ぽんぽこ山ふくろう亭

日々の出来事+時々猫

クロ脱走→洗われる

2018-11-30 | 果実・種

ノイバラ(野茨/野薔薇)の実である。
バラ科の半蔓性落葉樹。
栽培されているバラの原種とされているこれ。
バラは棘のある低木の総称だが、今は西洋バラを指すことが多くなったそう。
漢字の「薔薇」は中国から入ってきて、「そうび」や「しょうび」と読まれていた。
5〜6月にかけて白い花を咲かせる。
今回、図鑑を読んでいて、この赤い実は子房が膨らんだものではないことを知った。
つぼ状の萼筒が肥大して、脂肪をすっぽり包み込んでいるんだそう。
内部にある種が実に当たるんだそうだ。
まあ、便宜上、赤い部分を実とするけれど、これは熟す味がなくなるみたい。
まだ固い頃は酸味があり、果実酒に利用する場合は、固いうちに採取して漬け込むとある。
ノイバラには鋭い棘があるけれど、これが殆どない株もあったりする。
ぼんやりしながら採取していると、棘を指に突き刺して悲鳴をあげることも多い。
猫の爪の先みたいで、折れて指に刺さったままになることも。
今年は実の付きが悪くて、近所のは数えるくらいであった。
これも裏年ってのがあるのかもしれない。


今日も朝からいい天気。
午前中は思い出したように風が吹いていたけど、午後には治まった。
気温もそれなりで、日向ぼっこには良かったかな。

昨日の反動が出て、朝からだるくてグデグデ。
まだ暗いうちから、起き出したクロに安眠妨害されていたことも原因の一つ。
頭がすっきりしないこともあり、家でゆっくりすることにした。

中途半端になっていた雑誌や紙類の整理。
片付けても、気がつくとまた山積みになっているのがねえ。
出先でついつい情報誌とかチラシをもらってくるのが悪い。
それと、小学校からのプリントもバカにならないわ。

テストなどは、持ち帰ってチェックしたら、すぐに処分するという方も多い。
それで、後々、必要になって、コピーを取らせてと頼まれたこともあったり。
それはともかく、ここまで潔ければ物があふれることもないんだろう。
古い人間なので、勿体ない精神も働き、たまにスイッチが入らないと捨てる気にならない私。
まあ、紙に関しては一家そろってだからどうにもならんわ。

トイレで部屋を空けた隙に、クロに脱走されてしまった。
最近は台所と居間を塞ぐ引き戸を開けるようになり、猫扉を封鎖するだけでは済まなくなっている。
引き戸が開かないように、本の入ったダンボール箱を押し付けたりして対策。
が、これがたまにずれていたりすることもあり...。

で、こういうのは目ざといのだよねえ。
戻ってきたら引き戸が開いていて、黒の姿なし。
ああ、やられたと外に出てみたけど、どこへ行ったやら。
探してもどうにもならんと引き上げた。

しばらくしてから外に出たら、どん兵衛がやってきた。
娘が、どん兵衛の近くにいることが多いと言っていたのだが、その通りであった。
ただ、私がそばにいるので、近寄ってこない。
どん兵衛に構いたいのだけど、私の手が届く範囲までには近寄らないのだ。
本当にこういうことには知恵が働くわね。

私をバカにするように近寄っては逃げてを繰り返すので、こちらもイラッとしてきた。
家から猫用おやつのささみを持ってきて、どん兵衛にちぎって食べさせる。
食いしん坊のクロは、それを見て少しずつ近寄ってきた。
クロの方にもささみを差し出したら、寄ってきてパクリ。
それで油断したのを見計らい、二口目をあげた瞬間、捕獲した。

地面でゴロゴロしてきたのであろう、白い毛は茶色に染まっていた。
速攻、シャワーで洗った。
こんな土付き状態で、布団に入ってこられたんじゃたまらない。
暴れるから、頭からお湯をかぶる羽目にも陥るクロだった。

何でこう、外に行きたがるかなあ?
猫マンガを読んでいると、元野良でもあっさり室内飼いになってる話も多いのに。
やはり、他の三匹が出入りしているのを見ているせいだろうか。

足があんなじゃなければ妥協もするんだけどさ。
あ、でも、三匹がまだクロを嫌がっているので、そうなると外も安住の地じゃなくなるか。
色々と悩み多いこの頃である。


「おんもは たのしいんでしよ」

分かってはいるけど、そうなったら一緒のお布団では寝られません!
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朝から大忙し

