高処から眺めよ(アウレーリウス・自省録より) 下から眺める(柳屋小三冶)

物事を見るときには、余裕がほしいのですが難しいものです。状況が悪い時は、もっと下から眺めれば、いいのかも。

たわごと・その20

2005-07-20 08:11:51 | Weblog
 小菅刑務所ついでに、正確な名前を忘れましたが、イラストを描いたりしているエッセイストがやはり、文庫で、小菅駅(東武線で、北千住の次の駅)からみる、夕日がきれいと書いていました。ただ、これはずいぶん前の話で、荒川ぞいに高速道路が無いときの話で、私も、駅から見る夕日は、駅が高いところにあるので、荒川放水路が西に伸びて遠くまで見えて、夕日がその中に落ちるときは、きれいと感じていました。今は、高速の橋桁などがじゃまして、よく見えません。
建物を作る時には、景観も意識して作ってくれればと思いますが、この景観の主役の荒川放水路も大正以降に、人工的に建設されたものなので、全て時の流れなのですね。
同じような話で、日本橋の上の高速道路を、景観上、それを撤去しようと検討しているようです。これはどうなるのでしょうか。
イタリアの世界遺産のテレビ番組を見ていましたが、何百年のスパンであまり変わらないでいますが、いい悪いは別として、なぜ、こうも違うのでしょうか。
コメント (1)
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