― 歌・種・記・文 ― (うたたね きぶん)

日々の中で感じたことを書き留めた自分のための雑記帳。
記憶を鮮明にさせてくれる画像や思いが大事な宝物になっています。

新 しい I C レコーダーに感激!  ― オレンヂ ―

2013-08-29 | 嬉し、恥ずかし、おかしなお話

パソコンの調子が悪くて 友人に見てもらうことになり、
駅で待ち合わせて インターネットを使用できる箇所のある食事処に行きました。
けれども お昼に近い時間だったこともあって いっぱいで入れず、
しかたなく 違う所で昼食を済ませ、電源利用可能なマクドナルドヘ …
   お蔭で、久しぶりに 美味 しい<牛タン定食>を食べることが出来ちゃって、ラッキーでした。
マック店内は ほぼ満席に近い状態!
カウンター席では女の子がふたり、
携帯を充電 しながら 髪の毛をいじり合っていて
たまたま その両隣りだけが空いていたため
席の交換をお願いして やっとスペースを確保することができました。

        パソコンの調子が悪い時、まずはこの友人に見てもらいます。
        パソコンやカメラといったものを買いたい時にも 相談 します。
        私に合いそうな物を出来るだけ安く手に入れるため 時間をかけて調べてくれたり
        わからないことを教えてくれたりするので 頼りになります。


パソコンのほうは けっきょく1度では済まず、
後日また持って行くことになりましたが、
この時 友人が さり気なく
 「遅ればせながら …」 と I C レコーダー をプレゼント してくれました。
         私の今持っているものは                          
         いつ頃のものだか もう わからなくなって しまいました。
         使い過ぎて ボタンが押し難くなるなど <ガタ>はきていたんですが
         私にとっては大事なもの。
           〔 そろそろ買い替えなきゃ駄目かしら! 〕 とは思いながらも
           〔 この使い心地、替えたくないな~! 〕 と、騙(だま)し騙し使っていました。
         実はこれも、この友人が 誕生日にくれたものでした。


      彼は、今回も いろいろ歩き回り 入念なチェックを入れ、
      タイミングを見計らう なども していたようですが、
      くださったのが、
         〔 今はこんな色もあるの! なかなか良いわね! 〕 と
      感心 したことのある色だったので 単純に感激!
      ところが …      
      パソコン関係の物を見るため 電気店に行った際、
      これが 一般的なものより高い機種だった というのを知って びっくり してしまいました。

         もともと機械には めっぽう弱い私だけれど
         外観だって似たり寄ったりに見えて その差がわからない。
         どの機能のせいで高価なのかなんて もっとわからない。
           〔 そんな私が こんな高い物を貰っていいの!? 〕
         果たして使いこなせるのかということも 心配になってしまいました。

      せっかく 買ってくれたものを 今さら                
       「もったいないから返す!」 とも言えませんが
       「これって 宝の持ち腐れ になっちゃうと思うんだけど …!」 と言ったら
       「大丈夫、徐々に使いこなせるようになるよ。
        今回は少し収入もあったし、心配 しなくても 定価では買わないから
        気にしなくていいよ!」 なんて言ってくれました。

      そういえば 以前いただいた物も かなり良い物で、これが3代目。
      そんなお蔭もあってか、どれもずっと <お気に入り> と して使って来られたんです。
      今でこそ持っておられる方も増えたようですが、
      もともとは 聞き漏らすことのないよう会議などの場で使う というような物だったので、
      小ジャ レた色もなく、一般女性が持っていることも珍 しかった。
      さらに、機能を重視 したら色変わりがなく、可愛いさなんてないゴツイ感 じに …!
      それでも そんなことには換えられない良さがありました。
      けれども 今回は <カバ色> だもの!
        〔 少しは 女性用らしく見えるかしら? 〕 なんて、そんな嬉 しさもありました。

        <カバ色>とは <樺色>と書き、「樺」 あるいは「椛」は借字で、本来の表記は 「蒲」。
        <カバの皮膚>や<樺の木の樹皮>のような くすんだ灰褐色ではなく、
        ガマの穂のような、橙色に近い やや明るい黄褐色 だとか、
        赤みの強い茶黄色、濃い黄赤 と云われているようですが、
        今でも使われている呼び名なのかどうか、疑問も残ります。
        その上 色見本を見てみたら 私の思う色と まったく違う!
        気になって調べてみたら …
        <蒲色>を含め、そこから変化 した類似色も 「樺色」 と表記することが多い とのこと。
        江戸時代に 「樺茶染」 が流行るなど、小袖の地色として好まれた色だそうですが
        まさにこの色に惚れ込んで決めた 私の成人式の振袖は かなり珍 しいと言われました。
        そんな 懐かしくて ちょっと身近に感 じられる <カバ色>は
        見ていると なんだか元気をくれる気がする、私にとっての ビタミンカラーです。
        販売色 としては <オレンジ> となっていて、
        もしかしたら 金属に色を付けると オレンジもこんな色になるのかなと思えました。
        理解され難い色名を記 しても意味はないので、この表示も納得できます。
        ただ、深みのあるこの色への思い入れがあるので、私にはやっぱり <カバ色> です。



機械類や機種 などのこと、
わかる人が いてくれると 心強くてありがたいものです。
だけど 今回は、
パソコンを見てもらおうとしたら プレゼントをいただいてしまう という
そんな サプライズにまで付いていて 驚かされました。
私には本当に嬉 しい必需品なので
  〔 これもまた 大事に使わなくっちゃね! 〕
友人に感謝すると共に 自分にも言い聞かせました。

ホントに ありがとうね~!

大事に使わせていただきます。


‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥    ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥    ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

レコーダーの色、表記ではオレンジだった … ということで
2007(平成19)年12月19日発売、
      高橋真梨子 さん の  『オレンヂ』
       (作詞 = 高橋真梨子 さん/作曲 = 茂村康彦・末上恵 さん)

「幾百の日 そぞろ歩くサンダルをカラコロ鳴らしてる私がいた
                 貴方の心のドアー叩き続けてる 切ない 気を引きたい 逢いたい」
   「まだ見ぬ日よ 抱(いだ)かれし日 オレンヂの中 眩暈(めまい)がする
                 甘く強い この恋文 回り道して 胸が高鳴る」
  「春儚(はかな)き 夏儚き 秋儚き 冬儚き
                 ままならないこの想いは まだ見ぬ明日の 幻になる」

   私が新しいレコーダーを持っていたら、みんなの関心を引いちゃいました。
     色の差は そのくらい大きいもののようです。
     もちろん 新 しいものは気に入ったけれど、今まで大切に してきた古い子のほうも
     掌を反すように 儚く ゴミ箱行き になんかは しませんよ。
     ピンチヒッターとして、まだまだ大事に使っていきます。
                                   (※ ブログ内容や 歌詞から、その時 感じたことを書いています。)

