駅前不動産屋今日も回りは敵だらけ

株式会社 ハウスショップ 東京都町田市

登記簿は語る

2016年04月30日 | 不動産業界
先日社員に同行して 
 
路面型店舗の下見に行ってきました。 
 
長くこの仕事をしていると 
 
不動産の歴史が気になる事があります。 
 
まぁ気になっても 
 
特別な事情が無い限りはあえて本格的に調べる 
 
何てことはしませんが 
 
不動産の場合は 
 
ある程度は登記簿謄本に記載されてる事で 
 
その歴史を想像する事ができます。 
 
今回の物件は 
 
売り主が手狭になって 
 
新しい物件を購入し 
 
そして移っていったために 
 
不要になったこれまでの事務所を売却って話ですが 
 
手狭になったって事は 
 
事業が上手く行ってる訳です。 
 
そして 
 
その成功してる理由が 
 
その物件から見て取れる訳です。 
 
成功してる理由だけではありません 
 
過去に所有していた人が 
 
事業に失敗した事も 
 
またその理由もなんとなく語ってくれます。 
 
まぁこれから進行していく話ですから 
 
詳しく書くことはできませんが 
 
過去にこの物件で失敗した人は 
 
建物にお金をかけた事が分かります。 
 
大きな鉄骨で組んで作ってあり 
 
また水回りは大理石で仕上げていました。 
 
いわゆるバブル型です。 
 
で 
 
その後事業が上手くいかずに撤退した事は 
 
謄本に記載されてる競売の記録が語ってる訳です。 
 
で 
 
その後今の売り主がそれを購入してる訳ですが。 
 
今度はそれまでの所有者とは全く違った姿が見えてきます。 
 
具体的には 
 
堅実さが伝わってくるのです。 
 
いわゆる見栄を張らないって事です。 
 
これが 
 
事業の成功をもたらして 
 
結果 
 
競売で手放した前所有者とは全く逆の結果になって 
 
事業が拡大して行くわけです。 
 
同じ物件で起業していながら 
 
正反対の結果になる理由 
 
まぁ実際には一口に語れるほど単純ではありませんが 
 
その一つの要素が 
 
派手好みと堅実好み 
 
この違いでもある訳です。 
 
派手好みが必ず失敗して 
 
堅実な人は必ず成功する 
 
って言うほどビジネスの世界は単純ではありませんが 
 
ただ言える事は 
 
自分の実力を直視しない派手好きは高い確率で失敗します。 
 
能力や資力があっての派手は 
 
これはこれでビジネスが発展する事もありますが 
 
能力は大して優れてる訳でもないのに 
 
借金で派手なスタイルを追求すると 
 
高い確率でコケる訳です。 
 
この話 
 
あえて書くまでもなく単純な原理なんですが 
 
しかし不思議な事に 
 
このパターンで失敗する人 
 
本当に多いですね。 
 
そんな訳で 
 
1枚の登記簿謄本から 
 
この不動産に関わった人の性格まである程度語ってくれる 
 
これがこの仕事をしてると分かる訳ですが 
 
不動産業でなくても 
 
この登記簿謄本で人物を知る事 
 
これは簡単にできますよね。 
 
例えば 
 
彼氏が出来て 
 
彼氏の実家に遊びに行ったら豪邸 
 
なんて事であれば 
 
ただ喜んではいけませんね 
 
結婚まで考えてるのであれば 
 
その家の登記簿謄本を取って見る事です 
 
そうれば 
 
その豪邸が 
 
競売にかかる寸前だったりなんかする事があります。 
 
で 
 
彼氏は保証人になっていて 
 
結婚したとたんに借金地獄 
 
こんな事もある訳です。 
 
ですから 
 
玉の輿だと思ってたら 
 
相手は 
 
あなたの僅かな蓄え目当て 
 
なんて事もありますから 
 
そんな悲劇を防ぐためには 
 
登記簿謄本 
 
これを活用するのが一番って訳です。 
 
 
そういえば以前 
 