2018-11-29 | 果実・種

ガマズミ(鎌酸実/莢迷)の実である。
レンプクソウ科の落葉低木。
名前は「神ッ実」や「噛み酢実」が転化したものという説がある。
「酢実」は名前の通り、酸っぱい実からきている。
その通り、赤い実は酸味があって食べられる。
今の季節、山道などで出くわす赤い実は大概これだ。
たまに、毛羽立った黄緑色の玉状のものも見られるが、これは虫こぶで玉バエの幼虫が入っているそう。
ジャムや果実酒にも使えるそうだけど、作ったことはない。
そのうち挑戦してみたいわ。


今日も朝からいい天気。
気温も下がって寒かった。
日中は12度くらいまでしか上がらなかったもの。

今朝も旦那は早朝から出勤。
旗当番だったので、朝から忙しない。
それなのに、おこたにチューが転がっていると娘。
いつもは埋めるのだけど、そんな暇などなくて、可燃ゴミの袋に押し込んだ。

ミカンの枝が入ったゴミ袋を2個、出しがてら旗当番へ。
風が冷たくて、相方と身震いしながら立哨に。
終了後、家に戻ったら、息子はまだ寝ていたので叩き起こす。
朝食を取り出したのを確認してから、次のお宅へ旗当番グッズを届け、ゴミ袋をさらに2個、集積所へ。

家に戻って、やれやれと一息ついたのも束の間。
居間でクロが何かと遊んでいるのに気づく。
床に何か転がっており、カリカリの臭いがする。
ああ、誰かがここで吐いたのねと、それの始末をしようとしたのだが、クロがこれと遊ぶわけがない。
じゃあ、何だと周辺を見てみたら...。

クロが戯れていたのはチューだったのである。
しかも、朝のよりもふた回りくらい大きなチュー。
即刻、取り上げて、手の届かない場所に置き、床の吐いたカリカリをまず掃除。
その後、ティッシュにチューを包んで、畑の隅に埋めに行った。

チューだから、持ち帰ったのはどん兵衛だろう。
が、いつもだときれいに食べてくれるのに、二匹とも原型を留めていた。
もしかして、クロのために捕獲してきた?とも思ったけれど、違うかなあ。
人手がない時に限って、何でこう次々と厄介ごとが生じるのか。
ぐったり疲れてしまった。

息子が出かけ、私も朝の家事を終わらせ、おこたで一服。
今日は午後から小学校に行くだけで、あとは用事もないと図書館から借りてきた本を読んでいた。
11時半を過ぎて、息子から迎えに来てほしいとの電話。
レンタルしていたDVDの返却が今日だったことをすっかり忘れていたとのこと。
それも一緒に持ってきてほしいとのことで、駅まで出かけることに。

回収後、ラーメン屋さんで昼食をとり、ツタヤで返却を済ませてまっすぐ帰宅。
14時半前に学校へと向かった。

学校での様子などの話をされた後、春に行われた全国学力テストの結果を渡された。
なんと国語が満点だったそうで。
今回は基礎問題と応用問題の2種が出されているけど、応用の満点率は全国で4%。
たまたまだろうけど、私も驚いたわ。
算数と理科も間違いはあったけれど、わずかなもので、何だかんだ言っても努力してるのねと感心した。

息子も小学校時代は学力優秀だったけれど、中学ではそれに驕りが出て、学力は急降下。
娘はそれの二の舞を踏まないようにしてほしいと切に思う。

ああ、忙しない一日が暮れたなあ。
旦那が単身赴任にでもなったら、毎日がこうなのかもしれないわ。
明日は本当にゆっくりしたいものだ。
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今日もミカンの剪定

2018-11-28 | 橙色の花

ベニバナボロギク(紅花襤褸菊)である。
アフリカ原産のキク科の一年草。
タンポポのように花後は綿毛状になるのだが、この綿毛がやわらかい。
それが崩れた感じが襤褸っぽいので、ボロギク。
花が赤っぽいからベニバナがついて、ベニバナボロギクとなった。
俯き加減に咲く花は筒状花。
第二次大戦後、北九州で見つかった後、関西、関東と広がっていった植物だそうだ。

同じボロギクの名を持つ、こちらはダンドボロギク(段戸襤褸)。

これはアメリカ原産のキク科の一年草だ。
「段戸」はこれが発見された愛知県の段戸山からきている。
ベニバナボロギクに比べると、筒状花は小ぶり。
ボロギクの名を持つものは、他にノボロギクやアレチボロギクなどがある。
ただのボロギクというのはないらしいが、サワギク(沢菊)という、黄色い花を咲かせる菊の別名だそうだ。


今日は朝からいい天気。
気温も予報通り上がったみたいで、夕方になってもヒーターを点けなくても大丈夫なくらい。
これから夜半にかけて雨になる予報だけど、どうなるかな?

