まもなく衣替え 梅雨まじか！

畑仕事　曇りよろこぶ　梅雨の前　　湧水

曇天に　背中押されて　夏畑かな　　湧水

炎天の　畑ながむる　軒下かな　　湧水

時だけが　過ぎゆく軒の　日陰かな　　湧水

蓑(みの)を着て　心ならずも　夏の畑　　湧水

曇りとは　言えどひるみし　夏畑かな　　湧水

夏畑　広さ感じる　陽ざしかな　　湧水

土寄せて　休むベッドに　初夏の風　　湧水

ブラジルの　農場想う　初夏の風　　湧水

植え終えし　夕方とどく　ほう葉寿司　　湧水

田と畑　合間合間に　ほう葉寿司　　湧水

未練たち　長袖しまう　五月末　　湧水

出そろいて　トリを待ちたる　夏花鉢　　湧水

世に反し　いちご家族は　子だくさん　　湧水

裏の畑のジャガイモの土寄せとボカシ追肥をした。
休耕田の里芋植えは無事終わったが、これから薩摩芋と西瓜植えが待っている。
昨年の西瓜と大豆畑が枯れた茎や軸がそのままになっていたので取り除いたり雑草を除いたりしてきれいに整理した。
幸い雨も降らず、日差しの弱い曇りが続いたので、何とか無事に一人で準備も終わる事ができた、感謝感謝。

青葉の飛騨 ほととぎす

先々を　思いて選ぶ　夏花鉢　　湧水

花苗や　きりょう良し悪し　つけられず　　湧水

夏花苗　娘と同じ　皆いとし　　湧水

花苗や　器量よしから　売れにけり　　湧水

花苗植え　誰か見てほし　玄関前　　湧水

花苗植え　体調わるきも　忘れけり　　湧水

南瓜植え　あまりの暑さに　退散し　　湧水

再トライ　助っ人来たる　南瓜植え　　湧水

一畝(うね)を　植えて鬼首　獲りし顔　　湧水

植え終り　深過ぎかなと　気やむ芋　　湧水

南国の　果樹苗植える　薄暑かな　　湧水

みかん鉢　アーモンド鉢と　玄関前　　湧水

見納めと　入れば最後の　竹の子かな　　湧水

おすそ分け　ばかり四、五食　ほう葉寿司　　湧水

ほう葉寿司　食べずに帰り　仏壇へ　　湧水

五月寺　花にむらがる　媼達　　湧水

真夜中の　静けき村に　ほととぎす　　湧水

川柳

青葉朝　夫こき使う　口先かな　　散歩中耳にした熟年夫婦の成れの果て？

天のシナリオ？

と言ってもそれほど大袈裟な話ではない。
飛騨の山々に囲まれた１人暮らしの私ののんびりした日常生活の話だ。
今朝から右の尻と腿が痛い。
それで畑へも出かけられず仕方なくパソコンに向かっている。
今もイスの代わりの柔らかなバランスボールに腰を下ろしている。
耐えきれなくなると脇のベッドに横になる。
そして、古いパソコンから流れる「ゴンチチ」のｆｍラジオに耳を傾ける。
昨日(１８日金曜日)ありがたい事に里芋の苗植えがすべて完了した。
苗植えと言っても、後の追肥や土寄せ作業も加えているから、もう収穫まで何もしなくてよい。
全部でおそらく１３０個以上だったと思う。
四日前に畑土で覆っていた種イモが尖った芽を出しているのに気づいた。
三日前に、あわてて植える始めたが、昨年のように一人で全部植えられそうもないのでシルバー人材センターに電話した。
二日前、一昨日、午後から男の人が派遣されてきた。
前回のように女性二人でなく、男一人、しかもかなりの老人だったので少し当てがはずれた。
それでも事前に周到に準備していたので、作業方法を説明して、早速二人で芋植えに取りかかった。
老人は耳が遠くいろいろ聞き違いや手違いもあったが、五時頃に何とか一部の作業を残して九割方植え終わった。
そして昨日、私一人で何とかすべての残っていた作業を完了した。
そしたら案の定、無理がたたっのか昨夜から熱っぽく、尻や太腿が痛風のように痛い。
痛風にも筋肉痛にもなった事が無いから断定はできないが、たぶん筋肉痛だろう。
今朝からの尻の痛みが今も頭に来そうなので、ここで書くのを中断する。
今までの私ならば我慢して書き続け更新をしたと思うが・・
・・・・
翌日の日曜日も終日尻や太腿が痛くてベッドの上でゴロゴロしていた。
・・・・
今日の月曜日になってようやく痛みが無くなった。
今日も畑へ行かず、養生を続けよう。
明日から少しづつ畑仕事に取りかかろうと思う。
このように今年から、何ごとも無理をしない、周りの状況に従おうと決めたからだ。
実は、先の芋畑の準備ではとても一人ではできそうもなかったので友人に頼もうと思った。
しかし、何度電話しても友人が出なかった。
「これも何かのメッセージかも？今年は芋植えをあきらめよと言うことかも？」
等々と考えていたらたまたま家に来た福祉の人が「何か困った事はありませんか？」と聞くので事情を話した。
するとシルバー人材センターに頼んでくれ、係の人がすぐ下見に来てくれた。
これはありがたいと喜んだ。
連休が終わると、前述のように女性が二人来て４時間かけてきれいに準備してくれた。
約八千円かかったが、昨年のように私一人だったら、まちがいなくダウンしただろうと思う。
その後の芋植えも、試しに一人で一畝植えた。
かなり時間もかかり疲れてしまったので、前述のようにすぐシルバーへ応援を頼んだ。
想えば昨年は休み休みしながら一日一畝か二畝づつ１人で植えてしまった。
今年は、そんな無理をしない。
ちょっとでも膝が痛くなれば農作業を止める。
もし、代わりに植えてくれる人がいなければ芋植えをあきらめよう。
それが天のメッセージだ、神のシナリオだ。
と思う事にした。
完全に成り行きまかせ、天まかせである。
ところがこの方が何事もうまく運んでいる。
自分の考え方や生き方や行動予定等にこだわらず、周囲の成り行きを天や神仏のメッセージと受け止めてそれに従う。
この方が、かえってうまく事が運ぶのだ。
第一に自分にストレスがたまらない。
どちらに転んでも、それが天のシナリオ、神仏のシナリオと思えばストレスとならない。
悔いや後悔もない気楽な心境になれる。
と言う考え方で　今年のわが自然農法を進めていこうと思う。
そして、これから、と言う考え方で生きていこうと思っているが、いかが？

