駅前不動産屋今日も回りは敵だらけ

株式会社 ハウスショップ 東京都町田市

寄付だけでは社会は回りません 税金があるから成り立つのです

2018年05月31日 | 世間一般

先日千葉のゴルフ場に行くときに 
 
道の横に警察官と人が5~6人 
 
何かを囲んで見てましたので 
 
もしや死体? 
 
って思って 
 
ヤジ馬根性が頭もたげて 
 
車を止めて見てみました。 
 
そしたらやっぱり死体でした。 
 
ただし人間では無く大きな鹿 
 
まぁしかし随分鹿が増えた物ですね。 
 
その通りは田舎ですがバス通りで 
 
コンビニやなんかもあります。 
 
こんな所まで鹿が下りてくるようになったって訳です。 
 
これからは農家の皆さん大変ですね。 
 
この辺りの田んぼを見ると 
 
こっちはイノシシ対策だと思いますが 
 
電流を通した柵が巡らしてあります。 
 
こんなにお金をかけて採算はとれるのか? 
 
って心配になりますよね。 
 
昔は田んぼには 
 
鳥よけの案山子を立てておけばよかったのですが 
 
今は獣よけになりましたから 
 
その対策費用はケタ違いだと思います。 
 
で昔のカカシ 
 
私が子供の頃も田んぼに立ててましたが 
 
スズメが米を食べるのを防ぐために立ててました 
 
それがどれだけ効果があったのか分りませんが 
 
いずれにしても米作りの大敵はスズメだった訳です。 
 
でこのスズメ 
 
シカやイノシシとは逆に 
 
大きく減ってるそうですね。 
 
絶滅危惧 
 
なんて言葉も聞かれます。 
 
こうなると 
 
今度は駆除対象から保護へ 
 
って事になっていきます。 
 
まぁ人間の勝手ですよね 
 
昔はスズメを駆除して野生動物を保護 
 
今はまったく逆で 
 
シカやイノシシは害獣でスズメは守りましょう 
 
って話しです。 
 
野生動物からすれば 
 
人間が一番の害獣なんでしょうね。 
 
こんな風にして世の中を見ると 
 
面白い事に 
 
世界が違って見えます。 
 
つまり 
 
人間中心に世の中を見るのと 
 
人間も単なる動物の一部 
 
そんな視点で見ることの違いです。 
 
私は随分前から 
 
人間を中心にした世界観とは決別してますので 
 
逆に人間中心で組み立てられてる宗教 
 
これが真実とはほど遠いと思っています。 
 
死んだら極楽だとか天国だとか 
 
あるいは信じれば永遠の命だとか 
 
私から見れば 
 
どう考えても人間が作り出した発想です。 
 
世の中を見れば 
 
そこに溢れてる創造物は 
 
人間には全く役に立たないものだらけです。 
 
逆に人間には害にしか成らない 
 
そんな生物もたくさんあります。 
 
ゴキブリだとか農業の妨げになる雑草だとか 
 
数え上げたらキリがありません。 
 
そんな風に世の中を見て 
 
私は人間中心の世界観は人間が作り上げた物であり 
 
真理とはほど遠い 
 
そんな風に思ってる訳です。 
 
ただ人間社会で 
 
私のような世界観は少数派ですから 
 
これを表に出しすぎると 
 
世渡りの妨げとなります。 
 
ですから日頃はあまりこの事を語る事はありませんが 
 
たまに 
 
目に見えない世界を利用してたり 
 
あるいは利用されてたり 
 
なんて人達に 
 
チクリと語る事はあります。 
 
以前そんな人がやってきて 
 
私にある慈善団体の寄付を求めてきました。 
 
“川端さんそろそろ徳を積む事を考えましょう” 
 
って言いながら・・・・ 
 
少しの寄付で徳を積む事が出来て 
 
極楽が約束されるとすれば 
 
こんな安い話しはありませんよね。 
 
ただ 
 
私はお断りしました。 
 
すると 
 
その方キレ気味にあれこれ言ってきましたから。 
 
少し私の考えをお話しました。 
 
お金で徳が積めるとすれば 
 
私は十分積んでるんだと 
 
理由も語りました 
 
私は皆さんのように寄付を集めて回る事はしませんが 
 
仕事をする事によって 
 
寄付よりはるかに大きなお金を払ってるんだって事 
 
それは税金と社会保険です 
 
たまたま税金の支払い時期でしたので 
 
納付書もお見せしました 
 
つまり 
 
私が徳を積むために寄付金を集めても 
 
僅かしか集まりませんが 
 
仕事をする事によって 
 
莫大なお金を世の中のために生み出してる訳です。 
 
まぁしかし余り語り過ぎると険悪になりますからね。 
 
その位にしましたが 
 
いずれにしても 
 
ボランティアで社会貢献をしてる皆さん 
 
大変立派ですし 
 
尊敬しますが 
 
しかし良く考えて欲しいのは 
 
そんな人だらけになれば社会は成り立たないって事です。 
 
ビジネスが富を生み出し 
 
それによって私達は豊かな生活を送れる訳です。 
 
私は僅かの寄付金を集めるより 
 
働いてたくさん税金を払う 
 
これが一番の社会貢献だと思ってる訳です。 
 
それと 
 
いちいち求められるまま寄付をすれば 
 
すぐに会社は立ち行かなくなります。 
 
そんな事より 
 
会社を存続させる事の方が 
 
税金と言う血液供給になりますから 
 
はるかに効率的であり大きな意味があるのです。 
 
社会が未発達な社会では 
 
弱者救済の寄付やお布施は大きな意味を持つ 
 
これは理解していますが 
 
日本のように分配のシステムが出来上がってる国では 
 
寄付も大切ですが 
 
それより税金 
 
私はそんな風に考えています。 
 
ですから 
 
少し私に失望する人がいるかも知れませんが 
 
僅かの寄付で 
 
自己満足で終るような生き方は 
 
私の選択肢には無いって事 
 
これをご理解頂いて 
 
世界観の違いで気まずくなる事の無いように 
 
って思ってる訳です。 
 
それと勘違いしてもらっては困りますから 
 
あまり語りたくありませんが言っておきます。 
 
私が全く寄付をしてない訳ではありません 
 
災害が発生したときには僅かながら義援金に協力しますし 
 
自分がしたいと思えば時々恵まれない子供へ寄付もしています。 
 
寄付ですからね 
 
自分が納得してする物であって 
 
訳の分らない団体から 
 
集金のように来られても 
 
まずご希望にお応えする事はありません 
 
って話しです。 
 
 

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受け入れてもらえるかどうかは言葉より人物評価

2018年05月30日 | お客色々
昨日来社したお客様 
 
大きな会社の社長さんですが 
 
あれこれ仕事の話しをした後 
 
不思議な事を言い始めました。 
 
(お客様) 私、今から8年ほど前に死んだんだよ 
 
(私)   えっ?もしかして臨死体験ですか? 
 
(お客様) 臨死体験ってのは三途の川をみたとかお花畑を見たとか 
 
そんな話しだろう? 
 
(私)   まぁそんな感じの体験を語る人が多いですね。 
 
(お客様) あれは死にかけてるって話しであって生きてるんだよ 
 
(私)   ・・・・ 
 
(お客様) 死ぬってのは全然違うから 
 
(私)   どんな感じですか? 
 
(お客様) 穴の中に落ちて行くんだ 
 
(私)   怖かったり苦しかったりしそうですね 
 
(お客様) それが全く違ってとても気持ち良いんだよ 
 
(私)   どうしてご自身は死んだって言い切れるんですか? 
 