『オレンヂ』 は 真梨子さんの 38枚目のシングル曲です。
カップリングは 『コバルトの海』。

2007年10月26日~ 2008年4月4日まで、
 『金曜プレステージ』 で、2代目のオープニングテーマ曲として使用されていたようです。

   『金曜プレステージ』 は、フジテレビ系列で、毎週金曜日に放送されている 単発特別番組。
   1993年4月から始まった 『金曜エンタテイメント』 をタイトル変更したもので、
   メインは「赤い霊柩車」 「浅見光彦」 など、人気の高いサスペンスものですが、
   枠内では バラエティ、ドキュメント、スポーツ、時代劇、映画 など、様々なジャンルの番組を放送。


実はこの曲を紹介 してくれたのも この友人でした。
初めて耳に した時、彼自身がすぐに気に入り、
彼女の歌が好きで よく歌っていた私の レパートリーに加えてほしいと思ってくれたようで、
 「高橋真梨子の<オレンヂ>っていう歌 知ってる?  絶対合うと思うから歌ってみてよ。」
そう教えてくれたんです。
だから
  〔 この記事に関する歌を どう しよう! 〕
そう思った時、すぐにこのタイトルが頭に浮かび、
  〔 レコーダーの色が <オレンジ> で良かった~! 〕
こんなところでも また嬉 しさが甦ってきました。

夏の陽射しにも負けないくらい鮮やかなオレンジ色は 人の気を引きそうだけど、

深みのあるこの色は、ちょっとだけ 女らしさ がプラスされて

懐かしさに少々こだわり もある <私だけのお 気に入り >になりそうです。


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こんなに近くで見れるなんて …  ― その花は… ~変わらぬ愛~ ―

2013-08-21 | 植物 に関するお話

先日、夜帰宅 した際、
家に通 じる小道に入る辺りで
何やら 白いもの が目に入りました。
  〔 なんだろう? 〕
この辺りは雑草だらけの斜面。
大したものがあるとは思えません。
家に帰り着く という安心感も手伝って ホワ~ン とした気持ちで目をやると、
それは どうやら 花 のよう で した。
  〔 へ~っ、夜咲く花 なんてものが この付近にあったんだ! 〕
その時はまだ ぼんやりと そんなことを思っていました。
          … が、  次の瞬間  〔 えっ
思わず声が出て 二度見!
せっかくの眠気が 一気に醒めてしまいました。

           容易には信じ難いと、人は 自分の目を疑うようで、
             〔 似ているだけなんじゃないの!? 〕
           そんなふうに否定 しつつ、
           それでも 確認 しようと 目を見開き 近寄って 凝視するものらしい!


   結果は …
   間違いなく 本物 だったんです。

           それは一昨年
           名古屋の君から送られて来たメールに添付されていた一輪のお花。
           ちょうど <お祭りの記事> を書いている時で、
           賑(にぎ)わしに入れた 提灯のイラスト を見ながら
             〔 これって (このお花)の実 に似てるよね~! 〕
           なんて 想像 していた折だったものだから、
             〔 こんな偶然ってあるのね! 〕
             〔 なんか感 じ合うものがあった ってことなのかしら! 〕
           そんな風に感 じて驚いた記憶のあるお花 で した。

                                 (その時の詳細については こちら で ご覧ください。)

その花は、
本当に珍 しい形を しているんです。
一度見たら 忘れられない!
だから私も、 〔 是非 本物を見たい! 〕 と思っていた。
けれども、山の中で しか遭遇できないものと思い込んでいたため
勝手に、〔 出合えることなんて ないんだろうな~! 〕 と決めつけてしまっていたようです。
それが こんな近くで見つけられて しまったんですもの、「信 じられな~い!」


               その花の名は、  カラスウリ
< レースのような … > という表現がピッタリの、驚くほど繊細で優美なお花です。

   
初めて目にした時は こんな姿 で した。

発見の驚きもさることながら、
< 本物を見たい> と 憧れていたのに
そんなお花を見逃 していた なんてことも、 「信 じられな~い!」 です。
いったい何故なんで しょうか!???

   実は この花、
   昼間見ると 萎(しぼ)んでいるんです。
   そう考えてみると 毎年見かけていたような気が してきました。
   だけど、目にする時はいつも萎んでいるため、
   勝手に <小昼顔> だと思い込んでいて、それ以上 気にすることを しなかった。
     小昼顔 なら 朝 咲いていても おか しくないのに …!
     もっとよく見ていれば、葉っぱの形も違うのに …!

  

   お花は小さめで、葉は大きめ。
   その上 他の雑草 までもが 生(お)い茂っている中に
   ほっそり ひっそり 佇(たたず)んでいるから 目立たない。
   <緑>に<白> という色合いも この状況では 案外 目立たない色のように思えてきます。
                                                          
  

   しかも この辺り、
   夜帰って来る時は かなり暗いので 足元に気を配らないと危険という場所。
   周りを眺めている余裕もなく、通常 視界に入る辺りではなかったことや
   夜にしか咲かない花 ということで まったく気づかなかった ようなんです。

当初、 〔 これって ずっとあったものなの? 〕
そんな疑問が湧いていましたが、
後日 お隣りのおばあちゃんが 誰かとお話を している大声が聞こえ
 「このカラスウリ、毎年咲くけど 実が生ったのを見たことがないのよ!」 と言っていたので
単に 私が思い違いを していた上に 鈍感だった というだけだったことがわかりました。
   だけど 娘に聞いてみたら やっぱり気づいていなかったので
   もしかしたら お隣りのお家の方から見たほうがわかりやすいのかも しれません。



お花の直径は レースのような部分を含めても 6~10センチくらい。
 
夏の夜に、花弁の縁が糸状に長く伸びる という 神秘で幻想的な花を咲かせます。

この複雑な花弁は、蕾(つぼみ)の時にはきれいに折りたたまれており、
開花の時が訪れると 絡(から)まることもなく 短時間で開き切ります。
   夜に咲く花 は 花粉を媒介 してくれる動物の目印 となるよう                 
   月光の下でよく目立つと云われる <白色> を している という特徴を持ち、
   媒介動物 は、 <カラスウリ>や<夜顔>なら 蛾、<月下美人>は コウモリ なんだそうです。


  
 
  
     
 
固く閉 じていた蕾が、パキッと音がするように割れて、思いもよらぬほど神秘的な姿に開花する。
こんなに繊細で美 しい カラスウリさん達 の夕暮れドラマ。
夜に向けてだから すぐ近くにあったと しても 気づかない人のほうが 多く、
しかもこれが スズメ蛾 君だけのためのものだなんて 勿体な過ぎません!?

<カラスウリ> は、(つる)を伸ばして増えていく 多年草 のようで、
葉っぱは < ブドウ> に似ているように思われ
触れてみると ざらざらとした短い毛で覆われていました。
   < ブドウ> に似た葉なのは 同じ <蔓性を持つ植物> だから なので しょうか?
   後に書いていますが、
   < ブドウ> も、野生種になると <雌雄異株> だそうですから、やっぱり似ているのかも しれません。


    
葉は 互生。 小さくても 蔓を伸ばして しっかりと絡まり 伸びていきます。
              ※ 互生 ・・・ 1つの節に1枚ずつ葉が生 じ、互いに方向を異に していること。

            じっくり見ていると                         
            かざぐるま のように見えたり、
            真っ白いピエ ロ人形 が パフォーマンスを しているようにも見えます。
            ちっちゃな 花火 を見ているようでも あります。
            小さくたって 毎日 花火が見られるなんて 贅沢な気分!


