興趣つきぬ日々

僅椒亭余白 (きんしょうてい よはく) の美酒・美味探訪 & 世相観察

恵みの雨、待ってます

2020-08-27 | 季節の移ろい

今朝5時過ぎの西の空。最近見ない大きな雲がわいていました。

きょうはひさしぶりに「曇り一時雨」の予報。
ずっと猛暑日が続いていました。きょうははたして雨に恵まれるでしょうか。

蒸し暑い朝です。

 

 

 

  

ここは妙音沢の湧き水が、黒目川に流れ落ちるところ。

 

 




近くの農家の方か、菜園をやっている方か。大きなペットボトルに水をつめていきました。

ここ関東南部、このところ雨不足です。


新菜園現況 2020.8.25

2020-08-25 | 季節の移ろい

今朝のわが家の菜園です。

写っているのは、いつもここに来ている ‘楽しき農婦’(家内)

撮影したのは、ときどきここに連れてこられる ‘苦しき臨時農夫’(わたし)

 

 

    

今朝わたしは、この一畝を鍬で耕しました。

ここはこれまでトマトが植わっていたところで、こんどはニンニクを植えます。(収穫は来年)

まだ6時半過ぎなのに日差しは強く、2~30分の作業ですっかり汗だくになりました。

 

 

    

   わたしの菜園ファッション。

*シューマン「楽しき農夫」(フィリップ・アントルモン)
https://www.youtube.com/watch?v=L8TMqhWXwWQ


寄り過ぎず、さりとて離れ過ぎず

2020-08-22 | 随感・偶感・歳時感

「妙音沢の湧き水」が黒目川にそそいでいるところに、コサギがいました。

湧き水は冷たいので、コサギにとってもここは涼しく、気持ちがいいことでしょう。

 

 

これはその近くで、一週間ほど前に撮った写真です。

アオサギとコサギが ‘平和共存’ しています。

アオサギはさっきから同じ格好をして動きませんが、コサギは右の方から来て、ゆっくりアオサギの前を歩き、そのまま左の方に通り過ぎて行きました。

 “寄り過ぎず、さりとて離れ過ぎず”

サギたちは「付き合いのコツ」を熟知いているようです。

 

 

コサギが飛んでいきます。(写真の右端)

鳥が飛んでいるところの写真は、なかなか撮れないのです。貴重な一枚。

 

 


  

一週間ほど前に、土手道の桜並木の枝がバッサリ伐られてしまっていました。
道をまたいで川のほうまで枝がのびていたのに。

「桜伐る馬鹿、梅伐らぬ馬鹿」

ということわざがあります。
ことわざ辞典の決定版『故事俗信 ことわざ大辞典 第二版(北村孝一監修/小学館)には、
 
「桜は、枝を切ると木が弱ることが多いので、なるべく切らない方がよい。
梅は逆で、むしろ手を入れないと無駄な枝が繁って樹形や花のつきが悪くなるので剪定した方がよい。」

と解説があります。

桜並木の枝を伐ることは、秋冬によけいな小枝や枯れ葉が落ちなくて済むという、管理上の利点はあるかもしれませんが、かならずしも桜の木自体のためにはならないようです。

それに長く伸びた枝が、ぐるっと土手道におおいかぶさった景観も、個人的には捨て難く感じます。


『独学文章術』(礫川全次氏)

2020-08-16 | 時には芸術気分

きょうは本を一冊ご紹介します。

『独学文章術 ― 名文をまねて上達する
礫川全次(こいしかわ ぜんじ)著/日本実業出版社刊

「簡潔でわかりやすい文章、おもしろくて為になる文章、思わずマネしたくなる文章」を書くにはどうすればよいのか。
本書は、在野史家で著書も多い礫川全次(こいしかわ ぜんじ)氏が、近現代の作家・文筆家の名文を文例として引用しながら、文章上達のコツを説いた一冊です。

