ぽんぽこ山ふくろう亭

日々の出来事+時々猫

暑さ戻る

2011-08-31 | 桃色の花
写真はサルスベリ(百日紅)
中国南部原産のミソハギ科の落葉小高木。
この花の名前も、一度聞いたら忘れないだろう。
花期が長く、100日間も咲き続けるの意で「百日紅」の漢字が当てられている。
でも、言葉からは「猿滑り」を連想する(この漢字も使われる)。
幹がすべすべで、猿も登れないから「猿滑り」。
この花に関しては、縁がフリル状でごちゃーっと咲くためか、ひとつひとつの形状が長いこと分からなかった。
房が丸々ひとつの花であるとか、フリル状の花びらひとつひとつが花であるとか想像。
その後、目線に花が咲いているものを見つけ、ようやく納得。
蕊を中心に、分裂した6枚の花びらで構成されていたわけである。

こう、一輪だけ咲いてくれていると分かりやすい。

我が家のサルスベリ、花が何年も咲かないので、昨年は義父に伐採宣告を受けた途端、開花。
今年はどうかな?と思っていたら、ちゃんと花をつけていた。
義父に言わせると、サルスベリは花ではなく幹を愛でるものらしい。
だったら、花が咲かないからと伐っとばす必要なんてないと思うのだが???



夕べはそれなりに眠れた。
一昨日の晩のように、急に具合が悪くなるでもなくでよかった。
羽毛布団も出しておいたけれど、暑くてとてもかけてはいられず。
やはり、あの夜はかなり体調がおかしかったのだろう。

6時前に起き出して、居間のカーテンを開けたら、地面は濡れていた。
何となく降っている程度の雨だったけれど、学校は送りに。
送る時間帯には雨は上がっていた。
台風が近づいているから、その影響だろう。

娘を送っていって、9時頃に帰宅。
その頃はまだ空も薄暗く、いつ雨が降ってきてもおかしくないような天候だった。
勿論、体調や雨上がりのこともあって山行きは中止。
その代わり、アクアマリンに行ってみようかと思ったのだけど…。

10時頃に家を出たら、雲の切れ間から日射しが。
予報じゃ、一日天気が悪かったはずだが?
雨じゃないなら、屋内施設に行くのは勿体ない。
でも、体調を考えると、縄張りまで出ばるにはリスクがある。
あれこれ考えて、フラワーセンターに進路を変えた。

到着した頃はまだ雲も多くて、散策日和だったのに、ちょっと歩き出したら日射しが照りつけ出した。
それがまた半端なく強くて、頭もカメラも熱せられてアッチッチ。
雨上がりだったから、地面の水分も蒸発して、これがまたダメージを倍増させてくれる。
あ、これは駄目だと、事務所のある建物に避難。
水分をとってソファで休み、1時間もいないで退散となった。

結局、その後はすっかり晴れてくれて、久々の暑さにぐったり。
雨の予報はどこにいってしまったのだろう??
台風は週末にかけてこちらにくるような予報になっている。
3日に幼稚園でヒマワリを引っこ抜いて、表土を削り取る作業の予定だったが、この分じゃ中止だなあ。
まあ、台風が最接近するのが休日になりそうでよかったと思ってはいるのだけど。


昨日の晩、だんなが帰宅後に、何やら怒り口調で話すには…。
東電が第一原発で作業していた40代男性作業員が、急性白血病でなくなったと発表したんだそうだ。
作業期間が8月上旬の一週間で、被爆量が低いことから、作業との因果関係はないと説明していたとか。

人間の体には個人差があるわけだから、被爆量が低いからといって、必ず影響がないとは言えない。
高くても平気な人がいる一方、低くともダメージをかなり受ける人だっている。
現場で働く作業員だったにも関わらず、因果関係を否定する東電。
この先、一般市民に何かしらの症状が出ても、同じような理由で責任逃れをする可能性が高い。
だんなは訥々と語っていた。

今朝の新聞でも、これに関する記事は小さいもので、事実を淡々と書いているだけだった。
野田氏のことがあったにしても、それはちょっと問題あるかもしれない。
過去の薬害や公害訴訟にしても、国は責任を認めてこなかった歴史がある。
口では補償はしますよとは述べていても、実際に病気になった場合、本当にしてくれるのか?
距離とか被爆量がたいしたことなかったからとか並べ立てて、反古にしちゃうんじゃないだろうか?

それと、計画停電の話も。
新聞にも載っていたけれど、春先の計画停電は、明らかに東電の脅しであろう。
原発が止まると、こうやって広範囲で停電しないと立ち行かないのだよという…。
実際、猛暑だった夏の方が電力をくっているはずだ。
でも、停電されることもなく、都心部の電車が間引きされることもなく、ちゃんと生活できているではないか?