(以上)

若葉青葉の飛騨 夏花の苗植え！

若葉道　風に誘われ　つい体操　　湧水

こころよさに　身伸び曲げる　若葉路　　湧水

新緑に　四方囲まれ　散歩かな　　湧水

風すがし　蚊蜘蛛まだ出ぬ　若葉道　　湧水

ソプラノの　ヴォーカル競う　三うぐいす　　湧水

苗植えや　先が楽しみ　夏の花　　湧水

道路脇　花苗植える　ほこらしさ　　湧水

夕闇の　道にせっせと　花苗植え　　湧水

黙すとも　言い訳となる　五月雨かな　　湧水

五月雨の　しずくもためぬ　新茶の葉　　湧水

草刈り音　野山鳴り出す　五月かな　　湧水

川柳

野宿なら　この時期逃すな　若葉飛騨　蚊や蜘蛛や蛇もいないよ！

みどり児の　天下独尊の　大泣きかな　　どの子もどの子も天上天下唯我独尊！

国会や　超ウソ発見機で　経費節減　　多くの議員、何と無駄な浪費をしていることか！

来年は我が家にさくらんぼ(砂糖錦)が！ 鉢で観賞用果樹栽培

まず初めは一本のミカンだった。
何年か前、友人宅のお子さんの入学祝いにミカンの苗木を記念樹として贈った。
その時、ついでにわが庭にも一本植えた。
二年ほど葉っぱが虫に食べられて裸ぎだったので、鉢に移して近くに置き冬にはミニハウスに入れた。
すると翌春に初めて花が咲き１３個の大きなミカンが実った。
ミカンは実った枝には翌年花は咲かないのでたくさん実るのは一年おきになる。
翌々年には驚く事に６０個も実った。
樹木が小さいから実の数を減らした方が良いと言うアドバイズもあったが、小さくても実がたくさんあった方が観賞用としてはインパクトがあるからと、そのままにしていたら皆ほどほどの大きさになった。
黄色く色づくと皆が試食したいと言ったが、ガンとして収穫しなかった。
冬を越して二月末頃になると、実が完熟して柔らかく甘い香りを放つようになるためかヒヨドリが小さな穴を開けて食べ始めた。
翌日になると、見ていたカラス達が大胆に食べ始めたので、あわてて収穫したが、食べてみるととても美味しかった。
そして、昨年は皆が「鉢ミカンはどうしたの？」と聞くので、今年は「生り年でないから駄目だ」と答えると、見なはつまらなさそうな顔をした。
今年は果たして？と気にかかっていた。
そんな中、つい先日、花芽が付いていると告げられた。
しかもかなりたくさんのようだった。
「エーッ、ほんと？」
やれやれ良かった、と安堵した。
今年は家の前で、数十個のミカンの鉢と十数個のアーモンドの鉢が仲良く並んでいるところを皆に見てもらえそうだ。
そこで思いついた。
そうだ！来年に備えてさらに他の果樹も鉢に植えておこう！
と思って、ネットで探したが、珍しくて手入れが少なくて安価な果樹苗木が見つからなかった。
コーヒーの苗木が欲しかったが、近くのホームセンターでは扱っていないと言うので、結局、サクランボ(砂糖錦)の苗木を買う事にした。
昨日、いつものｔ爺さんに店へ行ってもらったら、
「サクランボは二本植えないと実が付きませんよ」
と女性店員に言われたので、あわてて日本買った。
もし知らされなかったら、何年も小首をかしげていたかも知れなかった。
早速、二本とも大きな鉢に植えたが、けっこう太い苗木で、元気そうな青葉が出ていた。
きっと来年には立派な花を咲かせ、赤いサクランボがいっぱい？成るだろう。
ミカンとアーモンド、それにサクランボの鉢が並ぶ。
さて、その先、他にどんな果樹を植えようかな？
皆がうらやましがりそうな高価なマンゴ等もいいが、やはり値段も手ごろなレモンがいいかな？

(おわり)