法学部に入れば
すぐに自然人と法人について学びますが
これ神様が作った生命の主体である自然人と
人間の作り出す概念である法人
決定的に違いますよね。
ただ
全く違うかと言うと
突き詰めて行けば
同じ
そんな風に感じるようになるから不思議です。
まず私達の人体ですが
一見一つの生命
そんな風に思っていますが
実際には細胞の集合体であり
それぞれの細胞は誕生と消滅を繰り返してる訳ですから
人体は片時も同じでは無い
そう思って間違いありませんよね。
マクロファージを動画で見ると
全く独立した動きをしていて
とても自分の生命の一部とは思えません
ですから
私達は自分の身体は自分の物
そんな風に思いがちですが
実際には細胞の集合体が脳で電気信号を複雑に発生させて
その結果自我が生まれてる訳です。
私達の身体は
意識は消滅しても働きますが
肉体が消滅して自我が残る事はありません
この事からも自我の劣位は証明できます。
で法人
まぁ法人に限らず人間の作る集団
これも個々の人間が集まり
まるで一つの生命体のような動きをしますよね。
北朝鮮のマスゲームとか
戦争の動画を見ると
視覚的にも生きてるように感じますよね。
戦国時代の合戦を見ると
まるでマクロファージと細菌の戦いのように見えます。
この人間の集合体である組織の実態
これを理解しないと
我々のような小さな会社でも行き詰まる事になります。
組織を形成する個人が
一見好き勝手に動いてるように見えても
全体としては同じ方向に進んでる
これが組織の理想です。
そして
そのためには人体と同じで
経営者はその個人の活動の結果存在できる事を理解して
また身体に不具合があれば病院に行き治すように
リーダーは
組織に不具合が出れば
それをしっかり修正する
これをやるからリーダーでいられる
この認識は欠かせません。
ですから
まず個々の社員に自分の属する団体の姿を示し
そして進む道を教える
私がブログを毎日書くのは
主にそのためです。
小さな組織は
バラバラではすぐに吹っ飛んでしまいます。
ですから
まとめるためには
まず脳である社長が
しっかり思考を巡らす必要があるのです。
それができなくなれば
脳死となりますから
しばらくは残っても
いずれ倒産します。
だから辛くてもキツくても
逃げ出せない訳です。
良く色んな人から
毎日ブログを書いて凄いですね
って言われますが
私がブログを書かなくなったら
もう先は長くない
そ思って間違いないでしょう。
貴乃花が離婚したようですね。
どうするんでしょうかね?
親とも縁を切り
兄弟とも縁を切り
弟子達とも分かれ
最後の砦と思われた景子婦人とも離婚
もしかしたら
孤独が大好き
そんな性格なんでしょうかね?
大横綱だったのに
身近な人はごっそり居なくなる
不思議でたまりません。
ただ
今回の離婚のニュースを見て
瞬時に感じましたね
お父さんと同じだと
先代の貴乃花も
年上の美人紀子夫人と結婚して
マスコミから流れてくるのは
おしどり夫婦
しかし突然熟年になって離婚しましたからね
今回の貴乃花も
その部分だけをとれば
お父さんの人生のコピーですよね。
実際に私は
貴乃花は無意識の内に
お父さんの生き方をなぞってる
そんな風に感じます。
どうしてそう思うかと言えば
私はこの仕事をして
子供達は親の人生と同じ道を歩む事が多い
これを実感として分かるのです。
例えば
母子家庭で子育てをしてるお母さん達は
自ら母子家庭で育った
なんて人がたくさんいます。
つまり
親が離婚していれば
子供も離婚する確率が高いのです。
私が良く知ってる女性は
若い頃
自分が母子家庭で苦労して育ったので
絶対に結婚しても離婚はしない
って言って居ました。
しかし最近人づてに耳にした話では
子供二人を産んで離婚したそうです。
また職業も親の人生を真似る人が多いですね。
医者の場合は
親が医者って人が大いですし
公務員の子供達は公務員になります
工場労働者の子供は工場で働きますし
自営業者の子供は自営業になります
もちろん例外はたくさんありますが
傾向として親の道を歩む
これは子供には間違い無く存在するのです。
そこに思いが至ると
自分の人生だから好き勝手
ってのはどうかと思いますね。
ただ今の時代は
老いも若きも自分の人生第一主義がはびこってますから
負の連鎖も多い
そんな風に思います。
ある地主さんが以前
私に
“ウチの息子働かなくて困ってんだよ、社長のとこで使ってくれないかな?”
