当たり前のことだがこれは真面目な第三者の研究者による客観的な研究なので、1944年11月に成立する第二次トルキスタン共和国の、独立運動の口火を切ったのがウイグル人ではなく前年1943年秋頃から活動を始めたカザフ人であったことも、彼らがソ連の援助と影響下にあったことも、そして彼らが1944年10月の蜂起の最初にイリ地区の各地で新疆在住の漢人を虐殺したことも、すべて憚らず書いてある('5. Between China and the Soviet Union (1910s-1940s)', pp. 215-216)
(New York: Columbia University Press, 2007)
(New York: Columbia University Press, 2007)