(お客様) まぁこの先は語っても信じて貰えないからこの位にしましょう 
 
 
って事で話しは終りましたが 
 
この話し 
 
私が不思議に思うのは 
 
このお客様は大変立派な方で 
 
こんな話しをよくする 
 
思い込みが強かったり 
 
あるいや妄想癖や虚言癖がある人 
 
そんな人達とは全く違うからです。 
 
人格も穏やかで知識も豊富 
 
しかも会社経営も大成功してるのです。 
 
にも関わらず 
 
そんな話しをするからとても不思議に思えた訳です。 
 
まぁ真相は分りませんが 
 
日頃この手の話しにはまともに取り合わない私が 
 
大変興味を引かれた 
 
これを自分自身で体験して 
 
改めて私たちは 
 
人の言葉だけで真偽を判断するのではなく 
 
その人物の総体的な評価 
 
これで判断してるんだってのが良く分りました。 
 
逆に言えば 
 
人物評価が低ければ 
 
自分の言葉は受け入れて貰えない 
 
こうも言える訳です。 
 
私の知合いに 
 
ケーブルテレビでサプリメントのCMを見ては 
 
やたら買ってる人がいますが 
 
自分で買うだけならともかく 
 
私にもしつこく勧めてきます。 
 
私だけでは無く 
 
色んな人にそれをやりますから 
 
最後は皆ウンザリして 
 
避けるようになりました。 
 
このケースももしかしたら 
 
この方の話しは本当かも知れませんが 
 
日頃の軽さが災いして 
 
話しを聞いて貰えない訳です。 
 
不動産の仕事をするのであれば 
 
この事は絶対に頭に入れた方が良いですね。 
 
特に私たちのように 
 
賃貸と売買両方をやってる会社は 
 
長年賃貸で接してる家主や借主 
 
これが売買につながります。 
 
で 
 
その長年の付き合いの中で 
 
営業マンの人物判断が行われます 
 
賃貸の間は営業マンの話しに中身が乏しい 
 
なんて思っても何も問題無く付き合えても 
 
いざ売買となると 
 
この人に任せては心配 
 
って事になり 
 
おいしいところは他社に持って行かれてしまいます。 
 
ですから 
 
常日頃から 
 
言葉を発する時には 
 
それが自分の人物評価につながるんだって事 
 
これをしっかり意識すれば 
 
ベラベラ言葉が出る事はありません。 
 
口達者な営業マンより無口な営業マンの成績が上がるのは 
 
必然 
 
そうも言える訳です。 
 
軽さは不動産業界では致命的 
 
それをしっかり頭に入れて 
 
確信の無い話をするのは止めましょう。 
 
まぁしかし不動産の世界はそうなんですが 
 
人間は多様ですからね 
 
妄想癖も虚言癖も自慢癖も 
 
似たような人が集まる世界では生きて行けます。 
 
私が昔良く知ってた不動産屋の営業で 
 
あまりにも自慢話が好きで 
 
最後はこの世界から去って行った人がいますが 
 
この人が私によく賃貸のお客様を連れてきました 
 
この人は不動産の世界を去った後 
 
解体の仕事をしていましたが 
 
その世界では 
 
知識と人脈がある 
 
って事で頼られるようになったのです。 
 
その時に思いました。 
 
不動産の世界を離れれば 
 
多少自慢癖や虚言癖 
 
あるいは妄想癖 
 
そんな物があっても 
 
問題無く生きられる世界がたくさんあるんだと 
 
ですから 
 
私が語る話は 
 
あくまで社員にこの世界で生きるための条件を語ってるのであって 
 
人物否定をしてる訳ではありません。 
 
人間社会全体を考えれば 
 
不要な人間なんて 
 
滅多に居ない 
 
これも私はしっかり分って 
 
その上であれこれ語ってるのです。 
 
 
 
 
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言葉と行動を一致させるのは至難の業

2018年05月29日 | 社内事情

日大アメフト部の反則タックル問題 
 
まだまだ騒ぎが収まりませんね。 
 
この展開を見てると 
 
私たちが生きてる社会の本当の問題点 
 
そんな物が見て取れて大変興味深く観察しています。 
 
この騒ぎから私が大きく問題だと思うのは 
 
マスコミです。 
 
このマスコミの都合で 
 
たくさんの人が振り回され 
 
そしてまるで人民裁判のように人の善悪を決めてしまう 
 
これが今の時代の大問題です。 
 
起訴にもならない可能性が高い事を 
 
視聴率が取れるからガンガン行こうと言うのがマスコミの本音です。 
 
実際に起訴となれば真っ先に来るのは実行した選手です。 
 
今、タックルを行った選手を擁護して 
 
監督やコーチが極悪人 
 
みたいな話しでマスコミが報道し 
 
そして国民もそれに流されてますが 
 
これは間違った流れです。 
 
具体的には 
 
監督もコーチも辞任した訳ですが 
 
彼らは直接の指示を否定しています 
 
にも関わらず 
 
空気で彼等をクロと決め付けて 
 
いつまでも集団リンチのように襲いかかる 
 
これは大間違いですよね。 
 
刑事事件として考えれば 
 
例え指示があったとしても 
 
真っ先に責任があるのは実行した選手です。 
 
ヤクザの世界では無いのですから 
 
成人になった人が 
 
監督コーチから言われて相手に怪我をさせる 
 
まずこの行為についてしっかり責任を語るべきですよね。 
 
記者会見で正直に語ったから 
 
もうそれで実行犯は善人 
 
その先に居る本当の悪を叩こう 
 
って空気になってしまっていますが。 
 
この流れは明らかに危険です。 
 
辞任では責任が足らない 
 
って考えるのであれば 
 
あとは裁判で決着をつけるべきであって 
 
それをせずにマスコミが煽り 
 
それに感化された無数の人間がネットで襲いかかっては 
 
監督コーチがもし指示してないって話しが本当だった時には 
 
皆加害者になるんだって事 
 
せめて良識ある人はその程度は考えてもらいたい 
 
私はそんな風に考えています。 
 
この話しは反論もありそうですからこの位にしますが 
 
何でこんな方向に行くかと言うと 
 
この世の中は建前が支配する世界だからです。 
 
具体的には 
 
大学のスポーツは人間教育の一環 
 
この建前が 
 
国民を誤解させ 
 
皆人民裁判官に変身させるのです。 
 
実際には大学に限らず高校であてっても 
 
強豪校におけるスポーツは人間形成のためでありません 
 
勝つ事によって全国に名を売り 
 
それによって生徒が集まり 
 
経営が安定する 
 
これが目的です。 
 
ですから 
 
監督コーチも 
 
その目的を達しなければ 
 
職を失いますから 
 
必死に選手を追い詰めるのです。 
 
だから 
 
今回のような話しになる訳です。 
 
ですから 
 
この話しは監督コーチを袋叩きにして終っては大間違いです。 
 
そんな構造を今後も学校経営者は続けるのか? 
 
そこの根本的な話に行かなければ 
 
同じ事は絶対に起るはずです。 
 
教育者と言うのは建前です 
 
本当はほとんどの携わる人が 
 
生活の糧を得るために学校で働いてるのです。 
 
この建前と実態 
 
これを混同するから 
 
今回のような的外れな騒ぎになる訳です。 
 
不動産の仕事に限らず 
 
ビジネスをするのであれば 
 
少なくとも経営者は 
 
その事をしっかり意識しなければなりません。 
 
ビジネスの世界は 
 
建前のコピーが飛交いますが 
 
これはお客様へのアピールですから仕方の無い事ですが 
 
しかしこれを勘違いして真に受けると 
 
ビジネスはトラブルになります。 
 
“お客様の事を第1に考えて” 
 
なんて言葉を掲げる会社は多いと思いますが 
 
実際にはビジネスはお客様より会社の売り上げ 
 
これが経営にとっては一番真っ先にきます。 
 
だからどんな会社も売り上げ目標があるのです 
 
逆にお客様への貢献度目標なんてのは聞いた事すらありません。 
 
当社でもそんな目標はありませんが 
 
せめてお金だけを追い求める会社にはしたくない 
 
って思ってますから 
 
当社は売り上げ目標もありません 
 
強いて言えば社員が食べて行けるだけの稼ぎが目標です 
 
これが出来なければ会社は存続できませんからね。 
 
この建前と実態の矛盾に気づかないから 
 
不動産の世界では 
 
綺麗な標語を掲げてる会社が 
 
信頼してくれるお客様の物件を囲い込んだりなんか平気でやるし 
 
少しクレームを入れただけで 
 
ブチ切れたりなんかする訳です。 
 
綺麗な言葉を発するのは良いのですが 
 
この言葉に行動を合わせるのは本当に大変な事です。 
 
それがよく分ってますから 
 
私は昔から 
 
この歯の浮く言葉は 
 
絶対に使用しないのです。 
 
私が口にするのは 
 
“お客様の利益と当社の利益が相反する時には 
 
お客様の利益を優先する勇気を持つ事“ 
 
これだけですが 
 
それですら 
 
まだ当社の社員に完全に浸透させられてる訳ではありません 
 
今でも大声を出して伝える 
 
これが良くあります。 
 
いつもこんな事ばかり考えてますから 
 
今回のアメフトの騒ぎも 
 
世論の空気とは逆から見てしまう訳です。 
 
 
 

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感情の制御ができない者たちの末路

2018年05月28日 | お客色々

奇妙な家族 
 
たくさん出合いましたが 
 
そんな中でも一番のお騒がせの話しです。 
 
このブログに何度も登場しる当社の管理するアパートの入居社ですが 
 
とにかく私たちを困らせてくれました。 
 
最初の頃は単なるクレーマーです。 
 
テレビの映りが悪いからと言っては怒鳴り散らかし 
 
私にすぐに来いと言ってきたりしました。 
 
私が行ってもどうしようも無いので電気屋に行かせると 
 
原因は自分たちのテレビ 
 
みたいな話しや 
 
他の入居社とのトラブル 
 
そんな話しが続いた後 
 
その内大きな事を起こしました。 
 
息子が年老いた両親を監禁して 
 
大騒ぎになりました。 
 
テレビ局は放送を中断して 
 
生放送で現場から中継してました。 
 
テレビ局のヘリコプターがたくさん上空を舞う中 
 
最後は警察がガラスを割って突入して 
 
両親を救出しました。 
 
その後その家族は息子は警察 
 
両親は病院で保護 
 
って事になりましたが 
 
しかし困った事に 
 
その後大量の残津物を残したまま 
 
アパートには戻ってきませんでした。 
 
私たちはその問題で 
 
行政に連絡先を教えるようにお願いしましたが 
 
個人情報を盾に 
 
一切教えて貰えませんでした。 
 
で 
 
大金をかけて残置物を処理し 
 
そのアパートは解体した訳ですが 
 
忘れかけた頃 
 
九州の警察から連絡がありました。 
 
その家族を探してるけど居場所を知らないか? 
 