息子は回復して、今朝はバスで予備校に向かった。
旦那が早朝から出かけてしまったせいもある。

私はいつも通りの朝の家事を済ませ、PCで調べ物。
義父が朝食後に歩いてくると出て行ったが、すぐに戻ってきた。
何だと思ったら、今日は何曜日かと聞かれる。
水曜だと答えたら、木曜じゃないのかと、新聞で確認するという。
私の言うことが信用できないなら、聞くな。

で、何故か昨日、私が伐採してゴミ袋に詰めていたミカンの枝を、集積所に出してきたとのたまう。
水曜はプラゴミの日で可燃ゴミじゃない。
可燃ごみの日だったら、私が出さないわけないじゃないのよと、早急に取ってくるように言った。
集積する人に迷惑だ。
気を利かしたつもりだろうが、やめてほしい。
大体、自分が同じように草などを詰め込んだ袋なんか、出したこともないくせしてさ。

買い物をしに出かけた後は、裏庭のミカンの枝を伐採。
こちらはまだ1mちょいくらいの小さなもの。
なのに、どうにもならないくらいのルビーロウムシがびっしりと枝に。
可哀想だったけれど、7割くらいの枝を切り落とした。

義父に言ったら、また的外れな返答が。
寒い所で育ったので、ミカンを植えるのは夢だったという。
大事な木だからと滔々と語るのだが、そんなに大事な木が虫だらけになっているのはどういうわけ?
もう、数年に渡って言い続けているのに、駆虫対策を一切行わなかったから、こんなことになってるのに。
私が更に切ると言ったら、大事な木だから根元から切るのはやめてと。

義父の「切る」は根元からばっさりだが、私のは違う。
手に負えないくらい虫だらけになっている枝を切り落とすだけだ。
自分は私が植えた木を、次々と切ってくれてるくせに、自分のとなるとこうだから腹がたつ。

傲慢ですよねえと言ったら、自分はそうは思ってないと。
いやいや、自分で自分のことをそう思っている人は、まずいないでしょうよ。
自分のやっていることは全ていいこと、正しいことだと思っている義父。
苦言を呈してくれる、いい友人がいなかったのが気の毒だわ。

午後は頭痛が始まったので、ソファで休んでいた。
息子もだけど、私の頭痛も時と場所を選んでくれない。
原因もはっきりしないことが多いので困ってしまう。

明日は小学校の個別懇談だ。
2学期の通信簿の学校側からのコメントを省略する代わりのこれ。
息子の頃からいいことしか言われないので、必要あるのかなあ?とも感じる。
さんざん褒められても、通信簿には反映されていないから尚更。
どうせなら、苦言もしっかり提示してもらいたいんだけどね。
小学校最後の懇談なので、その辺をみようかと思っている。
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みかんの枝伐採

2018-11-27 | 果実・種

ゲンノショウコ(現の証拠)の実である。
フウロソウ科の多年草。
画像のくるんとめくれ上がっているのは、既に種を飛ばしたあとのもの。
その下にある、ロケット形のが種を飛ばす前の実である。
別名の「ミコシグサ(神輿草)」は、この形状が神輿の屋根のようだからつけられたもの。
葉っぱは今の季節、赤く染まってきれい。

草紅葉という言葉があるけれど、これもそれに該当するんだろう。
花は白と紅紫色があり、白は東日本、紅紫色は西日本で多く見られるそう。
確かに白色のものが多く見られるが、うっすら紫がかったものも多い。
これは交雑種なのかなあ??


