本紙推計による石油元売各社の11月中旬(20日現在)の販売動向によると、ガソリンは前年同期比96.6%で推移している。これをオールジャパンのガソリン販売量として推計すると、251万klとなる。
11月の燃料油販売は、昨年10月の消費増税後の需要の落ち込みの影響により、伸び率が一定程度押し上げられるが、11月中旬時点のガソリン販売も上旬に引き続き実需が伸び悩む傾向にある。背景には日本国内の新型コロナウイルス新規感染者が再び増加していることがあげられる。GoToトラベルキャンペーンによる需要押し上げ効果もあるが、感染者が増加するにつれて実需の伸びが失速している。テレワーク体制を拡大する企業も徐々に増えており、営業車の稼動低下がガソリン需要に影響している可能性がある。
石油通信社
11月の燃料油販売は、昨年10月の消費増税後の需要の落ち込みの影響により、伸び率が一定程度押し上げられるが、11月中旬時点のガソリン販売も上旬に引き続き実需が伸び悩む傾向にある。背景には日本国内の新型コロナウイルス新規感染者が再び増加していることがあげられる。GoToトラベルキャンペーンによる需要押し上げ効果もあるが、感染者が増加するにつれて実需の伸びが失速している。テレワーク体制を拡大する企業も徐々に増えており、営業車の稼動低下がガソリン需要に影響している可能性がある。
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