― 歌・種・記・文 ― (うたたね きぶん)

日々の中で感じたことを書き留めた自分のための雑記帳。
記憶を鮮明にさせてくれる画像や思いが大事な宝物になっています。

何だかザワザワ!

2024-03-21 | ちょっと考えさせられたお話
ある日のこと。              
始発のバス停に停車していたバスに乗り込んだら誰も乗っていませんでした。
私は中央にある降車口より3席ほど後方のひとり席に座りました。
そのうちチラホラ人が乗って来て
兄と妹と思われる小学生が乗り込んできました。
この二人、初めは私の反対側の二人席に一緒に座って
大きなタブレットで動画を見ていましたが
なぜか妹が前の二人席に移り、
通路側に陣取って変な体制でタブレットを見だしました。
たぶんタブレットを窓際に置いて頬杖をついたような態勢になっていたと思われます。
〔家じゃないのに…!〕 〔お行儀悪い!〕
兄のほうも隣の席にベンチコートを広げて席を確保しているよう!
〔混んで来たら妹が戻って来れるようにしているのかしら!?〕
すると妹に電話がかかってきて しばらく二人は交代で話をしていました。
たぶん母親からの電話だったのでしょう。
〔電話はマナー違反だけれど「うん」と「わかった」くらいしか言っていないから…!〕
これらの出来事を
〔まぁ 車内はまだ空いているからね!〕で納得しようとしていた私。 
しかしこの後 混んで来て目の前に立っている人が増えてきても
この二人はこのまま二人席をひとりずつで独占したまま譲ることはありませんでした。
そしてかなりのバス停を通過後 降りて行きました。
その後 4人がこの席に座れたのは言うまでもありません。
お揃いのベンチコートを着ていたので
なにかのスポーツをやっているのではないかと思われたこの二人。
〔体感を鍛えるとか スポーツ精神とか そういったことは学んでいないのかな?〕とか
〔子どもとは言え 自分勝手なふるまいだとは気づかないのかな?〕などと考えてしまって
気持ちがザワザワしてしまいました。

   こういった行動をしていることに母親は気づけない!
   電話の時 たとえば「今どこ?」と聞いたとしても
   場所を言っただけでは気づかないことでしょう。
   「バスの中」と言ったら すぐに電話を切ったでしょうか?
   そんな折「きちんとしていなさいよ!」とか
   「人に迷惑をかけないようにね!」と言ったとしても、
   たとえ「ちゃんとしてる?」と聞いたとしても
   たぶん「うん」で終わってしまって気づかないのでは…?
   小学生でも中高学年にもなれば いいか悪いかはわかるはずだと思うのだけれど
   <普段>が出ると 脳がそんなことを考える状態にもならないのでしょうか?      
   この子たちが悪い子とは思わないけれど 人に対する配慮は学ぶべきだと思いました。

   いつものように出かけて行って いつものように帰ってきたら
   親は勝手に何事もなかったんだろうと思い込んでしまうと思うのだけれど
   気づかぬうちに?人に迷惑をかけていることがないとも限らない!
   もし今 小中学生くらいの子どもがいたら こういった話題は取り上げて
   子どもだけの時の行動を聞いてみたりするだろうなと想像してしまいますが
   普段の何気ない会話からその子を見極めていくのも親の役目と思いながら
   昔のように単純(純粋)とはいかない大人びた子が多い現代においては
   それも大変なのかな?と考えたりもしてしまいます。


ザワザワした気持ちはバスを降りた後も少し残っていたようで、
スッキリとはしない気分で歩いていると
前から高齢の男性二人が話しながらやって来るのが見えました。
ひとりは自転車を押しながら歩いていて…
すれ違いざまに会話が聞こえてきました。
「自転車押しながら歩くのも大変だろうから もう先に行っていいよ。」
「いやぁ 最近歩いてないから ちょうどいいんだよ!」
たったこれだけのことでしたが
ここにお互いへの配慮が感じられて ホッコリ!
私のざわついていた気持ちが晴れた気がして
お二人に感謝したい気分になりました。

   でも当の本人たちは 私に会話を聞かれていたこともまったく知らないはず!
   つまり どこで誰を不快にしているか 幸せな気持ちにしているか
   本人が知らないケースも けっこうあるってことなんでしょう。
   ちょっと怖くもあるようです。



