本蔵院 律良日記

熊本県にあるお寺“真言宗 本蔵院 律良のブログ”日々感じるままに活動のご報告や独り言などを書いた日記を公開しています。

宇治文化センターの鶏頭(ケイトウ)

2017-10-12 20:58:50 | 住職の活動日記

宇治鳳凰大学へ行く時に見つけた

「鶏頭」(ケイトウ)

その鮮やかな色に

目を奪われてしまいました。

 

 

本当に庭鳥の鶏冠のような

真っ赤な色です。

そして見ていると

その形の面白さにも目を引かれます

 

 

鶏冠というよりも

何か一つの造形美のような形です

上から見ても

 

 

面白い!

脳のひだを思わせるような

不思議な形になるものです。

 

 

 

ちょうど文化センターの横の

ちょっとした庭に植えられています。

 

しばし見とれていると

この小さな花壇の中でも

色々といのちの営みというか

事件が起こっています。

 

 

あまり成長していないというか

足元に花があります。

そして、ナメクジが這ったような

白いネバネバしたようなあとが

見えます。

ちょっと鮮やかさも失われている

 

よく見ると

 

 

葉を食べているバッタがいます。

 

バッタにとっては冬に向けて

栄養をいっぱいとって備えなければ

いけないということでしょう。

 

するとバッタが気になってきます

 

 

ほかの株にもいました

このバッタは親子連れでしょうか

小さな子供を背中に背負っています

 

 

ご馳走にありついてなにより

というところでしょう。

 

ケイトウは英語でも

COCKS COMB、ですから

やはり外国の人の見る眼も

同じなのでしょう。

もともとはギリシャ語の

「燃焼」ということに由来している

ということです。

 

 

いわれてみれば

鶏冠にも見えますが

真っ赤な炎にも見えるものです。

 

小さな花壇の中で起きている

ケイトウの成長もバッタの成長も

同じいのちの営みです

 

 

この少女像はそんな姿を

やさしき見ているのでしょうか。

 

ちょっとした

面白い世界を見せてもらいました。

 

 

 

 

 

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 宇治鳳凰大学 生き生きすこ... | トップ | 21ワット VS 25万ワット »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

住職の活動日記」カテゴリの最新記事