駅前不動産屋今日も回りは敵だらけ

株式会社 ハウスショップ 東京都町田市

稼いだ人が破綻するワケ

2018年10月31日 | 不動産業界

友人の同業者が 
 
50歳を過ぎて 
 
蓄えが少ないのに気づいて焦ってる 
 
って話しをしていました。 
 
まぁこんな人は日本にはたくさんいるんでしょうし 
 
もしかしたらそんな人が大多数かも知れませんが 
 
この人の場合は少し事情が違います。 
 
彼はこれまで大金を稼ぎ続けて来た訳です 
 
ですから 
 
少し位贅沢をしても 
 
老後に困らないだけの蓄えは十分あったはずですが 
 
本人曰く 
 
稼いだだけ使った 
 
って言っていました。 
 
別荘を買ったり船を買ったり 
 
って感じです。 
 
このパターン有名人に多いですよね。 
 
加山雄三だとか 
 
こないだ亡くなった輪島だとか 
 
ゴルフでもジャンボ尾崎は 
 
借金で歩行が困難になってもゴルフを止められない 
 
って話しを聞いた事があります。 
 
また大リーガーの7割は破産する 
 
なんて事も言われています。 
 
つまり 
 
大金を稼ぐ事は 
 
逆にお金に困る最後を迎える 
 
これも構造的に間違い無く存在するのです。 
 
ではどうしてそうなるのでしょうか? 
 
皆さんお金を稼いだらそれが永遠に続く 
 
そう考えて浪費に走るのでしょうか? 
 
まぁそれが一番大きいと思いますが 
 
実は生活に困窮する理由は他にあります 
 
それは税金です。 
 
輪島の場合 
 
まだ現役の頃税金が払えずに協会が立て替えた 
 
なんて逸話がありますが 
 
税金は所得に応じて大きくなりますが 
 
後からやってくるので 
 
一度大金を稼ぐと 
 
翌年以降も稼ぎ続けないと 
 
すぐに津波のように飲み込まれて破綻するのです。 
 
まぁ稼いだときに使わずに残せば良い訳ですが 
 
それが難しい事情もあります。 
 
それは自分が浪費しなくても 
 
周りが大金を稼いだ事を知っていますので 
 
その付き合いの中でどんどんお金が消えてくのです。 
 
私の友人の場合は 
 
それまで割り勘で飲んでた同僚や部下に奢るようになり 
 
そしてそれが習慣になり 
 
結果 
 
50歳になって呆然とする訳です。 
 
こんな感じで 
 
お金を稼ぐと 
 
それに伴い必ず出費が増えます 
 
その事に対する備えの意識が乏しいと 
 
悲惨な事になる訳です。 
 
これが 
 
大金を稼いだ人が苦境に陥るパターンです。 
 
ですから 
 
今頑張って稼いでる同業者の皆さん 
 
歩合がたくさん入って喜ぶだけではダメですよ。 
 
一番大切なのは 
 
その後必ず襲ってくる税金とお金に対する気の緩みへの備えです。 
 
これがあって初めて 
 
手に入れた大金が意味を成すのです。 
 
この税金の反撃 
 
会社を経営していれば更に危険が大きく増すようになりましたね。 
 
それは消費税です。 
 
消費税は会社の業績に関わらず支払う事になりますが 
 
顧客から受け取ったお金が分かれてる訳ではありませせん 
 
売り上げと一緒に口座に預けますが 
 
決算の時にその口座に余裕が無いと 
 
消費税を支払えなくなるのです 
 
ですから 
 
今の時代は 
 
よほど余裕を持った資金繰りをしないと 
 
この消費税でアウト 
 
って事にもなります。 
 
会社経営をする人は少ないのかもしれませんが 
 
一般の人でも 
 
お金を稼ぐことは 
 
転落の危険が増す 
 
これはしっかり頭に入れておくべきでしょうね。 
 
私達のお客様を見て 
 
いつも思う事は 
 
昔自営業で稼いだ人が生活保護 
 
このパターンが多いですね。 
 
自営業って事は年金もあまり貰えませんから 
 
体力が落ちたら即アウト 
 
そんな人が多いのです。 
 
若い内に稼いだ人は 
 
老後に備えて 
 
アパートの一つでも持った方が良いですね。 
 
今私達が行ってる仕事は 
 
元自営業者が 
 
不動産を売却して 
 
そして老後の資金にする 
 
そんなパターンが増えてます。 
 
逆に言えば 
 
不動産を持ってない方達は 
 
皆さん苦境に陥るのです。 
 
私は 
 
余裕の無い人が借り入れをして不動産投資をする事はお勧めできませんが 
 
蓄えがある人は 
 
不動産に投資するのが一番 
 
そう思っています。 
 
他人のお金で不動産を買えば失敗する事が多いですが 
 
自分のお金で不動産を買えば 
 
滅多に失敗はしません。 
 

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国民が見捨てる国 社員が見放す会社 悪いのは?

2018年10月30日 | 社内事情
ビートたけしの漫才に出て来た有名なネタで 
 
“赤信号みんなで渡れば恐くない” 
 
ってのがありますよね。 
 
当時は私も大笑いしました。 
 
が 
 
今メキシコで笑えない話しが起こってるようですね。 
 
それは 
 
“国境、皆で超えれば恐くない” 
 
って事態が現実に起こってるのです。 
 
中米ホンジュラスから数千人の人がキャラバンを組んで 
 
堂々とアメリカに向かっています。 
 
グアテマラとメキシコの国境を突破するシーンが動画で見られますが 
 
数に圧倒されて国境警備隊は成す術がありませんね。 
 
これを見て私は冷戦終結のきっかけとなった 
 
オーストリアピクニックを思い出しましたね。 
 
その時に強く感じたのは 
 
私達人間が作る秩序はモロい 
 
って事です。 
 
今回の中米のキャラバンも 
 
国境の意味を大きく低下させたように思えますから 
 
もしかしたら国と言う概念が大きく変化する 
 
そんなきっかけになるように思います。 
 
では 
 
人間が国への帰属意識が弱くなった時に何が起こるのでしょうか? 
 
そのヒントが 
 
私の母親が昔語ってた話しにあります。 
 
私の母親は 
 
沖縄が戦争に巻き込まれるまでは愛国的な考えを持ってたそうです。 
 
で 
 
沖縄で激戦が起こり 
 
自宅を日本軍に開放して協力してた訳ですが 
 
その後敗戦から戦後の厳しい時代を経験して 
 
考え方はすっかり逆転していました。 
 
私には口癖で 
 
“国は最後は国民より国体を優先する 
 
私は家族が大切だから 
 
国より家族の命を優先する 
 
だから 
 
もしまたあの戦争がやってくる事になったら 
 
迷わず外国に逃げなさい“ 
 
って言っていました。 
 
ネトウヨの皆さんが反発しそうですが 
 
国のために手榴弾で幼い娘二人を道連れに死ぬ 
 
その寸前まで行った人の言葉ですから 
 
安全な場所でなんの苦労もなく妄想で騒ぐ人達とは 
 
比較にならない位に重い言葉 
 
私はそう思っています。 
 
幸いこれまで日本の政治家の皆さんがしっかり舵取りをしてくれましたので 
 
そんな事態にはなりませんでしたが 
 
この母の思いは 
 
私の中にはしっかり生きています。 
 
ですから 
 
今回の中米の出来事は 
 
分かり易く言えば 
 
家族のために国を捨てる人達が移動してる訳ですが 
 
私が思うのは 
 
これからは 
 
国家のカベが緩み 
 
良い国には 
 
世界中から人が集まり 
 
悪い国からは国民が去ってく 
 
そんな時代になるように思うのです。 
 
南米のベネズエラも 
 
石油資源に恵まれながら国民の流出が止まらない訳ですから 
 
権力を担ってる人達は不合格の烙印を受けてる 
 
そう言えると思います。 
 
その意味では 
 
世界の人が目指すアメリカ 
 
何だかんだ言いながら優秀 
 
それも間違いありませんね。 
 
日本はどうでしょうね? 
 
