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玉肌日記

2011年05月25日 | 玉肌日記
【奈良田温泉(山梨県南巨摩郡早川町)】
身延から南アルプスの麓方向にある温泉。有名なる温泉であり、当方が寝言(結構言っている模様)で「奈良田マンデル・・・」といったというほどに深層心理的に”行かねばならぬ”と思っていたようで、どうやらナラダ=マイケルウォルデンと夢の中で混成した模様ながら、やっと実現。身延から50キロ程度、南アルプス街道の山中を走るが、点在する温泉集落では最終の奥地に存在するがほとんど秘境。付近は川しかなく、かなり静かなる集落だが、湯が良いとあってなかなかの人気ぶりで訪問客多し。湯は無色透明ながらも湯の華多く、微細なる茶色な物資を含有、そして微かなる硫黄臭がすばらしい。含硫黄-ナトリウム-塩化物泉とのことで、こちらも微かなる塩分味。源泉かけ流しだが、やや温めでちょうど良し。ややアルカリ的なのかヌルスベ系であって、かなりに気をつけないと浴場での転倒必至で頭カチ割りリスク。ちなみに寝言にまで出た奈良田とは奈良の孝謙天皇が来たことによるとのことながら、孝謙天皇といえば道鏡であり、授業で道鏡巨根説を唱えていた高校時代の日本史教師を思い出す(湯で道鏡巨根による傷が癒えた?との言い伝えも・・・おいおい)が、高校の歴史が日本史選択だったが当方にとっては逆にあまり良いイメージではないが、それは奈良田には関係ないか。たしかにそれくらいに湯は素晴しい。次は手前にある西山温泉への訪問を検討。 PS:宿には、宿泊者が思いのたけを記すノートがあるのだが、外国人も投宿した模様で、彼の筆致(当然英語)によれば、「(食事の前後で布団の上げ下げが行われていることに対して)この宿には忍者がいる!」とのこと。布団上げ下ろし専門忍者というのも...。(笑)