朝からどんより曇り空。
昨日の予報では、予想最高気温が18度だったけど、そこまで上がった感じはしない。
やはり日差しがあるなしで、体感温度も変わるようだ。

息子は頭痛で予備校お休み。
私も頭痛持ちだから、しんどいのはよくわかる。
でも、薬も飲まずに痛い痛いと言われてもね。
寝ていればいい身分の人だとこんな感じか。
寝ていられない私は、薬で強引に押さえ込むしかないもの。

朝の家事を終えた後、日曜に採取してきた野草の種子をポット苗に蒔いた。
今回、期待しているのはカラスウリだけど、前は失敗したんだよね。
幾つかは敷地のあちこちに埋めたけど、1個でもいいから芽生えてくれるといいな。

その後、畑のミカンの枝切りをした。
枝いっぱいについているルビーロウムシ。
実がたくさんなっている枝の密度が高い。
ちまちま取ってられないので、根元から切り落としていった。
太いのはノコギリで容赦なく(笑)

実だけ採って、虫付きの枝は20cmくらいに切ってゴミ袋へ。
枝の緑が見えないくらいの密集度から、全体が赤紫色で気持ち悪い。
手が届く所で虫がついているのは、粗方切り落とした。
あとは、届かない高い場所の枝だ。
脚立を使わないとダメだろうなあ。
義父も、正常な木を切るんじゃなく、病気になっているこういった木をどうにかすればいいのに。

実自体は適度に甘くて食べられるが、スス病で表皮が黒い粉をふいたような状態だ。
洗えば8割くらい落ちるが、今日はそこまでやる気は起こらず。
かごに入れて隠居前に置いておいた。

午後は冷蔵庫の野菜室を占拠している紅玉の処理。
ヨーグルト用にプレザーブをまず作る。
その後に娘のおやつ用にリンゴのケーキを。
初めて作ったので加減が分からず、できは今ひとつだったけど美味しかった。
次回は今回の失敗部分を改善して作ってみよう。

明日も気温が上がる予報になっている。
余力があればミカンの枝切りをしたいところだが、さてさて。
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金柑煮作り

2018-11-26 | 白い花

サザンカ(山茶花)である。
ツバキ科の常緑高木。
山に咲く茶花で「山茶花」。
今年の初見は10月中旬。
画像の我が家の白花であった。

サザンカは日本固有種で、四国や九州、沖縄などの暖かい地域に自生している。
自生のサザンカは5弁花の白花なんだそうだ。
ツバキに酷似しているけれど、ツバキは花ごと落下するのに対して、サザンカは花弁がバラバラに落ちる点が異なる。
また、実もサザンカの方が小さい。
品種改良され、色もピンクや赤など多様に。
垣根にしているお宅もあり、今からの季節は花が咲いて綺麗だ。


朝のうちは天気が良かったけれど、午後になって雲が広がってきた。
日差しは暖かだったものの、風が強くて肌寒かったなあ。

週が始まり、娘は元気に登校していった。
息子は旦那の車に同乗して出て行った。
3人を送り出した後、私は洗濯2回戦。
寝具を冬物に変えたため、敷きパッドや布団カバーを先週から順繰り洗っている。
大物だから、縁側には干せないため、晴れた日を狙って外干し。
それでも、14時頃までにはカラッとは乾いてはくれないのが夏と違う。
仕方ないので、縦に二つに折って、縁側の物干し竿に引っ掛けることになる。

朝の家事を済ませてから、図書館へ本の返却に。
駐車場に車を停められたので、また借りることもできた。
ミカンの木についているカイガラムシの駆除方法が載っている本がないか探したけど、なかったなあ。
やはり、本館に行かないとダメかな。

ネットでは、こそぎ落とした後、薬剤散布とあった。
が、もう枝いっぱいについているので、こそぎ落とすにしてもキリがない。
実を取った後、バッサリと剪定するしかないような気もするくらいだ。

帰宅後、今年は金柑が大量に実っているので、金柑煮を作ることにした。
これも柑橘だが、カイガラムシの姿はあまり見ていなかった。
実を採りに行って、枝を見てみたら、ポツラポツラと付着しているのに気づく。
目に付いたものは皆、指で弾き落としたが、少ないうちにできるだけ駆除した方が賢いと思う。

1kgばかり採って下茹で。
夕食後に砂糖で煮詰める予定。
柚子も豊作なので、こちらもどうにかならんかなと模索中。
柚子ジャムか柚子茶かなあ。
柚子茶だと氷砂糖を買ってこなければならないわ。