まぁ良い国だと思いますが 
 
特殊ですから 
 
世界の潮流とは少し距離を置いて考えるべきでしょうね。 
 
私が思うのは中国です。 
 
アメリカと覇権を争いたいと思えば 
 
経済発展だけで無く 
 
どれだけ他の国から人が流れてくるか? 
 
これを考えるべきでしょうね。 
 
華僑の時代から世界中に人を送り出してる国ですが 
 
そろそろ受け入れる国 
 
それを目指すべきでしょうね 
 
そうなれば 
 
アジアの盟主になれると思います。 
 
そんな感じで 
 
世界の情勢の展開を見ていますが 
 
世界はどうにもなりませんが 
 
私の場合は会社を経営してますから 
 
社員の動き 
 
これによって私の評価が決まると思っています。 
 
社員が去って行くのであれば 
 
私は落第点 
 
そう思って毎日舵取りをしています。 
 
まぁ私の会社は小さいですから 
 
中米のキャラバンのようにはなりませんが 
 
時々不動産屋では 
 
社員が大量に辞める事がありますよね。 
 
私の友人もそんな目に遭って 
 
一緒に飲んだ時に 
 
大量に社員を連れて独立した番頭を恨んでいましたが 
 
私が言った事は 
 
社員は奪われる方が悪い 
 
ってハッキリ言いました 
 
友人でしたからね。 
 
ただ 
 
その言葉で友人関係は終りました 
 
私の言葉を受け入れる事ができませんでしたからね。 
 
その後その会社は倒産しましたが 
 
社員が辞めて 
 
それを恨むようでは先は知れています。 
 
社員が辞めたとすれば 
 
恨むどころか申し訳無い 
 
そう思うべきです。 
 
私自身もそんな思いを体験していますが 
 
私は 
 
辞めた社員が新しい環境で頑張ってる 
 
って話しを聞くと 
 
心より安堵するのです。 
 
 
 
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国も個人もお金を見れば本質が見える

2018年10月29日 | 人生一般

日中 
 
競争から強調へ 
 
最近安部総理の訪中を受けて流れて来たニュースのタイトルでしたが 
 
日本と中国は 
 
ついこないだまで尖閣の問題で最悪の関係にあったのに 
 
すざましい早さの急接近ですよね。 
 
改めて人の作る世界の移り変わりの早さを感じました。 
 
靖国だの歴史認識だの尖閣だの 
 
もしかしたら永遠の超えられないかも知れない 
 
って思った話しが 
 
一気に吹っ飛んだって感じですよね。 
 
大変不思議な話ですが 
 
それを引き起こしたのは言うまでも無くトランプさんですよね 
 
アメリカ第一主義を掲げて 
 
中国だけで無く 
 
日本にも厳しい態度で接してきますから 
 
これではたまらんと 
 
日中が急接近って訳です。 
 
多分歴史的に見れば 
 
トランプさんの登場は 
 
ソ連崩壊に匹敵する位の世界秩序の変化をもたらすように思いますね。 
 
反社会勢力が 
 
上納金の負担が大きくなり分裂するように 
 
日本もこれまで守ってくれると思ってた親分が 
 
無理難題を押しつけて来るようになれば 
 
もう別の道を歩むしかありませんからね。 
 
と 
 
まぁここまでは政治から見た極東アジアの話しですが 
 
実は今の時代 
 
もしかしたら政治は排除して 
 
経済から見た方が本当の世の中は見える 
 
そんな風に感じる事がありますね。 
 
日米同盟なんて言いますが 
 
貿易額で言えば日本にとってはアメリカより中国との取引の方がはるかに大きい訳で 
 
その視点から見れば 
 
アメリカとは縁が切れても中国とは切れない 
 
そんな関係になっています。 
 
つまり元々歴史認識だの何だのと言ってる間も 
 
ビジネスは淡々と進められており 
 
その意味では政治に大きく左右されなかった 
 
そんな実態も見えるのです。 
 
私達の身近な世界でも 
 
人間関係はお金で見た方が実態が見える 
 
なんて事はよくある話しです。 
 
年老いた親を心配して頻繁に様子を見に来る孝行息子が 
 
その親が入院してお金が無いことが分かると 
 
それっきり見舞いにも来なかった 
 
なんて話しも聞いた事があります。 
 
また某大手の住宅メーカのやり手営業マンは 
 
一人暮らしのお婆さんの家に頻繁にやって来て 
 
自分も田舎におふくろを残してますから 
 
他人とは思えない 
 
とか何とか言ってたのに 
 
最後にアパートを建てたら 
 
それっきりウンもスンもなく来なくなった 
 
なんて嘆いてた家主さんもいました。 
 
そんな感じで 
 
私達人間の世界は 
 
建前の綺麗な言葉が飛交いますが 
 
実際にはその言葉よりお金 
 
これで見た方が 
 
より真実は見える 
 
なんて事も多い訳です。 
 
この仕事してると 
 
どうしてもそれが分かるようになりますので 
 
相手の心がハッキリ見えてる時には 
 
言葉を交わす事も苦痛 
 
なんて感じる事もよくあります。 
 
これも職業病です。 
 
相手だけではありませんよ 
 
自分自身も 
 
お金によって対人関係を築く 
 
そんな風になるのが分かってますから 
 
だから 
 
原則的には 
 
プライベートでお客様と付き合う事は無いのです。 
 
社員からは 
 
散々お客様とのゴルフを求めれますが 
 
そんな理由ですから 
 
皆さんご理解下さいね。 
 
私は 
 
できれば 
 
仕事のために自分を偽る 
 
そんな生き方は極力したくない 
 
そう思っています。 
 
理由は 
 
自分のそんな面が嫌いだからです。 
 
自分で自分が嫌いになったら人生おしまいですからね。 
 
たまには我が儘も言わせてもらう訳です。 

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絆は家畜を縛る綱の事

2018年10月28日 | お客色々

昨日の夕方 
 
70歳代と思われるお婆さんと 
 
40代半ばと思われる娘さん 
 
二人で突然当社を訪ねて来ました 
 
複雑な話しになったために 
 
担当社員から私に出動要請がありましので 
 
じっくりお話を聞かせていただきました。 
 
残念ながらここで内容に触れる事はできませんが 
 
切羽詰まった深刻なお話でした。 
 
お二人には大変同情しますが 
 
しかし私達にはどうする事もできません。 
 
刑事と民事がからむ話しですが 
 
“警察と弁護士のお力を借りて解決して下さい” 
 
