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【7/31籠池前理事長夫妻を逮捕】~「逮捕後公開」を条件に籠池氏が明かしたこと 〔東洋経済ONLINE 2017.7.31〕

2017-07-31 21:15:54 | 森友学園疑惑

7月31日 17時52分

籠池前理事長夫妻を逮捕 国の補助金を不正に受け取っていた疑い | NHK . 

 

 


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(文中より)

逮捕されなければ出さないと約束するので話してほしい。

(籠池氏はその後しばらく重く口をつぐんだ。約30分後、ようやく口を開いた)3月15日、昭恵夫人から電話がありました。

――どんなやりとりを?

「かなり我慢をしてやってきましたのに、なんでこないなったんですか」と私が申し上げると「すみません、すみません、主人の意向なので」と。

私は「もう、あのことも言わざるをえんようになりました」と申し上げました。昭恵夫人が「あのこととは?」とおっしゃるので、「100万円のことです」と返しました。

――その時の昭恵さんの反応は?

「ああ・・・」と。沈黙されてました。

――否定はしなかった?

ないですよ。

――覚えていないとは?

ないない、そんなん。


・・・・・・・・・・・

東洋経済ONLINE http://toyokeizai.net/articles/-/179316より転載

「逮捕後公開」を条件に籠池氏が明かしたこと

ついに大阪地検特捜部が籠池前理事長を逮捕

7月10日、大阪府議会が籠池泰典前理事長を参考人招致した時の様子(写真:日刊現代/アフロ)
(編集部注)本記事は野中大樹氏を含む複数の記者が行ったロングインタビューをまとめたものです。東洋経済オンライン編集部が籠池泰典氏の発言の真実性を検証したわけではないことを冒頭で申し添えておきます。

 

2017年上半期、国民のお茶の間を賑わし国会を揺るがしてきたこの人が、ついに身柄を拘束された。東京都議選の投票日前日の7月1日には東京・秋葉原にあらわれ、演説をする安倍首相に向かって「100万円渡したら渡したって言え~」と叫んでいた、あの人である。

大阪地検特捜部は7月31日、詐欺と補助金適正化法違反の容疑で森友学園の籠池泰典前理事長を逮捕した。

詐欺については大阪府が5月、森友学園が経営する塚本幼稚園で教員数と障害のある園児数に応じて交付する補助金計6200万円を学園が不正に得た疑いがあるとして、詐欺容疑で告訴していた。

一方の補助金適正化法違反については、森友学園が校舎建設費について2015年12月3日付で金額の異なる3通の契約書を作成していたことが発覚。国土交通省に補助金を申請した際にはもっとも高い「23億8464万円」で提出し、約5644万円の補助金を不正に受給していた疑いがあがっていた。

不可解な点が多く残されている

教育勅語を子どもに暗唱させるという特異な教育方針が注目を浴び、安倍首相や昭恵夫人との関係性から「国有地が不当に安く売却されたのではないか」と疑惑が持ち上がっていた森友学園問題は、籠池氏本人の逮捕という形で幕が引かれようとしている。

しかし森友学園問題には、いまだ不可解な点がいくつも残されている。公表が原則であるはずの国有地売却額が当初、非開示とされたのはなぜか。定期借地契約が特例として認められたのはどうしてか。鑑定価格9億5600万円の土地が1億3400万円に値引きされたのは正当だったのか。一時期までは吹いた「神風」はなぜ起こり、何がきっかけで逆風に変質したのか。

籠池氏に司直の手がのびようとしていた5月某日、大阪府内のホテルの一室で籠池氏は複数社の記者のインタビューに応じた。逮捕されてしまえば、ものは言えなくなる。逮捕される前に「言い残したこと」を語ってもらおうと著述家の菅野完氏がセッティングしたのだ。籠池氏の「最後の弁明」を聞く。

――籠池さんが逮捕されるという話が出ている。そうなる前に聞いておかなくてはならないことがいくつもあるので聞かせてほしい。まず、逮捕される覚悟はできているか。

なんで僕が逮捕されないかんのかなって思っているんですよ。

なんで(自分を)貶めるかというと、森友学園の問題の本筋にある国有地の値引き問題は、全部あいつが悪いんやという方向に世論をもっていこうとしているわけ。それってすごくまずいことやないですか。

