基礎塾・・・とっても小さな塾です。でも、「楽しさ」「温かさ」「わかりやすさ」は塾長の心と同じように?最大級だと思います!

◆重要なお知らせ◆ 2022.03.31に閉校することになりました。長い間ありがとう!みんな元気でね!

「科学技術情報発信・流通総合システム」(J-STAGE)

2019年10月12日 21時37分13秒 | おすすめサイト
ひさしぶりのおすすめサイトです!

「科学技術情報発信・流通総合システム」(J-STAGE)(←クリックで表示)は、国立研究開発法人科学技術振興機構 (JST) が構築した日本の科学技術情報の電子ジャーナル出版を推進するプラットフォームです。

ちょっと専門的な内容のジャーナル(論文や学術的な出版物)が閲覧できます。

使い方はサイト最下段の「閲覧者の方へ」をクリックすると出てきますが、一番簡単なのはサイトトップページの「詳細検索」欄に気になる単語を打ちこむと一覧が表示されるので、見たいものをクリックしてPDAをダウンロードすると閲覧できます。


まあこんなサイトもあるんだなあ程度で…

医薬品、医薬部外品、化粧品を分かり易く…

2018年11月16日 18時31分00秒 | おすすめサイト
テレビでCMを見ていると、これを使うと「治る」「良くなる」などと信じて購入する人が多いんだろうなあ~
と思ったので、今日はその辺で失敗しないために知っておく必要のある「医薬品」「医薬部外品」「化粧品」について分かり易く簡単に説明します。
もちろん(医薬品以外の)テレビCMでは法律に違反する「治る」なんて言葉は決して使われていないのですが…。
※愛用者(のような人)に「治った」「よくなった」と言わせて「ご使用者の個人的な感想です。」などと注意書きを入れる、などの工夫???がされています。


①「医薬品」とは、

病気の「治療」を目的とした薬のことで、厚生労働省より配合されている有効成分の効果が認められたものです。医師が処方するものもあれば、ドラックストアなどで購入することもできる大衆薬(OTC)もあります。

②「医薬部外品」とは、
厚生労働省が許可した効果・効能に有効な成分が、一定の濃度で配合されています。[治療]というよりは[防止・衛生]を目的に作られています。「肌荒れ・荒れ性」「にきびを防ぐ」「日焼けによるシミ・ソバカスを防ぐ」「皮膚の殺菌」など、効果のある有効成分が配合されているのでその効果を訴求できます。また「薬用」とは「医薬部外品」で認められている表示ですので「薬用=医薬部外品」となります。
※よくある間違いが、「日焼けによるシミ・ソバカスを防ぐ」を見て「シミ・ソバカスが治る(消える)」と思う方がいますが、これからシミ・ソバカスが出来るのを防ぐということで、けっして治る(消える)ということではありません。また、「日焼けによる…」と書いているように「加齢によるシミ」は防ぐこともできません。難しいかもしれませんが、この辺も読み取れるようになると失敗しなくなります。

③「化粧品」とは、
医薬部外品と比較してもさらに効能・効果が緩和(ゆるい、少ない)で、清潔にする、美化する、魅力を増す、健やかに保つなどの目的で使用される製品です
医薬部外品に認められている「肌荒れ・荒れ性」「にきびを防ぐ」「皮膚の殺菌」などの効能・効果は認可されていないので、パッケージなどで表現することはできません。


もっと簡単に言うと、

「医薬品」は治療するためのものです。説明通りに使用すれば効く(完治するかどうかはわかりませんが治る方向へ向かう)場合が多いです。(※どんな薬でも合う合わないがあるので100%治る保証の薬はありません。)

「医薬部外品」は予防、殺菌などの効果があるものです。※おそらく治す薬ではないので治りませんが、防ぐことができる可能性が高いです。

「化粧品」はきれいに見せるためのものです。※シミ・しわが無くなる、若返ることはありませんが、きれいに見えるようになります。


だから…

◇ 本当に治したい場合は、お医者さんで薬を処方してもらうかドラッグストアーで「医薬品」表示のあるものを購入してください。たぶん効きます!

