興趣つきぬ日々

僅椒亭余白 (きんしょうてい よはく) の美酒・美味探訪 & 世相観察

のろくても 止まるよりは まし

2018-07-28 | 余白の創作ことわざ

今回はひさしぶりに「創作警句」です。

Better slow than stop.  のろくても 止まるよりは まし

<意味>
たとえ動作がのろくても、進むのが遅くても、やりたいこと、やるべきことはやったほうがよい。実践の大切さを表した言葉。

<ここで一言>
これは電車の車内広告で、Better late than never.という言葉を見つけ(ECC外語学院の広告)、それを少しもじったもの。

この Better late than never.は『故事俗信 ことわざ大辞典 第二版<北村孝一・監修/小学館>にも載っていて、「遅れてもしないよりまし」と訳され、「時機を逸したとしても、やるべきことはやるほうがよい。」という解説がついている。
この「遅れても(late)」を「のろくても(slow)」に替え、その関連で never を stop にしてみた。

歳のせいか動作が鈍くなり、物忘れが増したと感じているわたし自身のためのことわざである。

<さらに一言>
とはいえ実際に、わたしの身の周りにも、若い人に負けず仕事に趣味にスポーツに、積極的に取り組んでいる人たちがたくさんいる。

わたしが10年ほど通っていた、さる大学の「韓国語 社会人講座」にも、そんな ‘熟年’ が多かった。
幸いにもそんな方々と今でも交流がある。わたしも「歳のせい」などとは言ってはいられない。

<もう一言>
韓国語学習の関連でいえば、韓国におもしろいことわざがある。

 외국어는 시간을 들여서 배워라. ウェグゴヌン シガヌル トゥリョソ ペウォラ

「外国語は時間をかけて学べ」という意味である。たしかに語学は、一夜漬けでは身につかない。

韓国語も焦って、速く、一度に覚えようなどと思わず、例えば韓国のドラマや映画を観たり、ラジオ講座を聴いたり、可能ならば韓国旅行をしたり、自分なりの工夫を重ねながら、ゆっくりと(slow)、しかも楽しく勉強するのが、逆にいちばん確実な上達法なのかもしれない。

*写真は西武池袋線を走っている「西武ライオンズ デザイン電車」。本記事と関係ありません。


ジャガイモが届きました

2018-07-22 | 美酒・美味探訪

学生時代からの畏友S君が、ジャガイモを、ずだぶくろにいっぱい送ってくれました。

前にも書きましたが、S君も菜園をやっているのです。

「ベニアカリ」という品種だそうです。(写真)
くぼんだ所が少し赤みを帯びていて、それが名前の由来でしょうか。

さっそく茹でて食べてみると、ホクホクしているのに身くずれしない、とても美味しいジャガイモでした。


S君は菜園で、このベニアカリのほかに「ピルカ」「キタアカリ」「チェルシー」「とうや」「十勝こがね」という品種のジャガイモも作っているとのことです。
(わたしは「男爵」と「メークイーン」しか知らない)

これらの名前を見ると、ジャガイモの品種というのは、きっと北海道生まれが多いのでしょうね。


北海道といえば、むかし昔わたしは、一時期、札幌に住んだことがあります。
そのころ、ススキノの炉端焼きの店で食べた ‘じゃがバター’ を思い出します。

ジャガイモをアルミホイルで包んで炉端の炭の脇に置き、ジャガイモが焼けると包丁で上から十字に切り込みを入れ、そのすき間にバターの大きなかたまりを挟んで、アルミホイルのまま供されます。
ハフハフ、ホクホク、バターの香り・・。これが最高に美味しかった。


わたしはジャガイモを使った料理が大好きです。ポテトサラダに肉じゃが、カレーライスにシチュー類など・・・。
この夏、わが出腹のいっそうの成長が見込まれます。

https://blog.goo.ne.jp/kyusan2/e/b8417871f7d637b99717f1e3fe5ca4a4


小玉スイカの空中栽培

2018-07-18 | 季節の移ろい

庭で今、小玉スイカの空中栽培をしています。

‘空中栽培’ とはすごい名前ですね。
まるで宙に浮いているようです、スイカが・・・。

実際は、1メートル×1・5メートル四方くらいのスペースの四隅に棒を立て、細い布ひもを周囲に何段か張りまわし、伸びてくるツルを上へ絡めていきます。(上の写真)

これでツルを上に導くことができ、いたずらにスペースを取らなくて済むのですね。

 

 

 

   

まだ実(み)は小さいのですが、藁でハンモックを吊りました。
落下を防ぐためです。
何か居心地がよさそうですね。

 真夏日も 葉陰(はかげ)に憩う 小(しょう)スイカ


トマトが黄色くなると

2018-07-13 | 季節の移ろい

きのうの朝、家の近くに借りている菜園から、トマトやナスなどを収穫してきました。

完熟トマトとナスのほかは、エダマメと韓国トウガラシ。

 

 

 

    

これは黄色のトマト。熟していないのではなく、黄色い種類のトマトです。
少し酸味があって美味しい。

「トマトが赤くなると医者が青くなる」ということわざがありますが、トマトは「黄色くなっても」医者は青くなることでしょう。

 

 

 

 

   

三日ほど前、菜園のひと畝を耕しに行ってきました。

これまでネギが植わっていたところに、耕してキャベツを植えようというのです。

日中暑くなるので、朝ごはんを食べてすぐ、7時過ぎにスタート。三本鍬で三十分ほど耕しただけなのに、すっかり汗になってしまいました。
‘菜園ジム’ に行ったようなものですね。もちろん、家に帰ってシャワーを浴びました。

耕した畝の左側はゴマ、右側はエダマメなど。

ゴマも楽しみです。ゴマこそ栄養の宝庫。「ゴマが穫れても」医者は青くなるでしょう。








    

これは今朝収穫した分。
一日でこんなに穫れるのです。


カサブランカの花

2018-07-09 | 季節の移ろい

わが家の庭に、今朝、カサブランカの花が咲きました。
ユリの仲間のようです。

大きくて見事な花です。直径が20センチ近くもありそう。

ネットで見ると香りも強い、とありますが、それほどでもない。まだ開きたてのせいでしょうか。

この大きさと色の白さから、「ユリの女王」という別名も持っているとのことです。

花言葉は「雄大な愛」「純粋」「威厳」「高貴」・・。
色の白さと、そのたたずまいから、わたしとしては「清廉潔白」と「気品」も付け加えたい。

「虚偽」「隠蔽」とは無縁の世界。ウソやごまかしからは威厳も気品も生まれません。