http://www.news-postseven.com/archives/20150817_342763.html?PAGE=2
「戦後70年の夏「2本のNスペが劇的な印象残した」と女性作家」より、引用
8月7日、NHKスペシャルで放映された『憎しみはこうして激化した ~戦争とプロパガンダ~』。
サイパン島でアメリカ軍に追い詰められた日本人女性が、高い崖から海へと、赤ん坊を放り投げる。その後続くように、自分も身投げする。画面が切り替わると、海面にはうつぶせになった赤ん坊が黒い固まりのようになって浮かんでいる。
「バンザイクリフ」から女性が飛び降りるそのシーンは、実はこれまで何度か見たことがあった。
しかし、その前に母親が自分の赤ん坊を投げるシーンが存在していたことを、初めて知った。水面に赤ん坊が浮かぶ映像も、初めて見た。映像から受ける衝撃が一段と大きくなった。
2015/06/11 に公開
1944年7月の初頭、戦いは終わりに近づいていた。日本の女性は避難していた洞窟から出始める。少数の兵士が降伏しながらも大多数は最後まで戦っていた。日本人はアメリカ兵に投降することを選ばず名誉ある死を選ぶことが好ましいとされていた。その結果、民間人の多くが崖から飛び降りた。そのうちほとんどが女性だった。これは海兵隊によって撮影されたその際の映像である。
画像byShoichiro IkenagaさんFB