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衆議院解散のタイミングは? ~急坂を転げ落ち始めた安倍政権 〔植草一秀の『知られざる真実』2016.11.25〕

2016-11-30 23:42:22 | 政治 選挙 

植草一秀の『知られざる真実』

foomii 

http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2016/11/post-6410.htmlより転載

2016年11月25日 (金)

急坂を転げ落ち始めた安倍政権

安倍首相の解散戦略が狂い始めている。


衆議院の任期は2018年12月まで。


あと2年ある。


前回の選挙は2014年12月に実施された。


任期を2年も残して衆院が解散され、総選挙が実施された。


「解散権の濫用」


である。


憲法第7条を利用しての衆院解散は、天皇の政治利用そのものである。


日本国憲法は内閣総理大臣に、私的な事情での衆院解散を認めていないと理解するべきだ。


内閣総理大臣の矜持が問われる問題なのだ。


これ以外にも、日銀幹部人事、NHK幹部人事、裁判所人事など、内閣が関わる人事案件は多い。


その人事を公正に行うか、私的な事情のみで行うか。


これも首相の矜持の問題なのである。


この点で安倍首相の行動は、私的事情が100%という「私物化人事」である。


そのために、日本の統治構造が大きく歪んでしまっている。


日銀、NHK,裁判所のあり方が歪んでしまっている。


重大な問題だ。

 

話を本題に戻す。


安倍首相は早期の衆院解散戦略を描いていた。


本来は本年7月10日の衆参ダブル選の可能性を描いていた。


しかし、衆院選勝利の感触を掴めず、これを断念した。


2017年夏には東京都議選がある。


公明党が都議選に全力で取り組むため、この前後4ヵ月間は衆院総選挙を設定しにくい。


そして、2017年夏には改正公選法に基づく定数削減を具体化する選挙区の区割りが確定する。


しかし、この区割りが確定すると、選挙実施までに周知期間が必要となり、また、候補者の調整も必要になることから、2017年後半の衆院選実施は困難視されている。


菅義偉官房長官は解散権が封じられることはないとしているが、多くの批判を浴びることは避けられない。


そうなると、衆院総選挙は2018年に先送りされる可能性が高まる。


2018年末までには選挙をしなければならないことになるが、いわゆる「追い込まれ解散」では、タイミングを自由に選べなくなる。


本来は、任期満了の選挙を基準にするべきなのだが、安倍首相の行動様式を踏まえれば、追い込まれ解散は避けたいとの意向が働く可能性は高い。

 

この事情を踏まえると、2017年3月までの間に衆院解散を実施するとの戦略が浮かび上がる。


安倍首相は例年1月に実施している自民党大会の日程を3月に変更した。


2月までの選挙実施に合わせた日程変更であると見られている。


そうなると、現在開会中の臨時国会の会期末にTPP批准案を可決して、国民の信を問うという解散が想定された。


この場合、投票日は12月18日か12月25日となる可能性が高い。


もうひとつのケースは、年明けに通常国会を召集し、冒頭で2016年度第3次補正予算を成立させて衆院を解散するものである。


大義名分は日露交渉の是非ということになるだろう。


この場合、2月19日の投票日設定が有力だ。


前提は、日露交渉に大きな進展があるということだ。


しかし、これらの解散戦略の前提になる状況に大きな狂いが生じている。


TPPは日本が先行批准し、米国でクリントンが大統領に選出され、オバマ政権末期に米国も批准するとのシナリオがあった。


これが、トランプ勝利、議会選挙のの共和党勝利で崩れた。


また、対ロシアの平和条約締結の道筋が遠のいた。


対日経済交渉担当相が解任に追い込まれたのである。


安倍政権の戦略がことごとく崩壊しつつある。


次の総選挙では、主権者の側が主権者の意思を代表する候補者を1人に絞り込むことが肝要である。


この条件を満たせば、一気に政権交代を実現し得ると考えられる。


選挙時期が早くなろうと遅くなろうと、この基本を崩さぬ対応を示すことが重要だ。


安倍政権の下り坂が確実に始動している。


次期総選挙に向けて万全の対応策を示さねばならない

 

