友人の同業者が
50歳を過ぎて
蓄えが少ないのに気づいて焦ってる
って話しをしていました。
まぁこんな人は日本にはたくさんいるんでしょうし
もしかしたらそんな人が大多数かも知れませんが
この人の場合は少し事情が違います。
彼はこれまで大金を稼ぎ続けて来た訳です
ですから
少し位贅沢をしても
老後に困らないだけの蓄えは十分あったはずですが
本人曰く
稼いだだけ使った
って言っていました。
別荘を買ったり船を買ったり
って感じです。
このパターン有名人に多いですよね。
加山雄三だとか
こないだ亡くなった輪島だとか
ゴルフでもジャンボ尾崎は
借金で歩行が困難になってもゴルフを止められない
って話しを聞いた事があります。
また大リーガーの7割は破産する
なんて事も言われています。
つまり
大金を稼ぐ事は
逆にお金に困る最後を迎える
これも構造的に間違い無く存在するのです。
ではどうしてそうなるのでしょうか?
皆さんお金を稼いだらそれが永遠に続く
そう考えて浪費に走るのでしょうか?
まぁそれが一番大きいと思いますが
実は生活に困窮する理由は他にあります
それは税金です。
輪島の場合
まだ現役の頃税金が払えずに協会が立て替えた
なんて逸話がありますが
税金は所得に応じて大きくなりますが
後からやってくるので
一度大金を稼ぐと
翌年以降も稼ぎ続けないと
すぐに津波のように飲み込まれて破綻するのです。
まぁ稼いだときに使わずに残せば良い訳ですが
それが難しい事情もあります。
それは自分が浪費しなくても
周りが大金を稼いだ事を知っていますので
その付き合いの中でどんどんお金が消えてくのです。
私の友人の場合は
それまで割り勘で飲んでた同僚や部下に奢るようになり
そしてそれが習慣になり
結果
50歳になって呆然とする訳です。
こんな感じで
お金を稼ぐと
それに伴い必ず出費が増えます
その事に対する備えの意識が乏しいと
悲惨な事になる訳です。
これが
大金を稼いだ人が苦境に陥るパターンです。
ですから
今頑張って稼いでる同業者の皆さん
歩合がたくさん入って喜ぶだけではダメですよ。
一番大切なのは
その後必ず襲ってくる税金とお金に対する気の緩みへの備えです。
これがあって初めて
手に入れた大金が意味を成すのです。
この税金の反撃
会社を経営していれば更に危険が大きく増すようになりましたね。
それは消費税です。
消費税は会社の業績に関わらず支払う事になりますが
顧客から受け取ったお金が分かれてる訳ではありませせん
売り上げと一緒に口座に預けますが
決算の時にその口座に余裕が無いと
消費税を支払えなくなるのです
ですから
今の時代は
よほど余裕を持った資金繰りをしないと
この消費税でアウト
って事にもなります。
会社経営をする人は少ないのかもしれませんが
一般の人でも
お金を稼ぐことは
転落の危険が増す
これはしっかり頭に入れておくべきでしょうね。
私達のお客様を見て
いつも思う事は
昔自営業で稼いだ人が生活保護
このパターンが多いですね。
自営業って事は年金もあまり貰えませんから
体力が落ちたら即アウト
そんな人が多いのです。
若い内に稼いだ人は
老後に備えて
アパートの一つでも持った方が良いですね。
今私達が行ってる仕事は
元自営業者が
不動産を売却して
そして老後の資金にする
そんなパターンが増えてます。
逆に言えば
不動産を持ってない方達は
皆さん苦境に陥るのです。
私は
余裕の無い人が借り入れをして不動産投資をする事はお勧めできませんが
蓄えがある人は
不動産に投資するのが一番
そう思っています。
他人のお金で不動産を買えば失敗する事が多いですが
自分のお金で不動産を買えば
滅多に失敗はしません。
|
||
日中
競争から強調へ
最近安部総理の訪中を受けて流れて来たニュースのタイトルでしたが
日本と中国は
ついこないだまで尖閣の問題で最悪の関係にあったのに
すざましい早さの急接近ですよね。
改めて人の作る世界の移り変わりの早さを感じました。
靖国だの歴史認識だの尖閣だの
もしかしたら永遠の超えられないかも知れない
って思った話しが
一気に吹っ飛んだって感じですよね。
大変不思議な話ですが
それを引き起こしたのは言うまでも無くトランプさんですよね
アメリカ第一主義を掲げて
中国だけで無く
日本にも厳しい態度で接してきますから
これではたまらんと
日中が急接近って訳です。
