飛騨さるぼぼ湧水

飛騨の山奥から発信しています。少々目が悪い山猿かな?

梅雨(つゆ)の雷雨 西日本の梅雨はいつ?

2019-06-25 21:07:34 | 俳句日記の部屋

梅雨晴れの 朝日に太き 初きうり  湧水

土くれを のけて出るらし 落花生  湧水

梅雨晴れを 待ちたる屋根に 乾し布団  湧水

梅雨開けの 火燵(こたつ)に代わる テーブルかな  湧水

雨降りて 天が水やり わが芋田  湧水

雷雨ばかり つづく今年の 梅雨(つゆ)の飛騨  湧水

梅雨無き 西日本の 水無月かな  湧水

苗植えと 草取り終わり 心晴れ  湧水

膝痛が 去れば元気や 梅雨の我  湧水

新タマが まな板わきに 二個三個  湧水

獲り頃を また言い合いし 玉ねぎかな  湧水

隣畑 教えれば届く 新玉ねぎ  湧水

降る度の 窓の開け閉め 梅雨冷えかな  湧水

梅雨の日々 神に委ねし 平安かな  湧水

川柳

膝痛を チャンスと挑む ミニ断食  運動不足なので食べ過ぎかも?

膝痛に コタツも遂に イス式に  もうかなり売れているとの事

成り行きまかせ! 夏至とpcの検査入院?

2019-06-22 18:14:41 | 俳句日記の部屋

入梅(つゆ)の雨 パソコンもどらぬ ドッグかな  湧水

梅雨不調 お呼びかかりし 旧パソコン  湧水

こきこきと 旧パソコンと わが膝かな  湧水

ちくちくと 痛むや梅雨の 古希の膝  湧水

芋苗や 助っ人のおかげで 植え終わり  湧水

草取りの シルバー三人 わが芋田  湧水

草取りの 済みし夕餉に 苗届く  湧水

膝痛や 届きし苗に 恐怖する  湧水

覚悟決め 成り行きにまかす 薩摩芋苗  湧水

梅雨晴れの 翌朝来たる シルバー爺  湧水

身軽爺(みがるじい)の 勘違い多き 芋苗植え  湧水

ミス多(おお)けど われに代わりし 芋苗植え  湧水

昨夜の 芋苗植わり 祝夕餉  湧水

川柳

ノンアルコ つづく晩酌ドッグ前  結果は要注意!

豪華食 供えて食べる 父の日かな  一人居の淋しさと気楽さ

ああ、慣れないキーボード、面倒で疲れるー!


梅雨初めの雷雨 入梅の飛騨

2019-06-12 21:49:31 | 俳句日記の部屋

わが邪念 払うがごとく 梅雨雷雨  湧水

鬱々と 為さざる梅雨の 膝痛かな  湧水

為さずして 得らむや梅雨の 達成感  湧水

夏花を 植えぬプランタの 気楽さかな  湧水

水やりの 心配のなき 花なき鉢  湧水

持ち主の 安堵や夏の 空プランタ  湧水

草取を 延ばす雷雨や 梅雨はじめ  湧水

気まぐれの 梅雨のごときの わが膝痛  湧水

降りて止む 止みて痛みし 梅雨の膝  湧水

初茄子の 獲って!と人の 口借りし  湧水

熱ラーメンに 友を誘いし 梅雨冷えかな  湧水

青芝に 寝れば背中の 地は球(まる)き  湧水

青芝を 踏みし乙女の 素足かな  湧水

青芝の 光あふるる 広庭かな  湧水

川柳

猫の餌 食べ過ぎ蛇の 腹痛死  友人に埋めてもらった

扇風機 ファンヒーターと代える 梅雨冷えかな  婆ちゃん達はまだコタツだよ

暑苦しき パジャマ嬉しき 梅雨冷えかな  まだ片付けなくてよかった!

明日しよう!を 膝痛邪魔する 落花生植え  初挑戦がなかなかできない



冒険小説「幸福の樹」(その 28 ) 地下の瀑布!

