飛騨さるぼぼ湧水

飛騨の山奥から発信しています。少々目が悪い山猿かな?

ひな祭り近し、卒業式も! 早春の飛騨

2020-02-24 15:52:57 | 俳句日記の部屋

穏やかな 陽ざしに飛騨ひな 蔵を出る  湧水

底冷えの 終わりし飛騨に 卒業式  湧水

卒業式 思えば伸びる 背筋かな  湧水

巣立つ子と 雛様出でば 飛騨に春  湧水

青雲の こころ懐かし 卒業式  湧水

パン珈琲 のち窓開ける 早春朝  湧水

早草に 負けず芽出せし チューリップ  湧水

心隅の 長き疑問の 消えし春  湧水

七十春 ようやく始まる 本舞台  湧水

川柳

休日を 終えて休みの 月曜かな  これって本休日?休休日?年中休みの爺

朝ラジオ 「すっぴん」終わるって ほんとかい? えーっ 面白かったのに残念残念!

名残を惜しんで、特別「笑点」オオギリ

今度、「すっぴん」の代わりに「すっぽんぽん」が始まりました。

それで、どうなりましたか?

ラジオなので、皆が裸でも誰も気づきませんでした。

今度「すっぴん」の代わりに、「本物すっぴん」が始まりました。

それで、どうなりましたか?

8kテレビで顔のドアップをしましたら、月面映像か?と問い合わせが殺到しました。

今度「すっぴん」の代わりに「べっぴん」が始まりました。

それで、どうなりましたか?

今までの登場女性やスタッフ全員が降ろされました。

今度「すっぴん」の代わりに「ぜっぴん」が始まりました。

それで、どうなりましたか?

笑点メンバーは、誰ひとりカスリもしませんでした。

今度「すっぴん」の代わりに「へんぴん」が始まりました。

それで、どうなりましたか?

もちろん、キクオウ師匠とラーメンのひとり舞台でした。

今度「すっぴん」の代わりに「へあぴん」が始まりました。

それで、どうなりましたか?

ヘアピンが頭から落ちた師匠達が、座フトン運びの山田と交代しました。

今度「すっぴん」の代わりに「ぴんぴん」が始まりました。

それでどうなりましたか?
あっ、ヤバイ!下ネタが出そうなので、これで終わります!

(失礼しました!)


(続)連載小説 「幸福の木」 その236話 恐竜とお月様

2020-02-22 18:28:56 | 小説の部屋

ハイハイハイハーイ、おまたせ、飛騨の小路 小湧水でーす、いやいやコロナコロナのニュースばかりで大変です。海外観光客も減り会社も工場も休み状態で、gnpも下方修正とか、いろいろ経済面でも大変なようです。
ウチの先生は、これでようやく二酸化炭素が減り、中国の空気も元のきれいな空気にもどって子供達の健康に良くなったなんてマンザラではない様子です。
「あの、ちょっと、人類はもっと経済より環境を大事にしなきゃ!」
なんて、まるでグレタみたい、えっ?はい、そうでした、先週はpc故障で休みでした、はい、では余分な話をせずに早速、小説に参ります。
はい、では開幕開幕!