って言って来た事があります。
もちろん体よくお断りした訳ですが
心の中では思いました
“アナタが働かないから息子も働かないんですよ”
って
このパターン
本当に良く目にしますね
特に農家で
日本の経済発展でそれまで持ってた農地が宅地化して
一気に資産家に大化けした方達
その幸運を手に入れ
働かずに贅沢な生活を送る訳ですが
これが子孫にも伝染していく訳です
で
最後は全てを失い
家族バラバラ
良く目にします。
自分の人生ばかり追求してると
そのツケは子孫に回る
そしてそのツケで一番大きいのは
勤労意欲の喪失
これです。
そうならないように
できれば
子供達のために
働く姿
見せましょう。
私は若い頃少しゴルフをやって
それから20年くらい休んで
また再開した訳ですが
まぁ当時と比べて
ゴルフ環境は大きく変わりましたね。
昔は予約を取るのにメンバーの紹介が必要だったところが多かったのですが
今はそんなゴルフ場はほとんどありません。
プレー代も随分安くなりました
感覚的には当時の3分の1って感じです。
また道具も大分変わりました。
私が昔使ってたドライバーのヘッドは小さかったのですが
今はそんなクラブはどこ探してもありません。
クラブの進化で体力は落ちても
飛距離はそれほど変わりません。
この変化は私達ゴルファーにとっては大変有難い事だらけですが
その中でも私が特に思うのはキャディーさんへのチップの心配が無くなった事ですね
セルフプレーがほとんどになりましたし
キャディーさんが付いても
ゴルフ場がチップを禁止している所も増えました。
結果キャディーさんへのチップの習慣は消えたのです。
昔はゴルフだけでなく
旅館でも仲居さんに少し包む事が多かった訳ですが
私はどうもそれが苦手でした。
いくら包んだら良いのか
どのタイミングで渡せば良いのか?
悩みのタネでしたね。
ですから元々日本にはそんなに根付いてなかったチップ
消えた事は大変有難い訳ですが
しかし外国に行った時には困りますよね
チップ文化が根付いていますからね
タクシーからレストランまで
チップだらけです。
そんな時にいつも思いますよね
日本は良い国だと・・
ただ
ここに来て
日本も少し変化してきましたね。
日本でチップが浸透しないのは
サービスはタダ
そんな潜在意識があるからです。
飲み水もタダサービスもタダ
この日本の状況に驚く外国人も多かった訳ですが
最近は飲み水を普通に買うようになりましたし
ここへ来てサービスの無料提供
これも急激に変化しています。
会社では車を良く買いますが
その買った車をディーラーが持ってくると
お金を取るようになりましたね。
以前では考えられなかった事です。
また最近車がパンクしましたが
昔は知合いのスタンドに言えば
やってきてタイヤの脱着をしてくれましたが
今はどこに聞いてもそんな事はやってくれません。
そんな訳で
サービスはタダ
この常識が日本では急激に変化してるのです。
またお店を悩ますクレーマーの皆さん達
日本で顧客第一主義が蔓延した結果異常増殖した訳ですが
これ私は随分前から大問題だと思っていましたが
ここへ来て悪質顧客に対する厳しい対応が進むようになりましたね
法整備も検討されてるようです。
飲食店によっては
“お客様は神様でもなければ店員は皆さんの奴隷でもありません”
なんて張り紙をする店もあるようですが
以前であれば叩かれたと思いますが
今は概ね顧客にも評判が良い
そんな話がテレビで流れていました。
まぁしかし
これまでの日本はかなり異常でしたね。
コンビニの店員の態度が悪いと言って土下座させて
それをネットで上げた人がいましたが
こんな人達は本当に店員は自分の奴隷だと思ってるんでしょうね。
元来そんな顧客は排除すべき存在ですが
お客様は全て神様
そんな話が長く企業の教育で行われた結果
いびつな顧客と事業者の関係になったんですよね。
私自身は会社設立以来
顧客にサービスを提供して
それに相応しい報酬を頂く
この方針は徹底していますので
会社に害及ぼす顧客は排除しますし
欲が深すぎて入居者に過剰に負担を要求する家主
これもバサバサお付き合いを止めさせていただきました。