2019-06-09 22:59:35 | 小説の部屋

ハイハイハイハーイ、おまたせ、飛騨の小路 小湧水でーす。
いよいよ梅雨入りしました。ウチの先生もこの雨で頼んでいたシルバーの人たちの畑仕事が延びてしまった!なんて言ってましたが、昨年のような大雨でなくて幸いです。
まだ膝が痛いと言ってましたが、原稿が届いたので、早速、小説に参りたいと思います。
はい、では開幕開幕!

28 地下の瀑布!

薄暗い中、太郎がいち早く目覚めた。
目醒めた太郎は、ようやく冷静にもどっていた。
今までとり付いていた物の怪が、きれいに消え去ったように気持ちがさっぱりした。
すると、昨日までの自分の愚かな振る舞いを反省した。
(どうして、あんな馬鹿な事をしてしまったんだろう?)
思い出すと、自分でも自分が嫌になった。
ハナやゴクウやケンには、本当に申し訳ない事をしてしまった。
(皆が目が醒めたら早く謝ろう!)
そう思って、皆が目覚めるまで太郎は荷物袋の汚れをゴソゴソと落としていた。
人間の体は自らの時計を持っている。
また昇る朝日からは、目には見えないエネルギーが放射され大地をも透過する。
そのためか、洞窟の中は薄暗くて日の出も見えないのに、不思議な事に、皆はその時刻に一斉に目覚めた。
「あっ、太郎兄ちゃん、おはよう!いつもと違って今日は早いのね」
真っ先にハナは、いつものあいさつをした。
ゴクウも軽く頭を下げ、ケンもワンワン吼えて朝のあいさつをした。
太郎は、皆のいつもと変わらぬ態度に安心した。
「あのさ、みんな、昨日はごめん!俺が悪かった。この通り、謝るから許してくれ」
太郎は、ペコッと頭を下げたまま立っていた。
皆は顔を見合わせた。
太郎にしては素直過ぎる、いったい、どうしちゃたのかな?
という面持ちだった。
「まあ、太郎兄ちゃんが反省しているんだから、みんなも許してあげましょう」
ハナの言葉に、ゴクウもケンも何の異論もなかった。
ただ太郎のあまりの素直さが、意外と言うよりも気味悪かった。
「あのさ、今日から我々の旅も新たに出直そうと思う。今まで通り重い荷物は俺が全部持って行くよ」
と太郎は皆が持っていた重い荷物を自分の袋に入れた。
「あのさ、それに、これからは大事な事は皆で相談して決めようと思う。俺もこれからは、1人勝手に行動するのはやめるよ。さあ、それじゃ出発しよう!」
太郎の掛け声で、皆は新たに出発する事になった。
ケンを先頭に、ゴクウ、ハナ、太郎の順に歩いた。
「ところでゴクウさん、これからどうやって、と言うか、何を目指してこの洞窟を進むの?」
ハナが、前を歩くゴクウに尋ねた。
「うーん、今、ケンが匂いや空気の流れを調べて、とにかく地上に通じている洞窟を捜して案内しています。あの金竜のいた広い本道へもどる事は無理でしょうから、別の道を探して、目的の森へ出るしかありません」
ゴクウは、ケンが一生懸命にクンクン匂いをかいでいる姿を見ながら言った。
ハナが先頭のケンに視線を向けると、ケンはますます張り切って鼻で臭いをかいだり走ったりした。
「そう、そうなんだ。我々の目的は。この先の森へ行って、幸福の樹を探す事なんだ。真珠や金銀や宝石が目的じゃなかったんだ。俺はどうかしていた」
最後尾の太郎が、皆にと言うより、自分に言い聞かせるように言った。
「あの、とにかく、これから地上に出るためには登坂の洞窟を進む事になると思います。かなり地下深くまで来ているはずですから」
ゴクウの言葉に、ハナはいちいち納得してうなづいていた。
