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ルサンチマンにご注意

2023年02月18日 | 人生一般

ドイツの哲学者ニーチェ

って言葉を聞いただけで

拒否反応が出る

なんてのは私だけではないですよね。

哲学は難しすぎて

自分の脳力を費やしても理解できないような気がします。

ただ最近は

ニーチェのルサンチマンって言葉が割と語られるようになって

身近に感じる事もありますね。

ニーチェの著書を直接読む気力はありませんが

たまにはその解説に目を通す

なんて事はあります。

そしてそれを少しだけでも理解すると

人間社会の本質の一部が見えて

興味深かったりします。

私達の仕事で役に立つのは

やはりルサンチマンって言葉ですね。

これは

弱者が強者に抱くマイナスの感情

って事なんですが

やっかいなのは

この感情が善悪につながる

って事です。

つまり

経済的に成功すれば

そうで無い人たちは

その成功した人を悪

そんな風に捉えて

自分の敗北感を納得させる

って話です。

これを知れば

不動産屋に多い

成功自慢

これがいかに愚かな行為か

って事も理解できます。

ニーチェの理論で言えば

成功すればするほど

それを目立たなくするようにする

これが正しい生き方

って事になります。

ルサンチマンは

怒り、嫉妬、怨恨、憎悪

そしてその結果非難につながる訳ですから

大変恐ろしい心理でもある訳です。

最近話題の連続押し込み強盗も

お金を持ってる者に対する憎悪

これで説明できる可能性もあります。

もしかしたら

今のロシアの行動もこれで説明つくように思いますね

西側に比べて明らかに貧しい立場に置かれてますからね

ルサンチマンの生育環境は存在してたのです。

ですからニーチェから学ぶのは

成功したら危険な立場に置かれる

最低その程度は理解したい物です。

ただ

私がいつも思うのは

自分自身がルサンチマンに陥らない事の大切さですね。

人間社会は競争社会ですから

勝ち負けはいつの時代でも存在します。

不幸にも敗者になってしまったら

意識して

嫉妬だとか怒りだとか怨恨

これを排除しないと

自分の人生は

限りなく悪化します。

今の時代は特にそんな人たちがゴロゴロいます。

秋葉原で無差別殺人をしたり

相模原で養護施設の入所者を次々に殺害したり

また

都立大の教授を襲った人間も

このルサンチマンで説明が付くのです。

犯罪までは行かなくても

ネットで年から年中他人の中傷をしたり

あるいは隣国への怒りが常にあって

私生活でドン引きされる

なんて人はたくさんいますが

これでは

まともな人は相手にしませんから

そうならないように

しっかり今日の話を頭に入れて欲しいのです。

人間社会が競争で成り立ってるのであれば

敗者も社会には欠かせない存在だって事です

それが分れば自己嫌悪に陥る必要も無いし

ルサンチマンに成り下がる事も無いのです。

それと勝者と敗者

なんて言いますが

実際にはそれは入れ替わりますからね。

例えば勝者の代表みたいな

スティーブンジョブスは癌に敗れてしまいましたし

政界では敵無しだった安倍晋三さんは

無職の男の手製の銃で命を奪われたのです。

ですから

元来勝者も敗者も

永遠に固定する訳では無い

これも理解すれば

意味の無い嫉妬などのマイナス感情は

それが暴れる事も無いのでは?

なんて思ったりします。

まぁしかし

今の時代まで大きいな影響を与えてるニーチェ

彼自身の勝敗も良く分かりませんね。

38歳で初めて求婚して断られ

45歳で精神を病んで

55歳で亡くなったそうです。

人生は

勝敗で理解できるほど単純では無いって話です

コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (武ちゃん)
2023-02-18 23:31:21
ルサンチマンに陥ることなく「人間万事塞翁が馬」という意識で生きていきたいものです。
Unknown (はるぼ)
2023-02-19 08:55:25
確かにそうですよね。人間の勝敗なんて一時の事 嘆くほどの物でもありません。

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