ある新築の物件を買おうとしてる方から 
 
売り主の経営状況が気になるから調べて欲しい 
 
なんて相談がありました 
 
地方でしたので 
 
私自身が調べる事はできませんでしたが 
 
その方法を教えました 
 
それは 
 
その会社の社長さんの自宅の地番を知る方法と 
 
社長の自宅の登記簿謄本を取る方法 
 
これを教えた訳です。 
 
結果 
 
取引は中止となりました。 
 
社長さんの自宅の登記簿が 
 
グチャグチャだった訳です。 
 
 
そんな訳で 
 
登記簿は語る 
 
これを頭に入れておきましょう。 
 
って話です。 
 
 
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変わった話で優位性をアピールする悪癖

2016年04月29日 | 人生一般

高齢化のせいでしょうが 
 
毎年お通夜や葬儀に参列する機会が増えて行きます。 
 
増えて行くと慣れていきます。 
 
慣れると言う事は 
 
以前は緊張してたそんな場所も 
 
少し退屈気味となります。 
 
ですからその様子を冷静に観察する余裕も出てきます。 
 
しかし慣れてるのはもちろん私だけではありません。 
 
少し前とはすっかり変わり 
 
葬儀もセレモニーセンターで 
 
業者がてきぱきと進行していきます。 
 
ですから 
 
家族は悲しむ間もなく 
 
あっと言う間に終わる 
 
そんな感じです。 
 
人の死も 
 
以前と比べると泣く人もずいぶん少なくなりました。 
 
焼香した後は 
 
大体別室にお寿司やビールが用意されてますが 
 
おいそうにパクパク食べてる人がたくさんいます。 
 
私も義理でお通夜に参加する事が多いので 
 
悲しみよりも食欲 
 
これが勝ってたくさん食べてましたが 
 
最近社員から禁止令が出ました 
 
社長がお通夜の場でガツガツ食べると 
 
担当者である自分が恥ずかしい 
 
って訳です。 
 
ですから 
 
最近はお通夜で焼香したあとは 
 
社員に引きずられて車に無理乗せられ帰る 
 
そんな感じになりました。 
 
お通夜のお寿司は楽しみだったんですが 
 
もうその喜びを味わう事はないでしょう。 
 
で 
 
淡々と進む葬儀ですが 
 
業者の皆さん 
 
さすがに盛り上げるのはプロですよね。 
 
泣かせどころは必ず作ります。 
 
具体的には出棺の前ですね 
 
最近はお孫さんにお別れの手紙を書かせて 
 
最後の場所で読ませたりなんかします。 
 
まぁしかし演出が明らかに行きすぎてる 
 
そんな風に感じる事も大いのですが 
 
葬儀慣れした弊害かも知れませんので 
 
あえて神妙な顔で我慢して聞いたりなんかしてますが 
 
しかし 
 
この進行係の方 
 
手紙を読ませたり 
 
最後のお別れの言葉を遺族に語らせたりする時に 
 
こんな話をしますよね。 
 
“仏教では最後まで耳は聞こえていると言われます。皆さん声をかけて上げて下さい” 
 
と 
 
この話を聞くたびに 
 
私は何て事を言うんだろうっていつも思いますよね。 
 
最後まで耳が聞こえてるって事は 
 
自分がもうすぐ焼かれる事も 
 
あるいは 
 
焼き窯の炎の音も聞こえる訳ですから 
 
大変な恐怖を味わってるって事になります。 
 
そんな時にお孫さんが手紙を読んでも 
 
とても聞いていられないはずです。 
 
ですから 
 
皆さんを泣かすためにそんな話をしてる訳ですが 
 
私のように冷めた人間は 
 
この話の残酷さ 
 
これに思いが至りますから 
 
止めた方が良い 
 
なんて思ってる訳です。 
 
で 
 
この話 
 
私はブログでは書いてますが 
 
絶対に口に出して語る事はありません。 
 
私の脳の中に封印してる話です。 
 
どうしてそうするか? 
 