太郎は黙っていられなかった。
「そうだな。あの貝や象の骨のあった洞窟から、かなり地下深く下って来たからな。そうそう、あの場所の前に、ケンが真珠のなりかけの貝殻を俺にくれた。そうだ、それからだよ。俺が変な考えになったのは」
太郎はまだ自分の失敗にこだわっているようだった。
「ワンワンワンワン!」
ケンが登り坂の洞窟を見つけた。
どうやら地上に通じているような徴候が感じられたらしい。
ケンもゴクウも、かなり自信が有りそうな顔になった。
ハナはケンとゴクウの自慢げの顔を見て、久々に地上に出られると思い嬉しくなってきた。
太郎がまたしゃべり出した。
「そうだ!あの時、ケンが貝殻なんか拾って来なければ、俺も変な気を起こさなかったかも知れないな」
太郎の言葉に、ハナとゴクウが顔を見合わせた。
そして二人とも、どうやら太郎が、いつもの太郎にもどったと思った。
負けず嫌いの癖が出てきたようだ。
初めあまりにも素直に謝った時は、本当に太郎かと疑ったくらいだった。
その太郎にいつものひねくれ根性がジワジワと出てきて、今、ようやく元の太郎にもどったようだった。
ハナ達は顔を見合わせて、クスクス笑った。
「何がおかしいんだ?そうだ、ケンがあんな物を俺に見せなきゃよかったんだ」
ハナとゴクウは、いよいよ本物の太郎だ!と笑いをこらえていた。
(人って、恐ろしい目に会ってもなかなか変わる事はできないわね!)
ハナは、口には出さず、心の中でそう思った。
すると、ゴクウが、小さな声で言い出した。
「ぼくも幼い頃、何度も失敗して、その度に自分を変えたいと思いましたが、なかなか変わる事はできませんで、よく父に諭されました」
「あっ、そうなの?あのハクエンさんは、そう言う時、何て言ったのか教えて?」
ハナが真剣な顔で聞いた。
「うーん、確か、父が言うには、猿も人間も持って生まれた性格はなかなか変えられないから、第弐の自分を作って、自分を冷静に見ることだ。そうすれば行動は変えられる!と言ってました。なので第一の自分は変えられなくてもいいんですよ」
とゴクウが小声で答えた。
なるほどとはなは得心し、この事は忘れないようにしようと思った。
「おい、お前達!何をコソコソ話しているんだ?ゴクウも女みたいな奴だな。そういう性格は直した方がいいぞ」
太郎は、仲間外れにされたと思い、不機嫌に言った。
その時、かなり前を探索していたケンが立ち止まって、道に迷っている姿が目に入ってきた。
前方に洞窟が三つも有って、どの洞窟を進めば良いか判断できないよ様子だった。
ゴクウが近づくと、ケンはワンワン吼えて、懸命に匂いを嗅ぎ回っていた。
「ゴクウさん、ケンは何って言ってるの?」
ハナが聞いた。
「ええ、この洞窟は三つとも地上の匂いがわずかに流れて来ています。しかし、その臭いは皆同じくらいなので、どの洞窟を行けば良いか判らないと言ってます」
とゴクウが答えた。
ハナは咄嗟に太郎に顔を向けた。
それを見たゴクウも太郎に顔を向けた。
「えっ、俺に聞いてるの?そんなの簡単・・・じゃないな。うーん、どうすればいいかな。うーん、」
初め喜んでいた太郎は、ウーンとうなったまま黙ってしまった。
「あの、ちょうど歩き疲れたところだから、休憩しましょう。そして頭もゆっくり休めてから考えましょう」
ハナの言葉に、皆で腰を下ろして休んだ。
太郎は黙り込んだまま考え続けていた。
ケンやゴクウはあっけらかんと、束の間の休息を楽しんでいた。
ハナは、まもなく見える地上の事を思い出してウキウキしていた。
