災害時対応の重要性、ＳＳ網の維持・強化 全石連経営部会、賃上げアンケート実施へ

全石連は9日、経営部会を開催し、燃料油価格激変緩和対策事業の出口戦略の重要性をあらためて確認するととともに、大規模事業者のSSが全国に続々と出店する中、これまで災害時のエネルギーインフラとしての役割を担ってきた、地場SSを中心としたサプライチェーンの維持・強化の重要性をあらためて確認。自民党石油流通問題議員連盟のSS利活用プロジェクトチームの動向なども確認した。
さらに、物価上昇分の賃上げについて、その原資となる適正なマージン確保など採算販売の重要性を確認。全石連では再三にわたり全国の石油組合や組合員に対し、賃上げの重要性を訴えてきたが、その結果を確認するためのアンケートを実施する方針であることも確認した。

石油通信社