 

 

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市民の力で候補者を変えた~11/26第3回全国市民意見交換会が開かれる(主催:市民連合、総がかり)

2016-11-30 22:41:56 | 政治 選挙 

LNJ Logohttp://www.labornetjp.org/news/2016/1129yumotoより転載

市民の力で候補者を変えた~第3回全国市民意見交換会が開かれる

     湯本雅典

 

 11月26日、第3回全国市民意見交換会が東京千代田区全日通霞が関ビルで開催された(主催:安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合、総がかり行動実行委員会)。
 交換会には、全国39都道府県から155名が参加した。今回の交換会は、参院選後初の全国規模の野党共闘の交流会である。集会は、参議院選挙とその後の新潟県知事選、衆院補選等の選挙総括と今後の衆院選を見据えた課題、方向性を議論する場となった。

 山口二郎さん(立憲デモクラシーの会)は、参院選以後の闘いの中で特に新潟県知事選をとりあげ、「民進支持層の9割を固めることができた。連合が自民候補支持の中でもこれだけの数字をあげられたことは、ほぼ連合の影響はなかったといえる」「その要因は脱原発という争点がしぼりこめたことだ」と分析した。

 その新潟県知事選をたたかった横山由美子さん(新潟に新しいリーダーを誕生させる会・共同代表)は、「米山候補も変わっていった。市民が候補者を変えることができた」と報告した。交換会は全体集会の後、グループに分かれての意見交換会を行った。衆院選全国295の小選挙区すべてで共闘をつくることは、容易なことではない。しかしすでに次の1歩に向けた共闘の取り組みは、始まっている。

●動画
第3回全国市民意見交換会
https://youtu.be/gpxx0I_MR0M

山口二郎さん選挙戦総括(全)
https://youtu.be/PlP3mhxyN3U

横山由美子さん新潟県知事選の報告(全)
https://youtu.be/fetgobi3FeE

 

 

 

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【反原発】国会前「希望のエリア」のあきらめない人々 〔「反原発釣竿隊」2016.11.30up〕 

2016-11-30 21:57:52 | 福島、原発

マガジン9  http://www.magazine9.jp/article/kibou/31273/より転載

2016年11月30日up

「希望のエリア」のあきらめない人々

2011年3月11日に起きた東日本大震災の影響で、福島第一原子力発電所事故が発生。事故後、国会前や首相官邸前には、多くの人たちが集まり、抗議の声をあげました。一人ひとりが自分の意思で集まり、それぞれ独自のスタイルで行う抗議行動が生まれていったのです。事故から数年が経ったいまも、毎週金曜日には脱原発を求める人々が全国各地で集まっています。国会前「希望のエリア」も、そうした「金曜行動」のひとつ。「希望のエリア」のスタッフが、そこに集まる人々の思いを連載で伝えます。

第20回

間口を広げて、
全国に元気を届ける希望のエリア

 官邸前の原発反対行動に参加した帰り道、希望のエリア脇を通ったとき、「お魚食べたい」「牛乳のみたい」「子どもを守ろう」と、女性の澄んだ声のコールが聞こえ、思わず立ち止まった。そして、「アベはやめろ」のコールにチョッピリ乗り切れていなかった私は、「あべしんぞうさん、私たちの声聞こえてますか」のフレーズには特に共感を覚えた。

 このときのコーラーが前進座女優の紫野明日香さんであることを後日知った。官邸前で激しいコールを聞いてきた直後だったので、なおさらホッと和んだことを今でもしっかり覚えている。そして、ここなら私も参加できそうだと思った。

 放射能汚染で、福島県内の釣り場が失われたことに怒り、釣り仲間と「反原発釣竿隊」を結成し、初めて希望のエリアで釣り人の立場からスピーチした。そのときの動画が1週間くらいで1,200回も再生されてビックリした。当日は、原発問題の専門家や政治家もスピーチしていたが、再生回数は私の半分くらいだった。「釣りオヤジが何しゃべるの?」と、興味をもたれたのかなと思うが、希望のエリアの敷居の低さに共感したのではないだろうか。