3通の契約書について言うと、国土交通省に提出していた「23億8000万円」の契約書に、私自身はかかわっていないんです。あれは(設計会社の)キアラ建築研究所機関がやっていたことで、私は主体的にはかかわっていない。たしかに責任の一端はあるかもわからないけど、主犯じゃないことは確かなんです。

2月の中旬に変更届を出すつもりでいた

――事前にキアラと話し合ったりはしていないのか。

打ち合わせ会議の時にいろんな報告は受けていたけど、ふうん、そうなんかと。言われたように印鑑を押しただけ。だって僕には専門知識がないし、わからないんやもん。キアラには国交省が指導していたと思うけど、僕にはその中身もわからなかった。

ただ、大阪府の私学審議会に提出していた「7億5600万円」は僕が主体的に出したものです。

――そこにはかかわっていた、と。

要は、学校をつくるという時、負債比率を総資産の30%以内に抑えなきゃいけないルールがあるから。寄付金が増えて(総資産が増えて)いけば建築費を高くすることができるという話だった。

――それは大阪府からサジェスション(提案)をうけながら?

もちろんそう。その範囲内で学校建築をやってもらわないかんなあと思っていたから、設計会社(キアラ)や施行業者(藤原工業)には7億5600万円以内でやってほしいと何度も伝えていたんです。ただ、(それでは足りなくなる可能性もあったので)僕は寄付金を増やす努力をせないかんなあと思っていたんです。

――寄付金を集め、総資産が増えた時には「7億5600万円」という数字の変更届を出すつもりでいたと?

もちろんそうです。ことし2月8日以降のドタバタがなければ、2月の中旬にも変更届を出すつもりでいましたよ。

――大阪府が告訴している内容についてうかがいます。実際に、塚本幼稚園ではすでに働いていない職員の名前も補助金申請書の中に出ていたようだが、ご認識は?

それはまあ・・・自分の悪かったところは悪かったと認めないかんと、そう思いますわ。それは、そういうこともあったということは認識しています。

ただ保育士の数でいうと、われわれが求めていた水準に達していない人を採用するわけにはいかなかったのです。

――人数をごまかしていたのではなく、教育者としてのレベルに達していないから採用できなかったと。

そういうことです。資格さえ持っていれば誰でもいいというわけではない。

――結果的にルールを逸脱していたというのは事実だと認める?

それは、おっしゃる通りです。でも一つだけ認識してほしいのは、われわれの学園はそこまでこだわりを持ってやっていたということです。

「認可申請を取り下げたらチャラになる」

――籠池さんの宿願であった「瑞穂の國 記念小學院」の認可申請を、3月10日、急きょ取り下げた。裏ではどんなことが起きていたのか。

(当時の弁護士で、北浜法律事務所の)酒井康生弁護士が「取り下げないと藤原工業が潰れてしまう」と言ってきたんです。

――「施行業者が潰れる」ということが、認可申請を取り下げる理由になるのか。理屈がよくわからないが。

それプラスね、3通の契約書の問題とかその他の私にふりかかっている諸々の問題について、今(認可申請を)取り下げたら全部チャラになるという趣旨のことを言われたんです。なんとなく、ピンとくるでしょう?

――政治的な取り引きを持ちかけられたということか。

はい、弁護士が僕に。そういう話だった。

――酒井弁護士の背後には政府がいたということか。その酒井弁護士は3月16日に辞任したが、それまでは随所で籠池さんに助言している。

国有地問題の記事が最初に朝日新聞に出たあと、メディア対応の仕方については近畿財務局が「一社ずつ丁寧に応じて下さい」と指南してきた。僕ははじめメディア対応なんか「集団でしたらええのに」と思っていたんだけど「それではいけません。近畿財務局も一社ずつ丁寧にしていますから」ということだった。

――具体的に、指南していたのは近畿財務局の池田靖統括管理官か。 

そう。

――その伝達は携帯電話に直接?

うん、直接。

――酒井弁護士を通じて「しばらく身を隠すように」と指示を出してきたのも近畿財務局だった?