236 恐竜とお月様

拝啓の漆黒の闇には、無数の星々と遠くにひとつの円盤上の銀河が見えていた。
目の前にはガラス砂のような無数の氷玉でできた巨大な蚊取り線香状の渦巻が宙に浮いていた。
その上に、大婆とハナナが離れて向い合って立っていた。
ハナナは、半信半疑だった。
「あの、お婆ちゃん、この小さな氷の玉があたい達の住んでいる世界だなんて、とても信じられないわ」
ハナナは、足元いっぱいに広がる氷の砂を見つめていた。
「娘よ、よく聞くがよい、現実の氷玉はもっと細かいんじゃ。しかし、それではお前には見えないから真珠玉くらいの大きさにしてもらったんじゃ。なにせ、その氷玉は、この宇宙の時間の最小単位でもあるからな」
大婆が説明を付け加えたが、はななには何の事かさっぱり分からなかった。
「そうそう、娘よ、ほらっ光っているじゃろ?その光っている足元をよくよく見る事じゃ。その光の元はたった一個の氷玉のはずじゃ。そこがお前達の宇宙じゃ、お前達が今現在住んでいる時間の宇宙じゃ」
「えっ、今現在?・・、あっ、あった!たった一個の氷玉が眩しいくらいに光っている、これ?これなの?」
ハナナは、光っている箇所の中心にある光輝く氷玉を見つけた。
そうそう、それじゃ、お前の顔と眼を近づけて、よくよく覗き込む事じゃ」
大婆は、機嫌良さそうな顔で指図した。
小さなハナナが、しゃがみ込んでその光り輝く真珠玉ほどの氷玉の中を覗き込んだ。
眼をほとんど触れそうな程に近づけた。
すると、ハナナには、その氷玉がどんどん大きくなっていく気がした。
と言うよりも、むしろハナナ自身がどんどん小さくなって、その氷玉の中に吸い込まれてゆくような感じだった。
「あーっ、大変!お婆ちゃん、あたいの足元の道が消えて、どんどん落ちてゆくわ、助けて!」
ハナナは、悲鳴と共に広がって行く別の世界の奥へ、どんどん落ちていった。
「あーっ、何?これって、銀河だわ、あっ、思い出した、あたい達の天の川銀河だわ、あーっ、その中へ落ちてゆく、助けてー!」
ハナナは、その銀河の中心から2/3ほどの場所へどんどん落ちて行った。
すると、やがてそこには大きな輝く太陽と青い地球が見えてきた。
「えーっ、これって、あたい達が住んでいる大地の星だわ」
ハナナが叫んでいる間も、地球の陸の山岳地帯に向ってどんどん落ちてゆき、山頂に巨樹のある山が見えてきた。
そして、その山の洞窟の中に、ハナナを囲んで座っている長老や太郎やタタロやハナ達の姿も見えてきた。
「あーっ、みんながいる、みんなが、眼を閉じて座っているあたいの姿を見つめているわ、あたいって、もどって来たんだわ」
ハナナは、久しぶりに見る皆に懐かしさがこみ上げ、声をかけようとした。
その時、突然、
「もう分かったじゃろう、娘よ、目覚めよ!」
と、大婆の大声がハナナの耳に聞こえてきた。
と同時に、ハナナの目の前から皆の姿も今までの映像もスーッと消えた。
そして、しゃがみ込んでいる氷の道の中の、小さな光っている氷玉だけがはっきり見えてきた。
「あれっ?あたいって、何してたかしら?確か皆の姿が見えたわ」
顔を上げたハナナは、ポカーンと口を開けていた。
「ははははー、驚いたかい、娘よ、お前はその小さな氷玉の世界へ行ってたのさ、そこは、今現在お前達が住んでいる宇宙じゃ」
「えーっ、こんな小さな玉の中に、あの大きな大きな宇宙があるなんて」
ハナナは、何度考えても腑に落ちなかった。
「ははははー、娘よ、そんな事にびっくりしているのかい、それなら、もっと驚く事を教えてやろう。その光っている氷玉のひとつ先の隣の氷玉が、10年後の宇宙じゃ、ふたつ先の氷玉が20年後の宇宙じゃ」
「えっ?20年後の宇宙?」
ハナナは思わず声を上げた。
「そうじゃ、20年後じゃ、お前はどんなふうになっているかのう?ははははー」
突然の事にハナナは面食らって言葉も出なかった。