と 
 
知るどころかこちらも探してた訳ですからね。 
 
その事を伝えて警察に理由を聞くと 
 
ご主人が遠く離れた九州で変死体で見つかったそうです。 
 
で 
 
以前監禁事件を起こした息子とその母親を探してた訳です。 
 
もしかしたらお母さんも殺されたかも 
 
私たち誰もが思ってた事です。 
 
しかしもう我々とは関係ありません 
 
定期的に九州の警察からは連絡はありましたが 
 
依然行方は分からないとの事でした 
 
で 
 
最後の連絡から約1年 
 
驚いた事に 
 
この九州の警察が必死に探してるはずの 
 
息子と母親 
 
当社の長津田店に突然訪ねてきたのです。 
 
驚いた社員が私に連絡してきたのです。 
 
てっきり死んでたと思ってましたから 
 
本当に驚きました。 
 
私はたままた私が居る本店に 
 
に定期捜査で警察の方が二人来て半日張り付いてましたので 
 
相談をしましたが 
 
管轄が違うために 
 
まず電話で状況を把握するようにって事でしたので 
 
で 
 
担当社員に 
 
逃げてるはずがどうして当社に来れたのか? 
 
理由を聞いて貰いました。 
 
結論から言えば 
 
警察の捜査は終っています 
 
ご主人は病死で 
 
事件性は無かったとの話です。 
 
しかし 
 
それはそれで分かりましたが 
 
どうして散々迷惑をかけた当社に来たのか? 
 
不思議ですよね。 
 
まぁ結論から言えば 
 
藁にもすがるつもりで来たのです。 
 
親子でホームレス生活をしていますが 
 
さすがに寒くなって来たので 
 
辛くなり 
 
どこかボロアパートで良いから住ませてくれ 
 
って訳です。 
 
そう言われても 
 
残念ながら我々民間の出来る話ではありません。 
 
行政に助けて貰う 
 
これしかありません。 
 
そんなアドバイスでお帰り頂きましたが 
 
まぁしかし 
 
多分行政にも助けて貰えなかったんでしょうね 
 
どうにもならずに 
 
散々迷惑をかけたにも関わらず 
 
面識があると言うだけで 
 
当社に来たのです。 
 
この話し 
 
クレマーの皆さん 
 
しっかり聞いてもらいたいですね 
 
何でもかんでも自分の感情の赴くまま 
 
人に食ってかかってばかりいると 
 
会社にはいられなくなり 
 
家族は崩壊し 
 
最後はこんな結果になるのです。 
 
人間社会で生きて行くには 
 
まず自らの感情の制御 
 
これができなければ 
 
高い確率で 
 
悲惨な最期が待ってるって訳です。 
 
散々苦しめられた家族ですが 
 
こうなると気の毒にもなりますが 
 
だからと言って 
 
私たちが助けてやる義理もなければ 
 
その気も湧いてきません。 
 
あとは 
 
天に祈って貰うしかないって訳です。 
 

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国同士のやりとりも所詮人間のやる事 基本は同じです。

2018年05月27日 | 社内事情
北朝鮮とアメリカの首脳会談の駆け引き 
 
実際には私たちが知らない水面下の話しが多いのでしょうが 
 
漏れ伝わってくる報道を見ると 
 
国同士のやりとりでありながら 
 
私たちが日頃体験する取引と同じ事が行われてる 
 
ってのが見えて興味深いですね。 
 
と言うより 
 
私が嫌いで不快な商談 
 
って感じです。 
 
この北朝鮮とアメリカの駆け引き 
 
個人に当てはめて私が呼んでそれを表す表現があります。 
 
まず北朝鮮 
 
私はこのタイプを大陸型原始的駆け引き 
 
そんな風に呼んでいます。 
 
今回北朝鮮は 
 
首脳会談に関わる高官同士の事前準備会議 
 
これを何の連絡も無く出席しなかったようです。 
 
しかもこちらから連絡をしても一切無視 
 
これ私たちも体験しますが 
 
本当に腹立たしい物です。 
 
ただ 
 
こんな感じの行動に出るのは 
 
日本人はまずいません 
 
あえて国の名前は言いませんが 
 
アジアの国の出身の人によく見られる駆け引きです。 
 
以前にブログに書きましたが 
 
ある物件の契約の準備が整って 
 
売主と待ってると 
 
いつまで経っても買主の外国系のお客様がやってきません 
 
連絡を入れても家族は 
 
契約に行くっていって家を出ました 
 
って話していました。 
 
で 
 
2~3時間待ちましたが 
 
結局来ませんので 
 
売主に深くお詫びしてお帰り頂きましたが 
 
その後夕方になってやっと連絡が付きました。 
 
で 
 
なぜ約束を守らずに来なかったか? 
 
それを聞くと 
 
謝りもせずに逆切れ気味に 
 
“あんな高い物件買うバカいないよ” 
 
って言われました 
 
まぁ腹が立ちますよね。 
 
こんな駆け引きはまず日本人には見られません。 
 
外国人特有のスタイルです。 
 
その他にも何度か似たような経験をして 
 
この自分の言葉に責任を持たずに 
 
しかも相手に平気で迷惑をかける 
 
この傾向は 
 
まだ社会が未熟な国の人が多いのが分かり 
 
私は大陸型原始的駆け引き 
 
そう呼んでる訳です。 
 
実際大陸の出身の方でも 
 
ある程高い教育を受けた方は 
 
まずそんな行動は取りません。 
 
皆さん約束は守りますし 
 
相手の気持ちにも気を配ってくれます。 
 
ですから 
 
今回の北朝鮮の態度を見て 
 
まだまだ幼い 
 
そんな風に感じた訳です。 
 
一方アメリカ 
 
これも私は好きになれません 
 
私はこのタイプの駆け引きを 
 
欧米型冷酷駆け引きと呼んでます。 
 
この人達は 
 
北朝鮮がやったように 
 
約束をすっぽかして逃げ回り 
 
その後逆切れ 
 
なんて事はしませんから 
 
その意味では信用できる訳ですが 
 
私たち日本人と違うのは 
 
とにかく無機質的な態度で 
 
氷のように冷たい 
 
そんな風に感じるのです。 
 
情だとか和だとか 
 
そんなものが入り込む余地が無いって感じです。 
 
ただこのタイプは 
 
北朝鮮とは真逆で 
 
グローバルスタンダード 
 
って感じですから 
 
先進的 
 
そんな風にも言えます 
 
実際に日本人の方でも 
 
商社マン上がりの方とかの中には 
 
ビジネスは全く情を入れずに 
 
淡々と進める
 
そんな方を時々見かけます。 
 
そんな訳で 
 
今展開されてる北朝鮮とアメリカは 
 
原始型と先進型の駆け引き 
 
そんな風にも見れますので 
 
人の心を扱う営業の仕事では 
 
大変勉強になりますから 
 
是非展開を注意深く見て欲しいのです。 
 
そして 
 
その両極端のタイプは 
 
私たちの世界にも存在しますから 
 
そんな人達に出合ったときに 
 
ただ感情的になるのではなく 
 
そんな人達の上を行く 
 
そんな事も考えながら対応すれば 
 
結構楽しめますよ 
 
って話しです。 
 
多様なお客様を捌けばさばく程 
 
この仕事の面白みも増して行きます。 
 
 
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防御を固めれば身動きが取れない

2018年05月26日 | 社内事情

今の時代は 
 
時々自分も社員も家族も 
 
皆体が元気で 
 
大きなトラブルもないのに 
 
全く本来の仕事ができない 
 
なんて事が時々起ります。 
 
昨日も私は半日以上仕事も出来なければ 
 
新聞を読む時間もありませんでした。 
 
理由はクラウドに不具合があって 
 
その対応で拘束されたからです。 
 
まぁ実際にはクラウドと言うより 
 
私のPCとの相性の問題です。 
 
私はこんな事が無いように 
 
PCはいつも新しい物を使ってますが 
 
皮肉な事に 
 
この新しさ故に起る問題 
 
これも多いのです。 
 
詳しい事はよく分りませんが 
 
最新のセキュリティーソフト 
 
これが妨げになり 
 
クラウド上にあるファイルを危険だと判断してるようです。 
 
インターネットはウイルスだらけですから 
 
セキュリティーソフトは欠かせませんが 
 
これが敏感過ぎると 
 
無害な物まで排除してしまうのです。 
 
結果私は大迷惑を被る訳です。 
 
まるで花粉症の原理と一緒ですよね。 
 
今の時代は大変便利でもありますが 
 
こんな感じでたくさんの副作用を抱えて行く 
 
これもセットになってるのです。 
 
私自身は人の体も同じだと思っています 
 
医療技術が進歩して 
 
ガンの早期発見が随分可能になりましたが 
 
これも進みすぎてあまりにも初期だと 
 
過剰に判断して 
 
もしかしたら害を及ばさないのに手術 
 
なんて事になってしまうのでは? 
 