やがて、考え込んでいた太郎が言い出した。
「うーん、こうなったら仕方が無い。クジ引きで決めるか?それとも・・うーん、やっぱり難しい・・あっ、そうだ!こう言う大事な事は皆で決めるんだった!」
独り言のようにつぶやいていた太郎は、皆にも聞こえるように大きな声で言った。
「あの、太郎さん、火を起こせますか?」
突然、ゴクウが尋ねた。
「えっ、何だよ?急に、寒いのか?火は起こせない事もないが、燃やす物がほとんどなくなってしまったな」
太郎が面倒そうに答えた。
「ゴクウさん、火を起こしてどうするの?」
ハナが聞いた。
「火があると、空気の流れが分かると思います。煙が出ればはっきり見えます。特に地上に通じている洞窟は煙突みたいに煙が奥の方に流れると思います」
太郎とハナは顔を見合わせた。
前にも何回か、こう言う場面が有った。
あの知識豊富な長老猿のハクエンがゴクウに乗りうつって、言ってるように思えた。
「そっそうだわ!その通りだわ、太郎兄ちゃん、それじゃ、早く火を起こしてよ!その火や煙でどの洞窟を選ぶか決めましょう。それでいいでしょう?」
ハナが太郎に言った。
「えっ、そっ、それで、いいよ。みなで決めるんだからな。まあ、結局、煙のクジ引きって事だな?俺の意見と大差はないや」
太郎はブツブツ言いながら火付け板に木を擦り始めた。
ハナとゴクウは、また笑いをこらえた。
やがて火が付くと、わずかに残っていた木屑を燃やして、その天井に上がる煙を注意深く観察した。
すると、その煙は、少しづつ真ん中の洞窟の天井の方へ吸い込まれて行った。
太郎が、さらに火を強め煙を増やすと、間違いなく煙は真ん中の洞窟に吸い込まれて行った。
「よし、これで決まりだ、はっきりした!ケン、ゴクウ、真ん中の洞窟だ」
太郎が大声で怒鳴って、ケン達を見ると、ケンもゴクウもとうの昔にその洞窟の奥へ消えていた。
よくよく見ればハナの姿もなかった。
皆は、煙ばかりを見上げている太郎をほっといて、先を急いだのだった。
「チェッ!火を起こすのに大変だったんだぞ。俺を残して行きやがって!ああ、荷物もバラバラだ。少しぐらい手伝って行けよ。くそっ!」
太郎はまたボヤキながら、荷物を整え、皆の後を追った。
真ん中の洞窟は途中から予想通り登り坂になっていた。
ハナ達は、もうかなり先を進んでいるのか、太郎には姿も声も聞こえなかった。
(早く地上を見たいんだろう。まあ、まだガキだからしょうがないさ!)
太郎は、そう自分に言い聞かせながら、坂道をのんびり上っていった。
「わーっ、キャーッ!」
かなり時間が経った頃、突然坂道の上から大声がした。
そして、ハナ達が転がり落ちるように駆け降りて来るのが見えた。
どうしたんだろう?と太郎は立ち止まった。
真っ先にケンがあわてて駆け降りて来て、太郎にワンと吼えると、そのまま駆け下りて行った。
次にゴクウもペコッと会釈すると、けンの後を駆け降りて行ってしまった。
何だ、あれは?と思う間もなく、今度はハナが転げ落ちるように駆け降りて来た。
「あっ、太郎兄ちゃん、大変よ、早く逃げて!水が押し寄せて来るのよ。洪水よ、こんな急な坂だから、あっと言う間に来るわ」
と言うなり、ハナもケンやゴクウの後に続いて駆け降りてしまった。
「えっ、洪水だと?笑わせるな。こんな地下に洪水だなんて聞いた事も無いや」
太郎はハナ達の言う事など相手にせず、どんどん登って行った。
やがて、確かに洪水のような水の大きな音が聞こえてきた。
頭の上の洞窟の天井からも、ポタポタとしずくが落ち始めた。