「おやおや、何も言わないのかい?ちょっと拍子抜けじゃな、あれほど知りたがっていたのに、・・まあいい、ついでに教えておくが、光っている氷玉のひとつ手前が10年前の宇宙じゃ。二つ手前は20年前の宇宙じゃ。その氷玉はそれぞれ10年の時間差の宇宙が並んでいるのじゃ。なので、何十年先の未来も、何十年前の過去も、その氷玉を覗けばすぐ分かると言う訳じゃ、分かったかのう?ははははー」
「????」
ハナナは、まだ頭の中が混乱したままで整理がつかず、言葉も出なかった。
一方、大地の洞窟の中では長老達が大騒ぎをしていた。
ハナナの肉体は、眼を閉じて眠ったように正座していた。
そのハナナを囲むように、長老やタタロやハナ達が静かに座っていて、眼や耳や心を研ぎ澄ましていた。
ハナナと一体となって、遠くのハナナが見たり聞いたり感じたりした事すべてを、想像してテレパシーのように感じようとしていたからだ。
実際、遠くのハナナの言った言葉は、何となく聞こえてきた。
またハナナの聞いた大婆の言葉も、集中力の為せる業か、何となく七、八割ほどが感じ取れた。
特に、長老は、修験者と言う面目もかけて、誰よりも熱心に集中していた。
「何?20年先の世界が見られるって?これはすごい事じゃ」
突然驚きの声を上げた。
「そうですね、20年先に、私達が幸福の樹を見つけているのかが分かりますね」
長老の言葉に答えて、ゴクウがそう言って、隣のハナや太郎を見た。
ハナは好奇心で目をキラキラさせながらうなづいていた。
太郎は、もう飽きたのか、他の事を考えていて上の空だった。
皆の話を聞いていたタタロも言い出した。
「俺とハナナは、20年後はどうなっているのだろう、まだ旅を続けているのか、それとも家に帰っているのか、知りたいな」
皆の言葉を聞いていた長老が、
「そうじゃ、そうじゃ、あのハナナも、ほんの少しでいいから、ちょっと20年後の世界を覗いて、ワシ等がどうなっているかを教えてくれるといいんじゃ、催促しよう、おい、ハナナ、聞こえるか?ちょっと覗けよ!」
長老が、目の前で眼を閉じて座っているハナナの肉体に向って怒鳴った。
するとハナが怒り出した。
「長老さん、それはないでしょう、だって、少し前には、私達の未来の姿より、恐竜やお月様の事が先じゃ!って、ハナナに向ってひどく怒鳴っていたのよ」
「おお、そうじゃった!あの時はハナナが結婚相手がどうのこうの等と言っていたので、つい怒鳴ってしまった、面目ない」
 長老は、すぐ自分の非を認めテレ笑いした。
「でも、あんなに簡単に未来や過去の世界を覗けるなら、是非とも覗いてほしいですね」
またゴクウが助け船を出した。
「でも、長老さんの、そんな事は後回しだと言った事がハナナの耳には伝わっているから、ハナナには無理だと思うわ」
ハナがハナナを弁護した。
「そうじゃな、やはり、無理じゃろう、まあ成り行きにまかせよう」
長老の言葉に、皆は納得した。
そして、洞窟の中は、再び静かな雰囲気になった。
一方、頭上の宇宙では、そんな事とは知らないハナナは、相変わらず幼い頭脳をフル回転していた。
目の前の状況を、懸命に理解しようとしていた。
大婆が、また何か話し出した。
「ああ、そうそう、娘よ!今回は、お前が見えるように氷玉を真珠玉サイズに大きくしてもらったので、たまたま10年の時間差となったが、本当の現実は、もっと細かい氷玉なので、時間差ももっと小さいんじゃ、実は、その細かさは信じられないほどじゃ、何せ、前にも話したように、宇宙の時間の最小単位じゃからな、ははははー」
大婆は大笑いした。
「・・・・」
何とか、少しづつ内容を理解でき始めたハナナだったが、さらに黙ったままだった。
「おお、そうじゃ、そうじゃった、恐竜やお月様の事を忘れていた」
と大婆は慌て出した。
「おーい、時の地図よ!恐竜の生きていた時代を教えてくれ!」
大婆が大声で叫んだ。
すると、渦巻の氷玉道のある部分が光り出した。
その箇所は、ハナナの立っている道の少し手前から始まり、渦巻道の一周の3/4ほどを占めていた。
「へえーっ、いやいや恐竜時代はそんなにあるのかい?ズイブン長かったのじゃな、どれどれ、・・・」