なんて思っています。 
 
止めておきましょうねこの話しは 
 
あくまで素人考えですからあまり声高に語る話ではありません。 
 
皆さん自分の健康の事は 
 
私の意見にとらわれずにご自身で判断してください。 
 
ただ私は 
 
余計な病気を作られては困りますから 
 
人間ドックには行かない訳です。 
 
この過剰防衛 
 
大変面白い経験をした事があります。 
 
お約束をして 
 
都心の大邸宅のお客様の家に行った時ですが 
 
高い塀を巡らして 
 
外からは全く中が見えないお宅でした。 
 
で私はインターホンを押すと 
 
運悪く壊れていました 
 
そうすると 
 
電話で連絡して開けて貰うしかありませんが 
 
いつもかけてる携帯電話の電源を切ってるようで 
 
すぐに留守電になります。 
 
で 
 
固定電話も聞いてましたので 
 
そこにかけましたたが 
 
いくら鳴らしても電話を取りません。 
 
まぁ困りましたね 
 
泥棒除けには完璧な高い塀が仇になり 
 
中を覗く事もできません。 
 
で約束の時間は過ぎて行きますが 
 
中にも入れず戻る訳にも行かず 
 
門の前で30分位ウロウロしていたら 
 
いきなり門が開きました 
 
でお客様が私の顔を見て 
 
“約束した時間に来ないからどうなったのかと心配したよ” 
 
って怒っていました。 
 
で私がインターホンが壊れてる事 
 
そして携帯の電源を切ってる事をお伝えすると 
 
ご理解頂いて 
 
逆に謝っていただきましたが 
 
その後 
 
固定電話も鳴らしました 
 
って伝えたら 
 
“ああ鳴ってたね、固定電話は営業の電話か詐欺だから取らない” 
 
ですって 
 
まぁ今の時代はそんな人も多いんでしょうね。 
 
であれば 
 
携帯をしっかりつながるようにしてもらいたいものです。 
 
この時には事なきを得ましたが 
 
このお宅も 
 
防犯対策が完璧なために 
 
逆に外との間に大きな障壁ができて 
 
孤立するようになってる訳です。 
 
そんな感じで 
 
ネットも人体も 
 
あるいは住まいも 
 
過剰防御に走れば 
 
それだけ不便も生じるって話しです。 
 
ただ 
 
私のPCはネットバンキングで使うために 
 
セキュリティーは万全にしなければなりません。 
 
そのために普段から普通のサイトでもよく警告が出ます。 
 
ですから 
 
いつも少しイラつきならが付き合っています。 
 
昨日も仕事になりませんでしたが 
 
粘り強く付き合うしか無い 
 
そう思って諦めています

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人は言葉を生み出し 言葉は人を動かす

2018年05月25日 | 社内事情

若い人達にとってはバブルはもう歴史になってるようで 
 
良く私に当時の話しを興味深そうに尋ねてくる人がいます。 
 
私が若い頃良く戦争体験者に話しをせがんだのと一緒で 
 
私ももしかしたら歴史の一証人 
 
って事になるかも知れません。 
 
でそんな人達がよく浴びせて来る質問に 
 
“またバブルは来るでしょうか” 
 
ってのがあります。 
 
まぁ何度も書いてる通り私は先の事は分りませんから 
 
断定的には言えませんが 
 
私の考えは伝えます。 
 
私は私たちが体験したようなバブルはもう来ないと思っています。 
 
来ないといっても今の人が生きてる時代には来ないと言う話しであって 
 
50年100年単の話しで来ないと思っています。 
 
歴史は繰り返すと言いますから 
 
22世紀になればまったく違う時代になりますからね。 
 
で私がどうしてあのバブルは来ないと思うか? 
 
あるいは中国のバブルもどうして大爆発を起こさないのか? 
 
理由は一緒です。 
 
それは 
 
“バブル”と言う言葉ができたからです。 
 
私が体験したバブルは 
 
そのまっただ中にある頃はそんな言葉はありませんでした。 
 
もちろんその言葉を使ってた経済学者はいたと思いますが 
 
それは全く普及して無くて 
 
一般社会でもマスコミでもその言葉を耳にする事はありませんでした。 
 
バブルって言葉ははじけて初めてみんなが口にするようになった訳です。 
 
つまり 
 
その言葉がありませんから 
 
当時は単なる好景気で有り 
 
それが調整は行われるとしても 
 
崩壊するとは思う人は少なかったのです。 
 
だからどんどん過熱したのです。 
 
ところが今は 
 
例えば沖縄の不動産はバブル 
 
なんて言われますが 
 
この言葉を使った段階で 
 
人の心に安全装置が芽生え 
 
結果私たちが体験したように 
 
数ヶ月で2倍3倍になるような状態にはならないのです。 
 
中国も同じで不動産バブルって言葉が使われますが 
 
猪突猛進型の国民が増える一方 
 
日本のバブルの知識がある人は自制心を働かしますから 
 
国が崩壊するような大惨事にはならないのです。 
 
つまり 
 
日本の壊滅的な経済崩壊は 
 
バブルって言葉を普及させ 
 
それが安全装置の役目を果すようになった 
 
これを私が実感として感じていますから 
 
私は昔経験したバブルはもう来ない 
 
って思っているのです。 
 
このように私たち人間社会は 
 
ひとつの言葉が生み出される事によって 
 
社会の意識が大きく変わる 
 
そんな性質があります。 
 
最近つくづく思うのは 
 
パワハラ、セクハラって言葉ですね。 
 
この言葉が出来てから 
 
序列のある会社だとか学校だとか 
 
随分変わりました。 
 
今の日大のアメフト部があれほど叩かれるのは 
 
その背景のひとつには 
 
パワハラと言う言葉がもたらした 
 
時代の変化があるのです。 
 
私たちが若い頃の会社を思い出すと 
 
パワハラ、セクハラだらけでしたね。 
 
私自身そんな物を目にするのが嫌で会社を起こした面もあります。 
 
ですからもしかしたら 
 
今の時代であれば 
 
自分で会社を起こす事も無かったのかも知れない 
 
って思う事があります。 
 
そんな感じで私たち人間社会は 
 
社会が言葉を生み出し 
 
言葉が社会を動かす 
 
こんな面があるのです。 
 
ですから 
 
私たちのような零細企業でも 
 
経営者は会社の中で飛交う言葉 
 
これを野放しにしては 
 
会社が間違った方向に行ってしまうのです。 
 
社員が毎日下ネタばかり話していては 
 
いつかセクハラ問題を起こすでしょうし 
 
仕事も売り上ばかり口にしては 
 
社員はお金に意識が行き過ぎ 
 
いつかスルガ銀行のような問題を引き起こす 
 
そんな事になってしまうのです。 
 
そして 
 
社内で飛交う言葉は 
 
基本的に経営者の内面が反映される 
 
そんな傾向にありますから 
 
私は日頃から自分の言葉を意識して発するようにしています。 
 
私が 
 
“アノ客は” 
 