多分歴史的に見れば
トランプさんの登場は
ソ連崩壊に匹敵する位の世界秩序の変化をもたらすように思いますね。
反社会勢力が
上納金の負担が大きくなり分裂するように
日本もこれまで守ってくれると思ってた親分が
無理難題を押しつけて来るようになれば
もう別の道を歩むしかありませんからね。
と
まぁここまでは政治から見た極東アジアの話しですが
実は今の時代
もしかしたら政治は排除して
経済から見た方が本当の世の中は見える
そんな風に感じる事がありますね。
日米同盟なんて言いますが
貿易額で言えば日本にとってはアメリカより中国との取引の方がはるかに大きい訳で
その視点から見れば
アメリカとは縁が切れても中国とは切れない
そんな関係になっています。
つまり元々歴史認識だの何だのと言ってる間も
ビジネスは淡々と進められており
その意味では政治に大きく左右されなかった
そんな実態も見えるのです。
私達の身近な世界でも
人間関係はお金で見た方が実態が見える
なんて事はよくある話しです。
年老いた親を心配して頻繁に様子を見に来る孝行息子が
その親が入院してお金が無いことが分かると
それっきり見舞いにも来なかった
なんて話しも聞いた事があります。
また某大手の住宅メーカのやり手営業マンは
一人暮らしのお婆さんの家に頻繁にやって来て
自分も田舎におふくろを残してますから
他人とは思えない
とか何とか言ってたのに
最後にアパートを建てたら
それっきりウンもスンもなく来なくなった
なんて嘆いてた家主さんもいました。
そんな感じで
私達人間の世界は
建前の綺麗な言葉が飛交いますが
実際にはその言葉よりお金
これで見た方が
より真実は見える
なんて事も多い訳です。
この仕事してると
どうしてもそれが分かるようになりますので
相手の心がハッキリ見えてる時には
言葉を交わす事も苦痛
なんて感じる事もよくあります。
これも職業病です。
相手だけではありませんよ
自分自身も
お金によって対人関係を築く
そんな風になるのが分かってますから
だから
原則的には
プライベートでお客様と付き合う事は無いのです。
社員からは
散々お客様とのゴルフを求めれますが
そんな理由ですから
皆さんご理解下さいね。
私は
できれば
仕事のために自分を偽る
そんな生き方は極力したくない
そう思っています。
理由は
自分のそんな面が嫌いだからです。
自分で自分が嫌いになったら人生おしまいですからね。
たまには我が儘も言わせてもらう訳です。
昨日の夕方
70歳代と思われるお婆さんと
40代半ばと思われる娘さん
二人で突然当社を訪ねて来ました
複雑な話しになったために
担当社員から私に出動要請がありましので
じっくりお話を聞かせていただきました。
残念ながらここで内容に触れる事はできませんが
切羽詰まった深刻なお話でした。
お二人には大変同情しますが
しかし私達にはどうする事もできません。
刑事と民事がからむ話しですが
“警察と弁護士のお力を借りて解決して下さい”
そう言うしかありません。
しかし力にはなれませんが
この方達が苦境に陥った理由
これは普通であれば防げる事ですから
是非このブログを読んでる人は学んでもらいたい
そう思います。
私達人間は
夫婦の絆とか
あるいは親子の絆
なんて言いますが
物理的な束縛と違い
心の絆は元来その存在すら疑われる
そんな危うい物です。
夫婦の絆なんてのは
お互い若くて愛し合って結びついたのに
時間の経過と共に
見た目は老いて行きますから
その絆もそれに合わせて変化しなければ続きません
生物的な魅力を失えば
それをつなぎ止めるのは
経済的な互恵関係であったり
あるいは子供の存在であったり
って事で続くのです。
また私達人間は動物とは違い
貸し借りの感情
これも人をつなぎ止める大きな力になります。
私達兄弟が来年100歳を迎える母親を大切にしてるのは
自分たちに愛情を注いで育ててくれた
この恩を強く感じてますから
姉は毎日下の世話をしてその借りを返してるのです。
私は離れてますのでその借りが返せず
いつもどこかに罪悪感がありますが
これが人間です。
しかしこの貸し借りの感情は
個人差がありますから
人によっては愛情を受けた親でも
老いれば邪魔者扱い
こんな人達もたくさんいます。
財産だけ残して早く逝って欲しい
なんて思ってる人の方が多いのかも知れません。
小さい頃は
お母さんが大好きでしがみついてたのに