大婆は、また眼を閉じて瞑想した。
やがて、眼を開けて言った。
「ほお、約2億年前から6千万年前ぐらいの間と言う事じゃ、最後は巨大な隕石が地球に衝突したので、恐竜達はみな滅んだようじゃ」
「えーっ、隕石が衝突したって?わーっ、怖いわ、その頃の人々は助かったの?」
沈黙していたハナナが、ようやく叫んだ。
「ははははー、その頃は、まだ人間は地球上に生まれていない時代じゃ、恐竜が地上を支配していた時代の事じゃ、もし人間が生まれていたら、皆が恐竜に食べられたじゃろう」
大婆が嬉しそうに笑った。
ハナナは、恐竜の方も怖いと震えて声も出なかった。
「おお、そうじゃ、そうじゃ、お月様の事も調べなきゃ、・・要は恐竜の時代におお月様が出ていたかと言う事じゃな・・・うーん、小さな氷玉の宇宙へ入り込むのも面倒じゃから、・・・そうじゃ!また瞑想して時の地図から直接教えてもらおう」
と、大婆は、再び眼を閉じ、しばらく瞑想した。
やがて、眼を開けて言った。
「いやいや、意外じゃった。恐竜時代は、まだお月様が無かったようじゃ。お月様はもっとずっと後になって、宇宙のかなたからやって来たようじゃ」
と大婆は驚いた様子だった。
「えーっ、それじゃ、お月様は隕石のようにやって来たの?その時は地球にぶつからなかったの?」
ハナナも驚いて聞いた。
「ああ、その辺のところは、詳しくは分からないが、とにかくお月様は地球の引力に掴まって、家来のように地球の周りを回り始めたようじゃ。その時に、持っていた大量の水を地球に降らせたようじゃ」
「えーっ、大量の水って?」
「そうじゃ、大量の水は雨となって何日も大地に降り続いた事じゃろうな」
大婆は、自分で話して、自分でうなづいていた。
「あの、それじゃ、ひょっとしたら、洞窟の壁画の、あの山が水の中に沈んだのは、その時かしら?」
ハナナが、とっさに壁の絵を思い出した。
「ああ、そうじゃ、そうかも知れぬ、いづれにしても、お月様がやって来たのは、恐竜が絶滅した後、しかもかなり後のようじゃ」
と言って、大婆はひと仕事終えたように口を閉じた。
これは、如何にも意外な話だった。
(さて、ここでちょっと余談になる)
と言うのも、次のうような事情があるからだ。
現在世界の多くの科学者達は、月は約46億年前の地球ができる時に生まれたと考えている。
その頃、大きな惑星が地球に衝突して一部が飛び出して月になったと言う説(ジャイアントインパクト説)を支持している。
その根拠は、月の組成がほぼ地球と同じで、またいつも同じ面を地球に向けて回っているから、と言う事らしい。
しかし、宗教者達や臨死体験者達の中には、ごく最近になって月が水と共にやって来たと唱えている人達がいる。
つまり恐竜時代には月は無く、地球の海水も少なかったと言うのだ。
そのため、その頃の地球は、重力も弱く、海面も低く自転も一日25時間だったと言う。
その根拠は、現在の重力ならば大型恐竜達の骨は自分の体重を支え切れないし、現在の哺乳類達も体内時間が一日24時間でなく、25時間なのは、そのためだと言う。
恐竜達が地上にいなくなった6千万年後に哺乳類達が栄えてきたが、この哺乳類達も体内時間は25時間である。
それは、6千万年後も、かなりの間が一日25時間だったからだろうと言う事になる。
とすれば、海水が増え、地球の重力が増し、一日が24時間となった月惑星の出現は、ごく最近の事ではないか?と言うのである。
この科学者のジャイアントインパクト説も、仮説であって、まだはっきりした証拠は無い。
科学者達の方が間違っている可能性もある。
他にも双方で意見が対立した例がある。
例えば、今まで科学者達は、恐竜の肌色はハ虫類のような黒っぽい色だと考えていた。
しかし、アカシックレコードにアクセスできる人には、恐竜の肌色は、もっとカラフルな色だと科学者達の間違いを指摘している本がある。
最近になって、新しい動きが出た。
ごく最近に発見された恐竜の肌の毛の化石から、科学者達は恐竜の肌色をよりカラフルなものに見直しつつある。

