興趣つきぬ日々

僅椒亭余白 (きんしょうてい よはく) の美酒・美味探訪 & 世相観察

影の街へようこそ

2018-04-25 | 散歩、時々旅

土手に映っている影は、川の対岸に並んでいる家々の影です。

家々の後ろの西日が沈みかけています。


この影は、人が見ていないときにこっそり踊りだしたりはしませんが、しばらく目を離していて、数分後にもう一度見てみると・・・

 

 

 

 

 


  

背が伸びています。

人には人の世界があり、影には影の世界があるのですね。

 

 



   

家と家の間の人影は、なにを隠そう、わたしです。
実は影の街に、ちょっとだけ行ってきました。

影の街から見た対岸のわたしは、なかなか男っぷりが良かったですよ。(ホンマかいな)


うどんを入れた茶碗蒸し

2018-04-22 | 季節の移ろい

庭に、今年もオダマキが咲きました。キンポウゲ科の多年草です。
オダマキは漢字で書くと「苧環」。

去年この花が咲いたのを見て、淡路町の蕎麦屋「神田まつや」に「小田巻(おだまき)むし」を食べに行こう、とこのブログで書いたのですが、まだ果たせていません。

小田巻むしとは、「うどんを入れた茶碗蒸し」のことだそうです。「苧環蒸し」とも書くとのこと。

一年はあっという間に経ってしまいますね。神田まつやには今年こそ行って、小田巻むしで一杯飲ってこよう。

 

 

 

   

となりに咲いているヤグルマギク。


昨年上げたオダマキの記事
https://blog.goo.ne.jp/kyusan2/e/7ccc2dd66262ee33f14fa1bc6364d58d


リモコン引き離し作戦 

2018-04-20 | ダイエット

わたしの書斎コーナーのリモコン類を、座ったままで手が届くところには置かず、部屋の反対側の隅に置くことにしました。(写真)

扇風機、エアコン、ステレオ、それにラジカセ用のリモコンです。

使うには立ち上がって、取りに行かねばなりません。

というのは、先日18日の「あさチャン」(TBSテレビ)で、「“座りすぎ” は死亡リスクを高める」という話題をやっていたからです。

長時間のデスクワークなどで座る時間の長い人は、血流が悪くなり、糖尿病や心疾患、脳梗塞などのリスクが高まる、という内容でした。

実はわたしも、一日中ほとんどパソコンの前に座りっぱなしなのです。(ときどきウトウトしてるけど)

30分に一度でも立ち上がり、軽く体を動かすだけで、血流改善効果はずいぶん違うようです。
長い目で見れば、きっとダイエット効果もあることでしょう。

ついでに、爪切りと500円玉貯金箱も持ってきました。手洗いに立つ以外に、立ち上がる ‘必要性’ を少しでも増やしたいと思ったのです。

貯金箱には、「500円の貯金は500円の儲け」と書いてあります。
健康もおカネも、少しずつでも根気よく、継続して溜めて(貯めて)いくものなのかもしれませんね。

 

 



   

庭に咲いたダブルデライトというバラです。書斎コーナーに持ってきました。
とてもいい香りがします。

元のことわざは「一円の貯金は一円の儲け」。


朝の花

2018-04-13 | 季節の移ろい

庭にバラが一輪咲きました。

プレイボーイというバラです。朝日があたりはじめました。

これでわが家はプレイボーイが二人、ということになります。(????)

 

 

 

    

ヤグルマギクも開き始めました。

その下にはカモミールも。

 

 

 

  

隅にはスズラン。

庭には、これからいろいろな花が咲いてきます。


菜園の春

2018-04-10 | 季節の移ろい

先日、わが家の菜園を耕しに行ってきました。
(近くに借りています)

今回耕したのは、3畝。
シャベルのヘラの肩に長靴をはいた足をかけ、グッと突きさし、ゴソッとテコの力で掘り起こします。
これをくり返すこと一時間余。すっかり汗になってしまいました。(いい運動になったんでないかい?)


この畝に、春から初夏にかけて以下の野菜を植えていきます。

<苗で> トマト、ナス、ピーマン、エダマメ
<種で> トウガラシ、ゴマ
<種イモで> ショウガ、セレベス(サトイモの一品種)

 

 

 


   

菜園全景。

東側に民家があって、朝のうち日当たりが悪い。今回耕したのは、奥の民家に近いほうの畝です。

今、すでに育っている野菜は以下の通り。

<保温・防虫ネットの中> 春キャベツ、春ブロッコリー、ホウレンソウ、ダイコン、ニンジンなど。
キャベツ、ブロッコリー、ホウレンソウは、大きくなったものからもう食べています。
やわらかくて美味しい。
<ネットなしのもの> ニンニク、タマネギ、ニラ、スナップエンドウ

 

 

 


    

これはニンニク。

元気に、勢いよく育っています。(そだね~)

5~6月に収穫予定。初夏、この元気をもらいましょう。


争いよりも融和

2018-04-06 | 季節の移ろい

紅白の花がまじって咲く源平桃(げんぺいもも)です。

この木は、わたしの散歩道の近くにあります。

 

 


   

「合戦」よりも「平和共存」、「争い」よりも「融和」がやはりいいですね。

ついでながら、嘘よりも正直、隠蔽よりもオープンがいい、と思います。

 

 



   

桜並木の桜の花も、ほとんど散ってしまいました。(4月5日)
今、がくの赤みと、芽吹き始めた葉の緑がまじった状況ですね。

もう少し経つと、美しい葉桜が見られることでしょう。


身も心も解き放つ

2018-04-03 | 季節の移ろい

花壇のチューリップが咲きそろってきました。

今年は背の低いチューリップが多いのかなと思っていたら、そうでもなかった。
結構大きくなりましたね。

 

 

 

   

朝は曇っていたのですが、日が照ってくるとこの状態に。(上は朝7時ごろ、これは11時ごろ)
すっかりリラックスして、赤い色も濃くなった。

人もチューリップも、穏やかであったかい温もりの中でこそ、身も心も解き放つことができるのでしょう。

 

 

 

   

これは9時ごろ撮ったもの。

 ♪ いま春が来てェ 君は きれいになったァ


韓国映画「国際市場で逢いましょう」

2018-04-01 | 時には芸術気分

先日、韓国文化院での「韓国映画企画上映会」に行ってきました。

今回の映画は「国際市場で逢いましょう」(原題:국제 시장)。

・・・朝鮮戦争(1950~1953)の混乱の中で、父と妹のマクスンと離れ離れになってしまったドクス。
母と幼い弟妹とともに、釜山の国際市場(こくさいいちば)で叔母のやっている小さな露店に身を寄せた。
やがて成長したドクスは、別れ際に父が言った「長男として家族を守れ」という言葉を胸に、日々懸命に働くのだった。
厳しい家計を支えるため、西ドイツの炭鉱に出稼ぎに行ったり、ベトナム戦争に従軍したりもした。そして生死の瀬戸際に何度か立たされる・・・。

 

 

 

    

朝鮮戦争後の激動の時代を、懸命に生き抜いた一人の男の物語でした。
そして同時に、家族愛の物語でもありました。

涙もろいわたしは、握りしめたハンカチを何度目頭にあてたことか。(映写会場が暗くてよかった)

ドクスが妹のマクスンをテレビの ‘訪ね人番組’ で探しあてるシーンでは、恥ずかしながら嗚咽をほとんど抑えきれませんでした。

 

 

 

   

映画が終わって、赤く泣き腫らした目で電車に乗り、池袋で降りて「三福」へ。(またかい)