そう。弁護士を通じて、そう指示をしてきた。

――2016年3月11日に敷地内から「新たなゴミ」が出て来たとされた。本当に出て来たのかどうかはともかく、4日後の3月15日に籠池さんは東京に飛び、田村嘉啓・財務省国有財産審理室長と会い、怒り心頭で「あのお方」が侮辱されていると詰めよった。安倍首相と昭恵夫人の存在を財務省の側にほのめかしたわけだが、そういうことがあって、酒井弁護士と近畿財務局、大阪航空局の間で土地値引きの交渉が始まったのだと考えざるをえない。こうした一連の流れをふりかえってみて、籠池さんは「神風」が吹き出したのはいつ頃からだと思うか。

2015年11月に昭恵夫人付の谷査恵子さんからFAXが届いたあたりから、怒涛のごとく吹き始めた・・・そういう印象です。

――同年の9月に昭恵さんが「名誉校長」に就任したことも「神風」に影響したと思うか。

そうそう、FAXの前段階としてそれがあるし、名誉校長になってくれる前から昭恵さんは学園には講演に何度も来られているから。そのことを近畿財務局の人間も知っているから、知っているがゆえに凪がそよ風になり、そよ風が強風になり、「神風」になっていったのでしょう。

――昭恵さんの存在が「神風」の発生装置と思っていいのか。

そりゃそうでしょ。昭恵さんに動いてもらうことで、ぐぐぐっと事が動いていく感覚があった。

――昭恵さんが控室で籠池さんに100万円を渡す時、「一人にさせてごめんね」と言ったと籠池さんは証言した。これが事実であれば、名誉校長になるかを逡巡しているような人の発言ではない。

象徴的な言葉でしょ。これまで私は前面には出てこれなかったけど、いろいろやってくれてありがとう、でもこれからは本当に自分も頑張ってやるからねっていう言葉なんですよ、あれ。実際、それからは2016年6月の土地売買契約まで話がぐんぐんと進展していった。「神風」の効果でしょう。

「昭恵夫人には値引きの相談もした」

――民進党のヒアリングで、籠池さんは昭恵さんと何度もやりとりをしてきたと話していた。国有地取引についても経緯を報告していたのか。

もちろんしていました。

――値切っているけど安くならない、どうしたらいいかという相談もした?

しました。すると「どなたか間に入ってらっしゃる先生はいるんですか」とおっしゃった。家内が横から「はい、いてはります」と答えていました。

――その話はいつ頃か。

まだ初めの頃ですよ。定期借地の見積もり合わせの時期だったと思う(2015年初頭か)。ただ最初の頃は鴻池祥肇(参議院議員)先生も動いてくれていたから…。

――昭恵さんからしたら、さしでがましいことはできないと?

そういうことでしょう。

――しかし鴻池議員ではなかなか事が進展しなかった。

これ以上はちょっと、というところにさしかかっていた。そろそろ次の段階に入らないかんと、なんとなく思っていた時期ですね。

――そこに昭恵さんが「名誉校長」となり、すっとハマってきた。

そういうことになりますね。

――最後、逮捕される前に言っておきたいことは?

まずひとつはね、疑いを持って僕を見てほしくないと思っているんです。結果としてこういうことになってしまっているけど、気持ちとしては本当に純粋にやってきたんでね。今となっては国策捜査の対象になっているけど、そうじゃない時期もあったということです。

もしも政権側と手を握っておったら、ここまではこなかったのかなあという気持ちもある。

3月10日に認可申請を取り下げたところで、この話をすべて終わらせておけば国策捜査はなかったと思う。2年くらいしたら「籠池君よくやったな、助けてあげるよ」という話になったんだと思うんです。

政権側からはシグナルがあった

――「政権と手を握っておったら」というのは、やっぱり100万円の話を出さなければ、という意味か。

その話を言わざるをえんようになってしまったということ。そこに至るまで、シグナルは2、3回あった。

――シグナルとは?

2月22日、自民党の大塚高司・国対副委員長(衆議院議員、大阪8区)が僕のところに来たとき。

――他のシグナルは?

それは・・・言わんとく。

――逮捕されなければ出さないと約束するので話してほしい。

(籠池氏はその後しばらく重く口をつぐんだ。約30分後、ようやく口を開いた)3月15日、昭恵夫人から電話がありました。

――どんなやりとりを?

「かなり我慢をしてやってきましたのに、なんでこないなったんですか」と私が申し上げると「すみません、すみません、主人の意向なので」と。

私は「もう、あのことも言わざるをえんようになりました」と申し上げました。昭恵夫人が「あのこととは?」とおっしゃるので、「100万円のことです」と返しました。

――その時の昭恵さんの反応は?