余談ですが、
後日、違う方面のバスから降りたら
私の前を歩いていたお母さんが
「あんた バスの中で 何 あの態度!」「いい加減にしなさいよ!」
「お父さんにいいつけてやるからね!」「ちゃんと証拠の写真も撮ってあるんだからね!」
と一方的に怒っている声が耳に入ってきました。
怒られていたのは娘で なんかクネクネするばかり!
すると 母親は娘を置いて行くように速足で妹?と歩いて行ってしまい、
姉は 戸惑いながら後を追って行きました。

   前の時と違って この時の様子を実際には見ていないので何とも言えませんが
   お姉ちゃんは何か怒られるような態度を取っていたものと思われます。
   けれど私には逆に このお母さんが
   〔写真は撮れたけど その場で注意は出来なかったのかな?〕
   〔車内は混んでいたから離れていたのかな?〕
   〔お父さんに言いつけて叱ってもらうというような言い方はよく聞くけれど
     伝えかた次第で良くも悪くもなりそうな気がするなぁ!〕
   〔普段 子どもと接する機会の多いお母さんは叱ることも多く、
    子どもたちも慣れちゃって言うことを聞かないから
    お父さんにガツンと言ってもらわないとダメなのかな?〕と    
   そっちの方が気になってしまいました。
   叱られていた本人も すぐに謝るという感じではなかったし、
   ほんの一部ですが 家庭環境が垣間見えた気がして
   久々に首をすくめた のろまな亀の私でした。


見ていれば お母さんはやっぱり怒る(叱る)のよね!
だけど 親のいる前でも怒られるようなことをしちゃうくらいだったら
親が見ていない所で何をしているか、ちょっと心配になるようです。


ついでに、                              
子どもどころじゃない かなりざわついたお話を耳にしたので載せておきます。
昨日のニュース?で 神戸大学の非公認バトミントンサークル「BADBOYS」の合宿所で
度を超した破壊行為があったとの告発があったことが取り上げられていました。

   大学生と言えば もう成人!
   それがふざけまくって 障子を破り 天井を破壊し 備品を壊す などなど!
   悪質なことを平気でしている写真や動画が流れて神経を疑ってしまいました。
   以前から問題を起こしているサークルのように話している人もいたので
   ちゃんと反省できるのかも何だか不安に思えてきます。
   これはもう なぜ悪いかを諭すなどという次元の問題ではないでしょう。
   心から反省し謝罪し自分たちで弁償もしないと…!



集団だど強気になるというのはよく聞くお話。
だけど それが悪いことだと気づかないなんてありえない!
そんな羽目の外しかたをするサークルにスポーツ精神はあるんでしょうか?


                        お読みいただきましてありがとうございます
            ランキング投票にご協力いただければ幸いです。
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 自分らしさへ
                                   にほんブログ村




イラスト素材の一部は下記からお借りしています。
   「イラスト工房」 「いらすとや」


コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 貢ぎ物みたい! | トップ | きれいに咲いてくれました »
最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (copelonmaru)
2024-03-21 15:34:43
こんにちは

とても共感する内容なのです。
ひと昔前ならいざしらず、今はほんと、よそのコに注意しようもんなら、こちらに何言われるかわからない時代ですから傍観するだけですね。

人に不快な思いをさせないよう、自分も気をつけようと思いました。ありがとうございます。
こんにちわ (力丸ママ)
2024-03-21 15:49:51
神戸大学の蛮行には呆れました。
お勉強だけやれば何でも許されてきたのでしょうか!しっかり罪を償ってほしいです。弁償すれば許される問題ではないと思います。
倫子様 (mie)
2024-03-23 00:03:04
コメントありがとうございます
そんなことで!?と思うようなことでも訴えられたりする時代
下手に注意するのも怖いようで 難しい世の中になったなーと考えさせられることも多くなりました
それでも どんな時代でも誰が見てもおかしいと思う行為というのはあります
人の振り見て気をつけようと思う気づきも大切なことですね
力丸ママ様 (mie)
2024-03-23 00:10:37
コメントありがとうございます
笑って済ませられないような悪いことをしたら罪を償うのは当然でしょう
弁償すれば許されるとは思わないけれど 弁償をすることも償いのひとつ
自分のやったことの責任は誰かが代わりに…ではなく自分でとらないと
その重さがわからないのではないかと思います
やってしまった後で後悔する気持ちもなく笑っていられる人や
同じようなことを繰り返す人に反省させるのは難しいことなのでしょうね 

コメントを投稿

ちょっと考えさせられたお話」カテゴリの最新記事