東電は一度、潰す必要があるという意見があちこちから聞かれる。
でも、これは国との癒着がある以上、絶対に起こりえないのだろうなあ。
電気料を値上げするという話も新聞に載っていたけど、ホント、住民は嘗められてるなあ。
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計画倒れ

2011-08-30 | 白い花
写真はヒヨドリジョウゴ(鵯上戸)
東アジア原産のナス科の多年草。
初めて見る花には、未だにわくわくとさせられる。
ヒヨドリジョウゴも今日が初めて。
秋の赤い実は何度も見つけているのだけど、花がなかなか見れないでいた。
別の植物目的でうろついていた最中、白い花を発見。
見た目、イヌホウズキにも似ているけれど、花の大きさが全く違う。
これはもしやと思って、帰宅後に確認して、ヒヨドリジョウゴで間違いなし。
花びらが反っくり返って、黄色い葯の目立つ事。
ヒヨドリが実を好んで食べるから、こんな名前になったという。
でも、果実にはソラニンを含んでいて、嘔吐や腹痛、呼吸中枢麻痺などを引き起こすそう。
とは言え、人には毒でも、鳥は平気というのも多くあるので、ヒヨドリにはご馳走なのかもしれないが…。



今日も朝から天気良好。
昨日は、娘を送っていった後、山手の遊歩道散策に行こうと目論んでいた。
風は程よく涼しいし、もってこいの天気だったのだけど…。

日付が変わる頃、体調がおかしくなって目が覚めた。
目の奥がじんじんと痛み、胃がむかついて吐き気。
そして、全身から冷や汗。

この冷や汗が何ともいえぬ気持ち悪さで、タオルで拭きとってもすぐにジワーッと湿ってくる。
頭痛も局所的にしんどいし、横になっているのも辛い。
だんなが起きている時間帯だったので、メールをうってみたら、すぐに来てくれた。
熱はなし。どちらかと言えば、肌はひんやり冷えている。
吐き気はあるけど吐くほどではなし。

どうやら、わずかに震えていたらしく、だんなが風呂に入るように促す。
汗で気持ち悪かった事もあり、言われるままに入浴。
40度の湯温だったけれど、体の芯まで温まる事はなし。
着替えて部屋に戻り、羽毛布団を引っ張り出して、それにくるまって横になった。

だんなが引き上げた後、そのまま眠ってしまったようで、目覚ましの音に起こされた。
寝ぼけておき出した娘は、一時、布団に潜り込んできていたのだが、暑くて脱出したらしい。
私は全く暑さを感じず、むしろ心地よく眠っていたようだ。

吐き気は治まっていたし、頭痛も気にならないほどに軽くなっていた。
夕べのあれは何だったのだろう?と思えるほど。
ふと、あれは熱中症だった?と思ったのだけど、これだと体温が上昇するわけだから違う。
ネットで検索をかけてみると、偏頭痛に行き当たった。
それ以外に、脳出血などでも同様の症状が出るとか。
その場合、体を温める事で症状が緩和するのだろうか?

そんなこともあって、今日のお出かけは勿論、中止。
私の行く所は人が滅多に来ないようなとこばっかりなので、何かあった時に非常にまずい。
さすがに行方不明で騒動になるのは避けたい。

そんなわけで、今日は娘を送っていった帰り、アルコール臭のするクヌギがある小山近辺を散歩して帰宅。
家でおとなしくしていた(昼過ぎ、ちょっとだけ図書館に行ったけれど)。
今夜もまさか、同じ目にあいはしないと思うのだけど、警戒しといた方がいいかもしれない。


以前、ワルナスビの花を撮影した場所。
草刈りはされているものの、免れたのが花をたくさん咲かせていた。
花も咲いているけれど、黄緑色の実をたくさんつけているものも。

見た目は黄緑に緑のラインが入っていて、リースに使ったらきれいじゃなかろうか?と思える色合い。

でも、やっぱりワルナスビ。
実のヘタの部分もしっかり刺で武装して、俺様に近づくな状態である。

実自体もソラニンを含んでいて毒。
茎にも葉っぱにも刺をつけ、実には毒。
ワルナスビはとことん、人間嫌いなようである。

そんなワルナスビの葉の上にナナホシテントウ。

葉の裏には刺があるけれど、表はないものね。
その近くにあった葛の葉の上にはショウリョウバッタ。

近くの田んぼの畦道にはイナゴ。

イナゴって、一種類しかないんだと思っていたら、イナゴと名がつくものだけで数種類。
で、これはハネナガイナゴらしい(翅の末端が後脚を越えているので)。
一般にイナゴと言われているのが「コバネイナゴ」で、こちらの個体数よりも少なくなっているそうだ。
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天気がいいのに…

2011-08-29 | 紫系(赤紫/青紫)の花
写真はタマアジサイ(玉紫陽花)
日本原産のユキノシタ科の落葉低木。
蕾の頃がまん丸の球状なのでタマアジサイ。
ヤマアジサイなどに比べると開花時期が遅く、開花も株全体が一斉にというわけでもない。
実際、同じ木でも蕾があるかと思えば、もう花が終わったものもあり。
目立った花が少なくなっている今の時期、この薄紫色の花が林道や山裾などで咲いていると、ちょっとホッとする。
蕊が長くて、ふわっとした感じもなかなかよろし。