「ああ・・・」と。沈黙されてました。

――否定はしなかった?

ないですよ。

――覚えていないとは?

ないない、そんなん。

――他には?

昭恵夫人は「こういうことになるとは私は思わなかった、わからなかったんです」とおっしゃっていた。私は「わかりました、これが最後です、失礼します」と言って電話をきりました。

――その場にいたのは?

家内の携帯にかかってきたのを私がとって話をしましたので、隣には家内がいました。車の運転席には長男がいました。

(筆者注)籠池氏は3月16日、参議院予算委員会のメンバーが「瑞穂の國 記念小學院」を視察に訪れた際に、「安倍晋三首相からの寄付金100万円を昭恵夫人から頂戴した」という話をぶちまけた。3月23日の証人喚問でも籠池氏は100万円寄付の話をしたが、昭恵さんは同日フェイスブックでこれを否定した

良い社会国家を作っていってほしい

100万円の話は急に出すと信義に反するでしょう。頂戴したものやからね。安倍首相が何かのときに「褒められる話だ」ということをおっしゃっていたけど、その通りですね。これはきちっと仁義をきっとかなあかんなあと思っていたから(電話がかかってきたのは)ちょうどよかった。

――100万円の話を明かしたことで結果的に政権と手を握る選択肢を取らなかったわけだが、その判断をどう受け止めているか。

僕は何も劇場型にしたかったわけではなく、国民の方々に真実を知っていただきたかっただけ。今、歴史的にうごめいているものがある。自分の目でしっかり事実を確認して、次の世代のために良い社会国家を作っていってほしいという、その一点だけです。

 

 【関連記事】

昭恵氏は「神風の発生装置」 籠池容疑者、逮捕前に語る:朝日新聞デジ


 

 

 

 

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木島英登さん、バニラ・エア問題を振り返る「障害を理由にあきらめたくなかった」 〔huffingtonpost.jp 2017.7.30〕

2017-07-30 23:25:45 | 命 人権 差別

 

http://www.huffingtonpost.jp/2017/07/29/hidetou-kijima_n_17629944.html?ncid=fcbklnkjphpmg00000001より転載

木島英登さん、バニラ・エア問題を振り返る「障害を理由にあきらめたくなかった」

 |  執筆者:
 
投稿日: 2017年07月30日 12時21分 JST 更新: 2017年07月30日 14時19分 JST
 
奄美空港で6月、車いすの木島英登さん(44)=大阪府豊中市=が格安航空会社(LCC)「バニラ・エア」の旅客機に搭乗することを拒否され、自力でタラップをよじ登って乗り込んだ出来事は大きな反響を呼んだ。

批判の矛先はバニラ・エアだけでなく、木島さんにも向けられ、「クレーマー」「プロの障害者」などの中傷が相次いだ。一連の事態について木島さんはどう感じたのか。改めて本人に聞いた。

hidetou kijima
インタビューに応じた木島英登さん=大阪府豊中市

——問題が報道された後、木島さん自身もソーシャルメディアなどで批判されました。

ネット上だけではありません。自宅に匿名の批判電話がかかってきましたし、誰かが私になりますまして登録したと思われるダイレクトメールやメルマガも届きました。自分が運営する団体の住所と電話番号をインターネットで公開していたので悪用されたんだと思います。

被害を受けて急きょ非公開にしましたが、ネット上には私を「プロの障害者」「クレーマー」呼ばわりする誹謗中傷が大量に残ったまま。売名目的で取材を受けたんだろうとか、講演で儲けている、けしからんとか。

今回の騒動自体もわざと起こしたんだと言われました。バニラ・エアの奄美-関空路線では自力で歩けない人の搭乗を拒否することを知っていて、それを告発するためにやったんやろうと。これもまったくの事実無根。純粋に友人たちと奄美に遊びに行っただけです。