さらに進んで行くと、洞窟に大きな横穴が空いていた。
その穴からは、水が滝のように落ちてゆくのが見えた。
しかし、太郎のいる洞窟には、ほんのわずかのしぶきしか水は入って来なかった。
太郎はおじけず、その横穴から見える滝のような水に近づいた。
「何だ?、この水は?
この水が流れると言う事は、別の大きな洞窟が有ると言う事か?
すると俺達のいる洞窟は、この別の洞窟に横穴で接していると言う事か?」
太郎の推測通り、川水が滝のように流れる大きな洞窟と、太郎達が歩いている小洞窟が滝の裏側で接していたのだった。
太郎は、流れのアチコチを観察しながら、我ながらすごい洞察力だと感心した。
それにしても、ゴクウ達は何であんなにあわてて逃げて行ったんだろう?
おそらく、先頭のケンが滝の音に驚いて、早合点したんだろう。
それをゴクウやハナに伝えたんだろう。
よく確かめればよかったのに。
と思うと、太郎は笑えてきた。
さらに転げるように逃げる姿を思い出すと、笑いがこみ上げて来た。
「ハッハッハーあの慌てようは何だ!ハッハッハー!」
もう笑いが止まらなかった。
そしてここんところ溜っていた鬱憤も、すっかり晴れてしまった。
「どっどっじゃーーっ!」
その時、何かのはずみで滝の水が、太郎のいる洞窟に飛び込んできた。
「ヒエーッ、危ない!」
太郎が、咄嗟に水をよけて洞窟の奥へ逃げた。
飛び込んで来た水は、下の穴から滝へもどって行った。
「いやいや危なかった、びしょ濡れになるところだった。体が小さいケンなら、滝へ流されたかも知れないな」
と太郎は、濡れた荷物の水を絞った。
もしかしたら、先頭を歩いていたケンが、あの水をかぶって驚いたのかも?
そんな事を考えながら、太郎は、滝を通り過ぎた少し広い場所で休んだ。
しばらく時が過ぎると、ハナ達がようやくやって来た。
「よーっ、来た来た!どうだった?運動会は?坂道駆けっこは、誰が勝ったのかい?俺を置いてきぼりにして」
太郎が皮肉を込めて言った。
ゴクウもケンもきょとんとしていた。
「誰かさんのお蔭で火に追いかけられた事が、水にも追いかけられるんじゃないかと臆病になってしまったのよ」
ハナも皮肉を言って答えた。
が、いづれにしても、単なる勘違いでよかった。
水難にも会う事もなく、無事だったので、皆は安堵の顔をしていた。
もう地上も近いんだから!と言う訳で、皆は仲直りして、ウキウキした気分で出発した。
(それにしても地下にあんな滝が有るなんて、あの水はどこへ流れて行くんだろう?)
ハナや太郎は歩き続けながら、不思議に思った。
洞窟の道は、相変わらず登り坂の道だった。
どんどん登り、まるで地下王国から地上を通り越して、もしかすると天界まで登るかと思うほどだった。
「おい、ゴクウ!もうそろそろ地上が見えてきてもいいんじゃないか?まさか山の頂上なんかへ向かっているんじゃないだろうな?」
歩き疲れた太郎が、からかうように冗談を言った。
「あの、それは十分可能性が有りますよ。森と言っても周囲が高い山ですから、かなりの高地だと思いますよ」
ゴクウが答えた。
「それじゃ、この洞窟は森へ出るんじゃなくて、山の上に出る可能性が有ると言う事かい?」
太郎はゴクウの言葉に噛みついた。
「ええ、たぶんそう言う事でしょう」
ゴクウも面倒になってソッケなく答えた。
まあまあもう地上は近いんだから、互いに仲良く!
と、ハナが言おうとした時、突然ケンが吠えた。
「ワンワンワンワン!」
何かを見つけたのか、急に駆け出した。