(つづく)

はいはいはいはーい、それは大変、それじゃ、これから世界中の恐竜模型の色をカラフルに塗り直さなきゃ、ゴジラやモスラはどうなるの?
ああ、そうだ、あれは、想像上の怪物だからいいか、それに博物館の骨格模型も白のままでいいや。
はい、では、また博物館へお運びを、いや、違った、またのお運びを願いまして、バイバイバーイでーす!

如月の飛騨に初雪 南部は一日だけ?

2020-02-20 17:22:50 | 俳句日記の部屋

綿菓子の ごと如月の 初雪かな  湧水

綿触るる 二月半ばの 初雪かな  湧水

綿菓子の 消ゆるがごとき 口に雪  湧水

初雪や 畑の白菜 想い出し  湧水

ハチ巻きの お蔭で立派な 遅白菜  湧水

授かりもの 誰に届くか? 遅白菜  湧水

寒玄関 行ったり来たり 待つ車  湧水

マスクせば 息あつ苦し 防寒着  湧水

節分の 街にあふるる 京都かな  湧水

童らの こころ惹かれつ 放つ豆  湧水

珈琲豆 入れて出かける 寒散歩  湧水

川柳

禁止令が 義務化に変わる? 集会マスク 香港 面目潰れ!また顔認証で逮捕か?

ノロノロと シチュー鯛飯 ウドン供え  母にシチュー父にウドン、何とか手作り膳が!

わがパソコン コロナウイルスか? 再故障  先週半ばに更新できず!

わが凝り過ぎ 止めるがごとく 動かぬpc  頭を冷やせ!と説教かも?

と言う訳で、先週半ばより今まで更新できなくて、失礼いたしました、悪しからず!
どう言う訳か、ウインドウズのアップデートをすると、ネットが繋がらず、文書ファイルも消えてしまうのです?
今回は、福祉メジアステーションの先生に早く来ていただけてよかったです、謝謝!


温暖化問題 グレタの切迫感!(その 2 )  

2020-02-14 22:35:45 | エッセイの部屋

前回のグレタの主張を知ってから、私はあまり関心がなかった温暖化問題を調べてみようと思った。
まずは、とりあえず、ネットで昨年の国別の二酸化炭素排出量を調べようとした。
ところが、使用している音声ソフトでは、グラフや表の数字の読み上げがうまくいかなかった。
いろいろ試行錯誤したが、多大な時間を浪費して、結局疲れてあきらめた。
かろうじて、以下の事が分かった。

1位 中国 94・1億トン
2位 アメリカ 50・1億トン 
3位 インド 24.8億トン
4位 ロシア 15.5億トン
5位 日本 11.5億トン
6位 ドイツ ?
7位 韓国 6.9億トン
8位 イラン ?
9位 サウジアラビア ?
10位 カナダ 5.5億トン