 今年の3月11日は、原発事故から5年目。脱原発アイドルグループの制服向上委員会が当日発売したCD「戦争と平和」のお披露目が希望のエリアで行われた。バックコーラスで参加した、福島瑞穂さん(社民党参院議員)、小池晃さん(共産党参院議員)、そして、明日香さんの路上ライブはとても心温まるものだった。

 熊本地震のときは、スピーカーが次々と被災者への励ましの言葉を述べたため、終了後、警備にあたっていた警察官が明日香さんに、「私の実家も熊本です。ありがとうございます」と声をかけた話は、希望のエリアらしいエピソードだと思う。

 毎回はじめに行われる、明日香さんとドラム隊の土肥二朗さんの時事トーク(漫談)が本当に面白く、参加者の気持ちを和ませ、「さあ、今夜もがんばるぞ」という気にさせてくれる。希望のエリアの行動は、SNSなどを通して、文字どおりに全国に「希望」を届けてくれている。

 そして、明日香さんのコールやドラム隊には各地から参加依頼が舞い込み、11月20日には埼玉県入間市の自衛隊基地拡張反対行動にも参加。初めて明日香さんのコールを聞いた参加者から「会場が盛り上がった。スゴイ人だ」と大絶賛の声が寄せられている。

 日本国憲法は、国民の自由・権利を守るために12条で国民に「不断の努力」を求めている。

 雨の日も雪の日も、毎週金曜日に政府のお膝元の国会前で実施している明日香さんたちの行動はまさに「不断の努力」であり、先の参院選や鹿児島県知事選、新潟県知事選の結果にも影響を与えているものと確信している。私も、帰宅に2時間ほどかかるが、できる限り参加し続けようと決意を新たにしている。

(国会前「希望のエリア」参加者/渓流9条の会・渡辺 政成)

 

 <関連>動画 釣竿隊さんのスピーチ

<!-- 2013.10.13 No Nukes Day 国会正門前ファミリーエリア 釣竿隊さんのスピーチ -->

 

 

 

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◆総弾圧の始まりか!「沖縄 今こそ立ち上がろう」 / 辺野古で山城議長ら4人を逮捕、反対派テント村など家宅捜索 (11/29)

2016-11-30 01:37:53 | 案内 情報 デモ 集会 逮捕

 

 沖縄への総弾圧が始まったか!!
平和運動、抵抗運動への弾圧です。強く抗議します。
 
画像に含まれている可能性があるもの:帽子、1人以上
 
 
 
 

家宅捜索の続報。ヒロジさん、起訴勾留中に再逮捕とは! 沖縄反基地大衆運動への徹底的弾圧に日本政府が乗り出したということではないか辺野古・高江プロジェクト

今年1月28−30日の事を理由に、今逮捕。12月20日に予定する北部訓練場約半分の返還式典の為に、基地建設に反対する市民がおし黙る様とにかく徹底的に打ちのめすこの国の政府。』(KN氏→TY氏)

沖縄 今こそ立ち上がろう」 

 
2016/05/08 に公開

「沖縄 今こそ立ち上がろう」をボサノヴァの「あの曲」っぽくカバーしました。

「沖縄 今こそ立ち上がろう」は普天間基地の辺野古移設反対運動をはじめ、沖縄の在日米軍基地負担偏重への抗議運動の中でよく歌われる曲です。原曲はフランス「五月革命」を歌った“AH! LE JOLI MOIS DE MAI A PARIS”で、それを日本語詞で歌ったのが加藤登紀子さんの「美しき5月のパリ」、そして沖縄平和運動センター事務局長 山城博治さんが作詞したものが「沖縄 今こそ立ち上がろう」です。