こんなまん丸の固まりが…

少しずつほぐれてはじけて

広がるのである



今日からまた平日が始まった。
子供達も一日、学校と幼稚園で不在。
天気もいいというのに、何故か体が動かない私。
娘を送って帰った後、散策に行きたい私と、横になって休みたい私が、心の中でグチャグチャと。
結局、後者の私が勝ってしまって、家でうだうだと過ごす事になってしまった。

学校が始まったら、行こうと思っていた場所が幾つもあった。
天気との相談になるけれど、こんな調子じゃ駄目だなあ。
娘を送っていったら、家に帰らずに直接、目的地に向かえばいいのだろうけど。

だんなも今朝はゆっくり起きてきて、出かけたのも遅かった。
いつもは12時半始業なのに、9時とか10時に出かけることが多いのだけど。
たまにはゆっくりしたい、という気持ちはよく分かる。
何にしてもちょっと働きすぎ!


土日と子供たちに構われ過ぎで、家の中でもゆっくりできない麦。
でも、今日は…。

「う~ん、今日は静かでしねえ」

あられもない姿をさらけ出し、のんびりお昼寝中の麦さん。
「こわっぱがいないと、ゆっくり眠れるでしよ」

すいません。このお腹を出している麦は「やらせ」です。
麦はひょろ長くて痩せているせいか、那智のようにお腹を出して眠れないのである。
この体勢にすると、背骨が出っ張ってバランスが崩れてしまうわけで…。
ソファの背もたれのおかげで、かろうじてこの格好ができている次第。

自室に戻ってぼんやり。
台所に水分を取りにいって居間を覗いたら、頭の向きが変わっていた。

カメラを近づけてもぐっすり。

警戒心も何もない幸せな寝顔…。

でも、何故か爪が出っぱなし。

不意をつかれても、むじのパンチ炸裂でしよ、といったところか?
それとも、夢でチュンでも捕まえようとしているのかなあ?

猫と言えば、こんなのありました。

お店で見つけたとき脱力した一品。
だんなにも見せねばと購入。
これは熊本のメーカーのもので、熊本デザイン専門学校共同開発商品だそうだ。

でも、近くのスーパーじゃ売っていないのが残念。
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テルル??

2011-08-28 | 黄色の花
写真はエビスグサ(夷草)
熱帯アメリカ原産のマメ科の…。
こちらも昨日のハブソウと同じで、現地では小低木、日本では一年草扱い。
ハブソウと一緒にハブ茶の原料とされている植物だ。
効能がハブソウと酷似しているので、これだけを用いてハブ茶を作っている所もあるみたい。
こちらはハブソウに比べると、マメ科っぽいお花に葉っぱ。
ただ、花がそっぽを向いているのが多くて、きれいに写せないのが難だった。
これを植えると線虫の数が激減するので、共生栽培にも利用されているとか。
花が終わって、長い莢が伸びているものも多数あった。

種子は緩下・利尿に用いられるそうだ。


久々に太陽がさんさんと降り注ぐ朝を迎えた。
だんなは小学校の清掃活動で6時前には出かけたようだ。
私は遅くに帰ってきただんなの話に付合い、その後は地震×2、娘の咳込みと睡眠が細切れ。
それで、目が覚めたのは7時を過ぎていた。
それでも、何となく頭はぼーっとしているし、あまり調子がよくない。

夕べの地震2連発。
震源地はおそらく同じ(ほぼ変わらない)場所。
ラジオを付けてもすぐには情報が流れず、2回目の地震の直後に1回目の地震情報が。
5分のタイムラグをどうとるかは人によるけれど、津波が引っかかってくると大きいんじゃなかろうか。
このところ、有感地震が続いているので、だんなと警戒中である。

息子は現在、仏間で寝ている。
北海道から帰ってきて、一時、二階の自室に移動させたのだが2日で逆戻り。
だんなが息子のベッドで放射線値を測定したら、0.24を測定したため。
下が机、上がベッドになっているんだけど、天井に近いほど数値が上がる。
これは、屋根に付着した放射性物質のせいだろうと推測。
今日の午後、だんなと息子は高圧洗浄機で除染作業を。

2時間近くベランダや屋根を洗い流して、数値は0.14まで下がった。
結果がこうやってあからさまに出ると、いかに家屋が汚染されているのかが分かる。
この先も暇を見つけて洗浄したりする必要があるなあ。


昨日の講演会での話は、やっぱりため息が出る事ばっかり。
3月に巻散らかされた放射性物質、ヨウ素やセシウム以外にテルルというのがかなり飛散したらしい。
テルル、これも初めて知った元素。
自然界にも存在するそうだが、おそらくここでのテルルは人が作り出したものだろう。
テルル129は崩壊して、放射性ヨウ素129に変化するそう。
ヨウ素129の半減期は1600万年で、発がん性物質だそうだ。

で、銀も検出されているようだけど、これは制御棒の材料なので、メルトダウンしたことの証拠になるのかな?
これらの情報は、勿論3月の時点で省庁は把握していたけれど、表に出される事はなかった。
公開すべきだという現場サイトの声は潰されたそうだ。