いつの間にかその死を願う
残念ながらこれも人間です。
つまり
親子の関係であっても
その絆はよほどの事がないと続かない
これは頭の隅に入れておくべきです。
にも関わらず
その絆を疑う事無く生きてきたから
今回の方達は苦境に陥ってる訳です。
芸能人は昔から離婚が多いですが
その外見の美しさに次から次へと異性が寄って来ますから
死ぬまでの愛を誓ったはずの夫婦の絆は簡単に崩れ去るのです
私のように女性にもてなければ
妻を大切にしますから
絆は強い物になります。
また不動産屋も離婚が多いですが
これもお金に女性が群がってくるからです。
古い奥さんを捨てて
若い奥さんを手に入れて
ベンツを買って上げたりしますが
そんな夫婦をつなぎ止めてるのはお金ですから
ご主人の会社が倒産して
お金に困るようになれば
もう夫婦の絆は限りなく細くなります
いつ切れてもおかしく無い危険な状態です。
それに加えて
ご主人が脳梗塞で入院して半身不随
なんて事になれば
逃げ出すのは別に何の不思議もありません。
若い奥さんからすれば
お金と引き替えに若い身体を提供してるのであり
お金がもらえなければ
とっとと他の人に高く売る
当たり前の話しです
この理解が足りずに
モロい夫婦の絆に頼るから
苦境に立つわけです。
ふぅ
漠然とし過ぎですね。
我が身に火の粉が降り注がないようにするには
この辺が限界です。
悪しからず・・・
カナダからマリファナが嗜好品として認められた
なんてニュースが流れて来ましたがまぁ驚きましたね
アメリカの州単位ではそんな話しがありますが
先進国でこんなケースは初めてだそうですね。
こうなると
マリファナは日本では刑務所行きですが
果たしてそれで良いのか?
疑問が湧いてきますよね。
大体この大麻草
北海道では自生してるそうですね
そんな物を取り締まるってのは無理がある
そんな風に以前から感じていました。
実は当社の管理してるアパートでも最近大騒ぎになりました
雑草だと思っていたら大麻草だったようで
警察が来て色々調べていましたが
長いこと誰もそれが大麻草だと分からずに
普通に毎年草刈りしてたんですよね。
その後は市役所がやってきて全て根こそぎ撤去したそうですが
こんな事が最近あったために
カナダの大麻解禁
いずれ日本もそうなるかも知れない
って瞬時に思いましたね。
大麻よりタバコの方が身体に悪い
なんて話しも聞きますからね。
この私達の管理物件の大麻草
結局誰が植えたか?
またそれを誰かが吸ってたのか?
分からず終いでしたが
しかし人間は不思議な物で事件があって犯人が見つからないとなれば
少しの事で人を疑うようになりますね。
当社の社員は
近くのアパートで少し言動行動がおかしい人がいれば
“あの人じゃ無いか?”
って良く話しています。
実際には警察が捜して犯人が確定できなかった訳ですが
あれこれ疑うのは失礼な話しですが
私達の仕事をしてると
クスリをやってるんじゃないか?
って疑いたくなるような人はたまに出会いますので
何となく違和感を感じてそんな会話になる訳です。
ただ
私達の仕事をしてると
疑い深くなるのは職業病ですね
お客様の中には
邪悪な人間もたくさんいますから
どうしてもその被害から免れる事を意識しなければなりませんので
疑い深くなる訳です。
これは
仕事を離れると生きる妨げになりますから
不動産屋の皆さんそれも意識して
私生活ではトラブルにならないように気を付けたい物ですね。
昔同業者のお父さんが
素行が悪くなった息子に悩んでいました。
ある日偶然息子の腕の注射痕が目に入ったので
覚醒剤を打ったと決め付け殴ったそうです
その後その注射痕は献血したためだと分かって
もの凄く後悔してましたが
不動産の仕事はこんな悲劇を起こす可能も含んでる訳です。
昨日友人のお医者さんと喫茶店でコーヒーを飲みながらあれこれ話しましたが
当然話題は私の人生で初の救急車搬送の話しになる訳ですが
その時に私が
痛みに耐えられずに119番に電話をかけたのに
救急隊員ものんびりしていて一向に私の痛みには無頓着なばかりか
病院に着いても
医者も看護師も全く慌てる気配がなく
結果私は長時間苦しんだ
なんて話しをしたら
まぁ医者の言う事は凄いですね
私が痛がってるのに
救急隊員も医者も看護師も慌てない理由は
逆に私が痛がってる姿で
緊急性は弱い
そう判断するそうです。
では緊急性が高い患者とは?