そう言うしかありません。 
 
しかし力にはなれませんが 
 
この方達が苦境に陥った理由 
 
これは普通であれば防げる事ですから 
 
是非このブログを読んでる人は学んでもらいたい 
 
そう思います。 
 
私達人間は 
 
夫婦の絆とか 
 
あるいは親子の絆 
 
なんて言いますが 
 
物理的な束縛と違い 
 
心の絆は元来その存在すら疑われる 
 
そんな危うい物です。 
 
夫婦の絆なんてのは 
 
お互い若くて愛し合って結びついたのに 
 
時間の経過と共に 
 
見た目は老いて行きますから 
 
その絆もそれに合わせて変化しなければ続きません 
 
生物的な魅力を失えば 
 
それをつなぎ止めるのは 
 
経済的な互恵関係であったり 
 
あるいは子供の存在であったり 
 
って事で続くのです。 
 
また私達人間は動物とは違い 
 
貸し借りの感情 
 
これも人をつなぎ止める大きな力になります。 
 
私達兄弟が来年100歳を迎える母親を大切にしてるのは 
 
自分たちに愛情を注いで育ててくれた 
 
この恩を強く感じてますから 
 
姉は毎日下の世話をしてその借りを返してるのです。 
 
私は離れてますのでその借りが返せず 
 
いつもどこかに罪悪感がありますが 
 
これが人間です。 
 
しかしこの貸し借りの感情は 
 
個人差がありますから 
 
人によっては愛情を受けた親でも 
 
老いれば邪魔者扱い 
 
こんな人達もたくさんいます。 
 
財産だけ残して早く逝って欲しい 
 
なんて思ってる人の方が多いのかも知れません。 
 
小さい頃は 
 
お母さんが大好きでしがみついてたのに 
 
いつの間にかその死を願う 
 
残念ながらこれも人間です。 
 
つまり 
 
親子の関係であっても 
 
その絆はよほどの事がないと続かない 
 
これは頭の隅に入れておくべきです。 
 
にも関わらず 
 
その絆を疑う事無く生きてきたから 
 
今回の方達は苦境に陥ってる訳です。 
 
芸能人は昔から離婚が多いですが 
 
その外見の美しさに次から次へと異性が寄って来ますから 
 
死ぬまでの愛を誓ったはずの夫婦の絆は簡単に崩れ去るのです 
 
私のように女性にもてなければ 
 
妻を大切にしますから 
 
絆は強い物になります。 
 
また不動産屋も離婚が多いですが 
 
これもお金に女性が群がってくるからです。 
 
古い奥さんを捨てて 
 
若い奥さんを手に入れて 
 
ベンツを買って上げたりしますが 
 
そんな夫婦をつなぎ止めてるのはお金ですから 
 
ご主人の会社が倒産して 
 
お金に困るようになれば 
 
もう夫婦の絆は限りなく細くなります 
 
いつ切れてもおかしく無い危険な状態です。 
 
それに加えて 
 
ご主人が脳梗塞で入院して半身不随 
 
なんて事になれば 
 
逃げ出すのは別に何の不思議もありません。 
 
若い奥さんからすれば 
 
お金と引き替えに若い身体を提供してるのであり 
 
お金がもらえなければ 
 
とっとと他の人に高く売る 
 
当たり前の話しです 
 
この理解が足りずに 
 
モロい夫婦の絆に頼るから 
 
苦境に立つわけです。 
 
ふぅ 
 
漠然とし過ぎですね。 
 
我が身に火の粉が降り注がないようにするには 
 
この辺が限界です。 
 
悪しからず・・・ 

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疑り深くなるのは職業病

2018年10月27日 | 不動産業界

カナダからマリファナが嗜好品として認められた 
 
なんてニュースが流れて来ましたがまぁ驚きましたね 
 
アメリカの州単位ではそんな話しがありますが 
 
先進国でこんなケースは初めてだそうですね。 
 
こうなると 
 
マリファナは日本では刑務所行きですが 
 
果たしてそれで良いのか? 
 
疑問が湧いてきますよね。 
 
大体この大麻草 
 
北海道では自生してるそうですね 
 
そんな物を取り締まるってのは無理がある 
 
そんな風に以前から感じていました。 
 
実は当社の管理してるアパートでも最近大騒ぎになりました 
 
雑草だと思っていたら大麻草だったようで 
 
警察が来て色々調べていましたが 
 
長いこと誰もそれが大麻草だと分からずに 
 
普通に毎年草刈りしてたんですよね。 
 
その後は市役所がやってきて全て根こそぎ撤去したそうですが 
 
こんな事が最近あったために 
 
カナダの大麻解禁 
 
いずれ日本もそうなるかも知れない 
 
って瞬時に思いましたね。 
 
大麻よりタバコの方が身体に悪い 
 
なんて話しも聞きますからね。 
 
この私達の管理物件の大麻草 
 
結局誰が植えたか? 
 
またそれを誰かが吸ってたのか? 
 
分からず終いでしたが 
 
しかし人間は不思議な物で事件があって犯人が見つからないとなれば 
 
少しの事で人を疑うようになりますね。 
 
当社の社員は 
 
近くのアパートで少し言動行動がおかしい人がいれば 
 
“あの人じゃ無いか?” 
 
って良く話しています。 
 
実際には警察が捜して犯人が確定できなかった訳ですが 
 
あれこれ疑うのは失礼な話しですが 
 
私達の仕事をしてると 
 
クスリをやってるんじゃないか? 
 
って疑いたくなるような人はたまに出会いますので 
 
何となく違和感を感じてそんな会話になる訳です。 
 
ただ 
 
私達の仕事をしてると 
 
疑い深くなるのは職業病ですね 
 
お客様の中には 
 
邪悪な人間もたくさんいますから 
 
どうしてもその被害から免れる事を意識しなければなりませんので 
 
疑い深くなる訳です。 
 
これは 
 
仕事を離れると生きる妨げになりますから 
 
不動産屋の皆さんそれも意識して 
 
私生活ではトラブルにならないように気を付けたい物ですね。 
 
昔同業者のお父さんが 
 
素行が悪くなった息子に悩んでいました。 
 
ある日偶然息子の腕の注射痕が目に入ったので 
 
覚醒剤を打ったと決め付け殴ったそうです 
 
その後その注射痕は献血したためだと分かって 
 
もの凄く後悔してましたが 
 
不動産の仕事はこんな悲劇を起こす可能も含んでる訳です。 
 
 
 

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裏目に出るのが人生

2018年10月26日 | 人生一般

昨日友人のお医者さんと喫茶店でコーヒーを飲みながらあれこれ話しましたが 
 
当然話題は私の人生で初の救急車搬送の話しになる訳ですが 
 
その時に私が 
 
痛みに耐えられずに119番に電話をかけたのに 
 
救急隊員ものんびりしていて一向に私の痛みには無頓着なばかりか 
 
病院に着いても 
 
医者も看護師も全く慌てる気配がなく 
 
結果私は長時間苦しんだ 
 
なんて話しをしたら 
 
まぁ医者の言う事は凄いですね 
 
私が痛がってるのに 
 
救急隊員も医者も看護師も慌てない理由は 
 
逆に私が痛がってる姿で 
 
緊急性は弱い 
 
そう判断するそうです。 
 
では緊急性が高い患者とは? 
 