原発から放射性物質はもう出ていないという話を最近、聞くようになった。
でも、これはこれで大間違い。
爆発当時に比べたらはるかに減ってはいるけれど、決して0にはなっていない。
全国の放射線値の入力作業をしているけれど、今月21日に西日本(近畿界隈)で数値が跳ね上がっていた。
それ以前の天気や気温の関係から、空中に飛散していた放射性物質が、雨で落ちたらしいと推測している。

広範囲に雲が広がってシトシトと降るような雨だと、広く浅く降り注ぐ。
でも、最近の雨は局地的な狭い範囲で降るケースが多い。
そうなると、その区域に集中して降り注ぐ事になるわけだ。
少なくとも、西日本でもそういった現象が起きている事実。
もう日本全域に渡って放射性物質が拡散していると見た方がよかろう。

新聞に掲載されている数値を、毎日、漠然と眺めていると気がつかない事が、並べる事で見えてくる現実。
国はどこまで情報を隠蔽しているのか?
数ヶ月も前の危険な情報を、今になって小出ししてくるのに、怒りよりも空しさを感じる。
日本という国はこういう国なのだ。
国民よりも自身の名誉のためだけに動いている国会議員や省庁はいらない。


「こわっぱは何をしているんでしかね?」

車の屋根に乗って、息子を眺める麦。

「あっちでは、小娘が何やら元気でしねえ」

娘は何だかハイテンションで、奇声を張り上げながら庭を走り回っている。

「みんな元気でしねぇ。ムジは付合いきれないでしよ」

ホースを持って、車の所にやってきた息子。
午前中、フロントガラスに水をかけていたらしいが、それでついた水玉が取れないので、拭き取るように言いつけたため。

「こわっぱは、何を始める気でしか?嫌な予感がするでし」

こういう状況になると、息子は間違いなく麦に水をかける。
その気配を感じとって警戒されるのは、普段の行いの証拠。
「息子~、麦に水かけたら、頭にゲンコツだよ!」

私の声に、息子は苦笑い。
「おばさん、助かったでしよ」

息子はちょっと残念そうに、フロントガラスに水をかけて、水玉消しに励んでおりました。
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除染というけれど

2011-08-27 | 黄色の花
写真はハブソウ(波布草)
熱帯アメリカ原産のマメ科の…。
この植物、調べてみると、常緑低木と書いてあるものと一年草と書いてあるものと分かれている。
突っ込んで調べると、現地では常緑低木だが、日本だと冬越しできないので一年草扱いになるようだ。
およそマメ科とは思えない花。
最初は勿論、マメ科の植物なんて思いもよらなかった。
が、葉っぱの形状は萩なんかと似てマメ科。
マムシの別名に「ハミ」というのがあるそうだが、これに咬まれた時にこの草の汁をつけるとよいと伝えられていた。
それで「ハミソウ」と呼ばれ、それが「ハブソウ」になったという。
一方で、沖縄において同様にハブに咬まれた時に使われたから「ハブソウ」になったとの説も。
いずれにしても、蛇毒には全く効果がないそうだが。
ハブ茶の材料となり、煎じたものは健胃、緩下、解毒薬に効果があるそう。



朝のうちは曇っていて、時折、小雨がぱらつくような天気だった。
午後からは雨もあがって、今の時間は青空が雲間から見えるように。
そのせいか、ちょっと気温が上がっているみたいで、暑さを感じる。

だんなはまた東京に、放射線関係の講演を聴きに出かけていった。
これで何度目になるんだろう。
研究?熱心なのはいいけれど、また余計な情報を持帰って、私を疲れさせるに違いない。

夏休み中に他県に転校した子供がたくさんいるという。
そうせざるを得ない状況なのは、中通りや浜通りの放射線値を知っている身としてはよく分かる。
いわきは距離的には原発に近いけれど、数値は低い方かもしれない。
勿論、市内の場所によって差は出るわけだけど、うちの辺りは最近は0.2を下回る日も多い。
それでも、限りなく0.2に近い0.1台ではあるけれど。

幼稚園でも埼玉に引越した家族がいる。
放射線が不安だからという理由だけど、それなら関東ではなくもっと西を目指すべきだろう。
福島県内だけでなく、東北や関東圏の汚染の広がりも、騒がれるようになっているわけだし。

だんなが趣味で牛乳の放射線を測定しているのだけど、北海道や秋田のものも数値が上がっているそうだ。
放射性物質は花粉と同じで風にのって飛散するから、距離があるから大丈夫という理屈は通らない。
当時の風向き、風の強さ、その後に降雨があったとか、霧が出たとか…。
様々な条件が絡み合って、数値が高い所を無条件にあちこち作っている。
それが分からず、福島県だけが汚染されていると思い込み、心ない言葉を投げかける関東圏の人々は愚かだと思う。

子供達は自宅に戻って以降、やっぱり室内中心での活動。
数値は下がっていても、年間換算すると、やはり1mSを超過するレベルだから。
小学校も、高圧洗浄機を用いての校舎やコンクリート部分の洗浄を繰返し行っている。
幼稚園もそうだったけれど、洗浄後の数値の低下ははっきりしている。
この先は除染をどこまでできるかが鍵だろう。