みたいな口調になってしまうと 
 
社員は 
 
お客様を見ればカモ 
 
そんな意識になります。 
 
会社は 
 
経営者が口に出す言葉によって 
 
その性格や 
 
あるいは将来の生死まで決まる 
 
わたしはそう思っています。 

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物件は心眼で見る

2018年05月24日 | 不動産業界
不動産の仕事は大金に関わる仕事ですが 
 
しかし人間のやる事ですからどうしてもミスはあります。 
 
ですから不動産屋を経営するのであれば 
 
社員がミスを冒せば 
 
大きな代償がのしかかる 
 
これは常に意識しなければなりません。 
 
売買になれば 
 
事前に社員が私に関連書類を山のように持ってきますが 
 
そんな時に体がきつい 
 
なんて感じる事は良くありますが 
 
この確認作業に手を抜けば大きな危険が待っていますので 
 
毎回頑張って隅々までチェックするようにしています。 
 
また落とし穴は経験を積んでなければ分らない 
 
なんて事も多いので 
 
その意味では私は社内では大変貴重な存在となります。 
 
こんな感じで 
 
私たちは毎回緊張して取引をする訳ですが 
 
しかし世の中には不動産屋はたくさんありますので 
 
考え方は様々です。 
 
問題に気づかないどころか 
 
意図的に隠して契約する同業者も残念ながらたくさんいます。 
 
最近も社員から受けた相談は 
 
信じられないケースでしたね。 
 
具体的には賃貸マンションの売りたいって相談を受けたのですが 
 
現地を見ると一目で敷地に対して建物が大きすぎる 
 
って事が分ります。 
 
で登記簿を取ると 
 
案の定大幅に建坪率と容積率がオーバーしています。 
 
で 
 
売主に建築確認書を見せて貰うと 
 
元々マンションの敷地の一部であった土地を 
 
不動産屋に売却して 
 
そこに数棟の建て売りが建っていました。 
 
しかしマンションの容積で食われてる土地に建物なんか建つ訳はありませんよね。 
 
で 
 
行政に確認すると 
 
完全に役所の見落としです。 
 
本来建物が建たない土地に建築確認を下ろした 
 
って訳です。 
 
この問題 
 
当時マンションの敷地を売ったご主人は他界し 
 
隣地を分譲した不動産業者は潰れていますから 
 
もうそのいきさつは想像するしかありませんが 
 
プロでるある不動産屋が知らない訳はありませんから 
 
おそらく 
 
役所が気づかなければと言う条件で不動産屋は安く買ったのだろうと思います。 
 
で 
 
役所は敷地の二重使用に気づかずに目出度く確認が下りたので 
 
一般の人に売却した訳です。 
 
この時の当事者はいませんが 
 
しかし残された人達は大迷惑ですよね。 
 
賃貸マンションを売却したいと思っても 
 
今の時代違法建築となれば 
 
銀行も融資しませんから 
 
価格は二足三文となりますし 
 
その敷地に建った建て売りを買った人達も 
 
そんないわく付きであれば買わなかったはずです。 
 
ですから 
 
マンションの所有者も 
 
建て売りを買った方達も大迷惑です 
 
しかし 
 
こんな被害をもたらすケースでありながた 
 
面白い事に 
 
この問題は当社が指摘するまで 
 
誰も気づかなかったんですよね。 
 
もしかしたら 
 
マンションの売却と言う話しがなければ 
 
そのマンションが朽ちるまで 
 
全く問題は表にならなかったかも知れません。 
 
実際に私たちは売却するためには 
 
その問題を避けて通れませんが 
 
別に売る必要が無ければ 
 
マンションの売主も 
 
隣の建て売りを買った人達も 
 
普通に生活して人生を全う出来るはずです。 
 
また役所の皆さんも 
 
私たちが突かなければ 
 
できればこの問題は触れたくないでしょう。 
 
その意味では私たちは疫病神 
 
そんな風に見られるかもしれません。 
 
しかし今回の件でつくづく思いましたが 
 
私たち人間は本当に大した代物ではありませんね。 
 
この物件の問題点 
 
まぁ素人の皆さんは気づかないとしても 
 
プロが見れば一目で分る事です。 
 
にも関わらず 
 
役所の人間 
 
あるいは銀行の皆さん方 
 
全くその事に気づかなかった訳ですからね。 
 
先ほどプロであれば一目で分る 
 
なんて言いましたが 
 
もしかしたら間違いかも知れません 
 
一目では気づかない不動産屋は多いかも知れませんね。 
 
私自身も最近は 
 
よく社員から見落としを指摘される事がありますからね。 
 
プロと言っても人間って訳です。 
 
いずれにしても 
 
不動産の仕事は大変難しい仕事です。 
 
失敗しないためには 
 
自分自身が緊張感を持つのと同時に 
 
社内では経験豊富な人間の力を借りる 
 
これは大切だと思いますね。 
 
当社でも私が社員に 
 
”水は下から上には流れないんだよ“ 
 
って一言で 
 
社員が下水の問題に初めて気づいた 
 
なんて事もありました。 
 
人間の脳はそもそもその程度だって事です。 
 
 
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不動産業界は意志をしっかり持たないと欲に負け人生を台無しにします

2018年05月23日 | 不動産業界
昨日日大のアメフト選手の記者会見 
 
少しだけ見ましたが 
 
私たちが知らない教育現場やスポーツの世界 
 
グチャグチャですね。 
 
大学とは言え教育の場ですから 
 
本来清廉潔白を教えるべきですが 
 
理事を兼ねてる監督が選手に指示しておきながら 
 
自らの保身に走る訳ですから 
 
まぁ見苦しいしこれが教育の現場かと思うと 
 
日本の将来は真っ暗って感じですよね。 
 
スポーツの面から言えば 
 
フェアプレーの精神なんてのはどこ行ったんでしょうね? 
 
もう死語になったんでしょうか? 
 
相手の選手に怪我をさせて 
 
次の試合に出られなければ 
 
こっちの勝ち 
 
ってのが監督コーチの思惑だったようですから 
 
まぁ汚い世界ですよね。 
 
ここまでひどい話しは珍しいのかも知れませんが 
 
しかし 
 
こんなチームが強豪と言われてる訳ですから 
 
ある意味その卑劣な行為が効を奏したのかも知れませんね。 
 
ただ 
 
これが今の世の中の全て 
 
なんて思ってしまってはダメですよね。 
 
教育現場は腐っていても 
 
日本人が皆腐ってる訳ではありません。 
 
今回の件も 
 
責任者は大きな代償を払う事になるはずです。 
 
つまり 
 
今の時代 
 
精錬潔白は存在しないかも知れませんが 
 
かと言って濁りきってしまっては 
 
世間は許さないって事です。 
 
この事は 
 
マスコミで報道される話しを人ごとのように見るのではなく 
 
自分自身の日々の生活においても 
 
しっかり意識しないと 
 
結果人望を失い 
 
厳しい人生を歩む事になります。 
 
人間とは面白い物で 
 
誰でも卑劣な面を持っていますが 
 
他人の汚い行動には厳しく自分には甘い 
 
そんな性質を持っています。 
 
風俗通いが生き甲斐になってるお父さんが 
 
奥さんの浮気は絶対に許せないのです。 
 
また職場では 
 
私自身勤めてた頃の同僚にいましたが 
 
私が来店して接客したお客様 
 
契約の段取りまで行ってまとまりそうになると 
 
それまで何も言わなかったのに 
 
“それオレの客だから” 
 
なんて言って割り込んで来た人がいました。 
 
で 
 
泣く泣く成績を分けると 
 
今度は私外出してる間に 
 
別の私のお客様がやって来て 
 
“川端さんから紹介された物件買いたいんだけど” 
 
なんて言ったら 
 
欲に目がくらみ 
 
それを横取りしようとした人がいました。 
 
で 
 
私がそれを知らずに 
 
お客様に電話入れると 
 
“こないだ行ったら○○さんが出て来て担当を代わります” 
 
って言われたそうです。 
 
まぁこんなセコい事をしてはいけませんよね。 
 
程なくその人は会社を去りましたが 
 
いくらこんな時代でも 
 
しっかり筋を通さないと 
 
逆に自分の居場所が無くなるって話です。 
 
不動産屋は特に 
 
その気になれば 
 
出入り業者や同業者から小遣い稼ぎが出来ます。 
 
だからと言ってそれに走っては 
 
毎日ビクビクしてますから 
 
私は表情を見ればすぐに分ります。 
 
私が分るって事は 
 
周りが皆気づく訳ですから 
 
悲惨な結果が待ってる訳です。 
 
いずれにしても 
 
一度しか無い人生 
 
小さなお金にとらわれて 
 
怯えながら生きてく 
 
こんな愚かな事はありません。 
 
不動産の世界で働く人は 
 
しっかりそれを頭に叩き込みましょう。 
 
そうしないと 
 
この不動産業界は 
 
あなたの人生を台無しにする 
 
そんな恐ろしい世界になってしまいます。 
 
 
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価値は比較によって決まる

2018年05月22日 | 不動産業界
私は高校生の頃は 
 
両親とは離れて暮らしてましたから 
 
食べ物はロクなものは食べてませんでした 
 
そんな私が惨めに見えたのか 
 
よく同級生や先輩が自宅に招いて 
 
そのご家庭の料理を食べさせてくれました 
 
有難かったですね。 
 
日本人が本当に好きになる 
 
そんな出来事でした 
 
当時本当にたくさんのご家庭に招かれましたから 
 
多分私ほど色んな家庭の料理を味わった人は滅多にいないと思います。 
 
で 
 
私は日頃ロクなものを食べてませんから 
 
どこでも美味しくガツガツ食べてた訳ですが 
 
そんな中気づいた事があります。 
 
それは 
 
友人達が私を食事に誘うときに 
 
ウチの味噌汁は本当に最高だから 
 
とか 
 
ウチの母ちゃんのカレーはどこにも負けないとか 
 
そんな話しをするのです。 
 
その話しはウソではなく美味しいのですが 
 
しかし 
 
私のように色んな所で食べてれば比較もできますが 
 
自分の家庭の料理しか食べてないのに 
 
なんで一番って言えるか? 
 
