである。

天丼・カツ丼などの丼ぶりもの、寿司や具入りおにぎり、サンドイッチに惣菜パン・・・。

なぜ好きかというと、主食と副菜を一緒にしてほおばると、味が「1+(プラス)1=(イコール)2」ではなく、「3」にも「4」にもなるからだ。

鰻の蒲焼定食より、鰻とご飯とタレがネットリからまった熱々の鰻丼(鰻重)をかっ込むほうがどれだけ美味しいことか。

同じく、カツ煮定食よりカツ丼。(写真)

ハム、トマト、レタスをそれぞれつまみ、合間にパンをかじるより、ミックスサンドにしてかぶりつくほうが明らかに旨い。

にぎり寿司にいたっては「鮨飯(すしめし)」と「鮮魚の切り身」が合体することにより、それぞれの域を超えた別次元の味世界が広がる。

いずれも “相乗効果” が生ずるのだ。

ほかにも、ハンバーガー、肉まん、中華まんなど、‘美味相乗効果型主食副菜一体化食’ は世の中に少なくない。

ふと思い出したのだが、中学生の頃よく持たせられた 「海苔弁」 もそうであった。

アルマイト製の弁当箱にご飯を入れ、その上に醤油に浸した海苔をしきつめる海苔弁は、昼にフタを開けると、そこにはご飯の湿気と半日という時間の恵みで、ご飯・海苔・醤油がほどよくなじみ、ワンランク上の美味が生まれていたのである。

海苔は、ウニやイクラを脇で支えるだけではない(軍艦巻き)。実は、みずからが時代を超えて、人々に食べることの幸せを与えつづけてきた名副菜、いや ‘主菜’ なのであった。


こんなことをアレコレ言っているあいだは、わたしの正月太り解消ダイエットは成功しないことでしょう。

2017.2.11

*写真は「池袋 満留賀」のヒレカツ丼。

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種のネーミング 2

2017-02-05 | チラッと世相観察

先日、「種のネーミング」と題して、おもしろい名前の野菜の種を取り上げましたが、新たに二つばかり仕入れましたのでご紹介します。

極甘キャベツ サトウくん」(キャベツ)と、「甘美人(あまびじん)(ニンジン)です。

「サトウくん」は、人の名前を連想させるところがおもしろい。
甘いキャベツであるということで、砂糖(さとう)の ‘音(おん)の響き’ も効いています。

佐藤は鈴木と並んで、日本でいちばん多い姓であるといわれます。
全国の佐藤さんの興味をひくだけでなく、知人の佐藤くんが好きな人も関心を持ってくれるかもしれません。

「甘美人」は、袋にニンジンの写真がなければ何の種か分からないところですが、「甘い」も「美人」も嫌いな人は少ないでしょうから、アピール力はありそうです。

上の写真は、甘美人がサトウくんに寄り添っている「甘々カップルの図」です。

http://blog.goo.ne.jp/kyusan2/e/aa74cb224cd9aa4c46a322f9ba35ff4c

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