今年カンヌ映画祭で脚本賞を受賞した
「怪物」を観ました。
とても面白かったです。
前回の投稿の
「子供の残酷性」にも関連する作品でした。
大人も子供も
人は聖人君主ではありませんね。
「怪物性」も「残虐性」も持っているものです。
聖人君主でないからこそ
リスクヘッジのためにも
子供の時から道徳や倫理に
触れさせる方が良いと思うのですが
親も先生も含めて
大人自体が道徳や倫理に触れる機会がなく
戦後からここまで来ましたね。
自覚・自立・自己規律などに
気づいて行くしかありませんが
現実問題において精神格差・分断社会は
都会に比べて地方の方が
進んでいるのかもしれません。
どんな人も
長所があり短所がありますね。
長所と短所は表裏一体です。
「怪物性」や「残虐性」まで
心が取り込まれる前に
せめて子供の教育は
地域社会で行われると良いと思うのですが
とても難しい時代ですね。
小・中学生の登校拒否も
激増しているようです。
デジタル社会と
個人主義・自由主義・資本主義による
負の側面をいかにして克服するかが
これから２０年の課題でもありますね。
古典の教えなどが
道徳や倫理の意味が分かると思います。
出来ることならば
頭でっかちや屁理屈抜きにして
「道」を学んでみるのもいいですね。
怪物でなく
聖人に少しでも近づけると
運が良くなります。