事実でないもの、悪意を感じるもの。便所の落書きと変わらないですよ。本物の便所の落書きはいつか消えますが、ネット上のそうした書き込みはずっと残るわけですから。

正直、今回のバッシングは人生最大の出来事一つかもしれません。私が歩けなくなったのは、高校のラグビー部の練習中にけがをしたのが原因でした。当時、リハビリセンターで大学に行きたいと打ち明けたら、ほかの障害者から「いけるわけないやろ」と言われて悔しかったのを思い出しました。大学はおろか、仕事も難しい、電車だって乗れない、「すいません」と頭を下げながら生きなきゃいけないって言われて。

でもあの時、逆に「自分のやりたいことをとことんやってやる」って開き直ったんです。自己実現できる社会が理想だと思って生きてきました。車いす生活になってから世界158カ国を訪れたし、ハンドサイクルやチェアスキーにも挑戦しました。とにかく、障害を理由にあきらめたくなかったんです。

——木島さんが、車いす利用者だとバニラ・エア側に事前連絡しなかったことを批判する人もいました。

わざとしなかったわけではないですよ。航空券はネットで購入したんですが、そのとき気づかなかっただけです。メディアの取材でも明らかになりましたけど、たとえ事前連絡してもバニラ・エア側は乗せなかったわけですよね。事前連絡という仕組みが、障害がある人を排除するための、ある種のフィルターになっている場合もある。

昨年、障害者差別解消法が施行され、障害者に対して合理的な配慮をするよう義務付けられています。でもね、私は何も法律ができたからバニラ・エアは改善せなあかんと言いたいわけではないんです。法律ができる前から改善されるべきだと思いますし。法律は一つの基準でしかないですよ。逆に法律を守っていたらそれでいいのか、ってことではないですよね。やっぱり、人としてどう思うのか、人権意識の問題として考えることが大事だと思うんです。

「会社のルール」をたてに、代替案も示さずに杓子定規に「乗るのはだめ」というのは納得できませんでした。乗るのはだめって、かつてアメリカで黒人が差別されてた時代に、バスの座席が制限されてましたよね。これと似てる気がします。バスの話でいうと、車いすマークがついているノンステップバスなのにもかかわらず、事前連絡がないから利用を断られた事例が今でもあると聞いたこともあります。

日本の社会て、「できる」ためになんとかしようとするのではなくて、「できない」ことを言うために、あれこれ理屈を並べようとする風潮がある気がします。

今回の騒動でも同じだと思うんですよ。自分では歩けないから同行者に車いすを担いでもらおうとしたらだめと言われ、自力で上がろうとしたらそれもだめと。こちらはどうやったら乗れるか知りたいし、それによって提案もできるわけですよ。「いつもやっていることだから大丈夫です」とかも言えるし、最後は自己責任でという覚悟もある。でも「危険」「規則で決まっている」の一点張りでしょ。なら、杖ついてる人も、酔っ払っている人も、スマホ見てる人も危ないですよね。その人たちも乗せないんですかね。

——以前にも同じようなことがありましたね。いったん搭乗拒否され、あわや乗り損ねるという。

2002年のことです。航空会社はANAで、空港は伊丹でした。「歩けない人が1人で乗ることはできない」「事故があったときに助けられない」という説明でした。

別に手伝ってくれと言ってるわけではないんですよ。助けてもらえないのならそれでいい。床をはって乗ればいい。「設備がない」というのも、こちらは設備を求めているわけではない。世界中の空港を利用してきましたが、設備がない小さな空港でも乗れなかったことはないです。要は、航空会社側に乗せる気があるのか、ないのかということなんです。結局この時は粘り強い交渉の末、乗れることになりましたけど。

それから15年ですよ。また同じような出来事に出くわしたわけです。今回は同行者がいても乗ることができないという話だったのでびっくりしました。

車いす利用者が飛行機に乗る時、よく質問攻めにあうんですね。「どうして車いすに乗ってるんですか」とか「どうして歩けないんですか」とか。障害のことをあからさまに聞かれ、本当に嫌な思いがします。そんなことまで言わなあかんのですかね。そんなとき、私は航空会社の職員に対して「目が見えない人には『なんで目が見えないんですか』、足がない人には『なんで足がないんですか』と聞くんですか」と尋ね返しています。ちなみに、世界の空港では障害の理由を聞かれることはありません。