それは我が家でも同じ事であって、気合いを入れて室内の拭き掃除をする必要がある。
…あるんだけど、やる気が全く起きないんだから大問題だわ。
家が広いのも、やる気をなくす原因の一旦になってるんだよねえ。
私らが建てた家じゃないから、文句は言えないのだけど。う~ん。
掃除嫌いの人間は、大きな家を欲しない方がいいという、教訓になっているような、いないような…。
何にせよ、やる気が起きないのは、原発ぶらぶら病のせいにしておこうかしらね?
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降ったりやんだり…

2011-08-26 | 緑の花
写真はタカトウダイ(高灯台/高燈台)
日本や中国原産のトウダイグサ科の多年草。
この花、6月頃に、よく行く近くの山裾にたくさん咲いていた。
この時はトウダイグサ科だとは分かったものの、花の名前に行き当たらず。
後日、タカトウダイという名にたどり着いた。
当初はナツトウダイかとも思ったのだけど、これの花期は「夏」がついているのに5月頃。
しかも、8月が終わる今も咲いているのを見つけたので、花期が6~8月のこちらだと思われる。
折ると白い液が出てきて、触れると肌が被れ肌が腫れたりする事もあるそうだから要注意。


今日もどんより曇り空でスタート。
起き出した6時前には雨は降っていなかったのだけど、6時半頃からポツポツと。
小学校は送りとなったが、だんなにお願いした。
何度も行ったり来たりは疲れるし、後片付けや娘が食事を終えていたなかったから。

雨はその後、上がったけれど、娘を送って帰ってきて間もなく土砂降りに。
ポイント2倍デーだったので、頼んでいた本を取りに行くつもりだったのに。

昨日の午前中指定で、荷物がひとつ来る予定だった。
ところが昼近くになっても来る気配がない。
どうしたのかと思っていたら、支店から電話がきて、荷物が手違いで山形に行ってしまったと言う。
福島県の荷物、郡山に一度集められて、そこから各市町村に配送されるみたい。
そこで、山形行きのコンテナに紛れ込んじゃったのだろう。

食品だったけれど常温品で、傷むものではなかったから、一日二日の遅れは大丈夫と電話を切った。
夕方にまた電話がきて、夕方の便にも入っていなかったので、明日でという事になっていた。
山形に行った荷物は、ちゃんと今日はこちらにやってきたようで、無事に到着。
以前、北海道まで運ばれた荷物もあったので、それに比べたらマシか。
今は何でもバーコードでコンピュータ管理だから、この手のミスは案外、多いのかもしれない。

雨はやみそうになかったので、荷物受取後、ショッピングセンターに予定通り出かけた。
本屋でゆっくりと品物を選別し、注文品も受取った。
帰る頃には雨も小降りになり、昼過ぎには上がって薄日も射してきた。
でも、その後も雨が降ったりやんだりの繰返し。
明後日は回復するみたいだけど、台風の動き次第でどうなるかな?


晴れの合間をぬって、ちょっとだけ冒頭に書いた近くの小山沿いの道に。
ここ、前にもかいたかと思うけれど、アルコール臭が漂うクヌギの木がある所。
夏場のアルコール臭はなかなかにきつい。
でも、虫にとってはごちそうのよう。
必ずいるのはスズメバチ。

大量にはいないのだけど、数匹が木の回りを飛び交い、幹に止まっては何かしている。
樹液をなめているのか、木肌を削り取っているのか?
私が行くと、必ず頭上を旋回して様子見してくれる怖い奴。

こちらはヤマキマダラヒカゲ。

蝶類もたくさん訪れているけれど、ファインダーに収まる位置にいてくれるのは少数。
今日はこれとルリタテハが多かった。

ルリタテハ、羽を広げると水色の筋がきれいな蝶なんだけど、畳むと枯れ葉みたいで地味になる。

そばの竹の茎に止まっているのは、おそらくシロヒトリ。

こちらは、表の羽の柄を確認する前に飛び立ってしまった。

これがまた早いのなんの。
蝶のようなヒラヒラという感じではなく、トンボのようにピューンと。
タテハチョウの仲間らしく、飛ぶ感じからゴマダラチョウかと推測しているが、さてさて。

咲いていた花はこんな感じ。
○ツリガネニンジン(釣鐘人参):日本や中国等原産のキキョウ科の多年草

○コバギボウシ(小葉擬宝珠):日本や中国原産のユリ科の多年草。

○ヒヨドリバナ?(鵯花):日本原産のキク科の多年草

○ラセイタソウ(羅背板草):日本原産のイラクサ科の多年草

葉の表面が、ポルトガル語でラセイタ(羅背板)と呼ばれる毛織物に似ているので、こんな名前がついた。
海岸でよく見られるが、花穂はもう少し赤みを帯びる。
葉は縮緬みたいで厚みがあるのは、水分の確保が難しいためかも。