結果どうなるかと言えば
業績は落ちません
つまり
元々正常な顧客だけを相手にしてもビジネスは成り立つのです
逆に異常な顧客を受け入れば
業績の低下要因になります。
それと
自分を神様だと思って
社員を怒鳴り散らかす顧客を受け入れては
社員が持ちません
最近は社員の処理能力も高まりましたから
私の出番がありませんが
以前は不良顧客の排除
これは私の役目でした。
そんな訳で
私は元々顧客の選択は行って来たので
最近までの何でもかんでも顧客が正しい
って考えには違和感がありましたが
ここに来てやっと
世の中が私と同じ方向になってきましたので
大変良い事だと思っています。
外の世界で勘違いが身についた顧客は
間違い無く減ると思いますので
私達もこれで楽になります。
あまりにも態度が悪いので
“お客様当社ではお貸しできる物件はありませんお帰り下さい”
って言ったら
“テメーその言葉忘れるな、テレビで全国で放送させるから”
って言った人もいましたね。
まぁさすがに零細不動産屋がテレビに出る事はありませんが
たまに
そんな人種から流れて来た情報を取り上げるテレビ局がありますが
そんな番組を見る度に
テレビの罪は大きい
そんな風に思うのです。
もうテレビも
悪質クレーマーは排除
これを徹底してもらいたいものです。
いずれにしても不良顧客を神様扱いする
そんな狂った時代がやっと終る
私はそんな時代認識を持って
歓迎しています。
カルロスゴーンさんの続報を注意深く見ていますが
まぁ未だに理解できませんね
本当に逮捕するほどの事件ですかね?
横領でもなく脱税でもない
金融商品取引法の虚偽記載?
これ過大に見ても形式犯であり
逮捕して長期間拘留するだけの事でしょうかね?
会社で買った豪邸を私的に利用してた
なんて話もさも犯罪の如く報じられてますが
こんな事をやってる経営者は普通にたくさんいますよね。
私は自宅は自分のお金で買いましたが
当時税理士から会社名義にした方が節税になる
ってアドバイスされましたからね。
まぁ私が理解できないだけで
優秀な検察が判断したことですから間違いは無いのかもしれませんが
多分の私のように疑問に思ってる人はたくさんいると思いますので
是非納得の行くように情報を公開して欲しいものです。
最後に日産の権力闘争に検察が踊らされた
なんて情けない結果にだけはならないように祈っています。
この話はこの位にして
このニュースで気になる話が流れてきました。
それはゴーンさんが
レバノンに豪邸を買ってた
って話です。
このニュースは驚きましたね。
廃虚同然の家を7億円で買って
さらに数億円をかけて内装した
って話ですが
私の中ではレバノンは
戦争でズタズタの国
ってイメージです。
私たちが若い頃は
レバノンの内戦で破壊されたベイルートの映像が良く流れましたし
最近でもイスラエルと戦争をしていましたよね
直近ではシリアの内戦の影響をモロに受けてるはず
なのに
東京よりも家がはるかに高い
これに驚いた訳です。
どうしてなんでしょうね?
戦火に見舞われる中東の小国なのに・・・
まぁ今は私には分かりません
機会があれば一度言ってこの目で見てみたい
なんて思いが湧いてきましたね。
ただ
少しネットで調べて分かったのは
レバノンは昔は中東のパリと言われてたんですよね
ですから
もしかしたら私たち日本人は分からないだけで
その地域ではステイタスシンボル
みたいな意識があるのかも知れませんね
金持ちが成功の証としてレバノンの土地を買う
これが地価が高い理由
なんとなくそんな気がします。
まぁしかしこの地価は元々そんな性質を持っていますよね。
つまり不動産価格は
経済原理だけで決まる訳ではない
ってのが日本特に関東で不動産の仕事をしてると良く分かります。
よく通勤の利便性を語る時に
東京駅から何㌔圏内
なんて話がでますが
これで判断すると
地価は大きな矛盾があります。
具体的には
東京駅から東に1時間で通勤するのと
西に1時間通勤するのでは
地価は大きく違うのです。
経済的な合理性から言えば同じであるべきですが
どうして地価が違うのか?