基本的に意識を失ってますから 
 
大人しくしてますし 
 
意識はあっても混濁状態ですから 
 
私のように大声で痛みを訴える人もいない訳です。 
 
言われて見るとテレビで命がかった救急搬送される患者は 
 
大体意識不明で 
 
心臓マッサージをしたりなんかしてますよね。 
 
私は痛みみを訴え続けましたが 
 
これは医者に治療を急がせるために 
 
アピールすると言う意味では逆だった訳です。 
 
だから皆さんのんびり対応して 
 
私は長く苦しんだ訳です。 
 
まぁ知らないと言う事は損ですよね 
 
今度同じ事が起こったら 
 
大声で痛みを訴えるのでは無く 
 
極力耐えながら 
 
意識が飛びそうになってるフリ 
 
これを心がけたいと思います。 
 
まぁしかし私には無理かも知れませんね 
 
なんせ痛がりですからね 
 
そんなレベルの低い話しはともかく 
 
良かれと思ってやった事が裏目に出る 
 
人生はそんな話しだらけですよね。 
 
最近の体操の界のゴタゴタでも 
 
見込みのある生徒に力を注いで指導したら 
 
その生徒の実力が伸び 
 
そして名が知れるようになったら 
 
朝日生命体操クラブに持っていかれた 
 
なんて嘆いてる人もいましたね。 
 
また私が長年お客様を見て思うのは 
 
子供の将来を思い 
 
頑張ってお金をかけて教育した親が孤独になるパターンですね。 
 
親が孤独になるだけでなく 
 
子供達も疎遠になる 
 
そんなケースがよくあります。 
 
これもはっきりした理由があります。 
 
良くノーベル賞を取る優秀な先生方を見ると 
 
長年アメリカで暮らしてる人が多いですよね。 
 
つまり優秀であれば 
 
世界から求められますから 
 
親からは遠く離れて住む 
 
そんな可能性が高くなるのです。 
 
また子供同士が疎遠になるのも 
 
物理的な距離だけでなく 
 
お互い優秀ですから頼る必要が無くなり 
 
結果あまり連絡を取らなくなる訳です。 
 
もう随分前の話になりますが 
 
ある講演会で 
 
何の変哲もない過疎地のお年寄りが出て来た事があります。 
 
その人が語った事 
 
今でもはっきり覚えています。 
 
それは 
 
村の仲間には優秀な子供達が生まれる人達が居て 
 
子供が小さい内は自慢するのですが 
 
やがて時が過ぎると 
 
その子供達は遠くに行ってしまい 
 
全く実家には戻って来ない 
 
ですから年老いてからは 
 
訪ねて来る人もなく 
 
悉く淋しい人生を送ってるって話しでした。 
 
逆に優秀でない子供達は 
 
村から遠く離れるのが不安なために 
 
実家に近い所で暮らしますから 
 
結果そんな家系のお年寄りは 
 
死ぬまでたくさんの孫に囲まれて楽しく暮らす 
 
そう語っていました。 
 
この話し 
 
私が実感として分かるのは 
 
私の村で正にそれを目にするからです。 
 
田舎では学校の先生は尊敬されますが 
 
しかしその先生方の家は 
 
老人独居が目立ちます。 
 
ところが 
 
農業一筋で通した私の実家は 
 
今たくさんの子供や孫がやってきて 
 
まるで保育園の賑わいです。 
 
そんな感じで 
 
私達は 
 
前を向き努力して豊かな生活を手に入れる訳ですが 
 
その結果は 
 
必ずしも幸せとは限らず 
 
裏目に出る事もある 
 
これを頭に入れるべきですよね。 
 
豊かな生活を手に入れる代償として 
 
孤独が訪れる 
 
この原理は間違い無く存在しますので。 
 
その事も頭に入れて 
 
金儲けもほどほどに 
 
って私はいつも思います。 
 
 

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家族には迷惑でも社会には貢献

2018年10月25日 | お客色々
最近福原愛ちゃんが卓球競技を引退する 
 
って発表していましたね。 
 
私は小さい頃の愛ちゃんの大ファンでした。 
 
試合に負けて泣く姿が何度もテレビで流れましたが 
 
その可愛さはもう最高でしたね。 
 
その愛ちゃんがいつの間に出産してお母さんになり 
 
引退です。 
 
時の流れの早さ 
 
改めて強く感じるニュースでした。 
 
で 
 
その時に伝わって来たのが愛ちゃんのお父さんの話ですね。 
 
驚いた事に愛ちゃんとは10年前から絶縁状態で 
 
5年前にすでに亡くなってた 
 
なんて衝撃的な内容です。 
 
そしてその絶縁理由はお金だそうです。 
 
多額の借金で家族に迷惑かけたんでしょうね。 
 
ただ 
 
このパターン 
 
有名なスポーツ選手の家族に良く見られますよね。 
 
愛ちゃんのお父さんは 
 
自宅に卓球場を作ったりなんかして 
 
愛ちゃんの才能を伸ばした訳ですが 
 
ゴルフでも横峯さくらのお父さんは自宅にゴルフ練習場を作ったりしてましたし 
 
昨年の賞金女王の鈴木愛選手のお父さんは 
 
娘の才能を信じて仕事を辞めて娘のために引っ越して 
 
結果家族は極貧生活に陥った 
 
なんて話しはテレビでもやっていましたし 
 
本人も語って今した。 
 
その他にも 
 
宮里藍だとか松田鈴英選手だとか 
 
とにかく有名な選手は 
 
ある意味後先考えずに突き進む父親と家族の犠牲 
 
これによって生み出される 
 
そんなケースもたくさんある訳です。 
 
昔から芸能人の父親はヤ○ザ 
 
なんて話しがよく囁かれますが 
 
ほんの一部しか稼げない 
 
芸能界やプロスポーツの世界 
 
これに子供を進ませる事は 
 
ある意味ギャンブルですから 
 
バクチ打のお父さんでなければやれない 
 
そうも言える訳です。 
 
そんな風にして考えると 
 
私達が日々テレビでスポーツや芸能を楽しめるのは 
 
そんな無鉄砲とも思える人達のおかげ 
 
そうも言える訳です。 
 
私が小さい頃の福原愛ちゃんとテレビで出会えたのも 
 
借金だらけでも自宅に卓球場まで作ったお父さんのおかげって事になります。 
 
ここまで突き詰めると 
 
世の中には 
 
家族を苦しめても 
 
世の中には大きな貢献をする 
 
そんな人達も一定割合でいる 
 
この事に気づきます。 
 
ビジネスの世界でも 
 
起業して上手くいかずに家族に迷惑をかける人はたくさんいますが 
 
しかし見方を変えれば 
 
自らは借金して社員の給与を払って来た訳ですから 
 
社会的には大きな貢献をしてる事になります。 
 
また 
 
親から大きな財産を引き継いで 
 
それを増やそうとあれこれやって 
 
結果全てを失う 
 
なんて人達は私達の地域にもたくさんいますが 
 
これも 
 
家族は大迷惑ですが 
 
富を社会に還元してる 
 
って風に考えれば 
 
大きな善行って事になります。 
 
まぁだからと言ってそんな事を勧める訳ではありませんが 
 
こうやって社会と個人を見ると 
 
ある意味個の利益は社会の不利益 
 
個の不利益は社会の利益 
 
こんな構造もありますから 
 
もしかしたら福原愛のお父さんのような破滅型の人間も 
 
必要があって神がそう作った 
 
そんな風にも思えまて来ます。 
 
そうすると 
 
人間に対する見方 
 
これも変わってくるはずです。 
 
私達の仕事も 
 
家を引っ越す理由が経済的な問題 
 
そんな方達がたくさんいますが 
 
家族を苦しめるお父さん達 
 
そのおかげで私達も糧を得てる 
 
そんな側面もあります。 
 
ですから 
 
どんな人であっても 
 
視野を狭くして見るのでは無く 
 
ズームアウトすれば 
 
この世の中には不要な人は滅多にいないんだと言う事が分かります。 
 
家族には迷惑かけたかも知れませんが 
 
福原愛ちゃんにテレビで出会えるきっかけになったお父さん 
 
私は感謝しています。 
 
 
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心も体も免疫で強くなる

2018年10月24日 | 人生一般

私の孫はまだ2歳ですが 
 
来年から幼稚園に入るそうです。 
 
少子化で幼稚園は早い内から園児を確保し 
 
親は保育園が順番待ちなので 
 
幼稚園に流れる訳です。 
 
で 
 
入園するのは来年からですが 
 
もうすでに週に1回幼稚園が預かってくれるそうです。 
 
未就園児の体験入園って訳です。 
 
まぁしかし2歳半ですからね 
 
聞くところによると 
 
最初の日は母親にしがみついて離れず結局連れ帰ったそうです。 
 
で2回目 
 
今度は無理矢理置いてきましたが 
 
その後母親が迎えに来るまでずっと泣いていて 
 
先生方に迷惑をかけた 
 
そんな話しをしていました。 
 
そして3回目 
 
今度はなんとか慣れて 
 
最後まで泣くこと無く頑張ったそうで 
 
私にそれを本人が自慢げに 
 
“泣かなかった” 
 