基本的に意識を失ってますから
大人しくしてますし
意識はあっても混濁状態ですから
私のように大声で痛みを訴える人もいない訳です。
言われて見るとテレビで命がかった救急搬送される患者は
大体意識不明で
心臓マッサージをしたりなんかしてますよね。
私は痛みみを訴え続けましたが
これは医者に治療を急がせるために
アピールすると言う意味では逆だった訳です。
だから皆さんのんびり対応して
私は長く苦しんだ訳です。
まぁ知らないと言う事は損ですよね
今度同じ事が起こったら
大声で痛みを訴えるのでは無く
極力耐えながら
意識が飛びそうになってるフリ
これを心がけたいと思います。
まぁしかし私には無理かも知れませんね
なんせ痛がりですからね
そんなレベルの低い話しはともかく
良かれと思ってやった事が裏目に出る
人生はそんな話しだらけですよね。
最近の体操の界のゴタゴタでも
見込みのある生徒に力を注いで指導したら
その生徒の実力が伸び
そして名が知れるようになったら
朝日生命体操クラブに持っていかれた
なんて嘆いてる人もいましたね。
また私が長年お客様を見て思うのは
子供の将来を思い
頑張ってお金をかけて教育した親が孤独になるパターンですね。
親が孤独になるだけでなく
子供達も疎遠になる
そんなケースがよくあります。
これもはっきりした理由があります。
良くノーベル賞を取る優秀な先生方を見ると
長年アメリカで暮らしてる人が多いですよね。
つまり優秀であれば
世界から求められますから
親からは遠く離れて住む
そんな可能性が高くなるのです。
また子供同士が疎遠になるのも
物理的な距離だけでなく
お互い優秀ですから頼る必要が無くなり
結果あまり連絡を取らなくなる訳です。
もう随分前の話になりますが
ある講演会で
何の変哲もない過疎地のお年寄りが出て来た事があります。
その人が語った事
今でもはっきり覚えています。
それは
村の仲間には優秀な子供達が生まれる人達が居て
子供が小さい内は自慢するのですが
やがて時が過ぎると
その子供達は遠くに行ってしまい
全く実家には戻って来ない
ですから年老いてからは
訪ねて来る人もなく
悉く淋しい人生を送ってるって話しでした。
逆に優秀でない子供達は
村から遠く離れるのが不安なために
実家に近い所で暮らしますから
結果そんな家系のお年寄りは
死ぬまでたくさんの孫に囲まれて楽しく暮らす
そう語っていました。
この話し
私が実感として分かるのは
私の村で正にそれを目にするからです。
田舎では学校の先生は尊敬されますが
しかしその先生方の家は
老人独居が目立ちます。
ところが
農業一筋で通した私の実家は
今たくさんの子供や孫がやってきて
まるで保育園の賑わいです。
そんな感じで
私達は
前を向き努力して豊かな生活を手に入れる訳ですが
その結果は
必ずしも幸せとは限らず
裏目に出る事もある
これを頭に入れるべきですよね。
豊かな生活を手に入れる代償として
孤独が訪れる
この原理は間違い無く存在しますので。
その事も頭に入れて
金儲けもほどほどに
って私はいつも思います。
|
||
私の孫はまだ2歳ですが
来年から幼稚園に入るそうです。
少子化で幼稚園は早い内から園児を確保し
親は保育園が順番待ちなので
幼稚園に流れる訳です。
で
入園するのは来年からですが
もうすでに週に1回幼稚園が預かってくれるそうです。
未就園児の体験入園って訳です。
まぁしかし2歳半ですからね
聞くところによると
最初の日は母親にしがみついて離れず結局連れ帰ったそうです。
で2回目
今度は無理矢理置いてきましたが
その後母親が迎えに来るまでずっと泣いていて
先生方に迷惑をかけた
そんな話しをしていました。
そして3回目
今度はなんとか慣れて
最後まで泣くこと無く頑張ったそうで
私にそれを本人が自慢げに
“泣かなかった”
っと言ってましたので
思い切り褒めて上げました。
が
泣かなかったのは良いのですが
たくさんの子供が集まる幼稚園
それまでほぼ無菌状態で育った子には
お土産があるようで
それを持ち帰ってきました。
風邪です。
40度近い熱が出て
私達も随分心配しました。
しかしその様子を見て
生きると言う事はそのまま試練の始まり
そんな風に思いましたね。
その試練を一つ一つ乗り越えて
そして人生の最後を迎える
これが私達に与えられた運命です。
私達から見れば小さい子の行動は
微笑ましい光景ですが
本人とっては幼稚園初日は
恐怖と不安で泣きわめいた訳で
大変辛かったと思います。
それを乗り越えたら
今度は集団の中で蔓延するウイルスだのばい菌だの