単純に「どのようなお手伝いが必要ですか」と聞いてくれたらいいんです。自分のことは自分が一番よくわかるから。車いす利用者と言っても様々な人がいます。

——木島さんは障害を負ってから世界各地を訪問していますね。各国と日本とを比べて障害者に対する接し方は違いますか。

まず、飛行機の搭乗問題でいうと、構造的な課題があると思うんです。他国のハブ空港では、障害者や高齢者、子ども、妊婦、けが人たちのサービスを専門に担当する空港の職員がいるんですよ。応対にも慣れている。ところが日本では各航空会社がそれぞれやってますよね。

それと何より、人々の問題が大きいと思います。日本は無関心で、当事者に責任があるという考え方が強いと思います。障害者だけでなく、何か困った人がいたら、日本人は他国と比べて見て見ぬ振りをする人が多い気がします。

個人的な意見ですが、助けられた経験が乏しいのも影響してるのかなと。SOS出すのも下手な気がしますよ。ちょっと声を出してお願いすればいいのに、恥ずかしいのか、あまりしない。道に迷ったら周りの人に聞けばいいのに、スマホを頼りにする人も増えましたね。人と人との関係が希薄な社会です。自らも助けられてみるという体験が、障害者や困っている人の立場を理解する鍵だと思います。

障害者の対義語としての健常者という言葉は嫌いです。障害者が助けられることが多いのは事実ですが、障害者だって人を助けることはできます。

「お互いさま」の気持ちが大事だと思います。いろんな立場に自分を置くことで他の人の気持ちを理解する。そんな社会になったらうれしいです。

hidetou kijima

木島英登(きじまひでとう)

大阪府出身。高校3年生のとき、ラグビー部の練習で脊髄を損傷して下半身不随になり、車いす生活となる。大学卒業後に大手広告代理店に勤務。退社後、バリアフリー研究所を設立。158カ国を訪問したほか、ハンドサイクルやチェアスキーにも取り組む。自身の活動についてホームページでも情報発信している。著書に「空飛ぶ車イス」「秘境の車イス」など。

 

 

 

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横浜市長選での山尾志桜里議員について(小林よしのり)7.30 /  「山尾ショック」はなぜ起きるのか(中野 晃一)7.27

2017-07-30 18:38:25 | 政治 選挙 

【衝撃】民進・山尾しおり議員が横浜市長選で林文子候補(自公推薦)の応援演説!野党支持者は大混乱

なぜ山尾さんが自民党と一緒に林文子を応援しているのか。
理解に苦しみます。ショックを受けている支持者がたくさんいます。ぜひご説明を(2017.7.27)

 

===========================

意見をつなぐ、日本が変わる。BLOGOShttp://blogos.com/article/237592/転載より転載

記事 小林よしのり
  • 2017年07月30日 15:35

横浜市長選での山尾志桜里議員について


 横浜市長選で民進党の山尾志桜里議員が与党候補の林文子候補を応援している。
これに「ゴー宣道場」の門弟も、ライジング読者も激怒している。
ネットの中でも相当話題になっていて、今回の山尾議員の行動には失望しているようだ。

山尾議員が待機児童対策に熱心なことは誰でも知ってるから、違和感がありすぎる。
それはよく分かる。怒ればいいと思う。 

そして、横浜市長選は対立候補を勝たせればいい。
山尾議員の応援する候補に票をいれないことだ。
それでいいのだ。

ただし、皇位継承問題では今後も山尾議員を応援する。
そして共謀罪での戦いぶりは素晴らしかったという評価は覆らない。

わしは共謀罪について、今でも自公維新に怒っていて、これは「もう終わったから仕方がない」とは考えていない。
今でも、「表現者として」怒りを持続し続けていて、こんなものを通した連中に対して恨みを持っている。

今、描いているSpecial本も動機は共謀罪である。
共謀罪の本ではないが、動機はそれだ。
まあ、見てるがいい。 

山尾志桜里議員には、わしはまだ大いに期待している。
組織の中で「個」を貫くのがどんなに大変か、それは『脱正義論』に描いた通りだ。
山尾議員も「1人政党」ではない。組織人である。
「個」を貫いて、組織全体を引っ張るほどの実力はまだないということだ。

 

*********************

 

【「山尾ショック」はなぜ起きるのか】

中野 晃一氏FBコメント

7月28日 9:37 · 
 

議員や候補者の視点から、有権者は組織票と浮動票に分かれます。組織票を固めて、その上に浮動票を呼び込んでいけるか、という発想になります。特に小選挙区では、とにかく2位候補より1票でも多く取れるかが焦点になりますから、こうした票読みはシビアです。