っと言ってましたので 
 
思い切り褒めて上げました。 
 
が 
 
泣かなかったのは良いのですが 
 
たくさんの子供が集まる幼稚園 
 
それまでほぼ無菌状態で育った子には 
 
お土産があるようで 
 
それを持ち帰ってきました。 
 
風邪です。 
 
40度近い熱が出て 
 
私達も随分心配しました。 
 
しかしその様子を見て 
 
生きると言う事はそのまま試練の始まり 
 
そんな風に思いましたね。 
 
その試練を一つ一つ乗り越えて 
 
そして人生の最後を迎える 
 
これが私達に与えられた運命です。 
 
私達から見れば小さい子の行動は 
 
微笑ましい光景ですが 
 
本人とっては幼稚園初日は 
 
恐怖と不安で泣きわめいた訳で 
 
大変辛かったと思います。 
 
それを乗り越えたら 
 
今度は集団の中で蔓延するウイルスだのばい菌だの 
 
そんな試練が次々襲ってくる訳です。 
 
まぁ厳しい物ですよね。 
 
こんな人生なら無い方が良い 
 
そう思う人も多いんでしょうね 
 
だからたくさんの人が自殺する訳です。 
 
私自身人生を振り返ると 
 
苦難だらけでしたね。 
 
しかし 
 
今になってその当時を思うと 
 
何であんな事で悩んだんだろう 
 
って思う事が大半ですよね。 
 
夜眠れないほど悩んだ事が 
 
その出来事の中身はほとんど忘れてるなんて事もあります。 
 
過去の苦しみを振り返るとそんな話しだらけです。 
 
つまり 
 
私達人間は 
 
風邪に感染して免疫ができるのと同じで 
 
苦難も一度体験すれば 
 
それに馴染み 
 
大した苦痛ではなくなる訳です。 
 
そして 
 
その苦しみ 
 
病気などの肉体的な苦しみと 
 
精神的な苦しみがありますが 
 
精神的な苦しみは 
 
人間関係に起因する事がほとんどですから 
 
トラブルをたくさん経験すればする程 
 
免疫が出来て行きます。 
 
当社の社員を見ても 
 
最初の内は理不尽は同業者や顧客に 
 
感情的になる事もありますが 
 
経験を積めば 
 
まずキレる事はありません。 
 
その姿を見て 
 
良い人生になったな 
 
って思います。 
 
逆に言えば 
 
感情的になってる人を見ると 
 
人生辛いだろうな 
 
って同情しています。 
 
いずれにしても 
 
感情の免疫力が強くなる 
 
これは 
 
この仕事の大きな見返り 
 
私はそう思っています。 

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360度評価

2018年10月23日 | 不動産業界
360度評価 
 
初めて耳にしましたね。 
 
文書改ざんやらなんやら不祥事続きの財務省が打ち出した話しですが 
 
基本的に部下も上司の人事評価に加わる 
 
って話しのようです。 
 
パワハラって言葉に表れてる社会の変化 
 
これが行き着く先がなんとなく見えた 
 
そんな風に私は感じましたね。 
 
これまでの上下関係から 
 
並行関係への移行 
 
これが日本の社会で起こってるのだと思います。 
 
一見良い事のように思いますが 
 
人間に限らず群れを作る動物は 
 
順位付けによって集団を安定させる訳ですから 
 
これが崩れると 
 
色んな問題も起こりますよね。 
 
一番懸念されるのは組織の弱体化ですね。 
 
会社もスポーツ組織も 
 
仲良しクラブだらけになって 
 
強くなれるのか? 
 
って思いも湧いてきます。 
 
まぁしかしそうでないかも知れないので 
 
これはもう少し結果を見なければ分かりませんが 
 
その他にも 
 
組織内でのゴタゴタが増えるとか 
 
あるいは無気力化 
 
そんな事も懸念されますね。 
 
ただ良い面として言えるのは地位に頼り堕落する人は減るでしょうね。 
 
これまでは上だけを見て自らの立場を守れば良かった訳ですが 
 
下からも評価されるとなれば 
 
気が休まる事はないはずです。 
 
結果緊張感が生まれ堕落防止になる訳です。 
 
まぁしかしそうやって考えると 
 
若い人は 
 
ますますこれから管理職になりたいなんて思わないでしょうね。 
 
板挟みが強まる訳ですから 
 
私も官庁の中間管理職には絶対になりたくありません。 
 
まぁしかしこの記事を読んで真っ先に思ったのは 
 
官庁は内部の評価が重きを成してる特殊な組織 
 
って事ですよね。 
 
民間企業も上下関係がありますが 
 
内部評価だけで成り立つ訳ではありません。 
 
外部の評価を得られなければ 
 
その地位を守る事はできません。 
 
上場会社であれば 
 
社長と言えども株主に支持されなければ地位が守れませんし 
 
そのためには業績の維持向上 
 
これが求められますから 
 
そのためには顧客の評価 
 
これが生死を左右する訳です。 
 
当社のような零細企業は 
 
株主の心配をする事はありませんが 
 
顧客の支持がなければ 
 
社長の地位どころか 
 
会社もろとも吹っ飛びます 
 
ですから 
 
こんな小さな新聞記事にも 
 
世の中の変化を見て 
 
会社の舵取りをするのです。 
 
ただこの顧客との関係 
 
実はその支持を得る必然性は変わりませんが 
 
この関係にも大きな変化が同時に起こっています。 
 
つまり 
 
組織の上下関係の弱体化 
 
これは疑う余地はありあせんが 
 
時代はもう一つの上下関係の変化 
 
これも間違いなく起こっています。 
 
それは 
 
顧客と事業者の関係です。 
 
企業の上下関係が薄れて 
 
会社は社員に過剰な負担は強いられなくなりました 
 
結果 
 
顧客の要望にこれまでのように採算度外視で 
 
丁寧に応える事ができなくなったのです。 
 
ですから 
 
顧客との上下関係 
 
これも大きく変化しています。 
 
当社においても 
 
従業員に対しては 
 
休みも増やし 
 
勤務時間も削り 
 
って事になっていますから 
 
これまでのように 
 
採算を無視してサービス 
 
なんて事はもう難しくなっています。 
 
特に性格に起因して 
 
トラブルが多い家主 
 
これは原則的にトラブル処理は自身でやっていただく事になります。 
 
もう無報酬で無理難題を聞く 
 
そんな余裕は無くなりました。 
 
ですから 
 
これから不動産投資をする方も 
 
その辺を意識しないと 
 
かなり厳しい 
 
そんな時代変化が不動産の世界にも起こってるって事です。 
 
まず 
 
強欲型で不動産屋の忠告は一切聞かない 
 
なんて人は 
 
その性格を改めないと 
 
これからの不動産経営は成り立たない 
 
そう思って間違い無いと思います。 
 
事業者は顧客の支持がなければ成り立ちませんが 
 
損害をもたらす人も同時に排除しないと 
 
限られた人的資源の中では立ち行かなくなるのです。 
 
 
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真面目な営業マンの天敵は図々しい人

2018年10月22日 | 社内事情

沖縄の不動産屋が言っていましたが 
 
他府県から不動産を探しに来る人達の中で 
 
一定割合で 
 
実際には不動産を探す事より観光目的 
 
そんな人達がいるそうです。 
 
一日中あっちこっち見て歩いて 
 
結局最後は 
 
“よく検討してご返事します” 
 
って言ったっきりウンもスンもない 
 
つまり 
 
不動産屋を観光タクシー代わりに使ってるって訳です。 
 
この話し 
 
沖縄でたくさんの不動産屋が体験してますから 
 
最近はそんなお客様は最初から分かるので 
 
案内してくれと言われても 
 
断るそうです。 
 
これ 
 
一般の消費者からすれば 
 
不動産業界は客をないがしろにしてる 
 
なんて感じるかも知れませんが 
 
実は 
 
顧客を見抜いて対応する 
 
これは不動産の仕事では大切な事です。 
 
理由は 
 
不動産は成功報酬ですから 
 
冷やかしの客に振回されては 
 
仕事が成り立たないのです。 
 
ですから 
 
ある程度お客様を事前に選別する 
 
これは不動産の世界では当たり前とも言えるのです 
 
これ 
 
例えばお客様自体は冷やかしではなく 
 
本気だったとしても 
 
それだけで不動産屋はそのお客様が徒労に終るのかどうか? 
 