明日は18度まで上がる予報になっている。
風がなければポカポカ陽気で心地よさそうだわ。
昨日、採取してきた種の正体が分かったので、植えられるといいな。


やんちゃなクロさんは、したい放題。
最近はこんな所に入り込んで、私に騒がれている。

以前、土鍋に入る猫が話題になったことがあるけど、考えてみれば不衛生だよねえ。
炊飯釜も勿論そうで、内蓋もこの後しっかり洗った。
外に出してはいないとは言っても、埃や土だらけの床を走り回ってるしね。
でも、本当に入るのは勘弁してほしいわ。
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久々のお山散策

2018-11-25 | 果実・種

アカネ(茜)の実である。
アカネ科の蔓性多年草。
根っこは黄橙色だけれど、乾燥すると赤く変わる。
「赤い根(赤根)」が語源で、これを用いた染物が「茜色」と呼ばれ、植物名もこれになった。
花は小さく目立たない。

蔓性だけれど、巻きついていくのではなく、茎に付いた逆向きの棘を引っ掛けるタイプ。
この棘も、ノイバラのような硬いものではない。

そして、今は実の季節も終盤。
既に、実が全て落ちてしまったものも多い。
黒い実は2個セットでなっているものが多い。
それが順繰り並んでいると、何となく口元ら緩んでしまう私である。


今日も朝からいい天気。
ただ、昨日に比べると雲が多かった。
気温は昨日よりも上がって、上着がなくても過ごせるいい日和であった。

最近は朝、5時台にクロに起こされる。
麦は2時や4時なので、それに比べたらマシではあるけど、安眠妨害であるには変わりない。
目が覚めると暇なのか、室内をぐるぐる歩き回り、気になるものをガジガジ齧る。
寝ている私の顔に鼻を押し当ててくるが、ヒヤッとするので驚いて目が覚める。
布団を上げてやると、中に入り込んで眠ってくれることもあるけど、入ってすぐに飛び出していったり。

音がなるようなものは次々と片付けてはいるが、全てなくすのは不可能。
そういう意味では、只見は寝室にあるのは布団だけだから静かといえば静かなんだが。
そのような状態は理想ではあるけれど、絶対に無理なのが分かっている。
仕方ないので、箱詰めにして積み重ねていくしかないという...。

で、今朝も折角の休日なのにやはり起こされてしまった。
それでも抵抗して7時過ぎまで布団の中に居着いていたけど。
一緒に寝ている子供達のことは無視しているのは、何をしても起きないのが分かっているからかもしれない。
ついでに、私の布団の中以外では寝ないクロ。
娘は、二人とも寝相が悪いから、潰されるの分かってるんだよと笑う。

10時を過ぎて、気温が上がってから、久々にダムの林道に出かけてきた。
目当ては幾つかあって、それらの採取が目的。
カラスウリの実は、昨年あった所にはなくてがっかりしたが、別の場所で見つけてラッキー。

トキリマメの実が大量にぶら下がっている場所もあり、少しもらってきた。
21日に掲載したのは、まだ鞘が開いていなものだったけれど、開くとこんな風になる。

この赤と黒の組み合わせが、鳥の目をひくようだ。
この手の実は結構ある。

大方、林道沿いの花は終わっており、菊の仲間がちらほら咲いているだけ。
途中、車を置いて歩いていたら、草が生い茂った斜面を、ガサガサと動く生き物の気配が。
同じ方向に移動していくので、これが猿だったら危ないかなあと警戒。
どうやら猿ではなかったようだけど(鳥らしかった)、姿を確認できないとドキドキする。

昼過ぎに切り上げて帰宅。
ちょっと体調が怪しくなってきたためだ。
帰りにホームセンターで猫のカリカリを購入。
このところ、消費が激しくて、ストックが尽きかけている。
要求される度にあげるのはあまりいいことじゃないと思うのだけど、なかなかね。

帰宅後はコーヒーを飲みながら休憩。
今年もミカンが豊作で、裏庭のを食べる分だけ収穫。
うちのミカン、ルビーロウムシというカイガラムシが、枝一面を覆っている。
そのせいで、スス病を併発して、ミカンの皮は黒っぽいススが付着。
見た目がひどいのだけど、食べてみたら甘くて美味しかった。

畑のミカンがこれにやられているのに気付き、再三、義父に言っているのだが、こういうことには無関心。
裏庭のミカンは、植え付けたばかりなのに、もう気持ち悪いくらいカイガラムシだらけ。
こうなると、薬はあまり効かないので、こそぎ落とすしかない。