ご覧のように圧倒的に中国が多い。
また、アメリカも多い。
インドは、これから人口も消費も増加するからさらに増える予想。

さて、世界の政府や経済人は二酸化炭素削減に努力してるとか、何十年後には減らす等と言葉では言っているが、現実は世界全体で、来年も、その先もますます増えるばかりだ。
この実態を見ると、グレタの切迫も悲鳴もうなづける。
日本政府が「日本は今までよりも17?%も石炭を節約できる新型の石炭発電所のアジア諸国の建設に投資してます!」なんて貢献を主張しても、世界が認めない訳だ。
環境大臣が、石炭発電所を止めます!とでも言えば、不名誉な化石彰を返上できるだろうが。
そう言えば、
環境省のDVD 「気候変動への挑戦 ダイジェスト」
をユーチューブで見たが、落胆した。
はっきり言って、現状優先且、環境より経済優先の考え方である。
その言い分はこうだ。
「日本では太陽光発電や風力発電量が増加すると、その供給変動分を石炭発電や石油発電所が補わなければならず困った事態が生ずる。
そのため、太陽光発電の多い九州では、太陽光発電を停止してもらう事になる」
と言う詳しい現状説明だった。
初めて見る人達ならば、そうか、現状はそうなのか!と思わされてしまう。
この環境庁のdvdを見て、大事な事が抜けていると思った。
dvdは、「だから、日本は石炭発電や火力発電が必要だ!」と言う主張だ。
ここには、これから未来に向けて二酸化炭素を減らすために太陽光発電や風力発電産業を伸ばそうと言う姿勢がない。
相変わらず、今までの石炭や石油や危険な原発に頼る旧態依然の発送である。
こんな発想では、何十年後に地球の二酸化炭素排出をゼロにする!なんて目標は言葉遊びに終わる。
本気にやる気さえあれば、道は開けると思う。
例えば九州の太陽光発電による余剰電力は、探せばいっぱい、「発電を止めろ!」と言う方法以外に、解決策があるはずだ。
将来地球の砂漠地域での太陽光発電で水を電気分解して水素ガスを造り、液化して天然ガスのように輸送して各国の発電や車の燃料に使用する。
そんな未来の水素エネルギー社会を見据えて、その準備段階プロジェクトとして、九州地域内に、余剰電力を使用して水を電気分解して水素ガスと酸素ガスを造る工場を建てる。
もちろんそのガスを液化する装置も備える。
水素ガスは日本国内の水素ステーションに売って、トヨタ等の日本が先行している燃料電池車の普及を応援する。
また、将来的には、水素ガスによる火力発電所を造れば、太陽光や風力発電の変動を調整する発電所にもなり得る。
その意味では建設場所は現在の発電所敷地内がいいかも知れない。
こうした構想は、国が大計画を立てて、電力会社や産業界をまとめて取り組むべきである。
こんな一大プロジェクトを、小泉環境大臣あたりが、政府や産業界を説得してまとめ上げて日本の脱炭素社会への新しい取り組みとして世界に発信してほしいと思うが、いかが?

(つづく)

今ごろ雪と寒さ 如月の飛騨!

2020-02-11 11:11:15 | 俳句日記の部屋

待ち待ちし 雪綿帽子の 合掌村  湧水

ぎりぎりに できし雪玉 雪合戦  湧水

綿ふとん ごとく暖か 雪積もる  湧水

初めての 本積もりらし 夕降雪  湧水

から降りの 初積雪の 目覚めかな  湧水

と言う訳で、本格的な 積雪まだの 南飛騨  でした!

待ちたれど 早く過ぎされ 寒の冷え  湧水

真冬日に 一歩も出でぬ 散歩爺  湧水

薩摩芋 ふと思い出す 教祖祭  湧水

冷え過ぎに 部屋の箱芋 試し蒸す  湧水

積雪も 遅れて来るかな 南飛騨  湧水

「ふきのとう」と言う題で、

せせらぎの 春陽のへりに ふきのとう  湧水

雪の間の 春陽の斜面に ふきのとう  湧水

凍りたる 大地を割って ふきのとう  湧水

川柳

来て来て!が 来るな!と豹変 豪華船港  どこへ行けばいいの?誰が助ける?

豪州産石炭 アジアで燃やされ 熱が里帰り  なので森火事でコアラがピンチ!