この話は 
 
誤解される可能性が高いのです。 
 
私がこんな話をしただけで 
 
不信心だとか 
 
変わり者だとか 
 
そんな風に感じる人が一定割合でいる訳です。 
 
そうなれば実社会で悪影響が出ますから 
 
それは封印してる訳です。 
 
ですから 
 
私は自分でも認める毒舌ですが 
 
実際には 
 
たくさん心の中に封印してる話もあるって事です。 
 
これがあるから 
 
私は今 
 
なんとか社会生活を円満に送ってる訳です。 
 
で 
 
私と同じ思考形態でありながら 
 
人生がうまく行かない人 
 
これ 
 
ことごとく脳の封印ができません 
 
封印ができないどころか 
 
人と変わった事を言う事によって 
 
自分の優位性をアピールする 
 
そんな人たちがたくさんいます。 
 
この手の方たち 
 
危険ですよ 
 
このコンプレックス解消型人間が語る話 
 
これに乗っかると 
 
相手は延々と言葉をかぶせて自分の理論の正当性を守ろうとしますからね 
 
最後は 
 
意地になってつっかかってきます。 
 
ですから 
 
相手が 
 
口の封印ができないタイプだと思えば 
 
深入りしない事です 
 
相手の世界に入ってしまえば 
 
大体言い争って終わりです。 
 
ですから 
 
このタイプの孤独は宿命です 
 
これを改めさせよう 
 
なんて思うと 
 
逆に 
 
絶縁になる訳です。 
 
この話 
 
誰にしてるか分かりますよね 
 
そう 
 
アナタです。 
 
アナタのために書いているのです。

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仲裁は火に油を注ぐ事も多いんです

2016年04月28日 | 世間一般

私の息子が飲んだ帰り 
 
駅に向かって歩いてると 
 
タクシーの運転手と若い男がモメてたそうです。 
 
でしばらく見ていたら 
 
だんだん険悪になり 
 
お互い胸ぐらを掴み始めたので 
 
間に入り止めたそうです。 
 
するとしばらくして 
 
他の通行人が呼んだ警察官がやって来て 
 
これで一安心 
 
なんて思ってたら 
 
今度はその若い男が警察官の胸ぐらを掴んだそうです。 
 
でどうなったか? 
 
