出光興産と昭和シェル石油の経営統合が実現に向けて前進したことが28日までに分かった。関係筋によると、反対を主張していた創業家側が当初の要求通り取締役2名を派遣することなどで賛成に転じた。
出光、昭シェルとも創業家が翻意した報道については「当社が発表したものではない」としつつも出光経営陣と創業家の協議の再開は認めている。今後、出光の臨時株主総会を経て経営統合が実現することになるが、手続きが順調に進めば、新会社は出光と昭シェルが新年度を迎える来年4月が有力視されている。
石油通信社
出光、昭シェルとも創業家が翻意した報道については「当社が発表したものではない」としつつも出光経営陣と創業家の協議の再開は認めている。今後、出光の臨時株主総会を経て経営統合が実現することになるが、手続きが順調に進めば、新会社は出光と昭シェルが新年度を迎える来年4月が有力視されている。
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