まぁこれは私の意見ではありませんが
一般的に言われてる事は
日本の長い歴史の中で
日本人に植え付けられた潜在意識
これが地価に表れるって話です。
具体的には
日本の都は昔は京都ですから
関東からすれば
西に向かうと言う事は都に向かう事であり
出世のイメージがある訳です
逆に東に行けば蝦夷の国ですから
没落
そんな印象につながります。
この歴史的に根付く意識
これが
今の時代の地価にも反映されてるって訳です。
面白いですよね
徳川幕府ができて400年以上経っても
日本人の潜在意識は京にあるって訳です。
そんな訳で
地価は経済合理性だけで決まる訳ではありません
不動産投資家の皆さんは
そんな事も頭に入れながら
適切な投資判断を心がけるべきでしょうね。
徳川が江戸城を構え
明治維新で天皇が東京に移り
結果東高西低となり
長く関西の没落が語られてましたが
これから大きく盛り返すかも知れませんね
大阪の外国人観光客は1000万人を超えましたし
万博も決まりました
歴史的に西が日本の政治経済の中心地だった訳ですから
また元に戻るかもしれませんね
歴史は繰り返すって言いますしね。
日本政府が
外国人をたくさん迎え入れる方向に舵を取るのであれば
アジアに近い関西は
立地で関東に勝る
そんな風に感じています。
しかし私は関西には全くの無知ですから
近いうちに一度行ってみようか?
なんて思っています。
大阪万博が決まりましたね。
東京オリンピックに続き大阪万博
まるで私達の子供時代の再現ですね。
前回はそれをきっかけに日本は大きく経済発展しましたが
今回はどうでしょうね?
もしかしたら逆に後始末に苦しむ
そんな危険もありますよね。
大阪万博は私が中1の時にありましたが
私はその万博に深い思い出があります。
当時沖縄はまだアメリカの占領下にありましたし
皆貧乏でしたから
万博に行くなんて想像すら出来ませんでした。
ただニュースは流れて来ましたので
行きたいと言う気持は強く持っていました。
そんな中のある日
学校の授業が終って皆帰り支度に入ろうとすると
先生がいきなり
“○○さん前に出て来て下さい”
と言って一人の女子生徒を私達の前に立たせました
で
私達に
“○○さんは明日から10日間お休みします
理由は万博に行くからです“
って言いました
驚きましたね
その子は決して裕福な子ではなくて
むしろ私達より貧しい家庭でしたから・・
その瞬間から
私の心の中には
メラメラと嫉妬心が湧いてきました。
そして
その子が万博から戻って来たら
私は
万博と言うあだ名を付けて
しつこくからかって居ました。
今にして思っても卑劣な少年でした。
後でその子が万博に行った理由も知りました。
その子は母子家庭で
貧しいながらも成績が優秀なために
学校が推薦して
公費で行かせてもらっていました。
本来なら尊敬すべきところが
私は器の小さい少年でしたから嫉妬心が勝ってた訳です。
で
それからすぐに私も色々あって
自分も横浜に転校しましたから
その話はすっかり忘れていました。
が
今から14年前
沖縄で行われた中学の同窓会に参加した時の事です。
久しぶりに会う同級生ばかりで
あっちこっちで話込んでると
一人の女性が
入って来て
いきなり受付で
川端来てる?
って言うのが聞こえました
その声に私が振り向くと
まっすぐに私に近づいてきて
あいさつもせずに
“あんたに随分苛められたよ、覚えてる?”