その男は公務執行妨害で警察署行き 
 
で 
 
私の息子は・・・ 
 
その状況を一番詳しく目撃してるために 
 
頼まれて警察署へ一緒に 
 
で 
 
すぐに帰れると思ったら 
 
その若い男が 
 
警察署でもモメて 
 
事情聴取に時間がかかり 
 
延々と待たされる事4時間 
 
結局夜が明け始めてから帰ってきました。 
 
そして 
 
かなりプリプリしてましたので 
 
色々と話した訳です。 
 
本人はとんだ迷惑 
 
なんて思ってますが 
 
そうではありません 
 
この騒ぎの原因は私の息子です。 
 
その話をすると訳が分からない 
 
なんて感じでキョトンとしてましたが 
 
これは人生経験の浅さ証なので 
 
今後の事もありますから 
 
詳しく説明しました。 
 
今回見ず知らずのタクシーの運転手と若い男が警察沙汰になったのは 
 
そこに私の息子が現れたからです 
 
どうしてそうなるかと言うと 
 
お互い二人だけの間は 
 
言い争いをしても 
 
どこかで殴り合いにならないように制御しています 
 
ですから 
 
放っておいても 
 
だんだん疲れて 
 
結局は暴力沙汰にならずに解決します。 
 
ところが 
 
第三者がいると 
 
争ってる者は 
 
その第三者が止めてくれる 
 
その安心感が働き 
 
結果ヒーートアップするのです 
 
このパターンはよくテレビでやってる警察24時 
 
みたいな番組でも見られます 
 
怒鳴り合いをしてると通報があり 
 
警察が駆けつけると 
 
警察の姿が見えたとたん 
 
お互い胸ぐらをつかみ合います 
 
警察がそばにいれば 
 
ボコボコになる事はありませんから 
 
強そうな相手でも思いきり突っ張れるって訳です。 
 
この人間の心理 
 
私たちの仕事ではしっかり理解する必要があります。 
 
これは何も威嚇で物事を解決しようとする 
 
愚かな男たちだけの話ではありません。 
 
例えば 
 
私の息子は3人いますが 
 
2歳違いの長男と次男 
 
小さい頃はよくけんかしてました 
 
で 
 
その都度叱る訳ですが 
 
ある時に面白い事に気づきました 
 
この二人がけんかするのは 
 
決まって私がいる時です。 
 
つまり 
 
私がいる安心感から 
 
お互い感情のリミッターが緩むのです。 
 
で 
 
あるときこの二人を大型量販店につれて行き 
 
実験してみました 
 
ふたりだけ置いて 
 
私が隠れたのです 
 
たくさん知らない人がいる中で私からはぐれた 
 
どうなったと思います? 
 
