レギュラー末端市況１４０円超えも 元売仕切、ガソリン3.4～3.5円値上げ

石油元売各社は25日、特約店に週決め仕切価格を通知した。２月26日から３月４日までの仕切価格を通知した各社は、ガソリンは前週比３・４～３・５円値上げ、軽油は２・２～２・６円の大幅値上げを通知している。
原油価格の上昇などにより元売各社の仕切価格は大幅値上げが続いており、このまま末端市況において適正なマージン転嫁が進めば、レギュラーで１４０円を上回る地域が増加するとの見方もある。

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◎　レギュラー末端市況１４０円超えも　　　　　 元売仕切、ガソリン3.4～3.5円値上げ
◎　３月のコストは２月比プラス3.9円　　　　　　 ＪＸエネ２月卸価格ガソリン0.1円値上げ
◎　卸値コスト増をかぶることはできない　　　　全石連経営部会長、仕切格差にも懸念
◎　継承計画の提示で後継者の不安解消　　　全石連、ＳＳ事業継承・廃業Ｑ＆Ａ
◎　３月にサウジでデモの動きを注視　　　　　　民主会合、価格上昇小幅／供給問題なし   
◎　７月に東電フュエル／東電リース設立　　　東電、燃料関連事業３社を２社に再編
◎　産業エネ販売部次長に冨永・佐藤氏　　　　伊藤忠エネクス、組織変更と人事
 
◎　ニュース・フラッシュ
    ○　ＪＸエネ、３月原油処理99％
    ○　ＪＸエネ、大阪製油所３～４月に定修
    ○　ＷＴＩ、米の原油供給対応発言で下落
    ○　サウジ石油相、供給不足に対応と発言
    ○　週平均ＴＴＳレート83・62円
    ○　ＪＸエネ、新型燃料電池販売
    ○　イワタニ水素エネフォーラム社長挨拶
    ○　３月３日、全石連全国理事長会開催
 
  ◎　東工取の先物相場と出来高の推移（２月21日～２月25日）

石油通信社

ロシア・エスポ原油の輸入量が急増 中東情勢緊迫化で供給源多角化に寄与

とどまるところを知らない中東情勢の緊迫化で、石油の中東依存度引き下げが喫緊の課題になるなか、ロシア産のエスポ原油の輸入が急増している。
エスポ原油は、ロシアの東シベリア・太平洋パイプラインを通過した原油を指すが、ロシア政府の戦略で輸出税の減免対象になっている原油を呼称することが多い。ドバイ原油に比べ硫黄分が低いうえ、輸送日数が中東産原油に比べ少なくコストを大幅に引き下げることができるため、商社や一部石油会社の引き合いが増えている。

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◎　ロシア・エスポ原油の輸入量が急増　　　　　中東情勢緊迫化で供給源多角化に寄与
◎　系列玉／業転玉の価格差を最小限に　　　 都石商、ブランド料不容認で提言
◎　量販志向による価格競争から脱却を　　　　関全石会長、現下の原油高騰でコメント
◎　ガソリン３ヵ月連続上昇　　　　　　　　　　　　情セン、２月市況調査
◎　洗車売上１位は中央シェル・横浜ベース　　昭シ、ＳＰＡＴ ＣＢ優秀ＳＳ１月実績
◎　余剰ＬＰガスの新たな市場開拓を　　　　　　ＬＰガス国際セミナー、基調講演
◎　プロパンは５社が前年実績上回る　　　　　12月分ＬＰガス元売各社別販売量

◎　ニュース・フラッシュ
    ○　ＥＭ、産燃向けガソリン３・５円値上げ
    ○　ＷＴＩは１００ドル超、サウジ注視も
    ○　昭シ、１月ＨＥＬＩＸクラブ１ＳＳ認定
    ○　キグナス、Ｆ・ニッポン参戦
    ○　情セン、灯油18リットル店頭１５４７円
    ○　情セン、２月のＳＳ店頭灯油１５４４円
    ○　エネクス、電熱供給事業に参入
    ○　２月の民生用灯油配達価格１６５１円
    ○　ＪＡ―ＯＩＬ新規格オイル販売開始
    ○　佐藤振興センター理事長あいさつ

◎　週末に想う

石油通信社

人間尊重の精神引き継ぎ、成長・発展を 中野和久出光興産社長、創業百周年挨拶

出光興産は22日、グランドプリンスホテル新高輪・国際館パミールで創業百周年合同ミーティングを開催した。席上、中野和久社長は、次のように挨拶した。
一、出光が今日を迎えるのは明治44年、店主出光佐三が門司に出光商会を設立したことに始まる。人が資本であり、人が仕事を通して成長し、社会に貢献していくことこそが、事業の目指すべき姿であるとする「人間尊重」の理念と、生産者と消費者の間に立ち、消費者への安定供給と利便をもたらすという社会的使命を果たすことこそが、商売の根本的な役割であるとする「大地域小売業」の考え方のもとに事業を進めてきた。