(つづく)

ハイハイハイハーイ、小湧水でーす。今回は火に追いかけられた後ですから、水にも追い駆けられるのかと思ったら、はい、勘違いで、何よりでした。
最後にケンが見つけたのは、きっと地上への道でしょう?
はい、そんな訳で、またのお運びを願いまして、バイバイババーイ!とさせていただきます。

小湧水初「笑点」 初大喜利

2019-06-07 14:44:36 | お笑いの部屋

ハイハイハイハーイ、小湧水でーす、毎日曜日午後のお笑い笑点の大喜利を見ていましたら、やってみたくなりました。
はい、てな訳で、早速、司会は昇太ではなく、私、小湧水がやらせていただきます。
はい、では、初めのお題でーす!

例えば、「探しているけど、見つかってほしくない物ってナーニ?」って言うように、○○しているけど、そうなってほしくない物を言ってくださーい。

はーい!
おっ、珍しく速いね、はい、では三平さん!

はーい、それでは、探しているけど、見つかってほしくない物?
それは、「ワシは若い頃イケメンで、女の子によくもてた!」と自慢している爺ちゃんの若い頃の写真!

ハハハハ、初めにしてはなかなか、はい、座布団一枚。はい、次は?

はーい!
はい、では木久扇師匠

はい、海釣しているのに、釣れてほしくない物?
それは、大物釣り中の、サメとクジラ!

ハハハ、座布団一枚!次?

はーい!
はい、では好楽さん

はい、当てたいけど、当たってほしくない物?
それは、あいつには負けたくないと言う宿敵の馬券!でも一番人気なので買ってしまった。
ハハハ、あり得るね、座布団一枚、はい、次?

はーい!
はい、では圓楽さん

探しているけど、見つかってほしくない物?
それは、探偵に依頼した妻の浮気!

いやいや笑えない問題です!はい、次?

はーい!
はい、では、たい平さん

当たってほしいけど、当たってほしくない物?
はい、それは、親戚が山ほどいる家に婿入りした彼が買った宝くじ!

ハハハハハ、分かる分かる、座布団一枚!では、次?

はーい!
はい、では小遊三さん

探しているけど見つかってほしくない物?
それは、先祖代々我が邸に埋まっていると言われている、大判小判!某大盗賊の隠し金とも言われているとか

おおいにあり得るかも、座布団一枚!では次?

ハーイ!
はい、では、好楽さん

探しているけど見つかってほしくない物?
それは、学校の先生が置き忘れたカバン、中に皆の成績表が入っている。

ハハハ、座布団一枚、では次?

はーい!
はい、では司会を降りた昇太さん

探しているけど見つかってほしくない物?
はい、それは、太平洋海底に沈没したムー大陸!、そら見たか!とうるさい奴がいるから。
そう、あり得ます、では、次?

はーい!
はい、では好楽さん

探しているけど見つかってほしくない物?
それは、口うるさい婆さんの入れ歯!これっ、ふにゃふにゃ・・

もっとも、もっとも、座布団一枚、

はーい、以上で第一問は終わります。

では、ここでコントです。

題は、「atkホーティエイト!」です。爺ちゃんと孫娘の会話です。

孫 爺ちゃん、知ってる?今、アジアのアチコチにakbフォチィーエイトがあって人気があるのよ?

爺 ああ、そんな事はたいした事じゃない、ワシの祖父の頃からあった。

孫 えっ、ウソダ!そんな昔からあったなんて。

爺 ああ、あったよ、だけどセンターが死んじゃったんだ。

孫 えーっ、センターが死んじゃったの?なんで?

爺 それで、皆が敵討ちをしたんだ。

孫 敵討ち?なんで?

爺 いじめられたんじゃ、それで死んだんだ。

孫 でも・・・???

爺 フォーチィーエイトが一人ぬけたんで47人になったんじゃけど、今ならatk47とでも呼ぶだろうが、当時はシジュウヒチシと呼んでた。

孫 えっ、シジュウヒチシ?

爺 そう、あさのたくみのかみのatk47士じゃ。ドーンドーンと太鼓を打って、雪の朝に、それはそれはみごとじゃったそうな。

孫 ???

ハイハイハイハーイ、小湧水でーす、以上で今回は終了いたします。
よくよく考えたら、「お笑いの部屋」の第一回は、今年の正月明けに始まっていました。
またネタが見つかりましたら、開きたいと思いますので、今後もよろしく!
もし参加されたい方がありましたら、コメントにどうぞ!