犬猿の仲であった長男と次男 
 
お互い離れないように 
 
しっかりと手握り合って私を探し始めたのです 
 
あの可愛さはいまでも昨日の事のように覚えています。 
 
そんな訳で 
 
私たち人間は 
 
仲裁者がいると 
 
トラブルがエキサイトする 
 
こんな性質がある訳です。 
 
アパートの入居者同士 
 
日頃から音の問題でプチトラブルが続いていて 
 
それが大きくなって私たちが呼ばれる事があります 
 
大体私たちの顔を見れば声が大きくなりますね。 
 
また 
 
変わり者の家主と常識の欠如した借り主 
 
なんて最悪のパターンでモメる事があります 
 
そんな時に 
 
私たちが間に入って処理をしてると 
 
延々とトラブルが解決しない事があります 
 
お互い妥協しようとせず 
 
怒りを私たちにぶつける訳です。 
 
そんな時には 
 
私が社員に指示する事は決まっています 
 
間に入らないよう言うわけです。 
 
つまり 
 
お互い直接話し合って下さいって訳です。 
 
一見冷たいようですが 
 
私たちの話を聞かない者同士の間に入っても 
 
解決は望めませんからそうする訳です。 
 
そうすると 
 
大体すぐに解決します。 
 
私たちの姿勢は 
 
間に入って好転するのであれば入りますが 
 
悪化するのであれば 
 
とっとと放置 
 
これが基本姿勢です。 
 
善意で間に入って 
 
感謝されるであればいくらでも間に入りますが 
 
両サイドから恨まれてはバカみたいなものですからね 
 
ですから 
 
感謝されるのであればいくらでも間に入りますが 
 
逆に恨まれるのであれば突き放す 
 
これが大原則です。 
 

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欲求は社会と言う便利な乗り物に支払う代金

2016年04月27日 | 人生一般
知り合いの姪御さんが 
 
短大を出て就職したら 
 
綺麗な子らしく 
 
上司が狂ってしまって 
 
終業後誰もいなくなった会社に呼出したりなんかして 
 
気持ち悪くなり 
 
その子は会社を辞める事になったそうです。 
 
まぁ気の毒ですよね 
 
新社会人で夢が膨らんでたのに 
 
いきなり50過ぎの上司に言い寄られる訳ですから・・ 
 
しかしこの手の男を見ると 
 
私は怒りより気の毒になりますね。 
 
なんせ 
 
その子の叔父さんが激怒してますからね 
 
これから 
 
紹介した学校と会社の経営者を含めて話し合いって事になりそうです。 
 
たぶんこの男の50年間の人生は 
 
一瞬にして最悪の窮地に落ち入ったと思われます。 
 
私たち人間は 
 
脳を発達させて高度な社会生活を営む訳ですが 
 
そのためにモラルとかマナーだとか 
 
社会が円滑に回るための人間のあり方 
 
これを色々と作り出してる訳ですが 
 
しかし突き詰めれば 
 
それはほとんどが本能の暴走を防ぐ 
 
そんな話です。 
 
人間がみな欲望のまま行動すれば 
 
社会生活は成り立ちませんからね 
 
ですから 
 
私たちは 
 
タクシー乗り場で行列で並んだり 
 
あるいは 
 
車で食事に出かけたら 
 
飲酒の欲求を我慢したりする訳です。 
 
つまり 
 
私たち人間はそもそも 
 
社会生活の便利さを享受する以上は 
 
害のある欲求を抑え込む 
 
これが求められる訳です。 
 
逆に言えば 
 
この欲求を押さえるのが苦手な人は 
 
社会でギクシャクして生きる事になります。 
 
しかし 
 
この欲求の中でも 
 
このセクハラ上司のように 
 
性欲にからむ欲求 
 
やっかいですね 
 
なんせ子孫を作るための本能ですから 
 
神様は強い欲求を組み込んでいます。 
 
だから 
 
他は普通の人であっても 
 
こないだの千葉大生のように 
 
女子中学生を監禁する 
 
こんな大それた事をやってしまうわけです。 
 
まぁしかしこの本能は克服する決定打もないように思いますから 
 
これから先も 
 
性被害と 
 
ワイセツ行為による人生のブチ壊し 
 
延々と続くんでしょうね。 
 
神様も罪深い事をしたものです。 
 
で 
 
性欲以外の欲求 
 
これもやはり抑える事ができないと 
 
人生を妨げとなる訳ですが 
 
私たちのアパートのトラブルメーカーは 
 
普通の人が抑えられる小さな欲求 
 
これが抑えられずに 
 
精神を病んでしまう 
 
そんな感じの人がたくさんいます。 
 
たとえば 
 
部屋の鍵をなくした方が 
 
電話で私たちに合い鍵を持ってくるように言う事があります 
 
そんな時に 
 
私たちは管理物件以外の鍵は預かってないので 
 
大家さんに連絡をとる事になる訳ですが 
 
そう伝えただけで 
 
大声で怒鳴る人がいます。 
 
すぐに開けに来いって訳です。 
 
すぐに開けに来いって言われても 
 
管理物件でもないのにすぐに開けられたらそっちの方が問題ですよね。 
 