さて、明日からはまた平常運転だ。
ラジオを聴いていると、11月最後の日曜日と、番組が変わるたびに担当者が言っていた。
ああ、確かに今週末には12月突入だわね。
今年もあと36日かあ。
時間だけは進むけど、それに追いついていない気がするこの頃である。
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豚の角煮作り

2018-11-24 | 果実・種

キンミズヒキ(金水引)の実である。
バラ科の多年草。
黄色の花が咲く花序を、水引に例えたことからきた名前。

花の頃はきれいだけれど、これの実はひっつき虫タイプで、これの時期はちょっと迷惑。
円錐型の実の円の部分には、かぎ針がぐるりとついている。
見た目、かぎ針のスカートか(笑)
数年前に花壇の隅に蒔いたら、翌年から花を咲かせるようになった。
そして、実の時期には猫たちが体に引っ付けて帰ってくるように。
今くらいだとピークは過ぎたけれど、思い出したようにくっつけてくる。
それでも、センダングサやイノコヅチほどに取り難くないのが救いだわ。


今日も朝からいい天気。
でも10時を過ぎても気温は9度と肌寒かった。
日中は12度くらいまで上がったようだけど、空気は冷えている。

息子は予備校だったので、7時過ぎに叩き起こした。
旦那は動物病院担当だったけれど、なかなか起きてこないので、こちらも起こしに。
7時半には出た方がいいと思っていたけど、45分くらいに出て行った。
息子は59分のバスで。
今日は10時半に終わるからと、遠回しに迎えを要求していくところが笑える。

さて、旦那は8時過ぎに駐車場に入ったようだが、この時点で8番目。
9時診察開始後、更に1時間半待ちかなあ。
昨日が祝日で休みだったこともあっての混雑なんだろう。
まあ、あの人はスマホで時間潰しができる人なので、我慢してもらうしかない。
いつもは私が同じ目にあってるわけだしさ。

にしても、白玉の名前を忘れているのはどうかと思う。
まあ、最近は「シラ」とばかり呼んでるせいもあるが。
受付では、飼い主の苗字と患畜の名前、電話番号と来た目的を記入するようになっている。
「シラ」と書いても、電話番号でカルテを出してくるから、大丈夫なんだけどね。


買い物の用事もあったので、甘い母親は息子を迎えに予備校へ。
回収後、いつものスーパーへ向かったが、駐車場が満車状態。
ユニクロやセリエ、電気店などが集まる複合施設なので、仕方ない。
ここは諦めて、給油してから、別のスーパーへ向かった。

娘が走ろう会で、半分以上の順位になったら、豚バラの角煮を作ってあげると言っていた。
残念ながら、順位は振るわず、その時点ではお流れ。
とはいえ、頑張ったのには変わりないので、いずれ、作ってあげるつもりではいた。
たまたま、お肉の市で豚バラブロックが安く出ていたので、買いに行ったのだ。

一緒に豚バラ軟骨(パイカ)というのも初めて買った。
ネットでレシピを検索してみると、以前に買った沖縄のラフティに使われているのだと分かった。
温めるだけのパウチ食品だったけど、微妙に味付けが好みじゃなかったんだよねえ。

帰宅したら、旦那は白玉を置いて、また出かけた後であった。
3人でお昼を済ませ、私はまず角煮作り。
肉を見て、娘が目を爛々と輝かせていた(笑)

出来上がった角煮の味見をさせたら、美味しい!連発で満足。
続いて豚バラ軟骨も煮付けた。
こちらはちょっと味を濃いめに。
ああ、ご飯が待ち遠しいできである。

基本、料理はあまり好きでないのだけど、たまにスイッチが入ると半日くらい、台所に立っている。
今日はそんなモードに入っていた感じだ。
こういう時は、食卓に並ぶおかずが多い。
普段はメインのおかずと汁物だけで、納豆や佃煮などをつつくくらいだから。

他所では、毎日ちゃんと複数のおかずのお皿が並ぶんだろうなあ。
それでも、作っているのだから勘弁してほしい。
子供達は、それぞれ料理好きの伴侶を見つけてね(笑)
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出遅れた〜

2018-11-23 | 紫系(赤紫/青紫)の花

ヤハズソウ(矢筈草)である。
マメ科の一年草。
弓の弦に矢をかけるため、矢の後ろの部分をV字型に切り込んだ部分を矢筈という。
ヤハズソウの葉っぱを引きちぎると、矢筈のようなV字型に切れるので、こんな名が付けられた。
草丈も低く、花も小さいので目立たないが、空き地や道端など、どこででも見られる。
海外では「ジャパン・クローバー」と呼ばれ、牧草として栽培されているとか。
マメ科なので繁殖力はあるだろうけど、他の植物を駆逐するほどではないからちょうどいいのかしら??