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◎　人間尊重の精神引き継ぎ、成長・発展を　　　中野和久出光興産社長、創業百周年挨拶
◎　ガソリン在庫３週ぶり増229万kl　　　　　　　　 石連週報、出荷は107万klに減少
◎　ＳＳでの広告収入・手数料収入も　　　　　　　　出光、新年度販売方針で新たな展開
◎　総合優秀賞に中央石油相模原など５ＳＳ　　　キグナス、10年度全国優秀ＳＳ表彰
◎　中東情勢緊迫で価格・需給情報を収集　　　　経産省、中東・原油情勢連絡会議初会合
◎　レギュラー２週ぶり値上り138・１円　　　　　　 情センＳＳ週市況、軽油118・８円
◎　２年３ヵ月ぶりの高騰91・68ドル　　　　　　　　１月原油ＣＩＦ、４万７８０９円

◎　ニュース・フラッシュ
    ○　出光、創業百周年合同ミーティング開催
    ○　新Ｍｏｂｉｌ１、３月14日オーダー開始
    ○　ＪＸ、チームルマンに協賛継続
    ○　ドバイ、中東情勢で１０４ドル
    ○　藤修キグナス石油社長、ＳＳ表彰挨拶
    ○　ＥＭ東京第一支店キックオフ
    ○　１月下旬原油ＣＩＦ４万８０４５円

石油通信社

ガソリン前年比２％減、436万kl １月の元売販売、灯油は４％増

石油元売各社の１月分石油製品販売動向は、本紙推計でガソリンは前年同月比98％、４３６万kl程度で推移しているものとみられる。
１月のガソリン販売は、前年をわずかに下回る水準で推移しており、背景にはハイブリッド車や低燃費車などの普及による構造的な要因による需要減が影響しいるとの見方もある。ＳＳスルーでのガソリン販売は、前年同月比98％程度で推移するなど前年をわずかに下回る傾向にある。

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◎　ガソリン前年比２％減、436万kl　　　　　　１月の元売販売、灯油は４％増
◎　トリプルクラウンの獲得を継続　　　　　　　ＪＸエネ、11年度ＳＳ活動方針
◎　ＳＳで電動スクーター販売・メンテ　　　　　 出光、４月から全国20ヵ所順次拡大
◎　原油高を懸念、供給は問題なし　　　　　　 閣僚会議、中東情勢で対応策検討
◎　レギュラー11週ぶり139・７円の横這い　　高速ＳＳ22日価格、軽油は0.2円値上り
◎　最優秀ＳＳにセルフ高の原／四日市　　　コスモ石油販売、卓越チャレンジ表彰
◎　新たに太陽光発電が11・６％に　　　　　　石油販売業異業種進出・転換事業計画

◎　ニュース・フラッシュ
    ○　出光、新自動車バッテリー発売
    ○　全国コスモ連合会、春季常任理事会開催
    ○　出光、ビスフェノールＡ価格改定
    ○　伊藤忠エネクス、ポケットカードに出資
    ○　円高で石油価格の高騰は限定的
    ○　エネ庁、ＳＳ過疎地の中間報告まとめる
    ○　ＪＸエネ、古民家に環境エネシステム
    ○　国際帝石、リビア退去・エジプト再開
    ○　木村康ＪＸエネ社長、テレビ出演
    ○　ドバイ、２年５ヵ月振りに１００ドル超
    ○　松村幾敏ＪＸエネ顧問にエネ学会功績賞
    ○　東工取、原油は２年振りに５万円超

石油通信社

プロパン６ヵ月ぶり値下げ予想 ＬＰガス元売各社３月仕切価格

ＬＰガス元売各社の３月のＣＰ連動仕切価格は、指標となる２月ＣＰ価格（プロパン前月比▲１１５ドル、ブタン▲１１０ドル）によりプロパンは６ヵ月ぶり、ブタンは２ヵ月連続の値下げとなる。

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◎　プロパン６ヵ月ぶり値下げ予想　　　　　　　　ＬＰガス元売各社３月仕切価格
◎　仕切大幅値上げで市況再構築重要に　　　 ２月中旬の首都圏セルフＳＳ看板
◎　ＷＴＩとブレントの値差さらに拡大　　　　　　　米国原油の指標性は凋落の見方強まる
◎　アラムコ生産の行方、価格などを注視　　　 エネ庁、サウジ東部の反政府運動勃発で
◎　粗利減少56％、燃料油販売量減41・２％　 ＳＳ経営上の課題、タンク撤去支援91％
◎　燃料電池次期実証試験に向けた提言　　　 ＰＥＣなどＪＨＦＣ国際セミナー
◎　ゴールド賞にサイサン・秋山大輔氏　　　　　ＪＧＥ、トークコンテスト全国大会
◎　船舶用のぞき、1.9～26・１％増　　　　　　　エネ庁、10年の用途別潤滑油販売

◎　ニュース・フラッシュ
    ○　ＪＸエネ、１月末セルフ２３９８ヵ所
    ○　東燃ゼネ、新任取締役に４氏内定
    ○　防衛庁談合で３社に44億円課徴金
    ○　コスモルブ、新規格オイル出荷開始
    ○　ブレント反落、ＷＴＩは期先で買い
    ○　ＥＮＥＯＳ自然観察教室開催
    ○　ＥＭ、川崎国際環境技術展出展
    ○　太陽石油、愛媛マラソンを支援

石油通信社