って大声で言われました
まぁ気まずかったですね
わたしは平謝りで
何とか許して貰えましたが
その時につくづく思いましたね。
私は自分では苛めたつもりはなく
ただからかってただけなのに
相手は本当に傷ついたんだと
まぁ今更反省しても遅いですが
この被害者と加害者の意識の差
これは日々ニュースを賑わす事件の根本にある事が多いので
しっかり意識しなければなりませんね。
学校のいじめから
職場のパワハラ、セクハラ
これは全てその意識のギャップが引き金になるのです。
昔のお父さん達は
職場の女の子のお尻を平気で触る
なんて人達がいましたが
大体悪気は無くて
そうする事によって相手が喜んでる
そう勘違いしてたんですよね。
会社に遅刻した社員を皆の前で1時間正座させた
なんて話を武勇伝のように語ってた社長さんもいましたが
本人は楽しげに話していましたが
正座させられた方は
女子社員もいる前で
プライドはズタズタで
大きく傷つきますよね。
この話
実は自分のために書いています
私は元々自分が言葉に傷つく事はありませんので
口は軽い方です
少し毒の効いた冗談を良く口にしますが
もしかしたら
それによって誰かを傷付けてるかも?
って思う事が多くなりました。
そんな訳で
自分も注意しますが
生まれ持った性格ですから
中々治す事はできません。
ですから
最近は
繊細な方に会うと
逆にビクビクして萎縮しますので
避けるようになりましたね。
過敏な方は
私との相性は合いません。
日々洪水のように流れてくるニュースで
その理解を深めようと思えば
言葉の持つ意味を頑張って少しだけ深く知る
これだけで全く違っています。
例えば最近韓国で徴用工裁判で判決が出ましたが
私を含めて日本人が呆れてるのは
これが日韓請求権協定を無視してるからです
一方2015年には日韓慰安婦合意が交わされましたが
これも日本は10億円も出したのに
相手は財団を解散してしまいました
これも問題ですが
しかし日韓請求権協定とは違い
そんな事もあるだろう
って予測できた話です。
つまり
日韓請求権協定と慰安婦合意
これは決定的に違うのです。
協定は法的拘束力があるのに対し
合意はいつでも破棄できる
そんな違いがあります。
ちなみに協約って言葉もありますが
日本では合意と協約を分けて使ってますが
英語ではagreement ですから同じです。
この違いが分かれば
トランプが簡単にイラン核合意を破棄した理由も理解できますし
北朝鮮が6カ国合意にも関わらず
核ミサイル開発を続けた理由も分かります
逆にアメリカは北米自由貿易協定は一方的に破棄できずに
再交渉を求めてる
この違いも分かります。
どうしてそうなるかと言えば
協約や合意は行政機関が勝手に締結できますが
協定は議会の批准が必要だからです
その違いは国際法においては
法的拘束力のある無しになり
決定的に違います。
だから日本は日韓請求権協定を反故にする韓国の判決に対し
国際司法裁判所への提訴をチラつかせてる訳です。
この位にしましょうね
飽きられてしまいそうですし私のボロも出そうです。
今日語りたいのは
不動産の世界でも協約と協定の違い
これを理解する必要があるって事です。
具体的には
建築協約と建築協定
って言葉がありますが
これ
似てますが全く違います
それは行き着く所は
国際条約と同じで法的拘束力です。
つまり
建築協定地域は
それによって禁じられた建物は建てられませんが
建築協約地域は
協約で建てられません
って書いてあっても
行政の判断はそれに縛られないって事になります。
まぁこの程度の知識は不動産屋は誰でも持ってると思いますが
これはお客様にはしっかり説明しないと
大きなトラブルになります。
例えば
ある土地を買って貰ったとして
それが建築協約地域に入っていて
アパートの建築が禁じられてる
だから隣にアパートが建つことは無い
なんて思いで買った人が
ある日隣の空き地にアパート建設予定の看板が立ち
真っ青になって
不動産屋に駆け込んで来るのです。
ですから
このトラブルは大きなトラブルになります
ですから
この話は普通であれば分かり切った話ですが
社員の注意喚起のために
こんな話を書いてる訳です