    
 
         かざぐるま、 ピエロのパフォーマンス、 花火 …
                               いろいろ想いを廻らせることも 癒 しタイム!


            感動 して ストロボを焚きまくっていたら、
            何かあったのかと 覗かれることもあり、
            夜遅くは ご近所迷惑 だったな と反省!
            だけど、
            周りを見ていなかった自分に驚愕(きょうがく) したり、反省 したりも しつつ、
            遭遇できたことに対する 感動は おさまらず!


  
  
花火なら [ 枝垂れ柳 ] か [ 銀冠菊(ギンカムロギク) ] ?
[ 飛遊星 ]、[ ヤシ ] なんてのも あったわね~!  これは [ 創作花火 ] かしら!?
「たーまやー」 「かーぎやー」

  
似ているようでも それぞれが個性的。 表情変化 も おもしろい!

      
       お花に夢中になっていたら  ジーッ!  なにやら強い視線を感 じ …
                     それが 私の大の苦手の あの子で …  キャ~ & ゾ~ッ!


      夜 帰ってくる度に しばらく留まって眺めて しまったり、
      個々に、 時間により、 実にたくさんの顔を持っている その変化が見たくて
      何度も見に行って しまったり …!
         まるで 怪人20面相のようです。 いいえ 100面相かもね!
      蚊さん達の恰好の栄養源にされながらも
      そんなことには換えられないほど魅了されて しまう 姿。
      ムシムシと した夏の夜が 楽 しみになる なんて 嬉 しいことです。
         家に帰ってから、刺され跡と その痒さに後悔することもあるのに、
         魅力あるものに惹かれる気持ちはどう しようもない!
           〔 こういう気持ちを男の人に持てたら もっと女性らしくなれるかもしれないのに …! 〕
         どんどん男性化 していっているような自分を思うと いつも おかしくなります。


                     カラスウリ を 調べてみたら …        
   当然ではありますが 名前にも付いている通り <ウリ科の植物> で、
   雌花雄花 が あるんだそうです。
   しかも 雌雄異株 なため、
   ひとつの株 には 雄花雌花 か いずれか しか付かない とか!
   雄花 の花芽 は 1ヶ所から複数つき数日間 連続 して開花 し、
   雌花 の花芽 は 単独でつく ことが多い。
   そして、 雌花 の咲く 雌株 にのみ 果実 をつける。
   そんなことが書いてありました。

           〔 え~っ、ひと株には どちらかしか咲かないの! 〕
         お隣りのおばあちゃんが言っていたことが当て嵌まる気が してきました。
           〔 我が家付近にあるもの って、ホントにすべて <雄花> だったんだぁ~! 〕
           〔 それって 残念すぎるわよね~! 〕
         一度は納得 しかけたものの、
           〔 たくさんありそうなのに、そんな片寄ったこと ってあるのかしら!? 〕
         疑問は拭いきれず、再度 探 してみたら <単独>のものは あるようで した。

  
確かに<株違い>で、<複数付いたもの> と <単独のもの> の どちらも存在。

           〔 やっぱりね~!  だけど それなら なぜ 実が生らないんだろう!? 〕
           〔 立ち入れず見えにくい場所だから 見えないだけなんじゃないの? 〕


   そう思って さらに調べてみたら、
   雌花 には お花の中央に 3裂 した 柱頭 (ちゅうとう) が あり、     
   雄花 には 雄しべ3個が合着 して1個になり 栓(せん)を したように見える ↑(やく) が ある。
           ※ 葯  ・・・・・ 雄しべの一部で、花粉をつくる器官。
             柱頭 ・・・・・ めしべの先端の部分にある器官。

   加えて云えば、
   雌花 には 花茎の付け根に膨らんだ 子房 が ある。
           ※ 子房 ・・・・・ 被子植物の めしべの下端の膨らんだ部分。 果実になる部分。
                     1~数枚の心皮がつくる器官の中に胚珠があり、
                     受精後、胚珠は発達 して種子になり、子房は果実となる。

   そう書いてありました。

         つまり、花茎の付け根にぷっくり したものが無ければ <雄花> ということに
         なるわけで、 残念ながら、我が家の近くにあるものには
         どの花にも <柱頭> や <子房> は、まったく見当たりませんで した。
         やっぱり お隣りのおばあちゃんの言っていたことは正 しかったようです。
           〔 カラスウリ って <実> も 楽 しみのひとつなのに …! 〕
           〔 どこからか 小鳥さんが 種を運んで来てくれないかしら! 〕
         どうしても そんな思いが募ります。
         だから、 〔 < 突然変異>や <小鳥さんの奇跡>が あるかも しれない! 〕
         そんな思いや希望を 秘かに胸に秘めて、
         今年の10月 11月は ちょっと気に して 見ていようと思います。


   だけど、疑問は まだ あります。
   もし <雄花> だけで 実がならない状態 だった と したら
   <根っこ> だけで そこに居続け、根を伸ばして増える ってことなのかしら?
   <実> から芽が出た と しても、
   発芽 したものは <雄花> だけ、あるいは <雌花> だけなのかしら!?
   <雄花> と <雌花> は どんな条件で分かれるのかしら!?

再び調べたら …
その増えかたは やはり
<実> を結んで出来た からばかりではなく、
夏の間に延びた地上の<蔓>(つる) が 秋になると地面に向かって延び、
先端が地表に触れると そこから根を出 して新 しい 塊根 (かいこん) を形成 し、
栄養繁殖 を行う のだそうです。
<塊根> は デンプンやタンパク質を豊富に含んだ芋状 となって 越冬 し、
4月~6月にかけて発芽する。
残念ながら、<実> から出るものはどうなるのか と
<雄花> と <雌花> に別れる条件などは書かれていませんで した。
     ※ 栄養繁殖 ・・・・・植物の生殖の様式の1つで、 胚・種子を経由せずに 根・茎・葉などの
       (栄養生殖)    栄養器官から、次の世代の植物が繁殖する 無性生殖。
                  カラスウリの場合は 根が栄養分を溜めて肥大 したもの = 塊根。
       無性生殖 ・・・・・生殖の方法のひとつで、1つの個体が単独で新しい個体を形成する方法。
                  生殖細胞が単独で新個体となる。
                  親の体の一部が独立して新個体になったり、生殖細胞が他の細胞と融合
                  せずに単独で発生や発芽を始めたりすること。


ただ、
大きな疑問だった こんな形になった理由については、
この花の<花筒>が非常に長いため
普通の虫では 花の奥の蜜に到達できないという欠点があり、
長い口吻を持ち 夜活動する <スズメ蛾級の> を引き寄せるため、
夜に目立つ必要があった ということのようです。