それには疑問を感じていました。 
 
まぁしかしこの歳になると分かりますが 
 
私達人間は元来そんな生き物なんですよね。 
 
つまり 
 
自分の目の前の世界 
 
これが一番 
 
本能的にそう感じるのです 
 
そしてそのように思えれば幸せですから 
 
それは幸福の追求と言う意味では 
 
とても大切 
 
そう思っています。 
 
私自身 
 
自分の母親を大変尊敬していますが 
 
しかし母親は他にいませんから 
 
比較して尊敬してる訳ではありませんよね。 
 
自分との長い交わりの中で 
 
私自身が満足してるから最高だと言ってる訳です。 
 
この与えられた環境に満足する事 
 
これは幸福の追求には本当に大切な事であるのは間違いありません。 
 
ただ 
 
この意識が大きくマイナスに作用する 
 
そんな世界があります。 
 
それはビジネスの世界です。 
 
このビジネスの世界は 
 
自分の置かれてる立場を客観的に見て評価しなければ 
 
自画自賛に陥り 
 
結果消滅の道を歩みます。 
 
零細不動産屋にはよく見られます 
 
自分はお客様から信頼が厚い 
 
なんて思ってる内に 
 
家主も顧客も皆去ってしまう人 
 
これは全てこの自己満足が自分自身を見えなくしてるからです。 
 
不動産の世界以外でも 
 
零細企業はこの原理で潰れて行きますね。 
 
当社でも色んな出入りの業者とお付き合いしますが 
 
潰れた会社の中には 
 
明らかに自分の信用を過信して 
 
今の時代についていこうとせずに 
 
結果尻すぼみで消えて行きます。 
 
商品の納入業者であれば 
 
ネットの時代で大きく価格が下落してるのに 
 
それから目を反らし信用でカバーできると勘違いしてるのです。 
 
実際には顧客は 
 
いくら笑顔を見せられても 
 
高い物を押しつけられてはお付き合いを止めざるを得ないのです。 
 
当たり障りの無いように去って行く 
 
これが自然の流れです。 
 
まぁしかし 
 
ビジネスの世界は淘汰の世界 
 
そうやって潰れる会社があって 
 
全体として活気が出る訳ですから 
 
それはそれで大切な役目を担っています。 
 
ただ 
 
だからと行って淘汰される仲間には誰もなりたくありませんから 
 
残るためには 
 
自画自賛 
 
これは大敵だって事 
 
これを私はいつも社員に語る訳です。 
 
社員は 
 
お客様と出会ったら 
 
自分の妄想の世界で自分の評価を上げるのではなく 
 
お客様は 
 
私の高校生時代と同じで 
 
たくさんの他社の営業マンと接し 
 
その比較の上でアナタを評価するって事です。 
 
にも関わらず 
 
勝手に自分の評価を上げて舞い上がっては 
 
もう淘汰の道にまっしぐら 
 
そう思って間違いはありません。 
 
以前ありましたね 
 
零細建て売り家の社長さん 
 
少し値引を入れただけで 
 
“ウチの物件の価値が分からない客は要らない” 
 
とブチ切れました。 
 
価値が分からないのは 
 
その社長さんです。 
 
お客様はたくさんの物件を見て歩いてる訳で 
 
自分の物件しか知らない社長さんよりは 
 
はるかに価値を良く知ってる訳です。 
 
まぁ資産家ですからね 
 
塩漬けでも良いのかもしれませんが 
 
しかしそんな人は 
 
私達仲介する立場からすれば迷惑ですから 
 
そんなに主観的な思い入れがあれば 
 
できれば 
 
公開せずに 
 
自分で売ってもらいたいものです。 
 
値引交渉を入れただけでブチ切れるのであれば 
 
ビジネスの世界には向かないし 
 
もしかしたら精神科の範疇 
 
私はそんな風に思ってしまいました。 
 
 
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平等な社会とは守る人も頼る人もいないって事です

2018年05月21日 | 不動産業界

イラクの国民議会の選挙の結果が分って 
 
本当に驚きましたね。 
 
第一党に躍り出たのはサドル師が率いるグループだそうです。 
 
このサドル師は 
 
イラク戦争の後のアメリカの占領時代に 
 
武装勢力を動かしてアメリカを妨害した人ですよね。 
 
私のイメージではテロリストを後ろで操ってる 
 
って感じですが 
 
どうやら私も間違った情報に洗脳されてたようです。 
 
このニュースから思うのは 
 
私たちは日本にいて 
 
どうしてもアメリカ側から見た世界 
 
そんな視点を共有しがちですが 
 
本当に気をつけなければいけないと思いますね。 
 
そんな意識が固まってしまって 
 
日本では何でもかんでもアメリカが正しくて 
 
アメリカが敵視する中国とかロシアが悪者 
 
そう考える人達が増えていますが 
 
実際には約束を破りまくって信用できないのもアメリカですし 
 
南シナ海に軍艦を派遣して中国を威嚇してるのもアメリカ 
 
また国際協調の精神を捨てて 
 
ひたすら自国第一主義に走ってるのもアメリカです。 
 
にも関わらず 
 
私たち日本人は敗戦以来 
 
アメリカが全て正しくて 
 
それに敵対する勢力は皆悪者に見えてしまう 
 
こんな思考形態が固まってしまって 
 
中々取れなくなってしまってる 
 
これを私が自分自身にも感じたのが 
 
今回のサドル師躍進のニュースでした。 
 
まぁしかし今回のイラクの国民議会の選挙を見ると 
 
ブッシュ大統領を始めとするネオコンの皆さん 
 
とんでもない事をやったんだとつくづく呆れますよね。 
 
具体的に選挙結果の中身を見ると 
 
第一党のサドル師派が獲得した議席は54議席ですが 
 
全部で329議席あるそうですから 
 
第一党と言っても全体から見れば僅かの議席って事になります。 
 
そんな多様は国民の支持勢力があるって事は 
 
言い方を変えれば戦国時代ですよね。 
 
こんな国をまとめるには 
 
強権的なフセインみたいな人間がいなければ到底無理 
 
そんな風に思いますが 
 
アメリカのネオコンの皆さんはそこまで考えずに 
 
ただ民主化をすれば良い 
 
なんて思って軍事行動を起こした訳ですが 
 
その結果たくさんの人の命を失いましたし 
 
今回の選挙結果を見ても 
 
混乱はまだ続く事が予想できます。 
 
日本も復興支援でイラクに自衛隊を派遣しましたが 
 
今となってはアメリカのやらかしたヘマの後始末をしたって感じですよね。 
 
まぁとにかく私は今回のイラク選挙で 
 
私たちの思考回路を大きく変更する必要 
 
これを強く感じました。 
 
国だけでなく 
 
私たち人間が作る集団は 
 
それが強くなるためにはまとまる必要がある訳ですが 
 
そのためには 
 
指導者はある程度強権的にならなければ強い組織は出来上がらない 
 
これは体験的に誰でも分ってる事です。 
 
が 
 
最近はパワハラって言葉が蔓延するようになりましたから 
 
この独裁型の指導者はガンガン排除されますね。 
 
役所でも企業でもスポーツ界でも 
 
強面指導者がどんどん吊るし上げられます。 
 
まぁこの動き否定する気はありませんが 
 
しかしこの次にやってくるのが 
 
イラクのような混乱期であってはならない 
 
って思いますね。 
 
厳しい指導者を排除するのであれば 
 
それがいなくても成り立つ社会 
 
これを実現するべきだと思います。 
 
では縦の上下関係が崩れて来た時に存在する社会は? 
 
そのヒントが不動産業界ですね。 
 
不動産業界は面白い事に 
 
縦の組織ができにくい 
 
そんな業界です。 
 
理由は終身雇用が馴染みにくい世界だからです。 
 
その代わりそれを補うシステムとして歩合給があります。 
 
ですから 
 
私自身勤めてた頃は 
 
会社の中で出世しよう 
 
なんて思いませんでした 
 
ただただ稼ぐ 
 
これだけを考えていました。 
 
なんせ 
 
成績が悪くなれば 
 
経営者の超強力なパワハラが待ってましたからね 
 
いつ辞める事になるかも知れない 
 
そんな思いで毎日働いていました。 
 
この不動産の世界は 
 
日本の中では特異でしたが 
 
世界基準では元々それが当たり前だったんですよね。 
 
日本の終身雇用は逆に他の国から見れば特殊 
 
って事になる訳です。 
 
ですから 
 
日本のパワハラ叩きは 
 
この国の雇用が世界基準になっていく 
 
って事でもあるのです。 
 
これまでは 
 
力のある親分型の上司にゴマをすっていれば安泰だったのかも知れませんが 
 
その親分が袋叩きに遭っていますから 
 
もう頼れません 
 
ですから 
 
これからの時代は 
 
ゴマすり型にとっては厳しい時代になります。 
 
パワハラ指導者を追い出した後に来る時代は 
 
自分の能力と意欲 
 
これだけが自分を支えるのです。 
 
厳しいように感じるかもしれませんが 
 
不動産業界では 
 
私がこの世界に入った頃から当たり前でしたから 
 
何も心配はありません。 
 
元々当社でも 
 
私にゴマをする人間は一人もいません 
 
それよりも 
 
私自身ゴマをする事が大嫌いですから 
 
この世界以外に生きる道は無かった 
 
そんな風に思います。 
 
おっと 
 
ありましたね私向きの世界がもう一つ 
 
それは沖縄のサトウキビ農家です。 
 
農業の世界も 
 
ゴマすりもハッタリも全く通用しない世界です。 
 
そう言えば 
 
若い頃はいつも考えてましたね 
 
不動産の世界でダメなら 
 
サトウキビ農家に戻ろうと・・ 
 
そんな訳で 
 
不動産業界の皆さん 
 
サトウキビ農家の皆さん 
 
喜びましょう 
 
私たちの時代がきますよ。 

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嫉妬は自分の価値を大きく落とし 尊敬は自分の価値を上げる