そんな試練が次々襲ってくる訳です。
まぁ厳しい物ですよね。
こんな人生なら無い方が良い
そう思う人も多いんでしょうね
だからたくさんの人が自殺する訳です。
私自身人生を振り返ると
苦難だらけでしたね。
しかし
今になってその当時を思うと
何であんな事で悩んだんだろう
って思う事が大半ですよね。
夜眠れないほど悩んだ事が
その出来事の中身はほとんど忘れてるなんて事もあります。
過去の苦しみを振り返るとそんな話しだらけです。
つまり
私達人間は
風邪に感染して免疫ができるのと同じで
苦難も一度体験すれば
それに馴染み
大した苦痛ではなくなる訳です。
そして
その苦しみ
病気などの肉体的な苦しみと
精神的な苦しみがありますが
精神的な苦しみは
人間関係に起因する事がほとんどですから
トラブルをたくさん経験すればする程
免疫が出来て行きます。
当社の社員を見ても
最初の内は理不尽は同業者や顧客に
感情的になる事もありますが
経験を積めば
まずキレる事はありません。
その姿を見て
良い人生になったな
って思います。
逆に言えば
感情的になってる人を見ると
人生辛いだろうな
って同情しています。
いずれにしても
感情の免疫力が強くなる
これは
この仕事の大きな見返り
私はそう思っています。
|
||
沖縄の不動産屋が言っていましたが
他府県から不動産を探しに来る人達の中で
一定割合で
実際には不動産を探す事より観光目的
そんな人達がいるそうです。
一日中あっちこっち見て歩いて
結局最後は
“よく検討してご返事します”
って言ったっきりウンもスンもない
つまり
不動産屋を観光タクシー代わりに使ってるって訳です。
この話し
沖縄でたくさんの不動産屋が体験してますから
最近はそんなお客様は最初から分かるので
案内してくれと言われても
断るそうです。
これ
一般の消費者からすれば
不動産業界は客をないがしろにしてる
なんて感じるかも知れませんが
実は
顧客を見抜いて対応する
これは不動産の仕事では大切な事です。
理由は
不動産は成功報酬ですから
冷やかしの客に振回されては
仕事が成り立たないのです。
ですから
ある程度お客様を事前に選別する
これは不動産の世界では当たり前とも言えるのです
これ
例えばお客様自体は冷やかしではなく
本気だったとしても
それだけで不動産屋はそのお客様が徒労に終るのかどうか?
判断する訳ではありません
売買であれば
いくらお客様がその気になっても
ローンが通らない人がいますから
これも最初に年収やなんかをある程度聞いて
見込みがあると確認して案内する
これが普通のパターンです。
賃貸であれば
最近はお客様がネットで調べて
物件を特定して見せてくれ
って来店する事がありますが
これも
家主の性格と照らし合わせて
貸して貰えない
なんてケースがありますから
案内を断る事もあります。
最初から家主の許可が下りないのが分かってて案内すれば
私達だけでなく
お客様の時間も無駄にする事になります。
ですから
丁寧にお客様に説明して理解して貰い
他の物件をおすすめする事もよくあります。
たまに
他の物件もご案内できない方いますね。
お客様の属性で
審査が通らない事を伝えたら
その場で逆上した人もいました
落ち着いた後
“他の物件を出せ”
って高圧的に言ってきますが
これでは先が思いやられますから
当社の物件は全てお断りしますし
他社を通じて申し込まれても困りますから
社内で情報を共有する事になります。
こんな感じで
不動産の仕事は
意識しないとムダな仕事に流されますから
その備えってのも大切な訳です。
そんな中
最近になって増えて来たのが
不良入居者がいる物件の管理を依頼してくる家主ですね
この不良入居者の整理は
当社の得意とする所で問題は無いのですが
図々しい家主は
その整理だけ当社にやらせて
物件に問題が無くなった途端
他の不動産屋を通して売却してしまった
なんてケースがいくつかありました。
面倒な事だけやらせて
手放すときは事後報告です。
担当者は怒っていますが
しかし怒るのは筋違いですね。
悪いのはそんな家主を見抜けなかった自分です。
私自身はそんな人達はたくさん見てきましたので
距離をおくべき人は分かりますが
経験の浅い社員は分かりませんから
あれこれアドバイスする事が増えました。
図々しい人に振り回されては
時間と経費がムダになるだけでなく
精神衛生の上でも大きくマイナスですからね。
当社の社員は全員真面目ですから
そのパターンに簡単にハマりますから
私はこんな話しをブログに書いてる訳です。
|
||
|
||
|
||
|
||
|
||