そういえば、
<カラスウリ> という名前の由来。
<カラスが好んで食べる> とか <熟 した赤い実がカラスの食べ残 しのように見える>
などということから付いたとされてもいるようですが、
カラスが食べていた という観察例は ほとんどないそうです。
ただし、小鳥さん達が この果肉を食べ、一緒に種子を飲み込んで運ぶ場合はあるようで、
 「鳥が食べるくらいだから人も食べられるのではないか」 と 試 した方も いらして、
舐めると 一瞬甘みを感 じるものの 非常に苦くて 人間の食用には適さないそうです。
   先日 < ヒメコウゾ> では 同 じ理由で 試 してみたくなり、実際に確認 も しましたが、
   < ウリ科>だから食べられそうではあっても、写真で見る あの実を食べてみたいとは思わない。
   雄花だけで実は生らないようだから 試すことを考える必要もないのだけれど、
   自分が必要とする<良薬>ででもない限り、苦いとわかっていて試 したいとも思えません。
   ちなみに、果実・種子・塊根は、共に <生薬> と して利用されることは あるようです。

                             (ヒメコウゾ話 の詳細については こちら で ご覧ください。)

  〔 せっかく側にある という幸運に恵まれたんだもの、赤くて可愛い赤い実も 見てみたい! 〕
そんな他愛無い想いではありますが、
<種子> は その形が <打ち出の小槌> に似ているとかで
お財布に入れて携帯すると 富みに通じる縁起物 と して扱われることもあるようですし、
近年ではインテリアなどの用途として栽培もされ、出荷する農園も存在するそうなので
見かけることがあったら <雌株>さんを 購入 してみたいです。

         花期は 7月~9月 だというから
         まだもう少 し お花の観賞のほうは楽 しめそうだけれど、
         初めて目にした頃よりは 数が減ってきているようなので
         園芸店で見かけるのは もう無理なのかもしれないわね~!



あんなにきれいなのに
ひっそりと咲いている カラスウリの花。
懸命に広げた花びらも
きちんと丸めて、きちんと仕舞って、萎(しぼ)みます。
繊細で幻想的な花が咲いていたなんて
まったく気づかれないような姿で …!
それが さらに神秘を誘うようです。


         それにしても、
         前々回 投稿 した マルバマンネングサ といい この カラスウリ といい、
         可愛い草や 繊細なお花には 似合わない名前です。
         人間の赤ちゃんの場合は <大人になった姿>を見ることは出来ないから
         親の責任において ということで しかたないとは思うけど、
         一度付けられたら改名は出来ないので しょうから、
         <その姿に似合いそうな名前> にしてあげてほしいものだと思ってしまいます。

                       (マルバマンネングサ話 の詳細については こちら で ご覧ください。)

いろんな植物があるのね~!

そして、生きる力 って凄いのね~!


‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥    ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥    ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

その花は とても繊細で優美だった … ということで
2011(昭和63)年 2月23日発売、
        秋元順子 さん の  『その花は…~変わらぬ愛~』
                 (作詞 = 瀬戸内寂聴 /花岡美奈子 さん/作曲 = 花岡優平 さん)

「その花は…  命を宿す 方舟(うつわ)のように 気高く光る
                 道標(みちしるべ)…  誰にも問わず ひたすらまでに 凛(りん)としている」
「その夢は…  闇夜のまにま 命の翅音(はおと) 静かに萌(も)ゆる
                 藤紫(むらさき)の…  焔(ほむら)の如く 滾(たぎ)る命の 産声遥か」
   「あゝ咲き誇れ 愛よ高らかに  紅い糸(さだめ) 導くままに… あゝ
                 悠々(ゆうゆう)と オーラを添えて  永久(とわ)に響けよ 歓びの歌」

   こんなにオシャレで繊細な花なのに、<蛾>に見せるため って なんだか淋 しい感 じ!
     それが生きる上での定めなら しかたないけれど、
     ひっそりと静かに、 けれども 凛と生きている佇(たたず)まいは 清々しい。
     その姿、毎年見せてくれますように …  できることなら 実も生りますように …
                                   (※ ブログ内容や 歌詞から、その時 感じたことを書いています。)

団塊世代に 夢は叶う と 勇気を与えてくれた 秋元順子さん。
彼女のご紹介は 別途記事にて しています。
                 (秋元順子さん関連の記事や歌については こちらこちら で ご覧ください。)

この歌は 彼女の 6枚目のシングル曲。
5枚目のアルバム 「LIVE BEST ~変わらぬ愛~」 の 14曲目にも収録されています。
アルバムのほうは、コンサートツアーからベストテイクを厳選 したベスト集で、
ライブで しか聴けなかったカバー曲も収録 しているそうです。

バラードのメロディが ゆったりと、
けれども壮大に 耳に響いて、歌ってみたくなる歌です。
歌詞も素敵で 好きな曲ですが、
瀬戸内寂聴さんが全面協力 している ということの詳細は どこにも記載されておらず、
詳 しいことはわかりません。

なお、シングルのカップリング曲は
小田純平さんが作曲を担当 した 『かくれんぼ』 という曲です。
                      (小田純平さん関連の記事や歌については こちら で ご覧ください。)

2005年7月、57歳の年に、『マディソン郡の恋』 を インディーズ発売 してから 8年。
2008年、61歳半で 『第59回NHK紅白歌合戦』 に初出場 してから もうすでに5年!
6月に66歳になられたと聞くと 改めて 月日の流れの早さを感じます。
オヤジギャグは今も健在なので しょうか。
いつまでも歌い続けていてほしいです。

彼女の声も大好き!

ずっと、前を歩いていてほしい方です。



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ブドウが届いて …  ― パープル・シャドウ ―

2013-08-15 | 飲食 に関するお話

最近では メッキリお会いする機会が減っている <名古屋の君> ですが、
メールを出したり いただいたりする度に
せめて夢の中で … と デートの約束 をすることだけは継続中。
                                      (そんなお話は こちら にも書いています。)
      お歳だから 早く就寝されるということもあり、
      だいたい私が 後から出向く ということになるんですが
        「今日は 蛍の乱舞する小川で …」 とか
        「北山の星の下で …」 とか
       よく添付くださるきれいなお花の写真がある時は、
        「そのお花が咲いている辺りで …」 とか 「花園で …」 とか
       時々ニュースで流れると 「流星群を見ながら …」 などなど
      たわいないことですが、あちらもいろいろと心病むことがおありのようなので
      メールが ホッとできる癒 しタイム になっているようで、
      不定期便ながら どちらかが 週 に1回 は 送信!
      それに対 してのやりとりが 2~3度続く というのが現状です。



今回も 各地で <大雨による被害> が起きているので
 「水害による被害はないですか?」 と メール し、数度のやりとりがありました。
すると翌日(8日) 16時56分、今度は 緊急地震速報が流れてびっくり!
<奈良県で地震発生。 強い揺れに備えてください。>
        〔 えっ、奈良県で起きたのに こんな遠くまで影響を与えるほど凄い地震ってこと!? 〕
        〔 だったら 近い辺りは 壊滅的!?! 〕
        〔 それとも 地震連鎖が起きる っていう意味!? 〕
      かなりの恐怖を感 じました。
      何はさておき、すぐに逃げられるよう <ロック>だけは確保 して 待機!
      でも 何も起こらず … ホッと しました。
      そして 後に 誤報だったとわかり、
        〔 心臓に悪いから 誤報はやめてよ~! 〕 と思いつつも
        〔 誤報で良かった~! 〕 と胸を撫で下ろしたという次第。