で 
 
ああでもないこうでもないって話になる訳ですが 
 
最悪の人間は 
 
すぐに来ないならもう家賃は払わないとかなんとかって話になる事もあります。 
 
そもそも自分が鍵を無くすと言う過失が原因なのに 
 
すぐに鍵を持って来るように命令しても 
 
その命令に従わない 
 
つまり 
 
自分の欲求はすべて満たされなければ納得できない 
 
そんな感じです 
 
まぁそれでは社会生活はうまくいきませんよね 
 
大体会社をクビになり 
 
精神を病んで 
 
強制退去か生活保護ってのがお決まりのパターンですね。 
 
仕事もしないで生活保護となれば 
 
世間との接触は激減しますから 
 
数少ない社会とのつながりが不動産屋って事になる訳です。 
 
そして 
 
この欲求が制御できない方たちは 
 
そのはけ口をすべて不動産屋に向ける訳です。 
 
毎日のように 
 
信じられないクレームが来ます。 
 
やれ道の前で子供が遊んでるだの 
 
やれ隣の家がリフォームを始めただの 
 
やれ隣のアパートの人が洗濯物を中々取り入れ無いだの 
 
とにかく信じられない事ですが 
 
自分の思い通りにならい事は 
 
すべて不動産屋のせい 
 
そんな風に思い込んでるふしもある訳です。 
 
これでは私たちもいつまでも付き合って居られませんからね 
 
最後は突き放しますが 
 
私たちが唯一のまともな社会とのつながりですからね 
 
それが絶たれると 
 
急速に精神状態が悪化 
 
なんて人もいます。 
 
いずれにしても 
 
私たち人間は社会を形成して 
 
便利な生活を手に入れています。 
 
そしてその便利な社会生活は 
 
その代償は皆払わなければなりません。 
 
そして 
 
それが 
 
欲求の抑制って訳です。 
 
払う物も払わずに 
 
便利な生活だけ手に入れよう 
 
なんて考えるから 
 
結果社会から排除される訳です。 
 
ですから 
 
そうならないためには 
 
子供の内から 
 
欲求のコントロールは意識して身に付ける必要がある訳です。 
 
自分の欲求が抑えられないと 
 
高い確率で 
 
犯罪者か精神病 
 
これが私たち人間の社会に存在する計算式です。 
 
ですから 
 
そうならないためには 
 
今の人間社会は 
 
欲求は完全に満たされる事はない 
 
そう覚悟してする事です。 
 
その覚悟が足らないから 
 
50歳を過ぎて 
 
セクハラオヤジのレッテルを貼られて 
 
どん底の人生になる訳です 
 
気をつけましょうね 
 
男性の皆さん 
 
 
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年金を踏み倒して一億総活躍社会

2016年04月26日 | 世間一般

昨日沖縄から戻ってきました。 
 
残念ながらマスターズは 
 
優勝する事はできませんでしたが 
 
例によってストレス解消と 
 
自分をみつめるのが目的ですから 
 
その意味ではとても収穫の多い2日となりました。 
 
地方はどこでもそうだと思いますが 
 
都市部以外はほとんど産業はありません 
 
私の村で言えば 
 
公務員と建築関係 
 
これに現役の人は従事して 
 
高齢者は農業って感じです。 
 
この産業構造の違いは 
 
社会の違いとなり 
 
この社会の違いは思考形態の違いとなります。 
 
ですから 
 
私は日ごろ暮らす東京都は大きく違う社会 
 
これを体験する事ができる訳で 
 
その意味では大変恵まれてると思っています。 
 
そんな訳で 
 
私の5人の甥たちもほとんどが建築関係に従事してる訳ですが 
 
彼らの話をじっくり聞くと 
 
日本の将来が見えてきます。 
 
例えば甥の一人が1級建築士ですが 
 
彼は本気で日本の建築業界の先はとんでもない事になる 
 
なんて感じています。 
 
理由は 
 
建築業界には 
 
型枠大工やなんかのように 
 
何年か修行しなければ技術が習得できない 
 
そんな部分がある訳ですが 
 
今は時間のかかる技術を学ぶ若者が全くいないそうです。 
 
ですから 
 
将来は建築業界そのものが成り立たない 
 
そんな危惧をしていました。 
 
ただ 
 
もう一つの私の村の産業である農業を見ていると 
 
甥が心配してる将来の建築業界 
 
これが私には見えてきます。 
 
私の兄はサトウキビ農家ですが 
 
今でも売り上げの記録を伸ばし続けています。 
 
今年の製糖期はなんと1000トンもの刈り入れを一人でやったそうです。 
 
どうしてそうなるかと言うと 
 
年々農家は高齢化が進み 
 
農業ができなくなる人が増え続け 
 
結果農地が余りまくってる訳です。 
 
で 
 
私の兄のように機械に詳しく 
 
高価な農業機械を持ってる人たちは 
 
どんどん仕事が増え続け 
 
休む間もないって訳です。 
 
で 
 
この話が建築業界のみならず 
 
日本の将来の姿も見せてくれる訳です。 
 
その姿とは? 
 
