ウォークマンを、リニューアルする。

ささやかな自分へのお年玉、というか単純に前のがダメになったので、ウォークマンをリニューアルした。
「NW-S14」である。

（写真右は、一緒に買った専用シリコンケース）
前に使っていた「NW-S764」は、大変優秀であった。とにかく音がよく、90MHz以上も受信出来るワイドFMも付いており、別売りのコードを使えばアナログでダイレクト録音も出来た。
バッテリー持ちもものすごく良く、１ヶ月くらいは充電を忘れる事も多かったがそれでも全く問題なかった。

ただ、やはりそこはソニータイマーである。
４年半で、充電してもしてもすぐなくなるほどにバッテリーがヘタッてしまい、使用に耐えられなくなった。
考えたら、その前のも４年半でダメになったのでコレはもしかして本当のソニータイマーかもしれない（笑）。

新旧並べて、比較してみる。

もちろん右が新品だが、色も大きさもほぼ変わらない。容量も8GBで同じ。
他にもう一万円足してハイレゾ対応のヤツにしてもよかったのだが、私は21年前に罹ったウイルス性髄膜炎の後遺症で右耳の4kHz以上が今も聞こえず、健康診断の聴力検査で毎回引っかかる。
その意味で、ハイレゾなど宝の持ち腐れなのだ。

なぜiPodにしないのだ、と思われる方もいらっしゃるかもしれないが、私が持っている音楽ファイルの大半がwmaだからなのだ。
馬鹿にされるかもしれないが、wmaはものすごくいい。mp3の128は音楽だと聴けたものでないが、wmaの128ならヘッドホンで聴くぶんにはCDと遜色ない（個人の意見です）。

しかし、合点がいかないのは妙な値上がりである。
４年半前に買った時は、同じ容量で一万円弱だった。
しかし今回は、14,000円ほどした。
この業界は日進月歩で、４年半前のモデルなど化石だと言う人もいる。しかし同じ容量なのにSDカードやUSBメモリなどはガクンと値下がりしたのに、ウォークマンが値上がりしているのは解せない。
想像だが、何でもかんでもスマホになってしまい音楽プレイヤー単体で買う人が減ったからだろうか？
いくらスマホが便利とはいえ、操作性は雲泥の差だ。それは例えば動画をパソコンで編集しDVDに焼くとかなり重い作業になるが、ブルーレイレコーダーなら一瞬で出来てしまうのに似ている。
私はこれからも、単体の音楽プレイヤーを持ち続けるつもりである。それがウォークマンであり続けるかどうかは分からないが…