コマツナギ（駒繋ぎ）も咲き始めた。
萩に似ているけれど、枝から伸びた小枝に穂状に花をさかせる。
見た目は草っぽいが、これでも木で、馬を繋いでおいても大丈夫なほど枝が丈夫なことから付けられた名。
同じマメ科でも、こちらは草のナンテンハギ（南天萩）。
葉が南天のそれに似ているので、こんな名が。
夏の盛りの花というイメージが強いのだが、６月には咲き始める。
長靴状の花は、マメ科の花には結構あるが、エンドウのような蝶花の方がお馴染みかもしれない。
そして、今の季節、山道を歩いている時につまむのがこれ。
桑の実である。
黒くなったのが食べ頃で甘いが、柄の部分が口に残るのがねえ。
なんて、ワガママを言ってる場合ではないのだが、潰れると指が紫色に染まる方が困るか。
今日は朝からいい天気。
日差しもあって、昨日の寒さもあったからか、非常に暑く感じた。
ただ、スカッと晴れてる感じではなく、何となく薄雲がかかっているようだった。
靄っぽくもあり、洗濯物は日差しの割にはパリッと乾かなかったなあ。
朝はいつも通り５時前には起き出し、お弁当作り。
予測を誤って、弁当箱に隙間ができてしまったので参った。
ケチらず？もう少しメインの鶏肉を焼けばよかった。
仕方ないので、冷食のポテトで隙間埋め。
こういう時、ブロッコリーがあると助かるんだがなあ（笑）
義父は友人と福島市に朝から出かけた。
絵の展覧会らしいが、詳細な場所は分からない。
東京だとさすがに鉄道を利用するが、福島市くらいだと車で行く。
老人二人、心配な面もあるが、送迎はできないから見送るしかない。
せめて、事故を起こす時は、他人を巻き込まないでほしい。
近くの林道に、ちょっとだけ行ってみた。
ホタルブクロの季節になったが、そこは結構道沿いに咲くので。
ただ、道が雨が降るたびに抉られて、気をつけないとタイヤが落ちて危ないんだよね。
ホタルブクロは紫と白があるけれど、この林道のは白がメイン。
低速でノコノコ上っていったら、前方に人影が。
年配の男性２人と女性が１人。
向こうも急に現れた私の車に驚いた様子。
軽く会釈して、とっとと通り抜けた。
林道走行中、何が怖いって、獣よりも人の存在だ。
民家がある道ならともかく、そうでない滅多に人など入らない山道で出くわすと、ギョッとする。
車の中だといいんだけど、歩いている時だと身構えてしまう。
向こうも同じかもしれないが、大概、男性だしねえ。
それなら、イノシシやクマの方が気分的にはマシだわ。
で、いつもたくさん咲いている斜面には、ホタルブクロのホの字もなく、何で？？
春先の伐採に巻き込まれたのか？？
折角来たのに、目当ての花に出会えずがっかり。
でも、その代わりオカトラノオの咲き始めに遭遇。
これから、白い穂を垂らしたこれが、林道を染める。
帰りは薄磯海岸を通ってきたが、防波堤前に駐車場を作っていた。
今夏はここも海水浴場オープンと決まったためだろう。
ただ、以前のように民家はなく、盛り土の壁が連なる風景は、見ていて気持ちのいいもんじゃないけどね。
おそらく、海の家は砂浜に並ぶんだろう。
けど、人の流された海という認識があるので、そこで泳ぎたいとは思わない。
明日は午後から雨の予報だ。
でも、これもおそらく梅雨前線の雨じゃない。
沖縄はぼちぼち梅雨明けだそうだが、こちらの梅雨入りはいつなのか。
まあ、そう遠くないことであろうが。