死ぬまで働く 
 
そんな社会です。 
 
実際に私の村の農家の男たちに定年はありません。 
 
体を壊し 
 
働けなくなった時がリタイヤです。 
 
つまり 
 
今の日本 
 
年金制度が崩壊しかけてますから 
 
年金に頼らない生活 
 
となれば 
 
働ける内は働くって結論に行き着きます。 
 
高齢者は 
 
若者がいればそれに職を奪われますが 
 
若者がいなければ 
 
高齢者が粗末にされる事はありません。 
 
建築業界で言えば 
 
今働いてる若者は年寄りになっても 
 
相変わらず会社の中心で居続けるって感じだろうと思います。 
 
また 
 
企業も個人も 
 
高齢者の労働に頼る 
 
そんな社会が日本の将来像 
 
そうも言える訳です。 
 
私の兄が言っていましたが 
 
余りの忙しさに 
 
シルバー人材センターにお願いして 
 
一人高齢者の助手を雇ったそうです。 
 
この方 
 
70代半ばですが 
 
体力はあってやる気もある 
 
とても良い人だったそうです。 
 
で喜んでたら 
 
しばらくして 
 
ヘッドハンティングに遭い 
 
余所に持って行かれたそうです。 
 
残念がっていました 
 
つまり70代半ばでも人材の奪い合い 
 
これが実際に起こってる世界はある訳です。 
 
この話を聞いてもつくづく思いました 
 
安倍総理の一億総活躍
社会 
 
これは 
 
何も政府がスローガンを掲げなくても 
 
達成するのは簡単だと・・ 
 
年金を減らせば良い訳です。 
 
逆に言えば 
 
少子高齢化社会は 
 
何もしなくてもそうなる訳です。 
 
当社でも 
 
その兆しはあります。 
 
社員は 
 
私がいなくなれば 
 
会社が無くなる 
 
これを心配する訳ですが 
 
どうやらこの対処法見つけたようです。 
 
何だと思います? 
 
宮川が語ってました。 
 
社長は死ぬまで逃がさないと 
 
徳田虎雄のようになっても 
 
眼球の動きだけで機能するパソコン 
 
これを用意して 
 
たとえ半身不随になっても私が仕事から解放される事を許さないそうです。 
 
恐ろしいですよね 
 
これからの日本社会は・・ 
 
まぁしかしそうなるかどうか? 
 
神のみぞ知るとこですが 
 
覚悟と準備だけはするべきでしょうね。 
 
私も 
 
ホーキング博士のような姿になっても 
 
仕事からは解放されない 
 
心のどこかでは覚悟しています。 

 
 
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長続きのコツは契約に執着しない事

2016年04月25日 | 不動産業界

不動産業の大変さは 
 
多様な人間を扱う事です。 
 
しかも大きな金額がからみますから 
 
事故に細心の注意を払う 
 
そんな必要がある訳です。 
 
常識が通用しない人や 
 
あるいは判断力が低い人 
 
そんな人たちはトラブルになる可能性が高いですから 
 
原則的に避ける 
 
これは私の営業方針でもあります。 
 
ですから 
 
大体接客したら早めに判断して 
 
初期段階で判断しますので 
 
来店客であれば 
 
適当にあしらって終わり 
 
って感じです。 
 
が 
 
不動産屋だと 
 
話しが進んで契約の時に初顔合わせ 
 
なんてケースがほとんどです。 
 
そして 
 
やっかいなのは 
 
不動産の世界は 
 
摩訶不思議な事に 
 
人格に問題がある 
 
そんな業者が多数生息してる 
 
そんな世界な訳です。 
 
大きな金額を扱うのに 
 
横着だったり 
 
あるいは細かい質問をすると 
 
逆切れしたり 
 
なんて事は頻繁に起こります。 
 
また 
 
少しお客様がわがままを言っただけで 
 
大声で恫喝する 
 
そんな人たちもいます。 
 
この人格異常 
 
不動産の世界にはまんべんなく存在しますが 
 
特に多いのは 
 
買い取り業者ですね。 
 
多分大変な思いをしてやっと仕入れた訳で 
 
愛着があるのでしょうね。 
 
少し値引きの交渉を入れただけで 
 
感情が爆発する人 
 
よくいます。 
 
自分の大切な商品にケチをつけられた 
 
って訳です。 
 
まぁそんな人を相手に仕事するのは疲れますからね。 
 
ですから 
 
私は契約の場であっても 
 
感情の抑制のできないタイプはその場で中止します。 
 
落とし前だの何だの話をする人もいましたが 
 
ますます相手にできませんね。 
 
そんな訳で 
 
私がこの世界で長く生きてきたコツの一つは 
 
契約に執着しない 
 
これがある訳です。 
 
では 
 
執着しないためには? 
 