奈良と聞いた時は <名古屋は近い> と思って心配 しましたが 誤報で良かった。
そこで、
 「今日の緊急地震速報は怖かったですよね~!
  いつもはメールにも気づかないくらいのマナーモードにしてあるのに、
  けたたましく鳴る携帯に ホントに怖い思いをしました。
  しかも奈良だなんていうから 名古屋は大丈夫かしらと心配 しちゃいました。
  そちらは大丈夫でしたか?   (…まだまだ続く…)  」 などとメール。
あちらからは
 「ありがとう。 地震速報 びっくりしたね。
  仕事で浜松に来てたんだけど、一瞬 皆さんの動きが止まりましたよ。
                      (…まだまだ続く…)  」 などと返信がきました。
そして最後は いつものように 待ち合わせ場所を決めて
 「待っていますよ。 おやすみなさい。」 で締め括り。

ところが次の日、               
ヤマト運輸のクール宅急便で ブドウ が届き、
早速 お礼メールを打ったので
三日連続での メール交換 と 三日連続での 夢デート となりました。
   <ピンポーン!>  チャイムが鳴った時点で すでに好奇心マックスの ロック!
                 いちいち しつこいほどのチェックを入れてくるので 見るのに ひと苦労!


      「危険物や薬物が入っていないかの調査中です。 終わるまで近づかないように …!」
  
      「これは 犯罪を撲滅 し、庶民の生活を より良いものにするための業務。
                              好奇心 などと 邪推(じゃすい)せぬよう願います。」



まだ早いのではないかと思われる ブドウの時期。
いただいた種類を見てみたら、

  ◆ ピオーネ
  

      収穫時期は 早期が4月~8月、主に9月~11月。
      <巨峰> と <カノンホール・マスカット> の交配種。
      いただいたものは 種なしで、「ニューピオーネ」 とも呼ばれているようです。
      果皮は紫黒色で、硬いため 通常は剥いて食べますが、私は全部いただいてしまいます。
      果粒は巨峰より やや大きい丸型で、水分が多く、甘みと酸味のバランスが良く、
      巨峰、デラウェア に次いで 日本では 3番目に栽培が多い品種だそうです。

  ◆ サニードルチェ
  
    
房にびっしり付いていたので トウモロコシのような形になっているものもありました。

      収穫時期は 8月~9月下旬。
      <バラディー> と <ルビーオクヤマ> の交配種で 山梨で生まれてものだそうです。
      太陽 (サニー)をたっぷり浴びた甘美なスイーツ (ドルチェ/イタリア語) という意味だそうで、
      皮ごと食べられる 赤色ブドウ新品種であり、高級種でもあるそうです。
      果皮は 薄く きれいな鮮紅色で、果粒は楕円形。
      房にびっしり付いていて取り難いくらい。 トウモロコシを取るような感覚でした。
      果肉は硬めで 青リンゴのような風味があり、シャリシャリとした食感が新鮮でした。
      糖度や酸度は巨峰より低く、さっぱりしていますが、希少品種な上に 裂果することもあり、
      市場には出回り難くなっているようです。

  ◆ リザマート
  

      収穫期は 8月中旬~8月下旬。  <カッタ クルガン> と <パルケント> の交配種。
      雨の少ない砂漠の国、旧ソ連のウズベツク共和国で作出された品種。
      果皮は 薄く 深紅色で、果粒は長楕円形。
      皮ごと食べられ、歯ごたえがよく、酸味は少ない。
      今回いただいたものの中では ダントツに甘く、驚きました。
      裂果が発生し易く 市場にはほとんど出回らないことから 『幻のぶどう』 と呼ばれ、
      とても美しい色と優美な姿からは 『ぶどうの女王』 とも云われる高級種だそうです。
      半分に切っても果汁が滴るということがないので、デザートやサラダに使うこともでき、
      皮ごと食べると さくらんぼにも似た風味があります。
      お皿に盛った果粒は サニードルチェ と似ているようにも見えましたが、半分に割ってみたり
      味わってみれば、判別はすぐにできます。

  ◆ 天山
  

      収穫期は 8月頃。          
      中国原産の< ベジャーガン> と 山梨県で生まれた< ロザリオビアンコ> を
      掛け合わせて作られた新品種で、収穫時期の短い 希少品種だそうです。
      果皮は 薄く 少し黄色掛かった翡翠色で、果粒は短楕円形で大粒。
      <粒も値段もビッグ> と云われ、巨峰の2倍以上あるものも存在するそうで、
      食べごたえもあり、甘さと酸味のバランスがよく、渋みも少なく、爽やかな味わいでした。


とても貴重なものを送っていただいたようで、改めて感激!


左 : リザマート  上 : ピオーネ  下 : 天山  右 : サニードルチェ


ブドウ って 世界中で一番生産されている果物 なんだそうですが、
そのほとんどが ワインやブランデーになってしまうようです。


     果粒に多く含まれるブドウ糖や果糖は 疲労回復に効果があるので
     暑い夏のエネルギー補給には最適 だというお話。
     なんだか かったるい今日この頃。 体力ないから ちょうど良かった!

     そういえば、
     ブドウは木から垂れ下がるように生っているので
     甘み成分が下(房の先)のほうに沈殿する とか、
     房に近く太陽に当たっている上のほうが栄養が来ていて甘い だとか
     いろいろ云われているようですが、
     食べ比べてみたけれど それほどの違いは感 じませんでした。

     また、果粒の表面に付いている白い粉は、果粉(bloom ブル-ム)と呼ばる蝋(ろう)物質で、
     病気や乾燥から果実を護るため ブドウ自身が出す天然物質で、人体には無害!
     成分は パラフィン・アルコール・飽和脂肪酸 で、
     これが均一に濃くついているものほど新鮮であるようです。

     ブドウの果皮には、視力回復や活性酸素の除去に効果がある
     ポリフェノールの一種 <アントシアン> が多く含まれているため
     悪玉コレステロールの発生を防ぎ、血液をきれいにする働きがあって
     動脈硬化や がん予防にも効果的だとか。
     そのため 〔 捨てるには勿体ない! 〕 と、近年 私は皮ごと食べるようにしています。
     赤ブドウには さらに、強い発がん抑制作用を持つ < レスベラトロール>
     というポリフェノールも含まれているそうです。



毎年送ってくださる度に、
〔 こんな早い時期だったかしら? 〕 と思い、
〔 そうだったかもね~! 〕 と思い返 して、季節を感 じます。
こんな高級なブドウをいただいてしまって申し訳ないようですが、
これで 美容と健康に効果が出たら 嬉 しいな~!
シワが … くすみが … たるみが … なんて気にせずに、
今なら 夢の中でも 明るい場所でお会い出来るかも~!

店頭で見かけるより も 格段に 高価な ブドウ!

いろんな色があり、きれいで高価で、ひと粒ひと粒がまるで 宝石のようです。

この時期だけは もしかしたら少しだけ きれいになっている なぁんてことも あり かしら?


‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥    ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥    ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

<ブドウ> といえば 昔 よく聞いていたこの歌。 ブドウの定番色でもある … ということで
1978(昭和53)年 6月25日発売、
    高田みづえ さん の  『パープル・シャドウ』
              (作詞 = 松本隆 さん/作曲 = 都倉俊一 さん)

「帰ってくるよ いつ? いつでもいいさ
           君との愛を忘れてなけりゃ 窓に一房葡萄飾るよ それが あの日の あなたの言葉」
  「パープル・シャドウ 私の手首にくちびる寄せて 残した小さなうす青のしみ」
   「パープル・シャドウ 季節が早くて 青い葡萄が
           あなたの窓へと風に揺れてた 窓へと風に揺れたわ  あゝ 一房の葡萄」

   少女の ブドウを見つけた時の喜びが伝わってくるようで 嬉 しかった この曲。
     私も、 いただいたブドウから 名古屋の君の優しさを感 じて 嬉 しかった上に
     <季節の早いブドウ> から すぐにこの歌を思いついて、さらに嬉 しくなっちゃいました。
                                   (※ ブログ内容や 歌詞から、その時 感じたことを書いています。)

『パープル・シャドウ』 は、高田みづえさんの 5枚目のシングル曲です。
ここでいう <パープルシャドウ> とは、彼が手首に付けた キスによる<紫色のアザ>。
一度 離れ離れの時を過ごしたけれど お互いの気持ちは変わることがなく …
だけど、愛の証明のため <窓にひと房 ブドウを飾る> って あんまり思い付かない発想。
それでも <紫色のアザ> と <ブドウの粒> を重ね合わせたあたりが なるほどと思わせたり、
アザは消えても想いは消えない という表現が 現在と過去を混ぜ合わせたような
ちょっと変わった構成になっていて、面白くもあり 好きでもありました。

なにしろ どんなことがあっても 最後の最後には<ハッピーエンド> であってほしいと思ってしまう私。
2年半前の1975(S.50)年12月に発売した 太田裕美さんの 『木綿のハンカチーフ』 では、
都会に行った彼が、けっきょく戻って来ずに別れてしまったので、それが残念で
こちらのふたりは どうなるんだろう と気になったものでした。
だから最後に 彼の気持ちが変わっていなかった という歌詞が嬉 しく思えた。
作詞は同じ 松本隆氏でした。

ポップな曲なので 自分が歌うと うまく口が回らないこともありますが、とても好きな歌でした。
レコードも 10万枚近く売上げたそうです。 B面は 『火の鳥』。

ちなみに、1978(S.53)年といえば
キャンディーズ が 後楽園球場でのコンサート 「ファイナルカーニバル」 をもって解散 し、
サザンオールスターズ が 『勝手にシンドバッド』 で メジャーデビュー した という
2大グループの 明暗を分けた年でもあったようです。

現在は 相撲部屋の <おかみさん> である彼女。
   ご主人は、現役時代 <南海の黒ヒョウ>の異名を取った 大関 若嶋津わかしまづ/六夫) 氏。
   1985(S.60)年に結婚 し、同年 引退。
   若嶋津は 1987(S.62)年に引退 して 二子山部屋の部屋付き親方(松ヶ根親方)になられました。

フジテレビのオーディション番組 「君こそスターだ!」で 第18回グランドチャンピオンとなり、
1977(S.52)年3月25日に 『硝子坂』 で デビュー。
連続ヒットで、同年 新人賞(第19回日本レコード大賞)、最優秀新人賞(第6回 FNS歌謡祭)
優秀放送音楽新人賞(第8回日本歌謡大賞/同受賞 清水健太郎氏) などを受賞。
榊原郁恵さん、清水由貴子さんと共に <フレッシュ三人娘> と呼ばれていたそうです。
彼女が発売した曲は シングルで 26枚になるそうですが、
2/3以上は口ずさんでいたな~ と懐かしい。

爽やかな彼女の声も歌も大好きでした。

果たして口が回るのかどうか、 『パープル・シャドウ』 今度歌ってみようかしら!

それって 老化確認にもなりそうだもんネ!


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なんだか癒される多肉植物  ― 野に咲く花のように ―

2013-08-11 | 植物 に関するお話

ロックのお蔭で 編集途中のものが投稿されたり 消えちゃったり …!
やっと投稿に漕ぎつけられました。
それなのに 表示されなかったり して またまた アタフタ!
<亀>の私には 大変な作業だったけど、出せてよかった! ホッとしました~!



少 し手を掛けないと すぐに ワサワサと生えてくる雑草さん達。
鬱蒼(うっそう)と してしまうと 迷惑なようですが、
ひとつひとつを見てみると けっこう可愛いものです。

そんな雑草さん達の中で 私が特に気に入っているものがあるんですが、
これ、 見ているだけで なんだか癒されるんです。

ひとつの葉っぱが ほんの1センチほどの スプーン型。
いつもきれいな若草色を していて、
水をたっぷり溜め込んでいると思われる肉厚感が何ともいえない。
   この<潤い感>は羨ましいくらいだから、ある種 <憧れ> と云えるのかもしれません。

      の付きかたは、
     先端付近が 私の大好きな <バラの花> のように見えます。
     上に伸びる姿と 這うように横に伸びる姿が 違ったもののように映り、
     這っているものは 葉が交互に連なっているように見えて アクセサリーにでもなりそうな風体。
      は 小っちゃくて
     よく見ないと色 しかわからないようだけれど、黄色くて 尖った<お星さま> のよう。
     花が枯れた後 良く見えるようになる萼片(がくへん)
     <ビーズで作ったお花> または <お花形のミニボタン> のよう。
     とにかく、どこを見ても とっても可愛い!


   

これは 何という植物なんだろう?
以前から気になってはいたものの なかなか調べるまでには至らなかった私ですが
猛暑の中でも <われ関せず> という様子で、
密やかに うらうらと佇(たたず)む 彼らのことが気になって
今回 調べてみる気になりました。
 

ところが、
<雑草> だとしたら どこにでもありそうなものなのに、
何故だか なかなかヒット してこない!
<多肉植物> と足してみて 「あった!」 と思っても
たくさんの肉厚種が盛られた鉢の中の 〔 これかな? 〕 というものだったり
似ているんだけど 〔 ちょっと違うみたい! 〕 なんて思うものばかり!
しかも
  〔 これってほんとに雑草なのかしら? 〕 との疑問まで湧いてきてしまいました。
       名前を知りたいと思ったら、雑草なのか そうではないのかも わからなくなった!
だけど、
名前がわかってもわからなくても、雑草でも雑草ではなくても、
気に入っていることに変わりないんだから ま いいか!
そんな風に思った時、
 ミセバヤ という植物 なのではないか!?
 似ている と思ったのは このミセバヤの種類が豊富だから なのではないか!?
投稿写真の中から そう思えるものを見つけました。
       <ミセバヤ> で探すと やはり似た種類のものがありました。
  〔 これは決定かな! 〕 と思った 最後の最後、
この種の花は <ピンク色> だとか書いてありました。
               ???
我が家の庭にあったものは 黄色い花!
ピンクの花なんて見たことがありません。
  〔 これも種類の違いなのかしら!? 〕
そう思いましたが、
念のため <黄色い花> で検索 したところ
       ヒットしたのが 万年草 (マンネングサ) というものでした。
   マンネングサは、
   ベンケイソウ科 マンネングサ属 マンネングサ亜属 の総称。