今日は朝からいい天気。
気温の上がりは悪く、風が冷たかった。
東北もあちこちで初雪の話が出始めたなあ。
只見も初雪で真っ白に染まったそうだ。

旦那は休日出勤で出かけて行った。
子供達は10時過ぎまで布団の中。
私もゆっくりそうしたいところだが、主婦に休みはないからねえ。
それ以前に、トイレに起きずにそんな時間まで寝ていられるのが羨ましい。
どうしても、腰が痛いとかトイレとかで、そこまで横になれないものね。
年だわ(笑)

新聞に入ってきた情報誌に、息子が以前から言っていたラーメン屋が載っていた。
他の情報誌にも載っていて、最近すっかりラーメン好きが高じた息子は行きたがっていた。
それでは、行ってみるかと子供達を起こし、用意をさせた。
が、もたもたしているうちに10時半を過ぎてしまった。

息子運転で店に向かったけれど、開店時間の11時を過ぎてしまった。
その時点で店の前には行列ができていたので、ああ、これはかなり待たされると諦めた。
それではと、いつも行くラーメン屋に進路を変えたけれど、こちらも駐車場がいっぱい。
出遅れたなあと帰路につく。

途中、何箇所か候補があがり、幼稚園の近くになる店に行ってみようということになった。
こちらも駐車場にはかなり入っていたけれど、どうにか停められて席も確保。
久々、ニンニクの効いたラーメンをすすってきた。
待っている間にも、次々とお客が来て、席はすぐにいっぱいに。
こちらに限っては、タイミングがよかった見たい。

帰宅してからは、また雑誌の整理を。
切り取ったものをファイリングしたり、不要になった雑誌を縛ったり。
ひとまず、只見から持ち帰られたものに関しては終了である。

明日は息子は予備校、私は白玉が捕まったら病院にワクチン接種に行く。
木曜も出かけたい時間帯には姿をくらましていた白玉。
猫って、こういうことは察するのか、以前からよくやられたなあ。
さて、うまく捕獲できるかな?
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息子、抜糸

2018-11-22 | 果実・種

タチシオデ(立牛尾菜)の実である。
ユリ科の蔓性多年草。
なぜか、ツルシオデと覚えていたが、タチシオデが正解であった。
多分、見たまんまで勝手に名前をつけていたのだと思われる。
ただのシオデは只見の庭先に春に大量に生える。
が、タチシオデほどに育つことはなく、蔓も細いしなよなよした感じ。
こちらは出始めの頃から茎が太く自立するそうだ。
で、このころはシオデと同じく、山菜として食べることができるそう。
アスパラのような味がするので、別名はヤマアスパラ。


明け方、雨の音で目が覚めた。
今朝は送りになるのかなあと、またウトウト。
クロが布団に入り込んだりで眠りが浅く、天気は悪いので眠気もひどい。

6時に起き出したが、送りのメールはなし。
外を覗きみれば、厚い雲に覆われてはいるけれど、雨は上がっていた。
娘は不満そうに出かけていった。

息子は親知らずの抜歯後、縫われた部分の抜糸の日。
授業がない日なので、予備校はお休み。
10時予約だったけれど、ちょっと待たされて終わったのは30分。
これで、食事も普段通りにとれるようになったかなあ。

閉店になるホームセンターに帰りに寄ってきた。
全品30%オフセールが始まって10日、店内のペット関係の品は、半分くらい既になくなっていた。
ほしかったトイレ砂は完売状態。
まあ、すぐに来なかったのが悪いのだが。

キャリーケースは無事に購入できた。
クロのような保護猫がこの先も来るなら、ゲージも用意したいところだけど、さすがに予算がねえ。
それに、積極的にそういうことしているわけじゃないから、買ってもいつ使うか分からないし。