葉の色が抜けたツユクサの群生地もあった。
花はもうほとんどが終わっていたので葉っぱだけたくさん。

斑入りのツユクサもあるそうだけど、これは斑が入っているというよりは色が抜けてる感じ。
農薬なんかの影響かもしれない。

道端にはクヌギの未成熟の実がたくさん落ちていた。

昨年は喜んで拾い集めたけれど、今年は泣く泣く見るだけ。
原発、いつになったら沈静化してくれるんだろう。
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自覚が足りない警官たち

2011-08-25 | 白い花
写真はタカサゴユリ(高砂百合)
台湾原産のユリ科の多年草。
野山はヤマユリの季節を過ぎて、現在はタカサゴユリの白い花が咲き乱れている。
まだ、植物の知識がなかった頃、これはテッポウユリなんだと認識していた。
でも、テッポウユリは日本原産で、沖縄などに自生地がある花だと後々知った。
花期もこちらは6月頃で、タカサゴユリは8月~。
では、姿形が違うこれは何ぞや?で、タカサゴユリだと知った次第だ。
写真は我が家の庭で咲いているもの。
根元はヤブランの葉っぱが生い茂っていて、昨年は一輪たりとも咲いていなかった場所。
半端ない種を風で飛ばすので、どこからかやってきたのだろう。
あるいは、私がリース用に採ってきた、種入りの実から飛散した可能性も高い。
と言うのも、ここだけでなく、今年は庭のあちこちでこの花が咲いているから。
姥百合の種も同様に風で飛ぶタイプで、一昨年当たりにジャングル地帯にばらまいた。
ただ、こちらは生育に長い時間がかかるせいか、未だに姿を見かけない。
タカサゴユリのような強靭さがあると、繁殖して、珍しい花にはならないのかもしれないけど…。


今日は小学校も幼稚園も始業式。
夕べは6時に起きられるのかと不安だったが、5時半には目が覚めた私。
でも、外は薄暗く、何となく雨音も聞こえてくる。
起き出してみたら、案の定、雨が降っていた。
新学期早々、息子は送りに。
いちばんの大物の、机用引出しを運べたのは良かったのかもしれないが…。

さて、息子の宿題は完了せずに終わった。
昨日の夕方に迎えに行った時、なにやら浮かない顔で車に乗込んできた。
当初の目的だった宿題は終わったと言うのに、どうしたのかと尋ねたら…。
休み前に渡された学級通信に、休み明けに持ってくる宿題の一覧があったらしい。
それを友人宅で見て、全く手をつけてないものが何点かあるのを知ったのだ。
中身を聞いて、あ、こりゃ絶対に無理だと悟る大人たち。
折角のお寿司も、いつものように箸が進まず、7皿で終了。

帰宅後、悪あがきでできるだけの事をしましょうと、私とだんなも協力。
私は明朝の事があるので、先に休ませてもらった。
息子は3時に目覚ましをかけて、残りをやっつけるつもりだったらしいけど、目覚めたのは6時を過ぎてから。
目覚ましが鳴らなかったと大荒れだったが、もうどうにもならず。
 --後で分かったが、3時に目覚ましが鳴ったものの息子は起きず、だんなが止めに行ったらしい。
   その時に息子を起こしたんだが、起き上がったものの、すぐに倒れて眠ってしまったから、そのままにしたそうだ。
ぎりぎりまで半泣きになりながら宿題を進め、7時半前に仕方なくだんなに送られて出かけていった。
小学校最後の夏休みは、散々な状況になっちゃったなあ。

8時前に娘を幼稚園に送っていくのに出発。
近くの交差点手前で追突事故があったらしく、車の流れが滞っていた。
既にパトカーが一台いたんだけど、前方からも一台やってきた。
それが、事故車が並ぶ反対側に、Uターンしようと止まったものだから始末が悪い。
そこそこ広い県道とは言え、両脇に駐車されたんでは追越しだって危なくなるのに、何やってんだと通過。

娘を置いて戻ってきたら、まだ事故処理をやっていた。
2台の追突事故なのに、何故かパトカーが3台も来ていて、道路脇に5台も車が並んでいる状況に。
通常、工事でも事故でも、車線を占有する場合、車の誘導が義務づけられている。
ところが、事故処理をしている警官以外、歩道に集まって雑談に興じているような状況。
誰も車の誘導をしないから、5台を追越したい車が無理矢理、反対車線に入ってきて、危険極まりない。

家に帰ってすぐ、警察署に苦情の電話をかけた。
多重衝突事故ならともかく、2台の衝突で3台もパトカーがいる必要があるのか?
道路に5台も車が並んでいるのに、誰も交通誘導をしていなのは何故なのか?
警官は歩道に集まって雑談してるぞ!等等。

話の途中で、平謝りの相手(警官だよね、この人も)は、何故か私の名前を聞いてくる。
こっちの名前などどうでもいいだろうが!とぶち切れる私。
事故を起こさないようにすべき警察が、引き起こすような事をしている。
たるんでいるとしか言いようがない。

向こうはこちらの名を聞いて、何をしようと思ったのか?
名のらなければ、この手の苦情はそこで揉み消しか?
電話でなく、あの場で車から「誘導どうした!?さぼってんな!」と叫べばよかったか??
朝っぱらからむかつく出来事であった。