2018年05月20日 | 人生一般
他人に対して羨ましいと思うときに 
その気持は 
尊敬にも変わるし 
妬みにも変わる 
尊敬したらその人が自分の予告篇になるし 
自分のものになる。 
妬んでも 
持っていない事に変わりはないし 
手に入らない 
 
 
するどい言葉ですよね。 
 
どんな立派な人の言葉だろうと思いますね。 
 
しかし驚いた事に 
 
この言葉を発した人は 
 
11歳の子供です。 
 
この子は小学校の3年生の時に 
 
転校した学校で殴る蹴るのいじめに遭い 
 
それから不登校になったそうです。 
 
この話しを読んで 
 
私は自分の体験とかぶって 
 
とても共感できるのです。 
 
11歳の子供がこんな事を書けるのは 
 
辛い体験で 
 
色んな事を考えたからです。 
 
つまり 
 
いじめなどの辛い出来事は 
 
ただ辛いだけではなく 
 
大きな実りももたらす 
 
って訳です。 
 
私自身ここまで 
 
たくさんの辛い出来事がありましたが 
 
しかし振り返れば 
 
この辛い出来事がすべて肥やしになって 
 
今の自分があります。 
 
もしそれがない環境に生まれたら 
 
元来調子者ですから 
 
この歳でも思考は浅く 
 
周りから少しバカにされながら 
 
自慢話でプライドを保つ 
 
そんな初老の男だったと想像できます。 
 
自分がそんな体験をしましたから 
 
いつも苦しんでる人を見ると思う訳です。 
 
その苦しみが実りに変わるまで頑張れと・・ 
 
実りの前に命を絶つ人も多いですが 
 
本当にもったいないと思いますね。 
 
話しは戻りますが 
 
この子の冒頭の言葉 
 
これは会社生活では本当に役立つ言葉です。 
 
会社は 
 
社員同士糧を求めて集まり出来上がった組織です。 
 
その中では 
 
当然社員同士の競争が行われ 
 
成績の悪い者 
 
あるは華々しく成績が上がる者 
 
そんな風に分かれます 
 
元来利益を追求する組織ですから 
 
成績の良い者はちやほやされ 
 
悪い者は冷たくされる 
 
こんな傾向があります。 
 
ですから 
 
どんな会社でも 
 
羨ましがられる社員と 
 
羨ましがる社員がいる訳です。 
 
この状態 
 
単に羨ましいだけでは終わらないってのがこの少年の言葉です。 
 
尊敬に変わったり 
 
あるいは妬みに変わったりしていくって話しです。 
 
しかし 
 
尊敬に変われば 
 
その人を目標にして頑張り 
 
いつか同じようになる可能性がありますが 
 
妬みに変われば 
 
何も得るものが無く 
 
失う者だらけ 
 
これをこの少年はするどく見抜いてる訳です。 
 
そして 
 
もう一つ私が付け加えるとすれば 
 
大谷選手のように 
 
自分からかけ離れた存在は尊敬に変わり易く 
 
会社の同僚のように 
 
身近な存在は妬みに変わる 
 
こんな要素があるって事です。 
 
逆に言えば 
 
大谷選手に対しても 
 
身近にいる同僚の大リーガー達は 
 
尊敬より妬み 
 
これに傾くはずです。 
 
ですから 
 
私達が意識すべきは 
 
身近にいる人です。 
 
身近にいる優秀な人 
 
これは学ぼうと思えば 
 
簡単に学べますが 
 
妬んでしまえば 
 
無理矢理否定しますから 
 
結局自分が進歩せず。 
 
会社にもいづらくなるって事になります。 
 
人間は 
 
偉人から学ぼうとしますが 
 
実際に自分の生活に関わる人の中に 
 
本当の師はいます。 
 
年下でもなんでも 
 
優れてると思えば 
 
とにかく学ぶ 
 
これが成長の肥やしになりますから 
 
意識したい物です。 
 
 
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ストレスは生きるためのエンジン

2018年05月19日 | 人生一般
私のゴルフ仲間の方に末期の癌を患ってる方がいますが 
 
先日久しぶりにご一緒にラウンドする事ができました。 
 
この方 
 
重病にもかかわらず 
 
めげる事無くゴルフに来ますし 
 
また楽しそうに話しますので 
 
本当に凄いと思います。 
 
さすがに体は随分痩せてしまいましたが 
 
ゴルフのプレーは力強かったので 
 
色んな話しをして一日楽しく過ごす事ができました。 
 
その中で興味深かったのは 
 
ガンの治療についての話しでした。 
 
手術はできないので抗がん剤での治療ですが 
 
この抗がん剤は著しく体を衰弱させるようです。 
 
で 
 
衰弱が限界に達したら 
 
今度は癌より体力回復って事になって 
 
点滴で栄養をガンガン与えるそうです。 
 
で栄養を与えると 
 
癌も元気になって 
 
また抗がん剤 
 
この繰り返しだって話していました。 
 
この話しを聞いて 
 
私の父親が心臓手術から脳梗塞を患い 
 
そして亡くなるまでの話しを思い出しました。 
 
父親の場合は血液の成分調整 
 
これをまるで綱渡りをするかのように微妙なバランスで行っていました。 
 
つまり 
 
血液はサラサラにすれば血管が切れても血が止まりませんし 
 
だからと言ってドロドロにすれば血管が詰まる訳です。 
 
つまり 
 
血サラサラにする薬を飲んだり 
 
また逆に血に粘度を持たせる薬を飲んだりしてたのです。 
 
まぁ病人だから仕方が無い 
 
って思いがちですが 
 
このジレンマ 
 
私たちは健常者であっても常に抱える問題なんですよね、 
 
アスリートの場合は 
 
練習しなければ上手くなれませんが 
 
その練習が怪我につながります。 
 
ですから 
 
この調整が上手く行って初めて 
 
人を感動させるパフォーマンスが可能になるのです。 
 
昔の人は勉強でも 
 
頑張らなければ試験に受かりませんが 
 
頑張り過ぎて肺結核になってしまった 
 
なんて人もいたようですから 
 
この話しはスポーツに限った事では無いんですよね。 
 
このジレンマは 
 
会社を経営してるといつも抱える問題です。 
 
仕事が増えると人を採用する訳ですが 
 
仕事量が減ると 
 
その増やした人件費が経営を圧迫します 
 
ですから 
 
常にその均衡を意識する 
 
これが会社経営です。 
 
また社員の指導も 
 
厳しすぎると辞めますし 
 
かと言って甘すぎると役に立たない人間になる事があります。 
 
この事も 
 
同じように精神をすり減らす原因になります。 
 
経営者の立場だけではありません 
 
社員からすれば 
 
会社に不満があってもそれをそのまま言えば 
 
会社にいづらくなりますし 
 
かと言ってガマンすれば 
 
自分の心が折れますから 
 
これまた毎日あれやこれやと悩む事になります。 
 
子育て中のお母さん達も 
 
子供が言うこと聞かなければ 
 
ついひっぱたく 
 
なんて事があるでしょうが 
 
殴ってしまってから 
 
虐待の罪悪感に悩まされる 
 
この繰り返しだろうと思います。 
 
そんな感じで 
 
私たち人間は 
 
色んな場面でギリギリの境界線に立たされる訳で 
 
これが大きなストレスになるのです。 
 
ただ 
 
これから逃れる術があるかと言えば 
 
無いでしょうね多分 
 
だから 
 
生きる事はストレスその物なんです。 
 
ただ 
 
この原理を理解すると 
 
ストレスは随分和らぎます。 
 
どうして和らぐかと言うと 
 
覚悟するからです。 
 
ハラハラドキドキして生きるのが人生だと・・ 
 
ストレスの原因は 
 
境界線に立たされて 
 
悪い方に転落すること 
 
これを恐れるからです。 
 
そして覚悟するって事はそれを受け入れる 
 
って事ですから 
 
最悪の事態もただ恐れるのではなく 
 
具体的に想定できるのです。 
 
病気であれば 
 
治療に失敗して亡くなるのが最悪ですが 
 
私の父親のケースで言えば 
 
86歳で手術しましたが 
 
成功しても2年しか持たなかったのです。 
 
また会社であれば 
 
人件費が経営を圧迫して苦しいのであれば 
 
それを社員に理解して貰えば良いのです 
 
潰れれば同じですから 
 
納得しない社員はいないはずです。 
 
そうやって考えて行くと 
 
最悪の事態はただ恐れるのでは無く 
 
具体的に描いて行けば 
 
それほど心配する事は無い 
 
って事に行き着く訳です。 
 
こんな感じで 
 
ストレスで潰される前に 
 
あれこれ考えて 
 
自分の気持を楽にする 
 
特に会社経営をするのであれば 
 
それは欠かせないのです。 
 
 
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語り過ぎは自分の内面を見えなくする

2018年05月18日 | 不動産業界

私は何度か書いてるとおり 
 
坊さんみたいな聖職者が 
 
立派な話しをするのを聞くのがあまり好きではありません。 
 
理由は色々ありますが 
 
私の世界観とは違う話を語る姿に 
 
逆に聖職者に自らに本当に向き合ってるのか? 
 