帰宅後は家で雑誌の整理。
数年分の雑誌の必要部分をビリビリと(笑)
一時、まとめて只見に運んだんだけど、山積み状態になったまま数年。
そろそろ整理をつけるべと、旦那が持ち帰ってきたのだ。
数年も放置して、その間に何の不自由もなかったから、さすがの私も諦めがついた感じ。
それでも、単行本化にならないであろう、好きな作者のは破り取っているわけである。


にしても、今日は寒かった。
東北でも初雪の話がちらほら出始めたものね。
只見も明日は霙の予報になっている(今日は雨だったみたい)。
気温も氷点下には至らないものの、一日一桁予報だものね。
それでも、今年は雪が遅いとのこと。
降れば降ったで交通に妨げが出るわけだから、ありがたいことなのかもしれないな。
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ワクチン接種

2018-11-21 | 果実・種

多分、トキリマメ(吐切豆)の実である。
「多分」というのは、これと酷似したタンキリマメ(痰切豆)というのがあるため。
図鑑では前者は宮城以西〜九州、後者は関東以西〜沖縄に生息するとある。
これを素直にとれば、トキリマメと言うことになるんだろう。
マメ科の蔓性多年草。
この実は、この後に開いて、黒い艶やかな種子が顔を出す。
見た目はジューシーな液果に見えるが、種子は硬くて消化できない。
鳥は食べても自分の栄養にはならず、ただ運ぶだけという状況になってしまう。
なかなかにしたたかだわ。


今日も朝からいい天気。
気温は15度くらいだったけど、風もなく日差しが暖かだった。

朝、猫たちをワクチン接種に連れて行こうと目論んだものの、色々あって行く気が失せてしまい取りやめ。
旦那の言動と行動に、ちょっとイラッとくるものがあったため。

タオルケットや敷布などの大物の洗濯をして、外干し。
クロが来る前は、外に干す時は縁側のガラス戸全開だったけれど、今はそうもいかず。
干すものを取り出しては閉めての繰り返し。
クロはガラス越しに、私の作業を眺めていた。

11時を過ぎて、税金を納めに銀行へ。
昼過ぎに帰宅し、簡単に昼食をとって休んでいた。
14時近くになって、どん兵衛が戻ってきた。
朝はどん兵衛が捕まらずだったが、現時点で行方知れずは白玉だけ。

猫の出入り口を閉めて、洗濯物を取り込む。
バタバタと身支度を整えて、どん兵衛をキャリーケースに押し込んだ。
麦は隠居前で寝ているので、それを捕獲してやはりケースに。
白玉はいつもの場所にいなかったから諦めた。
14時過ぎ、3匹を車に積み込んで病院へと向かった。

到着時、5台目だったので、診察開始から30分待ちだなと思っていた。
が、隣の車が姿を消し4台目に。
近くのコンビニに飲み物を買いに行って帰ってきたら、さらに1台いなくなっていた。
おお、3台目だよ、ありがたいね。

15時半から診察が始まったが、今日は猫が多かった。
後ろの方のは17歳のおばあちゃん猫、その後ろは6ヶ月の猫なのに、既に体重が5キロ!?
末はどん兵衛だなあ(笑)

そのどん兵衛さんは、昨年よりも体重を300g減らして6.4kg。
クロが来てからというもの、重さをかなり感じていたから7kgを超えてんじゃないかと言われていた。
でも、そうではなかったのねえ。
麦は200g増えて4.4kgであった。

クロは2.4kgになっていた。
保護時460gだったので、ほぼ5倍になったということか。
4ヶ月でこの重さなので、先の6ヶ月で5kgの異常さがよく分かる。
かなり食欲旺盛な子猫なんだろう。
実際、食事制限をかけられたと、飼い主さんは苦笑してたし。

前回できなかった血液検査もしてもらい、猫白血病、猫免疫不全ウイルスの感染も白と判定。
これで一安心だ。
検査結果待ちなどあったため、終わったのは16時半を過ぎていた。
既に外は薄暗く、私の運転が怖かったが、どうにか帰宅できた。
クロは3週後にもう一度、ワクチン接種し、その後に去勢手術の話になる予定。

さて、昨年もそうだったけれど、まんまと逃げおおせた白玉さん。
あなたは土曜日に父ちゃんに連れて行ってもらおうね。
今年はワクチン不足の話は出なかったので、急ぐ必要はないけれど、同時期にやってしまいたい。

ああ、今日は疲れたなあ。
人と同じで、動物病院も待ち時間やら何やらで、精神的にまいるわ〜。
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