組織票は、典型的には、原子力ムラ、中小企業、商店街などの後援会、労組、創価学会など利益団体で、理念がないわけではないけど利益優先の組織です。首長が再選をすると、地方政府と良好な関係を築き、うまみを吸いたいと思う、あらゆる利益団体の支持を受けだし、相乗り候補として多選を重ねるようになっていくのはこのためです。

候補者からしても、まずは確保したいのが組織票です。浮動票はその名の通りアテにならないので。浮動票だけで当選できる人はほとんどいません。いたとしても蓮舫さんのようなネオリベ・TVセレブだけで、政治家本人が浮動しちゃう人。

さて、山尾志桜里さんですが、2009年当選、2012年落選、2014年当選と、まだまだ「若手」選挙に強いわけではありません。電力総連の支持を得ていないと言っても、愛知県という土地柄で、連合という組織票のすべてを敵に回して勝てるわけではありません。

横浜市長選挙において、連合神奈川は林文子を支持、2年後に再選を控える牧山弘恵民進党参議院議員も連合神奈川から応援要請があったら断れない。そして連合や牧山議員から山尾さんに応援要請があって、ということでしょう。

ここでリベラル層が山尾さんや民進党に幻滅する、という展開になっているわけですが、これを議員や政党の視点から見ると、ようはいまだリベラル層が浮動票の一部に過ぎないことに問題の根っこがあるわけです。

山尾さんだけでなく、リベラルと目される(正確なのかはともかく)議員で、リベラル票だけで小選挙区で当選できる人は皆無でしょう。辻元清美さんもムリ。なので、組織票も必要。

そして最大の問題は、リベラル層が組織票となっていない、ということ。だから後回しにされる。共産系の団体は組織票になっているし、基本的には比例区が中心なので、共産党は筋を通せる。民進党、そしてどんな政党であろうとリベラルな立ち位置でしかも政権党となることを狙うのであれば、最低条件としてリベラル層が浮動票たることを脱却して、一定数が組織化しないとどうにもならず、第二、第三の「山尾ショック」が繰り返されることになります。

ということで、「山尾ショック」に震えるリベラルな皆さん、FacebookやTwitterを閉じて、地域レベルの市民連合的な運動に身を投じてください!

 

 

 

 

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【悲報】 NHKが「問答無用で全PC・スマホ所持世帯から受信料徴収」する方針を決定 〔buzzap 2017.7.26〕

2017-07-30 14:13:10 | 報道 NHK 民放

http://buzzap.jp/news/20170726-nhk-webcast-payment2/より転載

【悲報】NHKが「問答無用で全PC・スマホ所持世帯から受信料徴収」する方針を決定

NHKがJASRACと同じ発想で受信料徴収を目論んでいます。詳細は以下から。


NHKは7月25日の有識者委員会において、テレビとインターネットによる番組の同時配信が実現した場合の財源徴収に関する最終答申を発表しました。

それによると、既にテレビの受信料契約を結んでいる世帯に対しては追加負担を求めませんが、契約を結んでいない世帯に対しては受信料を徴収すべきだと提言しました。

受信料契約のある世帯の人がネット視聴をする場合はスマホやPCなどの端末を「同一世帯内の2台目、3台目のテレビ」と同等の扱いをするというもの。これは当然納得のいくものです。

しかし、問題は受信料契約を結んでいない世帯の場合。端末の有無に応じて徴収する「受信料型」か利用に応じて徴収する「有料対価型」が考えられるとした上で、「受信料型を目指すことに一定の合理性がある」としたのです。

これはつまり、インターネットに接続可能なPCやスマホ、タブレットなどの端末を保有している世帯は問答無用で受信料を徴収するということ。

JASRACがPCやスマホで音楽を聴けるから持っているだけで楽曲使用料を徴収すると主張したことと同様の主張で、大きな反発が起こることは間違いありません。

現在ネットではAmazon Prime Video、Netflix、Hulu、dTVなど、動画配信サービスが数多く存在しています。これらはいずれも視聴者が選択して対価を払って閲覧する有料サービスとなっており、端末を持っているからといって自動的に金銭を徴収されることはありません。

