興趣つきぬ日々

僅椒亭余白 (きんしょうてい よはく) の美酒・美味探訪 & 世相観察

店名のない蕎麦屋

2012-07-22 | 散歩、時々旅


昨日は、さる会合があって、大塚に行ってきました。

上の写真は、JR大塚駅南口を出て、都電荒川線の線路をまたいだところにある蕎麦屋さんです。

なぜか店名がありません

 

 


        

        「蕎麦」 と書いた小さな看板が二つあるだけです。

 

 

 
        

        入口前に置いてあったメニューの下隅に、店名をようやく見つけました。

        「蕎・馳走 岩舟」。

        店の外観・設えなど、ちょっと高級感を演出した造りなのですね。


メニューを見ると、山芋のつつみ揚げ600円、雪中梅(日本酒)600円などとあります。
今度機会があれば、軽く ‘蕎麦屋酒’ と洒落込もうかな。

 

 

 



こちらは、会合が終わった後で行った居酒屋です。

写真はホウボウの煮付け。
すごく変わった風貌でしょう? でも、なかなか美味しい魚でした。


ホウボウは漢字で書くと、魴鮄。 めずらしい魚ですね。
方々にある、というものではありません。


ところで、このお店も、名前がなかったわけではありません。わたしが控え忘れただけです。






          

          都電荒川線。


*以下2012.7.28追記。
 ホウボウを食べた居酒屋の名前は、「大塚魚河岸酒場 とと勝」 でした。


干されています

2012-07-19 | 季節の移ろい


わが家の今年の梅干しです。

今、干されています。

いえ、無視されているのではありません。太陽のエネルギーを蓄えているのです。

炎天下、人も梅も、干されるほど味わい深くなります。




 

 

           
           
           頑張れ! 梅干し。


ダイニングバー

2012-07-18 | 美酒・美味探訪


西東京市にあるダイニングバー 「EAST WOOD」 です。

ハイネケン、ギネスなどのビールを飲ませてくれます。
ワインもあります。

洒落ていて、それでいて実質的で、ちょっと気に入りました。


ダイニングバーとは、これまであまり聞いたことがありませんでしたが、赤提灯の居酒屋とは一線を画した趣きがあります。
若い女性にも抵抗感なく入れそうな、新しい感覚の飲み処ですね。

これから、こういうお店が増えていくのでしょうか。


高級な (高い) 店以外は、まったく抵抗感のないおじさん (わたしのこと) は、どこにでも進出します。

お店が歓迎するかどうかは、知ったこっちゃありません。


小沢新党に期待します

2012-07-12 | チラッと世相観察

                                     写真は本記事とは関係ありません。


昨日7月11日、小沢一郎氏など衆参両院の国会議員49人が参加し、新党 「国民の生活が第一」 を立ち上げました。

“国民の生活が第一” の旗を掲げ、「増税先行反対」 「脱原発」 などを訴えていくとのことです。

新聞やテレビなどのマスコミは、小沢氏というとすぐ 「政策よりも政局の人」 と非難しますが、ほんとうは小沢氏こそ 「政策の人」 なのだと思います。
政策がまずあって、その実現のために行動を起こす人なのです。 また、その政策を実現させる力を持った人でもあると信じます。


政財官、原発推進者などの権益既得層を優先的に擁護する政治から、庶民に犠牲を強いたり格差を広げたりすることのない政治 に、今こそ変えてほしいと思います。

それを、新党 「国民の生活が第一」 に期待します。


高尾山登山

2012-07-05 | 散歩、時々旅


標高599メートルの高尾山を ‘制覇' してきました。

東京の八王子市に位置する山です。

都心に近いということもあって、この高尾山は日本で一番登山者の多い山なのだそうです。
年間250万人もの人が訪れるといいます。

でも、わたしは今回が初めて。

上の写真は京王線高尾山口駅から歩いて5分ほどの、高尾山ケーブルカーの起点、清滝駅。

 

 

 

山腹の高尾山駅(標高472メートル)までケーブルカーで5分ほど。

このケーブルカーは日本で一番急な勾配を上るケーブルカーだそうです。
最大傾斜角度は、31度18分。 高尾山駅のすぐ近くにある場所です。

 

 

 
     

     高尾山駅からゆっくり20分ほど歩いて、ここは高尾山のご本尊、薬王院の本堂です。

 

 



 

薬王院を過ぎて、少し急になった道を30分ほどもさらに登ると、高尾山の山頂に着きます。

山頂展望台からの眺めです。
晴れていれば周囲に駿河、甲斐、信濃、上総、下総など、なんと越後まで、十三州が見えるということなのですが、今日はあいにく雲が多く、見晴らしがききませんでした。

 

 

        

       でも、かすかに富士山が見えます。

 

 


       

帰りはケーブルカーの代わりに、ケーブルカーと並行して運行されているリフトに乗りました。
乗ったはいいが、高いところが不得手なわたしには少し怖かったです。

時間は12分ほどかかりました。 ケーブルカーの倍の時間がかかります。

 

 



       

       きょうは朝早く家を出たので、昼前には清滝駅まで戻ってくることができました。

       駅近くの蕎麦屋、紅葉屋本店で、高尾山名物のとろろそば。
       わたしの高尾山登山は、これを食べて完結です。


少し調べることがあって高尾山に行ったのですが、日本の多くの山々と同じように、高尾山もまた日本人の宗教心を映した霊山でした。

「懺悔、懺悔、六根清浄」
心が清らかになる願いを、神仏に祈る山なのです。

薬王院は1200年を経た古刹とのこと。
古くからたくさんの人々が修行のため、またはみずからの救いを求めてこの山を登ってきたのですね。
それを考えると、感動を覚えます。

また登ろうと思います。