昨日午後まで、遠くの弟が一泊して農作業を手伝ってくれた。
お蔭で私の膝痛で十日余り中断していたわが畑の芋植え等の農作業が捗ってホッとした。
我が家の畑は、家の周りの小さな畑と離れた大きな休耕田の二か所である。
今まで私が1人で行ってきた農作業と言えば、
まず、わが家の南側と裏側の小さな畑での
1、ジャガイモの植え付けと追肥兼土寄せ 約30個 作付面積は昨年の半分
2、キウリ苗植え 4本 昨年の半分
3、茄子苗植え 4本 昨年と同じ本数
5、ピーマン苗植え 2本 昨年の半分
6、南瓜苗植え 2本 昨年の1/3(場所は休耕田)
7、西瓜苗植え 大玉7本(休耕田) 中玉3本 昨年とほぼ同じ本数
である。
その他に、ボカシ肥作り(大樽約35㎏×二回分)とキウリの場所変えも行った。
以上家の南や裏側の畑は、何とか1人でできた。
さて、問題は休耕田(約500㎡)での里芋植え(約130個)と薩摩芋苗植え(今年は半分の200本を注文済)である。
約二週間前に、土で覆っていた里芋の種芋が芽を出しているのを知らされた。
あわてて休耕田での種芋植えを始めた。
その時に、焦り過ぎて御前、午後と2畝(約26個)を植えた。
すると無理をしたためか、または今までの慣れない農作業が続いたためか、急に膝痛がひどくなり、農作業どころか歩くことさえできなくなってしまった。
そう言う訳で、前述のように農作業が十日余り中断してしまった。
休んでいれば膝痛も治るだろう、そうなったら、また1人で頑張ればよいや。
なんて思っていたが、なかなか治る気配がなかった。
やはりもう歳や体調を考えて、今年は作付けをあきらめようかな?なんて思っていたら、弟が手伝いに来てくれた。
一昨日の午後から、昨日の御前と手伝ってくれて、里芋を約6畝(約70個)を植えてくれた。
その他にも、キウリのネット張や薩摩芋畝の準備作業(防草シート張り数畝)もしてくれた。
これで、私が今後に予定していた農作業の半分が片付き、希望の光が見えてきた。
「よかった、時期的にも私の畑の農作業は、まだ遅れてはいない!」
やるならチャンスは今だ!と思った。
それで、すぐシルバー人材センターに電話して応援を頼んだ。
昨年のように、残りの里芋植えと草取りや薩摩芋植えの準備をしてもらおうと思ったからだ。
お金もかかるが、私の体調の方が大切だ。
すると、夕方、「6月10日までは予定が詰まっていて行けそうにない。それ以後みなる」との返事がきた。
「はい、それでもいいからお願いします、できるだけ早く願います」
と頼んでおいた。
しかし、来るのがあまり遅くなると、雑草も伸びるし、里芋も芽が伸び過ぎてしまうな!
と思った。
しかし、そうなっても仕方ない、もう成り行きに委ねるしかないなと思っていた。
すると、二、三十分して、再び電話が鳴った。
「先ほどの件ですが、6月7日に行けそうになりました。前に来た女性二人と男性1人の三人で行きますがそれでもいいですか?」
との事だった。
「はい、お願いします」
と即答した。
ああ、よかった!と胸をなでおろした。
わが畑に慣れた人が三人も来ればもう大丈夫だ。
と言う訳で、昨晩はノンアルコールビールも美味しく、安心して寝る事ができた。
案の定、今日はやや膝痛で家の中でごろごろしているが、心は穏やかだ。
そう言えば、例のスーパーで200円以下で買った中国産の「竹の子」の件、
早速、炊き込みご飯を作ったが、まあまあ美味しかった。
1人なので三、四日かかって食べ終えたが、毎年のように十分満足できた。
来年からは、こっちの楽な方法で行こうと思っている。
(以上)