判断する訳ではありません 
 
売買であれば 
 
いくらお客様がその気になっても 
 
ローンが通らない人がいますから 
 
これも最初に年収やなんかをある程度聞いて 
 
見込みがあると確認して案内する 
 
これが普通のパターンです。 
 
賃貸であれば 
 
最近はお客様がネットで調べて 
 
物件を特定して見せてくれ 
 
って来店する事がありますが 
 
これも 
 
家主の性格と照らし合わせて 
 
貸して貰えない 
 
なんてケースがありますから 
 
案内を断る事もあります。 
 
最初から家主の許可が下りないのが分かってて案内すれば 
 
私達だけでなく 
 
お客様の時間も無駄にする事になります。 
 
ですから 
 
丁寧にお客様に説明して理解して貰い 
 
他の物件をおすすめする事もよくあります。 
 
たまに 
 
他の物件もご案内できない方いますね。 
 
お客様の属性で 
 
審査が通らない事を伝えたら 
 
その場で逆上した人もいました 
 
落ち着いた後 
 
“他の物件を出せ” 
 
って高圧的に言ってきますが 
 
これでは先が思いやられますから 
 
当社の物件は全てお断りしますし 
 
他社を通じて申し込まれても困りますから 
 
社内で情報を共有する事になります。 
 
こんな感じで 
 
不動産の仕事は 
 
意識しないとムダな仕事に流されますから 
 
その備えってのも大切な訳です。 
 
そんな中 
 
最近になって増えて来たのが 
 
不良入居者がいる物件の管理を依頼してくる家主ですね 
 
この不良入居者の整理は 
 
当社の得意とする所で問題は無いのですが 
 
図々しい家主は 
 
その整理だけ当社にやらせて 
 
物件に問題が無くなった途端 
 
他の不動産屋を通して売却してしまった 
 
なんてケースがいくつかありました。 
 
面倒な事だけやらせて 
 
手放すときは事後報告です。 
 
担当者は怒っていますが 
 
しかし怒るのは筋違いですね。 
 
悪いのはそんな家主を見抜けなかった自分です。 
 
私自身はそんな人達はたくさん見てきましたので 
 
距離をおくべき人は分かりますが 
 
経験の浅い社員は分かりませんから 
 
あれこれアドバイスする事が増えました。 
 
図々しい人に振り回されては 
 
時間と経費がムダになるだけでなく 
 
精神衛生の上でも大きくマイナスですからね。 
 
当社の社員は全員真面目ですから 
 
そのパターンに簡単にハマりますから 
 
私はこんな話しをブログに書いてる訳です。 
 
 

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ハッタリが癖になってる人は絶滅危惧種

2018年10月21日 | 不動産業界
私は原則的に仕事がらみのゴルフはしません。 
 
って事は 
 
不動産業界以外の人達とたくさん接する事になります。 
 
そんな経験をすると 
 
やはり不動産業界は特殊 
 
こんな事に気づきます。 
 
その特殊性 
 
たくさんありますが 
 
一番感じるのは 
 
自慢話は不動産屋は大好きですが 
 
一般の人はほとんどしませんね。 
 
それを見ると 
 
自慢話は自らの価値を下げる 
 
ってのが良く分かります。 
 
特に不動産屋が大好きな 
 
ケンカ自慢オンナ自慢 
 
ゴルフ知り合った他の業界の人で 
 
こんな話しをする人に出会った事がありません。 
 
まぁ不動産屋は色んな人達を相手にしますから 
 
少しくらい強さをアピールしないとナメられる 
 
そんな面がありますから 
 
もしかしたらケンカ自慢は職業病かも知れません 
 
また 
 
そんな厳しい思いをしてお金を稼ぐ動機が 
 
性欲 
 
そんな男も多いでしょうから 
 
どうしても不動産屋は 
 
オンナ自慢、ケンカ自慢になる訳です。 
 
しかし 
 
不動産業界も今急速に変わりましたよね 
 
この世界も 
 
遅ればせながら 
 
他の業界に近づきつつあります。 
 
今の若い不動産屋は 
 
武勇伝を語る事はほとんどありません 
 
自慢話は大体40代後半以降の人達の専売特許です。 
 
その意味では 
 
もう自慢話が生き甲斐のお父さん達も 
 
絶滅する日が近い 
 
私はそんな風に感じています。 
 
では 
 
どうしてそんなに急に人種が変わったのでしょうか? 
 
実はこの変化は 
 
不動産業界の変化では無く 
 
世の中全体に起こってる変化なのです。 
 
その変化は 
 
一口で言えば 
 
ハッタリが通用しなくなったのです。 
 
どうして通用しなくなったかと言えば 
 
インターネットの出現によって 
 
たくさんの情報が発信され 
 
誰でも実態に晒される 
 
そんな時代になったからです。 
 
例えば格闘技の世界で言えば 
 
合気道だの気功だの 
 
伝説の格闘家みたいな人達がいた訳ですが 
 
今の時代では 
 
総合格闘技がたくさん見れますから 
 
そんな場所で結果を見せない限りは 
 
口伝えだけでその人を畏怖する 
 
なんて人は少ない訳です。 
 
私自身 
 
若い頃草野球をやっていて 
 
球が速いなんて言われて舞い上がっていましたが 
 
バッティングセンターで球速を測る機械があって投げたら 
 
歯を食いしばり思い切り投げたにも関わらず 
 
たった106㌔でした 
 
これで 
 
私は急速に草野球への興味が失せました 
 
そんな感じで 
 
世の中情報通信手段の発達で 
 
ハッタリが全く通用しなくなったのです。 
 
ですから 
 
今自慢話に明け暮れるのは 
 
そんなネットの無い時代に思春期を迎えたお父さん達だけ 
 
って事になります。 
 
もう自慢話は 
 
自分の評価を落とす以外の使い途はありません。 
 
もうすぐ絶滅するとは思いますが 
 
おくればせながら 
 
これが癖になってる人達は 
 
早めにそれを根絶する事をお勧めします。 
 
私自身若い頃は 
 
そんな仲間でしたからね 
 
今思い出しても 
 
恥ずかしくなります。 
 
 
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スーツを着た野獣たち

2018年10月20日 | 不動産業界
セキスイハウスが詐欺で大金を騙し取られた事件 
 
ここになって地面師グループが逮捕されて 
 
色々報道されてますが 
 
私は長年この世界に居ながら 
 
初めて地面師の実態を知りましたね。 
 
これほど組織化され分業化されてる 
 
なんて思いませんでした。 
 
単なるブローカーの詐欺師バージョン位にしか思っていませんでした。 
 
今回の事件で 
 
一番驚いたのは 
 
セキスイハウスの杜撰さですね。 
 
この取引 
 
私が当事者であれば絶対に進めません 
 
交渉の過程から決済の段階まで 
 
詐欺師特有の行動がたくさん見られるのです。 
 
具体的には100億の物件を60億で売るとか 
 
あるいは 
 
他に買手がいると言って煽るとか 
 
原野商法の時代から続くいかがわしい人間達の口から出る 
 
単純な話が飛交っており 
 
尚且つ売主になりすました女は 
 
自分の干支を間違えてますから 
 
これで決済したセキスイの担当者 
 
かなり責任は重いです。 
 
それよりも何よりも 
 
事前に本当の売主から売却はしてない 
 
って内容証明まで届いてるんですよね。 
 
これでお金を払うなんてのは 
 
かなりの間抜けです。 
 
大体登場人物を見ると 
 
全ていかがわしさが表に出てますよね。 
 
実際にその前に話しを持ちかけられた不動産屋は断っています。 
 
つまり 
 
私達であれば簡単に見抜ける話しに 
 
上場会社でありながら 
 
はまんまと引っかかった訳です。 
 
どうしてそうなってしまったのか? 
 