疑問に感じるからです。 
 
実際海外からはカトリックの聖職者の皆さんの 
 
ワイセツ行為が良く報道されますから 
 
私はますます偉そうな話しをすればするほど 
 
あまり信用しない 
 
そんな感覚が身についてしまいました。 
 
そんな私でも 
 
薬師寺の管主の不倫は驚きましたね 
 
しかも相手はホステスだそうです。 
 
破戒僧でも世界遺産のお寺のトップになれた 
 
って事は 
 
もうその辺りの坊さんは堕落した人間だらけなんて思われますよね 
 
ただでさえお寺離れが深刻な問題になってるのに・・ 
 
真面目な坊さんは本当にお気の毒です。 
 
まぁしかしよく考えれば 
 
今の時代元々私たちは 
 
坊さんが聖職者だなんて思ってないのかも知れませんね。 
 
逆に言えば 
 
尊敬なんかされてないから 
 
坊さんも煩悩に走るのかも知れません。 
 
学校の先生も一緒ですよね。 
 
私自身は尊敬できる教師に出会えなかったために 
 
元々先生を聖職者だなんて思っていませんが 
 
私みたいな生徒だらけになれば 
 
何も先生も頑張って自分の欲求と戦う必要もないのだろうと思います。 
 
風俗嬢が 
 
お客様の中には学校の先生が多いって語ってましたが 
 
どうして職業が分るかと言えば 
 
スーツやブレザーを着てるのに 
 
運動靴を履いてるからだそうです。 
 
思い当たる先生は是非気をつけて下さいね。 
 
そんな訳で 
 
私自身は 
 
職業で人の貴賤を決める事はありません 
 
逆に 
 
普通の人から卑しいと思われてる人達 
 
その中には本当に尊い人がたくさんいる事も知っています。 
 
昔このブログで書いた事がありますが 
 
私が高校生の時に 
 
生活費を稼ぐために 
 
港湾の積み下ろしの仕事を徹夜でしてた時期がありますが 
 
一緒に働いてた入墨を入れたおじさんが 
 
私の身の上を聞いて 
 
その日一日分の日当を 
 
全て私にくれた事がありました。 
 
私にとっては 
 
今に至るまで 
 
心の中で偉人の一人として刻まれています。 
 
そんな経験をすると 
 
人物を判断するのに 
 
言葉だけで判断する事はなくなります。 
 
人を見極めるには 
 
唯一行動 
 
これだけです。 
 
言葉だけ立派でも 
 
行動が伴わなければ 
 
逆に軽蔑される訳です。 
 
これはビジネスでは絶対に頭に入れなければなりませんね。 
 
私がたくさん出合った営業マンは 
 
行動型と口先型にハッキリ分かれます。 
 
そして 
 
仕事の成否もそれによって分かれます。 
 
口ベタでもトップの営業をたくさん見かけますが 
 
彼等はことごとくマメです。 
 
ところが口では立派な言葉ばかり言っても 
 
動きはさっぱり 
 
って営業マン 
 
これもたくさんいますが 
 
大体もう先はあまりありません。 
 
そうならないためには 
 
語りすぎは行動を疎かにする 
 
この原理をしっかり頭に入れるべきでしょうね。 
 
坊さんは葬儀の時に立派な言葉を語っても 
 
そこで関係は終りますが 
 
会社や顧客に立派な言葉を語れば 
 
その結果まで見られる事になります。 
 
そして 
 
言葉と行動 
 
この不一致を晒すと 
 
自分の評価は急降下します。 
 
薬師寺の管主さんと一緒です。 
 
“語り過ぎに注意” 
 
実は私自身がこれをいつも意識して居ます。 
 
若い頃は 
 
言葉が先行して 
 
その言葉と行動を一致させるために 
 
随分大変な思いをしました。 
 
ただ 
 
そのおかげで今日がある訳ですから 
 
自分の言葉に責任を持つ人間は 
 
それが成長につながるのも事実です。 
 
いずれにしても 
 
言葉と行動の一致 
 
これは自分の信用を守るためには 
 
絶対に必要だって訳です。 
 
そして 
 
それはもの凄く大変な事だってのも理解しましょう。 
 
バチカンの偉い方や 
 
政治家や高級官僚 
 
皆さんそれが出来ずに転落していく訳です。 
 
 

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他人評価は自分の立場を有利にするためにするのは当たり前

2018年05月16日 | 社内事情
今年はカールマルクス生誕200年だそうですね。 
 
でドイツの地元の町では600もの記念イベントが計画されてるようです。 
 
ただこのイベント 
 
世界中から観光客を集めるために行われる訳ですが 
 
地元では反対する人も多いようです。 
 
それはそうですよね 
 
ドイツは冷戦時代に長く分断されましたし 
 
世界中で共産主義革命のためにたくさんの人が死んだ訳ですからね。 
 
たくさんの人が死んでも 
 
共産主義が勝利を収めるのであれば 
 
マルクスを英雄として祀り上げるのは理解出来ますが 
 
実際にはソ連は崩壊しましたし 
 
共産主義思想は敗北したとも言える訳です。 
 
が 
 
本当に敗北したか? 
 
って話しになると 
 
どうもそうも言えない 
 
ってのがこのドイツの小さな町の騒ぎに見て取れます。 
 
具体的には中国が残ってるからです。 
 
中国は自由経済を取り入れていますが 
 
未だに一党独裁で 
 
しかもアメリカと覇権を争うまでになり 
 
国民は急激に豊かになっています。 
 
そしてその中国が 
 
マルクス生誕200年に当たり 
 
巨大なマルクスの銅像をこのドイツの田舎町に寄付しました。 
 
またこの町のイベントも 
 
中国から押し寄せる観光客を意識して行われるのです。 
 
つまり 
 
世界ではもう賞味期限切れとなったように見えるマルクスの理論が 
 
中国ではそのおかげで繁栄を手にする事ができた 
 
こんな風に思ってる人が多いって事です。 
 
またマルクスは賞味期限切れ 
 
って言いましたが 
 
実際には資本主義の行き詰まりと共に 
 
またマルクス回帰 
 
そんな動きを予想する人も出てきてるようです。 
 
その理由も中国の台頭がそうさせてる訳です。 
 
まぁしかし実際には今の中国の実態は 
 
マルクスが唱えた社会とはかけ離れてるのかも知れませんが 
 
元々マルクスは共産主義の思想による社会の具体的な形は語ってないようですから 
 
中国の共産主義革命もロシア革命も 
 
マルクスを利用しただけであって 
 
実際には単なる権力闘争 
 
そんな見方の方が正しいのかも知れません。 
 
ですから 
 
マルクスに罪は無い 
 
悪いのはスターリンやポルポト 
 
そんな考えで生誕を祝うってのは間違いではない 
 
私はそう思います。 
 
ふぅ 
 
また中々本題に入れませんね 
 
今日語りたいのは 
 
このマルクスの評価が分かれるのは 
 
人の都合によってそうなるって話しです。 
 
マルクスはとっくに死んで何も変わらないのに 
 
その時代や国によって 
 
持ち上げられたり 
 
あるいは諸悪の根源みたいな言い方をされる訳です。 
 
つまり 
 
人間は自分の都合によって 
 
人を持ち上げたりけなしたり 
 
元々そんな生き物だって事です。 
 
マルクスに限らず歴史はそんな話しだらけです。 
 
琉球では国の正式な歴史書は尚家の正当性を裏付ける内容になりますし 
 
日本でも国の歴史書はその時々の権力の支えとなるように書かれます。 
 
また現代でも 
 
例えば政治の世界であれば 
 
議員の皆さんは 
 
自分の次の選挙に有利になるように 
 
それぞれの立場によって 
 
安倍総理を擁護したり批判したりする訳です。 
 
これが人を人が評価する時の根本原理です。 
 
私たちの日々の生活においても 
 
誰かの事を語るときには 
 
自分の立場が不利になるような話しはせずに 
 
有利になるような話しをします。 
 
これを善悪で決め付けては 
 
人間全体を否定する事になります。 
 
この話し 
 
特に人の上に立つのであれば 
 
しっかり理解しなければなりません。 
 
当社のような零細企業でも 
 
社員同士 
 
相手の事をあれこれ言うのは毎日の話しです 
 
その話しが 
 
例え自己保身に走る不快な話しであっても 
 
それは人間の性であり 
 
受け入れなければ 
 
社員は誰一人いなくなってしまいます。 
 
話しは話しとしてしっかり聞いて 
 
その上で 
 
客観的に判断すれば良いだけの話しです。 
 
これができずに 
 
人間否定に走れば 
 
人の上に立つには不向き 
 
私はそう思います。 
 
 
 
 
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