 シンプルで平易な名文を味わう(山本有三)(括弧内は文例)
 音読に堪える文章を書こう(尾股惣司)
 明確なメッセージを発しよう(伊丹万作)
 難しい理論でもわかりやすく説く(三浦つとむ、吉本隆明)
 時を超えて胸を打つ文章がある(「裁断橋擬宝珠の銘文」)

など、どの項も切り口が明快で、解説も具体的でわかりやすい。

といって、本書は単なるハウツー書ではありません。
採りあげた文例の背景やエピソードが語られ、文例以外にも名文筆家たちの残した「文章術に関する名言」が随所にちりばめられています。

著者の関心の広さと豊富な読書量を窺い知ることのできる、おもしろい読み物といってよいでしょう。

ところで、著者は「ブログも文章修行の場になる」とも述べています。
「不特定多数の読者の眼に、自分の文章をさらす緊張感」がよいとのこと。これはわたしもブロガーの端くれとして実感があり、共感するところ。

本書を、文章上達を目指す人たちに広くお薦めします。


連日の猛暑

2020-08-13 | 季節の移ろい

きのうの午後、ゲリラ雷雨があったせいか、今朝は歩いていて湿気っぽさが感じられました。
土手道のところどころに、まだ水たまりが残っています。

 

 

 

   

川面には霧が・・・。

 

 

    

農家の庭から顔をのぞかせたユリ。

テッポウユリかタカサゴユリか、ネットで調べても分かりません。
背の高いユリです。


きょうも暑くなるという予報です。


パプリカの季節

2020-08-10 | 季節の移ろい

きょうは、朝から26度超えの暑い日になりました。

8時前だったのに、菜園から家内が汗だくで収穫してきた野菜です。

ナスが引き続きよく穫れます。

 

 


    

パプリカが色づいてきました。

パプリカは辛くなく、肉厚なので、焼いても炒めても、てんぷらにしても、やわらかくたっぷりした噛み心地が楽しめます。

パプリカの美味しい季節がやってきました!






        

これはもうすぐ菜園に植えられるのを待っている苗です。

秋用のキャベツ、レタス、ブロッコリーなど。

猛暑で、植えに行くのも大変です。


夕方のニュースでは、きょうは猛暑日(36度以上)であるのはもちろん、今年最高の暑さになったそうです。


新菜園現況 2020.8.5

2020-08-05 | 季節の移ろい

早朝5時過ぎに、菜園を耕しに行ってきました。

6時には暑くなってしまうからです。

今朝は、先日九条太ネギを引き抜いたひと畝(手前)を、鍬で掘り起こしました。
(左の畝に植わっているネギは、下仁田ネギ)

引き抜いた九条太ネギは今、家の軒に吊るして干しネギにしているのですが、それを9月にふたたびここに植えるのです。

干してふたたび植えることによって、ネギはやわらかく美味しい新茎を、根に近い節に育むとのこと(分蘖ーぶんけつ

野菜育成の世界も結構複雑で、奥が深いですね。

野菜も梅干しも、干されてこそ、より味わいが深くなるのです。(人も、だネ)

 

 

   

これは落花生。

だいぶ葉が大きくなってきました。秋の収穫が楽しみ。


畝を耕していると、近くの林からシーシーシーというセミ(だと思う)の鳴き声が聞こえてきました。
ジージージーならアブラゼミだけど、シーシーシーは何ゼミでしょう。

時代は G(ジー)から C(シー)に移っているようです。(なんのこっちゃ)

 

 


   

きょうの収穫。


真夏の日差し

2020-08-01 | 美酒・美味探訪

夜中に降っていた雨が朝方には上がり、強い日差しがやってきました。

梅雨明け宣言はまだありませんが、これは真夏の日差しです。

7月はずうっと雨がちの日が続いたので、7月2日に1回干して以来、樽に入れたまま干せなかった梅。
きょう、やっと本格的に干すことができました。

漬け込んでひと月半、カビが出てしまうのではと家内が日々心配していましたが、大丈夫だったようです。

 

 

     

逆に一か月以上じっくり漬けることができ、旨さが増したにちがいありません。

今週は予報では雨の日がありません。長かった梅雨も、ようやく終わりそうです。