興趣つきぬ日々

僅椒亭余白 (きんしょうてい よはく) の美酒・美味探訪 & 世相観察

梅まつり

2011-02-28 | 美酒・美味探訪

京王百草園(もぐさえん) の入口です。 ここから先は300円の入園料が要ります。

いま百草園は梅の花の真っ盛り。 “梅まつり” が開催中でした。 晴れて気温の上がった27日(日)、たくさんの人々が訪れていました。
この時季、百草園は約80種8000本の紅梅、白梅に彩られるのだそうです

わたしはこの日、この百草園に来たわけではなく、このあと近くに住む敬愛する先輩を、久しぶりに訪れたのです。

 








創作家庭料理山河(やまかわ) で、先輩に御馳走になりました。

十四代本丸新酒ほかの美酒に、手をかけた美味の一つ一つを堪能しながら、至福のひと時を過ごしてきました。


 




これはフグの一夜干しの、炭火炙りたて。 (実際は刺身の前に出ました)


丁寧に漬け込まれた茄子の漬け物、五穀を混ぜ炊き込んだご飯など、 料理のすみずみにまで手間と周到な仕込みのあったことが感じられました。

そして女将の笑顔の中の細かい気配り・・・。 この「山河」、まぎれもなく名店の一つと感じ入りました。


野鳥魂

2011-02-19 | 季節の移ろい

土手でえさを探しているこの鳥は、ツグミだと思います。

先日、わが家の庭のえさ台にも来ていました。








これがその時の写真。

えさを一回ついばむたびに顔を上げ、左右に警戒の目を向けます。
危害には即、対応しようというのでしょう。










これは今朝撮ったヒヨドリ。

このヒヨドリこそ神経質な鳥です。 人気(ひとけ) を敏感に察知し、すぐ飛び立ってしまいます。
(これは車の、閉めた窓ガラスの内側からこっそり撮りました)



えさ台にえさを置くのも、2月いっぱいで止めようと思います。

鳥たちの ‘野鳥魂’ を損ねてはいけませんから。 (大げさなんだよ)









こういうのに盗られるのも嫌だし・・・。


雪の日

2011-02-15 | 季節の移ろい

昨晩7時ごろから降り始めた雪は夜半には雨に変わり、明け方にはそれも止みました。

起きてみると積雪はこの通り。 10センチといったところでしょうか。


こんな日、わが家の庭のえさ台に来る野鳥たちはどこにいるのでしょう。


ど根性看板

2011-02-06 | 散歩、時々旅

散歩していて見つけた看板です。

 「 ニューラー ネギ

はて、何の看板でしょう?

 









スタバで一休み。

電車や喫茶店は、本を読むのに適していますね。
時間と空間が限定され、集中できるからでしょうか。

わたしは喫茶店では、何もせずポケーッとするのも好きです。
通りや広場など、外が見える席だと最高です。









上の看板、ラーメン屋さんの看板でした。

目の前のポールを避けていたのですね。


「社会保障と税の一体改革」

2011-02-03 | チラッと世相観察

                                                              (写真は自家製‘深燻’ハム。 本記事とは関係ありません)

「社会保障と税の一体改革」 に向けた協議が民主党内でスタートしたという。

わたしは、この 「社会保障と税の一体改革」 というマスコミで今頻繁に繰り返されている言葉に、大いに違和感を感じている。

この言葉には、医療保険、年金などの社会保障制度維持のためには「増税が必須である」かのような響きが、最初から内包されているからだ。

これはおそらく、消費税増税には国民の中に反対論も根強くある中、 「増税やむなし」 の感覚をさりげなく浸透させ、既定路線化したい政府与党(マスコミを含む)の ‘サブリミナル効果ねらい’ があるのであろう。

「消費税増税を容認する人が5割(あるいは6割) を超えた」 というたびたびの ‘世論調査’ 報道や、
「消費税は上げても、しかたないんじゃないの」
などという肯定派の ‘街の声’ ばかりをマスコミが報ずる流れと軌を一にしている。


わたしはあくまでも「税金のムダづかい撲滅」 がまず先であると考える。
これは民主党の政権公約であり、国民の強い願いだったはずではないか。

・・・天下りの根絶、国家公務員の総人件費の2割削減、不要不急の(政府)事業の根絶・・・これら ‘政府の国民に対する約束’ は、今いったいどれだけ進んでいるのか。

これらはみな、 「財源が無いからできない」 という話ではない。 財源を生み出すためにすることである。
(かん)政権になって、政府は自分たちが楽な方へ楽な方へと舵取りをしているように見えてしかたがない。

マスコミもこの増税キャンペーンに加担するばかりでなく、税金のムダ削減の進捗状況をきっちり把握し、それを正確に報道してほしいと思う。