まぁここから先は私の想像になりますので 
 
確かな根拠はありませんが 
 
私が思うには 
 
売主側の弁護士が立ち会ったからです。 
 
もちろんそれに加えて買主側の司法書士も書類は間違い無い 
 
って言った訳ですから 
 
それでもう疑念は吹っ飛んだのです。 
 
つまり 
 
60億の大金が動くにも関わらず 
 
セキスイは 
 
弁護士と司法書士の言葉で 
 
全ての疑念は脇に置き去り 
 
突き進んだ訳です。 
 
詐欺師はそれを目的に弁護士を連れてきた訳ですから 
 
まんまと引っかかったって訳です。 
 
この顛末を読むと 
 
昔ある大手の会社の友人が言ってた 
 
“会社の金は誰の金でも無い” 
 
って言葉を思い出しましたね。 
 
実際にセキスイの損害は 
 
会社としては損害ですが 
 
個人として金銭的な責任は問われないはずです。 
 
会社にはいられなくなる可能性がありますが 
 
転職して終わりでしょう。 
 
役員はもしかしたら株主訴訟になるかも知れませんが 
 
実際には詐欺師に直接会ってませんから 
 
部下の判断を覆す材料は無かった訳で 
 
その意味では役員にとっては不可抗力 
 
だったと思います。 
 
つまり 
 
60億近い被害を出しても 
 
大きな会社であれば 
 
ヘマをやらかした社員の責任も 
 
あるいは被害を受ける主体も 
 
いまいちはっきりしないのです。 
 
これが 
 
私の友人が 
 
“会社の金は誰の金でもない” 
 