半端ない蒸し暑さと、子供がいないことで気が緩んだか、帰宅後は気分が悪くなって横になっていた。
昼前に息子が帰ってきて起き出したが、やっぱり休み中はそれなりに気が張っていたんだろうなあ。
先生が忙しくて、宿題のチェックが甘かったと息子。
他にもやっていない子が何人かいたから、あとはどうでもいいやと開き直っていた。
明日からは平常授業。
二人とも夕方まで家にいない。
今日のようにへばらないようにして、家の片付けを始めよう。
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夏休み最終日

2011-08-24 | 紫系(赤紫/青紫)の花
写真はヒメヤブラン(姫藪蘭)
日本や中国原産のユリ科の多年草。
海岸近くの緑地帯で、小さな紫色の花がたくさん咲いているのに気づいた。
見た感じはヤブランの花。
でも、それに比べると小ぶりで花数も少なめ。
昨日、通ってきた林道ではヤブランが咲いていたので、そちらの写真もどうぞ。
○ヤブラン(薮蘭):日本や東アジア原産のユリ科の多年草

比べてみると、大きさや花のつき方の相違がはっきりすると思う。
ヒメヤブラン、花色がちょっと濃いめに写っているのは、薄暗い中で撮影したためと思われる。
本来は、ヤブランに似た薄紫色。
ヒメヤブランは日当たりのいい野原、ヤブランは山間の半日陰の藪や林道にはえるとある。
見つけた場所はどちらかと言えば、ヤブランが咲いているような場所だった。
適応力があるという事なのかな?



久々に朝からお日様が顔を出しており、青空が広がるいい天気に。
朝のうちは涼しかったけれど、だんだん蒸し暑く。
また、雲が広がったりして、何となく落着かない空模様。
でも、上がった気温は勿論下がらずで、昨日からの温度差もあり、ちょっと体に堪える日となった。

夏休みも今日でおしまい。
昨日は強引に生活文を終わらせ、残るはチャレンジシートの裏側とエコ絵日記。
この夏友に挟まっているチャレンジシート、表と裏で課題が異なっている。
で、これも昨年までは、どちらか選択だったそう。
今年は両方となってしまい、うんざりしている息子。
片面は放射線変動値で埋めた。
もう片面は、歴史系の資料館や博物館に行って、昔の事を調べようというものだった。

釧路にいた時にその話を聞いていたら、博物館に行った時に写真をたくさん撮っていたのに。
息子は言ったよと主張しているけれど、私は聞いた記憶がない。
それに、宿題を出されているのは息子であって私ではなし。
本人がする気がないものを、何で親がせねばならないのか?

結局、息子は6月にクラスで出向いた、市内の考古資料館を思い出して書く事にしたらしい。
やはりそれが終わっていない友人と一緒にやると、午後から出かけていった。
エコ絵日記は午前中、文章だけをどうにか終わらせて、あとは絵を描くだけ。
どうにかこうにか終了の目処がついたみたい。

まあ、終わらせねばならない理由はもうひとつあった。
義父の提案で、今晩、みんなでお寿司を食べに行こうという話になっていたため。
でも、宿題が終わらなければ、出かけている時間などないから置いていくと言ってたんだよね。
余所の親なら単なる脅しなんだろうけど、うちの場合は実行されるのを知っている息子。
かなりの危機感を抱いていた模様。

さて、明日は息子は昼前に帰ってくるけど、娘は夕方まで幼稚園。
明後日からは二人とも日中はいない(すぐに土日と休みになっちゃうけど)。
来週からは平常になるので、私もかなり余裕ができる事だろう。
そうなったら、歯医者にも行かねば。
でも、解放されて、逆に疲れがどっと出たりして。
明日からまた6時起き。
体が慣れるまで大変だな。
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「絆」とは何ぞや?

2011-08-23 | 赤・朱の花
写真はクサコアカソ(草小赤麻)
日本原産のイラクサ科の多年草。
今日、町中に出た帰り、しばらくぶりに近くの林道を使って山越えして帰宅。
目立った花は少なかったけれど、これがたくさん咲いていた。
当初はヤブマオだと思っての撮影で、白いのもあるのだと認識して、こちらもパシャリ。

でも、こちらはメヤブマオ(雌藪麻苧)。
同じイラクサ科でも種類が全く違うものだと、帰宅して調べていて分かった。
う~ん、やはり植物の識別は難しいし、思い込みは危ない…。



今日は雨こそ降っていなかったものの、どんよりとした曇り空でスタート。
気温は低めだったけれど、昨日よりは上がった感じ。
午後は薄日も射していたけれど、こうなると蒸し暑さを感じる。
体がちょっとついていってない感じ。

本日の息子の宿題のノルマは作文(生活文と呼ばれている)。
いつもだとテーマは自由で、読書感想文かこちらか、いずれかの選択になっている。
でも、今年は双方とも書いてくるとのことで、息子は休み当初から憤慨していた。
しかも、今回はテーマが決められていた。
「震災によって、どのような絆が生まれましたか」
大震災にも負けない家族や地域の絆を示すような体験文を要求されていたのだ。