映像は私が沖縄に行った際に撮影したものを使っています。いま現在(2016年5月)辺野古新基地建設をめぐる代執行訴訟に関して和解が成立し、工事は中断しています。各方面からの懸念の通り、あくまで「中断」であり楽観はできない状況ですが、非暴力な粘り強い闘いが勝ち取ったこの成果は凄い事だと思います。

米軍基地建設阻止、米軍基地返還のため非暴力の闘いを続ける沖縄の皆さんへの自分なりの声援として。

「沖縄 今こそ立ち上がろう」
作詞 山城博治さん

沖縄のみちは 沖縄が拓く
戦さ世(いくさゆ)を拒み 平和に生きるため
今こそ立ち上がろう 今こそ奮い立とう

辺野古の海を 守り抜くために
圧政迫るが 立ち止まりはしない
今こそ立ち上がろう 今こそ奮い立とう

高江の森を 守り抜くために
力を合わせて スクラム固めよう
今こそ立ち上がろう 今こそ奮い立とう

島々の暮らしを 守り抜くために
思いを巡らせて 心を通わそう
今こそ立ち上がろう 今こそ奮い立とう

輝く明日は 今こそが拓く
閉ざされた歴史 解き放つために
今こそ立ち上がろう 今こそ奮い立とう

歌え自由の歌を 届け空の彼方へ
この青空の下に 人は生きてゆく
今こそ立ち上がろう 今こそ奮い立とう

(注)実際に歌われているのを聞くと上記の歌詞と若干違う場合もあり、特に5番6番は歌われる機会が少ないようです。


(沖縄の基地問題をもっと知りたい方に、参考となるリンクをいくつか紹介します)

・最新の現地情報
http://blog.livedoor.jp/kitihantai555

・辺野古ゲート前通信 Twitter
https://twitter.com/freehenoko

・マガジン9 三上智恵さんによる記事 http://www.magazine9.jp/article/mikami/

・目取真俊さんのブログ「海鳴りの島から」 http://blog.goo.ne.jp/awamori777

・辺野古問題について日々ライブ配信して下さる方々(一部)
http://twitcasting.tv/c:teruo
http://twitcasting.tv/lovin_nana
http://twitcasting.tv/atsushi_mic
http://twitcasting.tv/okinawaot
http://twitcasting.tv/jujuri_an
http://twitcasting.tv/iwj_okinawa1

 

 

***************************:


◆辺野古で山城議長ら4人を逮捕 威力業務妨害の疑い
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/73388

 県警警備一課と名護署は29日、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前で、コンクリートブロックを積み上げて工事資材の搬入を阻み、沖縄防衛局の業務を妨害したとして、威力業務妨害の疑いで沖縄平和運動センターの山城博治議長(64)を含む計4人を逮捕した。

 逮捕されたのは山城議長のほか、名護市や宜野座村に住む職業不詳の男性3人。

 県警によると、逮捕された4人は新基地建設の工事を阻止するため、今年1月28日午後2時5分ごろから30日午前8時41分ごろにかけ、シュワブゲート前にコンクリートブロック1400個余を積み上げ、工事を請け負った業者の資材搬入や沖縄防衛局の業務を妨害した疑い。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆沖縄県警、辺野古反対派テント村など少なくとも7カ所を家宅捜索

 沖縄県警は29日、名護市辺野古のキャンプ・シュワブゲート前で新基地建設に反対する市民が拠点としているテントなど2カ所と、名護市内のヘリ基地反対協事務所、同市の個人宅、宜野座村の個人宅、沖縄市の個人宅、那覇市の沖縄平和運動センターの少なくとも計7カ所を家宅捜索した。威力業務妨害容疑で、ことし1月に市民側が工事車両の出入りをふさごうとゲート前にブロックを積んだ関連とみられる。

 県警は名護市辺野古ゲート前のテントに一時規制線を張り、立ち入れなくした。辺野古漁港近くの通称「テント2」には警察官約20人が入った。いずれも押収物はなかった。市民は「辺野古工事再開に向けた弾圧だ」と抗議した。

 平和運動センターには同日午後0時15分ごろ、捜査員9人が入った。

 

 

 