◇ 肌荒れを予防したい。口臭を予防したい、あるいは清潔にしたいという時には「医薬部外品」表示のあるものを選んでください。

◇ 女優の〇〇さんが使っていて、とても肌色が明るく見えるので自分も同じようにきれいになりたい(見せたい)と思ったらその「化粧品」を使ってみてください。見た目が変わると内面から明るく元気になり、美しくなることは科学的にも証明されています。そういう気持ちで使うと化粧品はとても良いものだと思います。


「医薬品」「医薬部外品」の表示には上記の意味が有ります。しっかり理解して使うようにしましょう。


参考になればうれしいです



私の田舎の隣町?隣村?明日香村の紅葉

松原からバイクにまたがり1時間ほど。なので、午前中に紅葉狩りができました。

おすすめサイト(その3)

2017年11月08日 16時55分09秒 | おすすめサイト
久しぶりのおすすめサイトです。

教育社会学者の舞田敏彦氏のブログです。クリック➡データえっせい
興味深い記事が盛りだくさんです。時間のある時に少しずつ読んでいますが、うまくまとめられていて助かります。

世の中を知るために、偏見や思い込みではなくこのようなデータ分析を知ることは絶対必要ですね。

お時間が許せば覗いてみてください


おすすめサイト(その2)

2017年04月12日 14時28分13秒 | おすすめサイト
前回の(その1)に続き主に保護者様(大人)向けのおすすめサイトです。今回は国立栄養研究所の「健康食品」の安全性・有効性情報のサイトを紹介します。

このサイトでは「健康食品」に限らずあらゆる食品の安全性・有効性を学会で発表された文献を元に評価、判定しています。トップページ右下の素材情報データベースであいうえお、ABC順での検索ができます。
よくテレビCMで見る「ヒアルロン酸」「コンドロイチン」「コラーゲン」はもとより「にんにく」「黒酢」や「ビタミン」など、たいていのものは掲載されています。全部見ようとすると何年かかるかわからないほどの情報量なので、気になったものを暇なときに調べてみてください。多くの健康食品の有効性が「調べた文献の中で見当らない。」と締めくくられていることに驚くのではないでしょうか。※ここでいう文献は主に学会に発表された論文のことで、かなり信用できます。スタップ細胞の時もそうでしたが、学会に発表された論文は世界中の多くの科学者が読み、おかしなところがあれば調査(再現実験など)をして「正しいことが確認できなければ」取り下げや削除がなされます。だからどこかの民間企業がCMで言うことに比べたらはるかに信用できる内容の文献なのです。

健康食品を買い求める人は…
「テレビで言ってたからきっと本当や」と思って(信じて)購入しているかもしれませんが、ほとんどの健康食品が科学的にはその有効性を認められていません。
「でも、健康食品として売られているから健康に良いんとちゃうん?」
と考えがちですが、「健康食品」という言葉自体何の科学的根拠も法律上の規定もない誰でも使える宣伝言葉なのです。
法律では「健康食品」は大根やみそ、カボチャや秋刀魚などと同じ「食品」に分類されます。つまり「健康食品」は業者が一般の人に「健康に良い食品」と思わせるために作った単たる言葉です。

健康食品と呼ばれるものの中で唯一、特保(特定保健用食品)に指定されたものだけは国が「健康保持増進効果」を確認し、その有効性がみとめられた食品(健康食品)なので、食べる価値はあります。

サプリメントなんかの話は長くなりそうなのでまた次の機会に…。


国立栄養研究所の「健康食品」の安全性・有効性情報のサイトはここをクリックしてください。

ではまた

おまけ: ごみ箱のレジ袋(この時は生協の袋)を交換すると、たちまち飛び込んでドヤ顔をする猫娘の「れおん」



おすすめサイト(その1)

2017年03月29日 19時31分43秒 | おすすめサイト
私は仕事や趣味で毎日インターネットを検索します。その中で見つけた有用なサイトをこれから少しずつ紹介していこうと思います。

で、今日は「明治大学科学コミュニケーション研究所」を紹介します。
このサイトでは、この世の中に多くある「本当かどうかよくわからないけど信じられている?もの」、例えばサプリメント、民間療法、不思議現象などについて科学的知見から評定を行っています。少し難しい言葉も出てきますが、とてもよく考察されているので読んでいても飽きることが有りません。
またすべての項目の最後には総評として「科学」、「発展途上の科学」、「未科学」、「疑似科学」と結論が書かれていますが、個人的には「科学」と「「発展途上の科学」以外は「うそに分類して良いのでは、と思います。

ということで、おすすめサイト(その1)は
「明治大学科学コミュニケーション研究所」クリック
です。

ではまたそのうち(その2)も紹介しますね


見てくれましたでしょうか「了解です」


9:30に全員帰りました。