って言った理由です。 
 
まぁしかしその話は大手の会社だけの話しですよね。 
 
我々のような小さな会社ではそれはあり得ない話しです。 
 
セキスイですからそれだけの損害でも 
 
びくともしませんが 
 
我々のレベルではその10分の1でも子孫代々まで迷惑をかけます。 
 
ですから 
 
日々 
 
詐欺師には細心の注意をしていまますから 
 
今回のような話しに引っかかるセキスイ 
 
かなり愚か 
 
そんな風に思うのです。 
 
まぁ詐欺でなくても 
 
私達の生きる世界は 
 
ビジネスの名の下 
 
たくさんの罠が待っています。 
 
不動産の世界で言えば 
 
投資マンションやら相続対策やら 
 
儲かると見せかけて破綻に追いやる 
 
そんな仕組みも間違い無く存在します。 
 
実際に私達の地域でも 
 
おだてられて舞い上がった地主が 
 
全てを失った 
 
なんて人は何人もいます。 
 
こんな人達を見ると 
 
私達の生きてる世界は 
 
ある意味野獣が周りにウジャウジャいる 
 
そんな風にも言えます。 
 
そして 
 
野生動物の世界の野獣は 
 
どう猛な顔をしていますが 
 
人間世界の野獣は 
 
スーツを来て身なりを整え 
 
優しい言葉で寄って来ますから 
 
油断してたら 
 
いつの間にか餌食になってしまうのです。 
 
私は 
 
不動産屋でありながら 
 
日頃は作業着ですが 
 
バブルの頃 
 
身なりの良い銀行マンやらゼネコンやらの悪質さに 
 
嫌悪感が湧いたのが一つの理由です。 
 
イメージより実態 
 
口先より汗 
 
私の経営方針です。 
 
 
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秩序は利害の調整のために存在する

2018年10月19日 | 世間一般
サウジアラビアのトルコ領事館でのジャーナリスト殺害事件 
 
凄いですね。 
 
国の機関でありながら 
 
まるでアウトローの人達の事務所 
 
って感じですよね。 
 
世界で一番の石油輸出国ですから 
 
日本も仲良くしていますが 
 
今回の事件で分かる事は 
 
このサウジアラビアは未だに中世の支配体系が続いてる 
 
って感じですよね。 
 
ウサマビンラディンの気持が少し分かった気がします。 
 
この話し 
 
人権意識の強い欧米各国はすぐに反応して強く非難していますから 
 
恐らくサウジアラビアは苦境に立たされるって事になると思います。 
 
まぁしかしこの展開を突き詰めて考えると 
 
少し違和感がありますよね。 
 
確かにジャーナリストは殺されましたが 
 
シリアでは今でも毎日たくさんの市民が殺されてる訳で 
 
一個人として見れば 
 
ありふれた話 
 
って事になります。 
 
にも関わらずこれが大きく取り上げられるのは 
 
秩序に関わる事件だからです。 
 
領事館で国が暴力組織のような事をやるとすれば 
 
その国とはまともな付き合いは出来ない 
 
そんなジレンマがあるのです。 
 
しかし実際にはその事件は体裁を整えて終わりでしょうね 
 
そうしないと 
 
私達日本も含めて深く付き合いのある国は困る事になりますからね。 
 
まぁしかしこれまでも 
 
巨大な産油国故に 
 
こんな国家が存在する事ができた 
 
そう言えるのかも知れませんね 
 
石油で世界経済が回ってる以上は 
 
サウジアラビアには経済制裁もできなければ 
 
攻め入ることも出来ない訳ですからね。 
 
そんな感じで 
 
私達人間は 
 
モラルを口にして組織を安定させますが 
 
実際にはそのモラルは 
 
実利には勝てない 
 
これがサウジアラビアと言う国を見ると良く分かりますよね。 
 
国レベルでそうなんですから 
 
私達の身近な世界はそんな話しだらけです。 
 
特に不動産の仕事をすれば 
 
それを嫌と言うほど目にする事になります。 
 
親が生きてる内はとても仲が良かった兄弟が 
 
遺産相続になれば 
 
それまでの関係は瞬時に吹っ飛ぶ 
 
なんて事は良く目にします。 
 
また昔の事になりますが 
 
私はクリーンが売り物だったある自治体の市長さんが 
 
何のためらいもなくワイロを受け取る 
 
そんなシーンに立ち会った事もあります。 
 
そんな感じで 
 
私達が語る理念は 
 
所詮利害の下に存在する 
 
これが人間社会です。 
 
逆に言えば 
 
これを認めたくないと言う心理が働きますから 
 
人間社会には義理人情みたいな綺麗な言葉が溢れるわけです。 
 
この話し 
 
私のように人を使う立場になれば 
 
常に意識しなければなりません。 
 
当社の社員は皆頑張ってくれていますが 
 
しかし 
 
これを私が愛社精神がある 
 
なんて勘違いすると 
 
いずれ立ちゆかなくなります。 
 
社員は一人一人が 
 
自らの生活のために働いてるのであり 
 
その目的を達する事ができなければ 
 
瞬時に全員いなくなる 
 
これは当然の事です。 
 
ですから 
 
私は常に 
 
それを意識しながら会社の舵取りをしています。 
 
私の知ってる経営者の中には 
 
社員を褒めてばかり 
 
なんて人達が何人かいましたが 
 
そんな社長さんは 
 
口先で社員は動く 
 
そう勘違いしてるのです。 
 
ですから 
 
悉く最後は社員の給与を踏み倒してドロンです。 
 
私は 
 
人前で自社の社員を褒める事はありません。 
 
私が社員をつなぎ止めるには 
 
しっかり収入を確保する 
 
それ以外にありません。 
 
この緊張が 
 
自らを成長させるのです。 
 
まぁしかし 
 
緊張るって事はストレスですからね 
 
長年それに晒されて 
 
最近は体調が不調気味です。 
 
それでも 
 
その緊張からの解放はありませんから 
 
突き進むのみ 
 
自分の人生はそうやって諦めています。 
 
 
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家族の善悪は過去を知らずには決められません

2018年10月18日 | お客色々
毎日のように色んな事件が起こりますが 
 
私がいつも目を背けたくなるのが子供の虐待死ですね。 
 
小さな身体で一番自分を守るはずの親に殺される 
 
これ以上の残酷な話はありません。 
 
このニュースに接する度に 
 
行政は親の人権を制限しても子供を守るべき 
 
いつもそんな風に強く感じます。 
 
しかし 
 
子供が死ねばニュースになりますが 
 
死なない虐待 
 
これは表に出ない事が多い訳ですが 
 
多分もの凄い数になるんでしょうね。 
 
そんな人が成人してまた事件を起こす 
 
これも一つの流れとして間違い無く存在するようですから 
 
社会として子供を守らなかったツケを払わされてる 
 
そんな風に思う事もあります。 
 
しかし数ある事件 
 
被害者と加害者が明確に分かれれば分かり易いのですが 
 
実際には刑事事件としては被害者とされる件でも 
 
心情的には加害者 
 
なんてのもよくあります。 
 
少年犯罪では 
 
長年暴力を振るわれて 
 
お金を巻き上げられた先輩に耐えきれず 
 
ある日勇気を振り絞り刺す 
 
なんて事件がたまにありますが 
 
刑事事件としては加害者ですが 
 
時間軸で考えると 
 
被害者であった時期が長い訳で 
 
単にその犯罪を責める気にもなれない 
 
これが人情だろうと思います。 
 
そんな感じで 
 
一般に起こる刑事事件でも 
 
点で見れば善悪が分かれますが 
 
時間を遡って見れば 
 
心情的な善悪は逆転する 
 
なんて事もよくある訳です。 
 
この話しは私達不動産の仕事をするのであれば 
 
常に意識したい話しです。 
 
この善悪 
 
もちろん刑事事件だけではありません 
 
私達が日々行う業務でも 
 
善悪の話しが良く出る事があります。 
 
時々あるのが 
 
高齢の両親が 
 
同居してる子供から虐待を受けてる 
 
って話しで 
 
その転居先を見つけて移っていただく話しです。 
 
このケースで 
 
我々が絶対に意識しなければいけないのは 
 
一方の話しを聞いて 
 
家族の善悪を決めてはいけないって事です。 
 
お年寄りが涙を流して語るのを聞くと 
 
誰でも同情したくなりますが 
 
しかしそれだけで 
 
親にそんな思いをさせる子供は悪人 
 
なんて思い込んでは不動産屋失格です。 
 
私達は点でお客様と接する訳ですが 
 
家族は長い時間を共有して今に至ってる訳です 
 
この長い時間に思いをはせる事無く 
 
今の時点だけで善悪を決め付けては 
 
正しい判断ではありません。 
 
高齢になれば 
 
皆さん人の良い顔をしていますが 
 
若い頃は 
 
家族に暴力を振るってた 
 
なんて人もたくさんいる訳です。 
 
そんな親を 
 
歳を取って弱ったからと言って 
 
許せない子供がいたとしても 
 
それは全くおかしな話しではありません。 
 
そんな事まで想像を巡らせば 
 
今 
 
たまたま業務で知り合ったお客様の話を一方的に信じて 
 
家族の善悪を決め付ける 
 
なんてのは愚かな事だと理解できるはずです。 
 
家族の善悪は 
 
他人では決められない 
 
この仕事をするのであれば 
 
しっかり頭に叩き込みましょう。 
 
世の中には 
 
親を憎んでる子供はたくさんいるし 
 
また 
 
憎まれても仕方がない親もたくさんいるのです。 
 
 
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メールアドレスで遊んではいけません

2018年10月17日 | 人生一般
毎日たくさんのメールをいただいたり送ったりしますが 
 
メールアドレスを直接打ち込む事はほとんどありませんね 
 
ただたまにどうしても打ち込まなければならない事がありますが 
 
そんな時にアドレスが長いと本当に面倒ですね 
 
老眼ですから長いアドレスを頑張って打ったのに 
 
打ち間違えで送信できない事が良くあります 
 
で 
 
どこが間違ったのか? 
 
これを見つけるのもまた一苦労です。 
 
こんな事を繰り返していますから 
 
アドレスが長いとまたか? 
 
ってガッカリします。 
 
ただこの長いアドレス 
 
誰も好きでそうしてる訳ではないんですよね。 
 
私自身も携帯のメールは長くなっていますが 
 
なんせ短いと迷惑メールが洪水のように押し寄せてきますから 
 
その度にアドレスを変更して長くなった訳です。 
 
結果私はもう自分の携帯アドレスを記憶する事ができなくなってしまいました。 
 
まぁ実際には端末には記録されてますから大きな問題はありませんが 
 
高齢者はその端末に記録されてるデーターを見つける事ができない人もいますね 
 
私の妻なんぞはよく友人とその事で 
 
ああでもないこうでもないと長々とやっています。 
 
ですから長いアドレスでも本来は記憶できれば良い訳ですから 
 
そのためには自分が覚えやすいようなアドレスにすれば良い訳ですよね。 
 
で 
 
たまにそんな人からのメールをいただきますが 
 
中には延々と並ぶアルファベッドのアドレスは 
 
自分のアドレスの意味を相手が知る事は無い 
 
そう思ってるのか 
 
たまに 
 
こちらが恥ずかしくなるような物がありますね 
 
このブログを読んでる方もいますので詳しくは書けませんが 
 
外見では絶対に見えない内面 
 
そんな物が少し覗けたりします。 
 
まぁしかし思いますが 
 
高齢者と言っても 
 
突然高齢者になった訳ではありませんからね 
 
若い頃は片思いの人もいたでしょうし 
 
未だにその人が忘れれない 
 
なんて事もあるでしょう。 
 
また 
 
大人になるまでには色んな経験をしてますからね 
 
その事を想い出せば 
 
その時代に気持が戻るのかもしれません 
 
ふぅ 
 
私は一体何を書こうしてるんでしょうかね? 
 
書きたいけど書けない 
 
まぁ読んでる人は何がなんだか解らないでしょうね。 
 
いずれにしても 
 
たかがメールアドレスですが 
 
油断してしまうと 
 
自分の人格を大きく損ねる 
 
そんな事もあるんだって事 
 
特に高齢者の方達 
 
是非気をつけましょう。 
 
絶対にダメですよ 
 
英語の隠語とか・・ 
 
笑いは取れますけどね 
 
アナタのイメージはブチ壊れです。 
 
あっ? 私書いちゃいました? 
 
本人が見て無い事を祈るのみです。 
 
この話しはこの位にしましょう。 
 
いずれにしても私達人間は 
 
誰でも表に出す顔と 
 
表に出せない顔を思っています 
 
にも関わらず 
 
その評価は隠してる内面には及びません 
 
であれば 
 
人に知られたくない内面は 
 
徹底的に隠す事です 
 
油断して 
 
少しでもその内面を晒せば 
 
長年築き上げた表の評価が 
 
一気に崩れる訳です。 
 
そうならないように 
 
日ごとから 
 
細心の注意を払いましょうって事です。 
 
メールアドレスごときで評価が落ちたら 
 
たまったものではありませんよね。 
 
お気の毒です 
 
 
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