 

 

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【山形知事選 2017.1.22】 自民県連、独自候補擁立を断念 〔山形新聞 2016.11.28〕

2016-11-30 00:05:54 | 都知事選 県知事選 市長選

山形新聞http://yamagata-np.jp/news/201611/28/kj_2016112800590.php

自民県連、擁立断念を決定 遠藤氏「苦渋の選択」

2016年11月28日 07:33
 
知事選への独自候補擁立を断念することを明らかにした自民党県連の遠藤利明会長(左)と金沢忠一幹事長=山形市・県連会館
 
 
 任期満了に伴う知事選(2017年1月5日告示、同22日投開票)に関し、自民党県連(遠藤利明会長)は27日、山形市の県連会館で支部長・幹事長・選対委員会の合同会議を開き、独自候補の擁立断念を決めた。遠藤会長は主戦論から見送り論までを抱える県連内の温度差などを要因に挙げ「苦渋の選択だった」と説明。女性局有志などから擁立要請のあった大内理加県議(53)=山形市区=は「捨て石になる覚悟はあった」と意欲をにじませつつ、県連の判断を受け入れて自らの出馬を否定した。

 知事選を巡り、立候補を表明しているのは3選を目指す現職の吉村美栄子氏(65)のみ。自民の擁立断念で、吉村氏の2期連続無投票当選の公算が大きくなった。

 会議後、遠藤会長、金沢忠一幹事長が記者会見に臨んだ。遠藤会長は、昨年の統一地方選や市長選などでの吉村氏の言動に対する批判から、県出身の官僚や経済界などと折衝を重ね、擁立を模索してきた経緯に言及。大内氏を軸に最終調整を図ってきたが「地域ごとの温度差があり、戦う態勢が固まっていない。衆院選の可能性もある中で(知事選と)二つを戦えるのか、という議論もあり、まとまれなかった」と述べた。

 今後の対応については「党としては断念したが、吉村県政への批判もある。(告示の)1月5日まで何があるか分からない」と、対峙(たいじ)姿勢を堅持する考えを強調。吉村氏に対抗する他の立候補者があった場合、支援する可能性に触れた。

 自民の擁立断念に対し、大内氏は「(擁立要請のあった)女性局有志や支部の声は光栄だったが、応えられなかった」と無念さをにじませ「非常に残念な結果だ」と続けた。


 【解説】県議会では最大会派を構成する自民党。数で圧倒しながらも、それぞれの思惑をまとめ切れず、候補者擁立を断念した。前回知事選に続き再び候補者を立てられず、自民は「県民に選択肢を示す」という政党としての役割を果たせない結果となった。

 前回は自民会派の県議22人が吉村美栄子知事を応援することを表明したが、その後は、吉村知事の国政選挙や県議選での対応を巡り、知事派県議は4人に激減。自民は吉村県政に対決する姿勢をとり、今回は主戦論を唱えた。

 ただ、年明けの解散総選挙が取り沙汰されるようになると、状況は一変した。「選挙時期が重なり、影響や負担が大きい」と、一部で消極論が出始め、主戦論派との温度差は大きくなった。急な日程だったとはいえ、県連として知事選対応の最終判断を下すこの日の会議に、遠藤利明会長以外の国会議員の姿はなかった。最後まで、その温度差が埋められず、盛り上がりに欠けていたことを表していた。

 県議会の自民会派には少数にはなったものの知事派が存在し、知事選に向け、自民が「一枚岩」になれない要因をつくった。「今後も吉村知事と政策協定を結ぶことはない」と遠藤会長が言及し、吉村知事に厳しく向き合うとしている自民会派に、依然として知事支援を明言する県議が所属していることを問題視する声もある。

 知事選を目前に県議会12月定例会が来月2日開会する。自民が対抗馬を出せないまま、定例会を通じ吉村県政と対決姿勢を示しても重みはない。組織力の強さを取り戻すまでの道のりは、まだ遠い。
 (報道部・秋葉宏介)


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<参考写真>
 

 

 

 

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