   マンネングサには
     ツル(蔓万年草)、 メキシコ(メキシコ万年草)、 マルバ(丸葉万年草)
     メノ(雌の万年草)、 オノ(雄の万年草)、 コモチ(子持万年草)、 ハマ(浜万年草)
     タイトゴメ(大唐米)、 ニジノタマ(虹の玉)、 メイゲツ(銘月)、 ヒメレンゲ(姫蓮華)
   などの種類があるようです。
          ※ 古くから日本に自生 していたもの、 園芸種としても出回ったもの、
             園芸種が逃げ出したもの など、マンネングサにも さまざまあるらしい。


   マンネングサの共通する特徴は、
   日当たりを好み、水切れに強く、過酷な条件のもとでも 繁殖する 常緑多年草 だということ。
   乾燥のほか、高低温、塩害、アルカリ性にも強いそうです。
   都会の道端などでも 比較的見かけることのある植物 とのことですが、
   花と葉の色が美 しいためなのか、<雑草> とは みなされていないとのこと。
   北海道には自生息 していないそうです。
     そしてこの子は マルバマンネングサ ( 丸葉万年草 ) で した。
        とても納得出来た気が します。                 
        だけど、<マンネングサ> なんて こんな可愛い葉っぱに 似合わない名前です。
        若い子なら 間違いなく 「ダサい!」 と云うことで しょう。
        <マンネン> も <クサ> も古臭いけど、せめて <マンネンソウ> ならいいのに …。
          〔 あぁ あまりにも古臭い名で 立ち直れないから這ってるのかな!? 〕
        なんて、そんなことを考えて 思わず 苦笑 してしまいましたが、
        たぶん そういったこともあり、園芸店では <セダム> という名で売られているようです。
        ただしこれは 園芸種となっているマンネングサ属(セダム属)の総称で
        ベンケイソウ、キリンソウ、玉つづり など 幅広い種に対する名称になるようです。


   マルバマンネングサ(学名 : Sedum makinoi ) は    
   名前の通り 葉の形が丸い という特徴のある万年草。
   さじ形や倒卵形を している葉は 肉厚で対生(たいせい) しています。
      ※ 対生する葉が90度ずつねじれ、上から見ると十字形に見えるため
        正確には <十字対生> といいます。

   土からだけでなく 岩、壁、ブロック、石垣などからも生え、  
   地上茎は地を這うように、張りつくように伸びて、
   接触 した面(葉の付け根のあたり)からも根が出ていました。
   根は浅く、糸のように細い。
   茎からは 直立する枝を出 し、長く伸びたものは倒れて地を這い、
   緑の絨毯のように広がってゆくようです。
   明るい場所を好み、繁殖は挿 し木。               
   乾燥に強く、強健(環境耐性)で 管理は容易 だと書いてありましたが、
   茎は弱く、折れやすい!

   今はもう開花時期は終わっていますが、
   5~6月頃撮った写真には 黄色い5弁花が たくさん写っていました。
   花は落ちずに枯れ残るようで、茶色く変色 しています。
   今も ちらほらと黄色い花のようなものが残っているのは 苞(ほう) のようです。
   花茎に付く葉も、萼片(がくへん) も 丸っこい。
   冬には 小さなロゼットで越冬するそうなので、そんな姿も見てみたい気がします。

 
  
  

     苞 ・・・・・・・ 花や花序の基部にあって、つぼみを包んでいた葉のこと。
     萼片 ・・・・・ 花びらの外側付け根にある緑色の小さい葉のようなもの(萼)のおのおの。
             花全体を支える役割を持つ。
     ロゼット ・・・ 寒さに耐えられるよう地表に張り付き、光を受けられるよう葉を広げた状態。


   マルバマンネングサ の 別名には
    マルバノネナシグサ(丸葉根無草)、 ヤマズタイ(山伝)、 イワガネソウ(岩根草)
    ミズウルシ(水漆)、 マメゴケ(豆苔) などがあり、納得できる名前も見受けられました。


多肉植物は全般的に
乾燥 してくると葉が しぼんできてしまうようですが、お水を与えてやれば復活。
水分を蓄えているので乾燥には強いようですが
水を与え過ぎると 根腐れや雑菌の繁殖で枯れてしまうようなので
夏より梅雨時のほうが気をつけなければいけないのかもしれません。
                           
どこからやってきたのか、いつからあるのかもわからないけれど
雑草のように、雑草に紛れて、気づいたら 庭の一角に生えていた この子達。
今まで放ったらかしのままにしていましたが
園芸店で売られていることや きちんと育てている人もいるらしいことを知り、
少しプランターに移し替えてみようとしたところ
折れてしまう茎が …!
折れたものを タリーズでもらったカップに植えてみたら                  
これはこれで 可愛い感 じ!
ここから根が出て また増えてくれたら嬉 しな~ と期待 しつつ、
今も 眺めて癒されています。

いろいろ知って 愛おしさが増したみたい!

元気に育ってほしいな~!


‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥    ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥    ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

人を和やかにしてくれる マルバちゃん … ということで
1983(昭和58)年 7月発売、
     ダ・カーポ の  『野に咲く花のように』
          (作詞 = 杉山政美 さん/作曲 = 小林亜星 さん)

「野に咲く花のように 風に吹かれて  野に咲く花のように 人を爽やかにして」
    「そんな風に 僕達も 生きてゆけたら すばらしい」
     「時にはつらい人生も 雨のちくもりで また晴れる
                    そんな時こそ 野の花の けなげな心を 知るのです」

   誰かの目に留まれば、その可愛さに しばし時を忘れる マルバマンネングサ。
     ただの雑草だとしても、一生懸命生きている姿が愛おしい。
     枯れそうになることだってあるかもしれないのに、
     誰にも気づかれないかもしれないのに、
     風に吹かれ 雨に打たれ、 それでも けなげに生きている。
     人間だって負けずに頑張らなくっちゃね~ って思わせてくれる マルバちゃんです。
     居心地の良い場所であるよう環境を整えながら見守ってるから、癒 しの場を作ってね。
                                   (※ ブログ内容や 歌詞から、その時 感じたことを書いています。)

「ダ・カーポ」 は 夫婦デュオグループです。
… とはいっても 初めからご夫婦だったわけではなく、1980(S.55)年に結婚されたそうです。
結成は 1973(S.48)年。 同年 『夏の日の忘れもの』 でデビュー。
翌年、『結婚するって本当ですか』 が60万枚を売り上げる大ヒット。
以来、童謡・唱歌、映画やテレビドラマ、アニメなどの主題歌、
CMソング、キャンペーンソングなど幅広いジャンルを手掛け、
結成 40年になる今年は アルバムを発売し、各地を回って
6月末、青春時代の思い出の地だという 東京は蒲田で 最終コンサートが開かれたそうです。
今回 リクエストで曲を選んだところ、
自分達が入れ込んでいる歌と ファンが望んでいる歌が 必ずしも一致 しないことを感 じ、
「ダ・カーポ」 の名前の如く、<初心に返る>ことの大切さに気づかされた といいます。