なんせ私達の地域には建築協約地域がたくさんありますからね
くれぐれも社員の皆さんは
しっかり協約と協定の違いを頭に叩き込んで
お客様も真っ青
自分も真っ青
なんて事にならないように
って話です。
私は社員にやたら弁護士を口にするのは無能な証
っていつも語ってますから
当社の社員はまず弁護士依存症になる事はありません。
しかし他の不動産屋を見ると
弁護士を知ってるだけで
まるで○クザを知ってる
みたいな感じで高圧的な態度を取る人
いつの時代にもいなくなりませんね。
弁護士も○クザもトラブルの間に入って来る事に変わりはありませんが
両者には決定的な違いか有ります
反社会勢力は理ではなく暴力を背景にトラブルを解決する訳ですから
ある意味筋は通らなくても自分の思いが通る事があります
ところが弁護士は法律をベースに間に入る訳ですから
筋が全く通らないのに
自分の思いが叶う
なんて事はありません
にも関わらず
この両者の違いが全く分からずに
弁護士を知ってる事が
まるで魔法の杖でももってるかのように勘違いしてる人
たくさんいます。
まぁしかし不動産屋はある程度その認識がありますから
弁護士依存症でも酷い無茶は言ってきませんが
一般のお客様の中には
弁護士の名前を出せば
なんでもかんでも自分の思い通りになる
なんて勘違いして
的外れな話をしてくる人
たくさんいますね。
このタイプが家主だと
基本的に相手にできない人が多いですね。
最近当社であった話では
一戸建ての貸家で
建物の外での水漏れがあり
それに関してとんでも無い話をしてきた家主がいます。
家主の要求は
入居者が水漏れに気づかなかったために
基礎のコンクリートが濡れてしまい
建物に被害が出てる可能性があるから
その分を補償しろって話です。
雨が降れば元々濡れる場所ですが
水道の水漏れだけが建物に被害を与える
そんな風に思い込んでるのです。
まあ聞いてるだけで嫌悪感が湧く内容ですから
私達は
土中の配管の水漏れは家主の責任であり
修繕義務は家主にあり
万一建物に被害があっても
善意無過失の借主に責任は問えない
そんな話をしました。
すると
話にならん弁護士を立てる
って話になります。
本人は威嚇のつもりですが
私達からすればほぼこの言葉で解決ですよね。
言う事は
“是非そうしてください、今後は弁護士さんからの連絡にのみ対応します”
これで終わりです。
本当に弁護士に相談して貰えば
自らの非常識さを教えて貰えますから
それっきり連絡は一切無い
これが定番です。
この会話
私は本当にたくさんの弁護士依存症の方と交わしましたね。
しかし
面白い事に
一度たりとも弁護士の方から連絡が来た
なんて事はありません。
私達の仕事は
トラブルが付きものですが
それに備えるには
優秀な弁護士を雇う事ではありません。
自らが
どこに出てもやましい事は一切無い
そんな仕事をすれば
弁護士は要らないのです・
そんな生き方を貫きましたので
私から見れば
やたら弁護士を口にする人
無能で情けない
そんな風に感じる訳でです。
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社員の一人が最近体調不良で精密検査を受けました
幸い検査結果は悪いところは見つかりませんでしたので
どうして体調が悪いのか?
あれこれ話した訳ですが
考えると思い当たる所はたくさんありますよね。
ジムでのトレーニングのやり過ぎとか
飲んでる血圧の薬とか
まぁしかしはっきりは分かりません
ですからしばらくはジム通いも止めて様子を見る事になります。
しかしこの体調不良
漠然とした言葉ですから
良く考えれば
人生の大半は体調不良ですよね。
私の場合は夏から腰を痛めたり
歯の痛みと偏頭痛
そして尿道結石
そして今は風邪で咳が止まらずゴホゴホ
途切れる事無くずっと体調不良です。
人生を振り返っても
体調が全く問題無い
なんて期間はほんの僅か
そんな気がします。
社員の中には
朝出社すると
元気に
”今日も絶好調“
って宣言する人がいますが
見方を変えれば絶好調は滅多にないからそんなに喜んでるんですよね。
まぁしかし
あまりにも絶好調を連呼する姿を見ると
頭は少し不調かも?