NHKが行おうとしているのも同様の動画配信サービスであり、望む人が対価を払って閲覧できるようにするのが筋でしょう。

テレビはNHKを見ないと主張する人も受信料を払う必要がありますが、PCもスマホもタブレットも動画の視聴のみを目的とする端末ではなく、これらを保持しているからといって強制的に受信料を徴収されるのは筋が通りません。

現在のNHKが公共放送の名に値するかという議論は置いておくとしても、2019年という時代にそぐわない方針であることは厳しく指摘される必要があります。

ネット視聴も世帯負担=同時配信で提言-NHK有識者委:時事ドットコム

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【今治発】市民「加計学園からカネをもらっていない議員は立って下さい」(田中隆作ジャーナル 2017.7.28)

2017-07-29 16:22:31 | 加計疑惑

田中龍作ジャーナルhttp://tanakaryusaku.jp/2017/07/00016388より転載

【今治発】市民「加計学園からカネをもらっていない議員は立って下さい」

「説明会を開いて下さい。加計理事長と市長に出てほしい」。主婦は特区・特別委員長の寺井市議に激しく詰め寄った。=28日夕、今治市常盤公民館 撮影:筆者=

「説明会を開いて下さい。加計理事長と市長に出てほしい」。主婦は特区・特別委員長の寺井市議に激しく詰め寄った。=28日夕、今治市常盤公民館 撮影:筆者=

 
 加計学園の誘致をめぐって贈収賄があったとして、今治市の男性が27日、加計孝太郎理事長、菅良二市長、市議会議員を松山地検に告発した。

 告発状によると加計理事長と菅市長は、誘致に反対しないようにと市議会議員13人に1人当たり1,000万円を渡した。

 もしこれが事実で、金の出所が官房機密費だったりしたら、一発でアウトだ。

 アベ友案件で大揺れの今治市で26日と28日の両日、市議会議員による報告会が開かれた。市内の2つの公民館が会場となった。

 議会報告会は毎夏の恒例行事なのだが、今年は加計疑惑追及の場と化した。

 「お金をもらってない人(議員)は立って下さい」(30代男性)

 「(上物の費用負担)96億円の根拠となる図面を公開してください」(地元自治会長)

 「文科省の認可が下りていないのに、なぜ工事が進んでいるんですか? 認可が下りなかったら更地にして返してもらえるんですか?」(50代主婦)

まだ認可されていないのに外観が整いつつある獣医学部校舎。建設費を負担する市民を嘲笑うかのようだ。=28日、今治市いこいの丘 撮影:筆者=

まだ認可されていないのに外観が整いつつある獣医学部校舎。建設費を負担する市民を嘲笑うかのようだ。=28日、今治市いこいの丘 撮影:筆者=

 
市議会側は事前に対策を練っていたようだ。議員たちはニヤニヤしながらまともに答えなかった。

 国家戦略特区・特別委員長の寺井政博・市議の回答がふるっていた。

 「(詳細な図面は)セキュリティーの問題で全て公開することはできないと聞いている。市議会は文科省に詳細な確認をお願いしたいと意見を出している」。

 「詳細な設計を精査したのではない。その必要もない」。

 寺井委員長は、市議会は確認する意思がなく、国と加計学園まかせにすることを明らかにしたのである。

 おまけに「高くないか? という事だが、他の大学と比較して決して高くないと説明を受けている」と加計学園の説明を繰り返した。

 特区・特別副委員長の岡田勝利市議もひどかった。

 「(校舎建設などの費用負担)96億円の根拠は何ですか?」と質問されると「十分、分からないので調べます」とイケシャアシャアと答えるのだった。

 出所が公金であるため我が身は痛まない。無責任な議員や市長が加計学園の言うままに金を出す。

 安倍政権がすぐに倒れなかった場合、官邸の圧力で文科省は設置を認可するだろう。加計学園に注ぎ込まれる国庫補助の原資は国民の税金である。こんどは今治市民だけの不条理な負担ではなくなる。

 

加計学園を追及するマスコミを批判する市民(マイク持つ)。市側のサクラと見られる。=28日夕、今治市常盤公民館 撮影:筆者=

加計学園を追及するマスコミを批判する市民(マイク持つ)。市側のサクラと見られる。=28日夕、今治市常盤公民館 撮影:筆者=

 

 〜終わり~

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