コシノコバイモ(越の小貝母)である。
ユリ科の多年草。
「バイモ」の小型種を「コバイモ」と呼ぶ。
「バイモ」は鱗茎が肥大すると丸くなり、これが貝が合わさったように見えることから、こんな名が。
頭についている「越の」は生育地域を表す。
これは北陸地方に多く、この地方の古称である「越」がつけられている。
北陸地方以外に、静岡県や福島県が分布域になっているが、福島は奥会津など日本海側かな?
ちなみに、コバイモと名のつく植物はこれを含めて7種ある(阿波/出雲/甲斐/美濃/土佐/細花)。
花期は3〜4月だけど、只見では5月に入ってから。
大体、GWの頃なので、15日に行った時は既に終わっていると思っていた。
が、ちょうど見頃なものがたくさん咲いていたので幸運であった。
カタクリも若干、残ってはいた。
でも、ほとんどが花弁が残っていても傷みがひどく、溶けかけているものも。
花弁が散って、こんな形状になっているものが多かったわ。
予報通り朝から雨。
昨日の天気予報では、西から雨雲が流れてくるため、こちらの雨のピークは午後と言っていた。
バケツをひっくり返したような降りになるとのことだったけど、予報ほどではなかったかな。
むしろ、午前中の方が土砂降りになることが多かった。
土砂降りになって、雨足が弱まり、何となく上がったか?と思えば、また土砂降りに。
その繰返しだったわ。
娘はその降りが強い時間帯に家を出たので、濡れたんじゃないかなあ??
気温も20度に達せず、昨日が暑かっただけに、肌寒さを強く感じた。
お土産じゃないけど、玄米30kgを持って行ってもらうために、宿を引き払った後に親に寄ってもらった。
ちょうど、雨が上がっていた時間帯だったので本当に良かった。
お米の他、母が好きな漬物と煎餅を持たせた。
父は、30kgの玄米の袋を積み込むのに、ちょっと手間取っていた。
以前は軽々と持ち上げていたのに、やはり年をとったのだなあと、ちょっと寂しく感じた一幕であった。
8時半に出発して、昼前には帰り着いたと電話があったので、寄り道はほとんどしなかったんだろうな。
こちらよりも、宮城に入ってからの雨がひどかったとのことだった。
何れにしても、無事に到着してホッとしたよ。
昨夜は19時からの夕食にお邪魔してきた。
このご時世なので、話も小さな声で、色々と近況などを聞きあった。
アルコールは飲まなかったので、最初からご飯なども出してもらったが、これが炊込みご飯。
おかずはちびちびやりながら食べるにはいい塩加減なんだろうけど、ちょっとしょっぱめ。
正直、白いご飯で食べたかったわ。
それでも、旅館の品数多い夕食なんて何年ぶりだったか。
食べきれるか?な量ではあったけど、ほぼ完食。
いつもは少食の娘も完食していた。
持ち帰り不可だったけれど、こそっと母が残したものを袋に詰めて持ち帰った。
最近は飲食店では食べきれない分は持ち帰りできるようになったけど、旅館は何故ダメなんだろう?
宿泊するわけなので、部屋に放置することになるから、食中毒が起きる可能性が出るからかな。
食事だけとって、まっすぐ自宅に帰るなら、冷蔵庫に入れられるけどね。
そんなわけで、今日の昼食は、お持ち帰りした天ぷらと魚の煮付けで済ませた。
警報も出て風も強くなり、夕方がピークなんて話だったから、娘は大丈夫なのかと心配していた。
常磐線は強風でも運行停止になることが多いので、判断を誤ると帰れなく生徒が出てしまうし。
結局、ピークは昼過ぎまでで、16時には雨も上がり雲も切れて薄日が射してきた。
予想以上に雨雲の動きが早かったのかもしれない。
まあ、娘は部活の日で、いつも19時台のバスになるから、予報通りでもその頃は雨も上がってただろうが。
で、明日は写真部の撮影会で日立に行くようだ。
駅集合だが、登校時と変わらない時間。
土日はいつも乗っているバスがないので、送っていかねばならない。
晴れるのは良かったものの、予想最高気温が27度と出ているので、熱中症に気をつけてもらわないと。
写真の撮り方とかカメラの使い方もレクチャーしてもらえるそうなので、基礎を覚えて楽しめればいいな。
朝から雨で肌寒く、猫たちは家で寝ていた。
縁側の猫ベッドには白玉。
仏間のベッドに麦とどん兵衛。
おこたの中にはクロ(携帯で写してるので暗い...)。
クロは昨日は朝から全く姿を見ずで、まさか轢かれたんじゃあるまいなとすごく心配していた。
前足を切断する前は、曲がった足をネットに絡ませちゃって動けなくなっていたこともあったし。
私と娘が出かけるのに外に出たら、庭にいたのでホッとしたけど、ホント、心臓に悪いわ。