って感じてしまいます。
そんな話はともかく
私達は
健康が当たり前で
体調不良が異常
って考えがちですが
実は逆で
体調不良が平常
って風に考えると
体調が悪い時も
そんなに落ち込まなくて済みますし
同時に
身体が好調の時の有り難みも増しますよね。
この発想の転換が
体調不良から来るストレスの一番の解消法
そんな気もします。
この話
会社経営も同じですね。
会社経営が健全な状態とは
売上が好調で
トラブルも無い
って事になりますが
これも過去を振り返ると
そんな状態は滅多にありません
滅多にありませんが
たまにそんな状態になりますから
そんな時には今を楽しむ
それを心がけています。
一番愚かな事は
せっかく絶好調でも
将来を心配して今を台無しにする事ですよね。
人間は脳が発達してますから
実際には分からない将来
これを心配する生き物でもあります。
これでは人生
辛い事だらけになりますから
今が好調であれば
意識して将来の事はあまり考えないようにする
大切な事ですね。
私達の仕事をしてると
将来の不安の払拭のためにたくさんの財を築く人と
将来はあまり心配せずに享楽的に生きる
この両極端を目にする事になります。
享楽的に生きる人は周りには害になる事も多いですが
それを除けば
もしかしたら
莫大な財産を残す人より
個人レベルで考えれば
そっちの方が幸せかも?
って思う事があります
ただし
全く蓄えが無いと
少し体調を崩すとアウトですし
最後は厳しい老後が待ってますから
長生きは辛い物がありますね。
まぁいずれにしても
先を心配し過ぎると
せっかくの人生
台無しになりますから
将来から目を反らし
今を楽しむ
これも人生では大切だと思いますね。
ゴルフに興味の無い方は分からないかも知れませんが
最近女子ゴルフで黄金世代と言う言葉が良く使われます。
これは昨年高校を卒業した1998年から99年生まれの子達です。
この世代
本当に不思議で実力的にもビジュアル的にも優れた選手がたくさんいます。
新垣比菜とか松田鈴英さんとかまるでアイドルのようです。
実質今年がプロとしては初めての年ですが
何人も優勝しました。
そんな中
黄金世代の中心メンバーである勝みなみ選手が昨日優勝しました。
この子は少し他の選手とは違っていて
ビジュアル的には今ひとつです
ただ
私はこの子の大ファンです。
理由は
この子は外見は他の子に劣るかも知れませんが
心は一番
そんな風に感じてるからです。
どうしてそう思うかと言えば
新垣比菜選手が初優勝した時に
それを祝福する様子がテレビで捉えられたのです。
親友ですがライバルですから
普通祝福すると言っても
複雑な気持がありそうですが
勝選手は
新垣選手に抱きついて
大泣きして
最後はへたり込むように崩れてしまったのです。
これを見て私は大好きになりました
他人の事を
これほど喜べる人
滅多にいる物ではありません。
逆に昨日は自分が優勝しましたが
泣くことはありませんでしたね。
最後までみなみちゃんスマイルでした。
私がどうしてそこまで思うかと言えば
私はこの仕事をして
たくさんの泣く人に出会い
自分中で分かった事があるのです。
大人が泣くときに
その動機は色々ですが
基本的に
自分のために泣く人
これは信用できない人が多かったのです。
最初の内は何度も騙されましたが
家賃を滞納して
そして催促すると泣く
なんて人達は打算で泣いてる訳ですから
その涙に惑わされては仕事になりません。
ですから
私は自分のために泣く
なんて人に同情する事はほとんど無いのです
特に男で自分のために泣く人
ほとんどが最悪でしたね。
浮気をしてバレて
泣いて奥さんに謝り
許して貰うと
今度こそバレないように
って感じです。
そんな訳で
私は自分のために泣く
なんて人に対してアレルギーが出来てしまった訳ですが
その逆
勝みなみ選手のように
他人のために泣く人
ほとんど出会えませんが
出会った人は
心から信用できる人ばかりでしたね。
こんな事を書いてますが
私自身は
自分自身のためにも泣きませんが
他人のためにも泣きません
ですから自分の評価としてはまだまだです。
そんな人間だから
他人のために泣いた勝みなみ選手に感動した訳です。
私とは別次元の素晴らしい子
そんな風に感じたのです。
まぁしかし実際には泣き上戸って事もありますが
そんな穿った気持は捨てて
たまには他人の涙に感動する
これも
この世界で心が荒む事の防止になる
そんな風に考えて
勝選手の応援を続けて行くつもりです。
本当に良かった・・・
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