    ※ ダ・カーポ (da capo) の da は 英語の from 、 capo は head に該当するイタリア語で
      「頭 (冒頭 = はじめ) から」 という意味になります。
      西洋音楽における楽譜上で、
      この記号の箇所から <曲のはじめに戻る> という指示を表す 演奏記号。


1983(S.58)年から1996年(H. 8)まで フジテレビ系列 「花王名人劇場」 で放映された
「裸の大将放浪記」 (画家・山下清氏を主人公にした 芦屋雁之助さん主演作品)
主題歌として作られた という 『野に咲く花のように』。
『淋しさは夕立ちのように』 の B面 として発売されましたが、こちらのほうがヒット。
覚えやすくて癒されるメロディと 教育的にも優れた歌詞が評価され
小中学校の音楽教科書にも掲載されました。

2007(H.19)年からは 「土曜プレミアム」 で、
お笑いコンビ「ドランクドラゴン」 の 塚地武雅さん主演により
「裸の大将」 のリメイク版が放送され、
槇原敬之さんのカバーバージョンながら この時も主題歌として使われたそうです。

「ダ・カーポ」 は ずっと ご夫婦での活動なのだろうと思っていたら、
5年ほど前から 麻理子さん(娘)のフルート演奏やハーモニーが加わっていたと知ってびっくり!
けれども そんな娘さんは 今年の秋からフルート留学のため、2年間休業 してパリに行くそうで、
当分は 夫婦デュオに戻られるようです。


しばらくはまた二人、初心に戻って頑張ってください!


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困った奴なのに 憎めない!  ― 何も言えなくて…夏 ―

2013-08-08 | ロック・ユキ丸・チャチャ丸 話

遊んでほしくてたまらない ロック が キーボードの上で暴れ回るので
公開ボタンが押され、
制作途中のものが投稿されてしまっていたようです。
気づいて びっくり!
慌てて 非公開 に し直しました。



新 しく書き足 したものや 編集途中のものが消えてしまうこともあって
めげることも多い 今日この頃。
  〔 この <やんちゃ坊主> を どう してくれようか! 〕
眉間(みけん)にシワが寄ったまま 横目で睨(にら)んだら … 
〔 え― っ! 〕
あたふた している間 に、もう寝ていました。


 
だけど この寝顔を見たら
〔 まぁ いいか! 〕
そう思う しか ないじゃない!
ずるいぞ ロック!



いろいろ文句も言いたいのに、
   →  
この顔を見ちゃったら 何にも言えない!


‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥    ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥    ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

一瞬で 何も言えなくさせるなんて … ということで
1991(平成 3)年 7月21日 発売、
         J-WALK の  『何も言えなくて…夏』
             (作詞 = 知久光康 さん/作曲 = 中村耕一 さん)

「綺麗な指 してたんだね 知らなかったよ
                   となりにいつも いたなんて 信 じられないのさ」
  「世界中の悩み ひとりで背負ってたあの頃
                   俺の背中と話す君は 俺よりつらかったのさ」
   「水のように 空気のように 意味を忘れずに
                   あたりまえの 愛などないと 心に刻もう」

   一緒に遊びたくてたまらない ロック。
     一瞬イラッとしても すぐに優 しい気持ちにさせ、何も言えなくさせてしまう その魅力!
     やり直しがきくことは たとえ大変でも めげても、頑張ればいいんだもの。
     一緒に暮らすことになった <運命の出会い> を大事にせずに 後悔することのないよう
     今の時期は まだまだ いっぱい構ってあげなくちゃね。
                                   (※ ブログ内容や 歌詞から、その時 感じたことを書いています。)

JAYWALK は 1980(S.55)年 9月、J-WALK として 6名で結成された
作詞、作曲、演奏家で構成された音楽家グループ。
翌年 『ジャストビコーズ』 でデビュー。
バンド名の由来は
<横断禁止無視>、また、<危険地帯に足を踏み入れる> という意味の
Jaywalking だと云われているようですが
<カケス(鳥) JAYBIRD> のジグザグに歩くひょうきんな様子から生まれた
とも言われているようです。

18枚目のシングルとなる この 『何も言えなくて…夏』 は、
前年12月に発売 した アルバム 『DOWN TOWN STORIES』 の中に収録されていた
 『何も言えなくて』 を SUMMER VERSION としてリアレンジし、歌詞を変えたもの。
どちらも 知久氏による作詞です。
前作を超え、こちらのほうが大ヒットに繋がり、JAYWALKの代表曲となったわけですが、
これも急激にヒットしたというわけではなく、1992(H. 4)年の夏頃から徐々に売り上げを伸ばし、
発売2年後となる 1993(H. 5)年には 第44回NHK紅白歌合戦に初出場するまでになりました。
結果 売り上げ枚数は 120万枚を超えたとか。
今聞いても まったく古さを感じない 夏の定番ソングだと思います。
なお、夏バージョンが発売された年の冬には
 『何も言えなくて~WINTER VERSION~』 もシングル発売されています。
<冬>のほうは クリスマスソングになりそうな歌詞だから 季節歌としては良いと思うのだけれど、
夏バージョンを聞いてしまうと、どうしても<夏>のほうがいいなと思ってしまう!
それって私だけなのでしょうか?
歌詞の違いも それほど多いわけではないのに …!
冬バージョンはアルバム収録だったから知る人が少ないまま
<夏>のほうが知れわたり過ぎた ということなのかしら!?
う~ん、 でも私はやっぱり<夏>のほうが好きだな~!

1992(H. 4)年の年末、『何も言えなくて…夏』 は
 第25回 日本有線大賞 有線音楽優秀賞(ポップス部門) 受賞。
      (大賞は 藤あや子さんの 『こころ酒』)
 第34回 日本レコード大賞ゴールドディスク賞 受賞。
      (大賞は ポップス・ロック部門が 米米CLUBの 『君がいるだけで』、
       歌謡曲・演歌部門が 大月みやこさんの『白い海峡』と分かれていた。)


1995(H. 7)年、バンド名が JAYWALK に変更されました。

2005(H.17)年 7月から2ヵ月間放送された日本テレビのドラマ 『おとなの夏休み』。
主題歌は、週代わりで1970年代から1980年代に発売された夏をテーマにした楽曲が使用され、
この曲は 第4話で使用されたそうです。

2008(H.20)年には アンサーソングであるシングル 『もう一度…』 も発売されました。

2010(H.22)年には 結成30周年を迎えられたそうですが、
この曲のタイトルを聞けば 誰でもが彼の髭面の顔を思い浮かべるだろうと思われる
中村耕一氏(ボーカルとギターを担当)が 覚せい剤取締法違反で逮捕されるという
事件が起きてしまって、5人での活動(JAYWALK 5)を強いられることとなりました。
そして翌年にはその中村氏が脱退!
同年、新メンバー ふたりが加わり、現在は 女性ひとりを含めた7人編成となって、
THE JAYWALK として活動されているようです。
なお、中村氏も 単独で活動を開始されたようです。

他にも良い曲があるんだ もの、頑張ってほしいわね~!

どんな理由があっても 薬物はいけません!

その才能を無駄に しないよう、中村氏も しっかり心に 戒(いまし)めて 頑張ってください!


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