太陽光発電シニア

太陽光発電一筋、40年をはるかに過ぎたが何時までも興味のつきない厄介なものに関わってしまった。

サラリーマン川柳

2017-05-23 07:59:28 | 社会観察

毎年恒例になったサラリーマン川柳の入選作が発表された。生保の会社がコンクールを主催しているが、結構知名度が上がってきた。悲哀のこもった、それでいてクスッと笑える作品ばかりだが。時代や流行を反映するのだが、共感する人、他人の小さな不幸を糧に、俺の方がちょっとマシかなと頑張る人、身近な誰かに当てはめてほくそ笑む人、読む人は様々だろう。もし、私がサラリーマンなら、

君の名は 九割がたは 怒りの言葉

「君」と呼ぶのはとんでもなく上位の人の上から目線、実際に重役に叱られた時こう呼ばれたことはあるし、高級官僚から言われたこともある。唯一の救いはこう呼んだ彼らは、そのまた上司の逆鱗に触れ去って行ったことである。私に言わせれば、名のある君でも失敗するの?とこころの中でほくそ笑んだことである。

サラリーマン川柳ももう少しジャンルを設けて募集しても面白い。定年退職した准高齢者部門とか主婦部門、OL部門など。今はネットで多くの人が応じられる時代である。ただ、問題は主婦やOLはサラリーマン同様結構タフでしたたかで自虐ネタと分かるが、准高齢者は既に自虐にすら耐えられないほど、心も体も落ち込んでいる。もし私が准高齢者なら(そうなんだが)、

君の名は 忘れて困る 歳は過ぎ

となるなあ。私くらいのironist ならギリギリ川柳部門に残れるが、多くの准高齢者は俳句部門に回れと言われるだろう。茶化す事などできない愚直に生きた結果が定年という出来ごとであるから。俳句なら、

新入性 問われ恥ずかし ワッチユュアネーム

中学1年、机の間を歩く これも新人の英語の先生、ほのかに化粧の香り、きっと英語が好きになれると思った(だけの)あの頃。