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欧州人権裁判所が「スイス政府の気候変動対策の不備で高齢者が熱波で外を歩けなくなった」ことを人権侵害と認める 欧州はかなりおかしくなってきた 2024.04.13

2024年04月14日 05時26分31秒 | 日記

欧州人権裁判所が「スイス政府の気候変動対策の不備で高齢者が熱波で外を歩けなくなった」ことを人権侵害と認める 欧州はかなりおかしくなってきた

<picture>欧州人権裁判所が「スイス政府の気候変動対策の不備で高齢者が熱波で外を歩けなくなった」ことを人権侵害と認める 欧州はかなりおかしくなってきた</picture>

 
画像:Yuri Turkov / Shutterstock.com

《ニュース》

欧州人権裁判所(ECHR)はこのほど、スイス政府の気候変動対策が不十分だとして市民団体が国を訴えた裁判で、「人権侵害に当たる」との判決を下しました。

 

《詳細》

訴訟を起こしたのは、64歳以上の女性からなるスイスの市民団体「Klima Seniorinnen(気候保護のためのシニア女性の会)」です。

 

2000人以上の女性が参加する同団体は2016年、スイス政府の推進する気候変動政策は目標や対策が不適切だと批判。高齢者や女性は気候変動による熱波の影響を特に受けやすく、「家から出られず、健康被害を受けた」として2020年、ECHRに提訴しました。

 

そしてECHRは9日、スイス政府が「気候変動に関して欧州人権条約上の義務を怠り、同条約8条の「私生活および家族生活の尊重を受ける権利」に違反するとして、人権侵害に当たると結論付けました。ECHRが気候変動訴訟で判決を下したのは、これが初めてだということです。

 

同団体のローズマリー・ウィルダー=ウォルティ共同代表は、「この判決は私たちだけの勝利ではありません」「私たちの勝利はすべての世代にとっての勝利です」と述べています。また、裁判所に駆けつけ共に勝訴を喜んだ環境活動家グレタ・トゥーンベリ氏は、「これは気候変動にまつわる訴訟の始まりに過ぎない」と語りました。

 

なお、今回の判決には法的拘束力があるため、スイス政府は対策強化が義務付けられることになります。また、他の国際裁判所で審理されている同様の訴訟にも影響が及ぶ可能性があるということです。


習近平主席の「中台統一」の夢のゆくえ【澁谷司──中国包囲網の現在地】 2024.04.13

2024年04月14日 05時25分27秒 | 日記

習近平主席の「中台統一」の夢のゆくえ【澁谷司──中国包囲網の現在地】

<picture>習近平主席の「中台統一」の夢のゆくえ【澁谷司──中国包囲網の現在地】</picture>

 

 

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アジア太平洋交流学会会長・目白大学大学院講師

澁谷 司

 

(しぶや・つかさ)1953年、東京生まれ。東京外国語大学中国語学科卒。東京外国語大学大学院「地域研究」研究科修了。関東学院大学、亜細亜大学、青山学院大学、東京外国語大学などで非常勤講師を歴任。2004年夏~05年夏にかけて台湾の明道管理学院(現・明道大学)で教鞭をとる。11年4月~14年3月まで拓殖大学海外事情研究所附属華僑研究センター長。20年3月まで、拓殖大学海外事情研究所教授。著書に『人が死滅する中国汚染大陸 超複合汚染の恐怖』(経済界)、『2017年から始まる! 「砂上の中華帝国」大崩壊』(電波社)など。

アメリカは、「中国とロシアがますます緊密な関係を築くにつれて西側の結束に挑戦し、最終的に世界のパワーバランスを変えようとするのではないか」と危惧している(*1)。

 

米インド太平洋軍司令官アキリーノ提督は3月21日、公聴会で下院軍事委員会のメンバーに対し次のように語った。

 

「北京とモスクワの関係の進展は、現在の環境下、私の40年間の勤務の中で"最も危険な状況"となっている。(中略)ウクライナ戦争で使用された武器をロシアに供給しようとしている北朝鮮やイランとの協力拡大の兆候は、世界的な懸念だ」

 

そこでアキリーノは、中国、ロシア、北朝鮮、イランの関係を、初期段階にある"悪の枢軸"と表現している。さらに中国の軍事力が「より攻撃的に、より大胆に」なり、北京の関心がいつも台湾に向けられていると指摘した。

(*1) 2024年3月20日付『中国瞭望』

 

 

中国に台湾を攻める能力が本当にあるのか?

さて、アメリカの将軍が2027年までに中国共産党が台湾を武力攻撃する能力を持つと予測したため、中台戦争についての議論が高まっている(*2)。

(*2) 2024年3月31日付『中国瞭望』