正直、これを聞いた時、出題者が何を書いてほしいのか、容易に想像ができて虫酸が走った。
確かに大震災ではあったけれど、その後に関してはかなり個人差がある。
この辺りでも、津波で家を失った人、津波は免れても家が壊れた人など様々。
津波ひとつとっても、家も家族も失った人も入れば、家族はみな無事だった人もいる。
うちに関しては、津波の被害もなかったし、家も基礎がずれはしたものの、住むには問題ない状況。
身内を亡くしたわけでもなく、避難生活はしたけれど短期。
強いて言えば、原発の放射能汚染で、未だに住むことに不安を感じることくらい。

そんなわけで、「絆」をテーマに何を書けばいいのだと、私だって首を傾げた。
だんなも同様で、何でこんなの書かせたいかなあ?と。
実際、震災によって絆が深まったなんて認識は家族にはなし。
地域の人とだって、おそらくないに等しいだろう。

それでも書かねばならない。
息子はもう考えが全く及ばず、仕方なく私が大半を考える羽目に。
先生が気に入る文章などなんぼでも考えつくけれど、息子はそうは思っていない。
目に留まって、何やら質問された時にぼろが出るのも何なので、当たり障りのない文を考える。
「絆」だなんだって、蕁麻疹が出るような文章を幾つも考えて、疲れきってしまった。

こういうのは書きたい子に書かせればいい。
強要されて書くテーマではない。
クラスのどれだけの子が、本心からこのテーマで文を綴れたんだろう。
いつもは生活文をさっさと済ませる息子の友人も、まだ書けないでいるとのことだった。

昼過ぎ、中休みでたこ焼きを食べにイオンへ。
先週、義父がお祭りで持帰ったたこ焼き、息子の口に入らずに終わったための埋め合せ込み。
少しガス抜きをしてから、林道経由での帰宅となった。


林道沿いは、夏の花に混じって、秋の花もちらほらと。
○ツリガネニンジン(釣鐘人参):日本や中国原産のキキョウ科の多年草

○センニンソウ(仙人草):日本や中国原産のキンポウゲ科の多年草


○カワラナデシコ(河原撫子):日本原産のナデシコ科の多年草

さすがに山の中では蝉の大合唱が頭の上から降ってくる感じ。
それでも、抜け殻は見つからなくて残念だったが。
その代わり?バッタの死骸を見つけた。

これはムシカビ(昆虫遺体に発生する白いカビ)だそうだ。
冬虫夏草の仲間らしいが、冬虫夏草ではないとのこと。
でも、二つの違いは、菌類でいう「柄」があるかないか、だけみたい。
これからニョキニョキと柄が伸びたら、冬虫夏草になるのだろうけど、土の中から伸びなくともそうなのかな?
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今日も雨模様

2011-08-22 | 黄色の花
写真はオオアワダチソウ(大泡立草)
北アメリカ原産のキク科の多年草。
セイタカアワダチソウによく似ている花だけど、花期は7~9月と夏の花。
セイタカが咲き始める頃には花が終わっている。
そして、セイタカのような群生地を作らないというのも違いのひとつ。
これはウトナイ湖畔で咲いていたのだが、他の植物を圧倒することもなく治まっていた。
大きな面積を黄色に染めてしまうセイタカに比べると、優しい印象を受ける。



今日も朝から雨。
夕べは半袖だと寒かったので、寝る前に羽毛布団をそれぞれに用意しておいた。
息子など、こんな厚いのいらないとブツブツ。
でも、今朝、起こしに行ったら、しっかりそれにくるまっていた。
やっぱり寒かったのね。
娘も明け方、私の布団に潜り込んできていた。

夏休みも明後日までになった。
宿題の追込みで、天気が悪いのは好都合か?
良ければ、出かけたいという衝動にかられるものね。
いつもだと、遊ぼうと電話をかけてくる友達も音沙汰なし。
今年は宿題が片付いていないのかな?(いつもだと、この頃は全部終わらせている子)
お土産も渡したいのにね。

娘はそんな兄ちゃんの邪魔をしている感じ。
でも、息子は娘に邪魔されているのを口実に、宿題を進めるのをさぼっている感じがするなあ。
そんな状況でも、やはり終わらせねばならないという思いはあったらしい息子。
来客が帰ったら、ゲームの電源を入れたので(終わるまでゲーム禁止)聞いてみたらニヤリと笑う。
どうやら終わったらしい。
でも、読ませてはくれない。

昨年も知らないうちに書き上げて提出。
それが、クラスで選ばれて応募。
何やら賞をもらって先生から連絡をもらったものの、私は一字たりとも読んでおらず、話を合わせるのが大変だった。
さて、今年はどうなるんだろうなあ?
書き直しとかあるから、あまり選ばれてほしくない親子だったりする。

秋雨前線らしい前線が居座っていて、今週はずっと傘マーク。
気温は明後日あたりからまた上昇傾向。
雨で暑いのはちょっと勘弁だなあ。
にしても、温度差が極端で、この状況でまた暑さが戻ったら倒れそうだ。
早く休みが明けて、子供のことを気にせずに休みたいものである。
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