まぁ一言で言えば 
 
期待しないって事です。 
 
私は契約予定が決まっても 
 
別に嬉しい気持ちはありません。 
 
契約の場で止める 
 
なんてのは何度もやってますので 
 
とにかく相手の業者の顔を見るまでは 
 
まとまった 
 
なんて思わない訳です。 
 
また 
 
契約書を取り交わしても 
 
それで安心する訳ではありません 
 
不動産屋の中には 
 
契約までは低姿勢でも 
 
契約してしまうと豹変する人 
 
たくさんいます。 
 
契約までは 
 
散々 
 
何かありましたらおっしゃって下さい 
 
なんて言っておきながら 
 
契約して少し物件に傷があって 
 
修理をお願いしたら 
 
冷たく 
 
“その程度は自分でやってよ” 
 
なんて言う業者ゴソゴソいます。 
 
むしろそっちの方が多いかもしれません。 
 
いずれにして. 
 
ビジネスをする上では 
 
ある程度価値観を共有できてないと 
 
高い確率でトラブルになります。 
 
ですから 
 
このトラブルを避けるのが長く続けることですが。 
 
そのためには 
 
契約には執着しない 
 
この気持ちが大切だって訳です。 
 
食うに困る訳ではありませんからね 
 
精神的に異常な人と無理して付き合って契約をまとめる 
 
そんな気はない訳です。 
 
が 
 
この感情が抑制できない同業者 
 
これ不思議ですが 
 
トラブルを引きずらないですよね 
 
例えば 
 
私とトラブルになった業者が 
 
数年後 
 
平然と 
 
“社長なんか買うのない?” 
 
なんて言いながら訪ねてきます。 
 
私は 
 
あの世まで忘れないほど怒ってる訳ですが 
 
相手は 
 
すっかり忘れる訳です。 
 
まあしかし 
 
逆に言えば 
 
そんな性格だから 
 
トラブルだらけでも生きて行けるんだろうと思います。 
 
私は付き合いませんが 
 
そんな人たちはまたそんな人たちで作る世界がある 
 
そんな感じなんでしょうね。  
 
きっと 

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独裁と民主主義

2016年04月24日 | 社内事情
独裁国家と民主主義国家 
 
どちらが良いかと言えば 
 
当然民主主義国家って思いますが 
 
しかし民主主義国家がすべて良いかと言えば 
 
大きな弊害もあります 
 
それは物事が中々決まらず非効率だって事です。 
 
実際今の若い人は信じられないかも知れませんが 
 
私が若い頃は韓国より北朝鮮の方が豊かでした 
 
ですから 
 
北朝鮮に憧れてハイジャックまでする人たちもいた訳です。 
 
その北朝鮮と対峙する韓国 
 
ここも民主義では対抗できずに 
 
軍事独裁政治を選んだ訳です。 
 
まあしかし 
 
国内外の状態が安定すれば 
 
民主主義 
 
これが不満を大きくしない良い方法だと思いますね。 
 
多少効率が悪くても 
 
多数決で決めれば 
 
国民は納得する訳です。 
 
この独裁国家は決定が早くて 
 
民主主義国家は物事を決められない 
 
この構造は国家で見ればわかり易いのですが 
 
実は私たち日々の生活においても 
 
全く同じです 
 
よく友達同士で旅行 
 
なんて事になると 
 
たとえ5~6人でも 
 
全員の意見を聞いてると 
 
北海道が良いだの沖縄良いだのから始まり 
 
温泉があるだの無いだの 
 
料理がああだこうだ 
 
中々決まりません。 
 
まぁしかし友人同士であればそのやりとりも楽しみですから良いのですが 
 
会社となれば 
 
この全員の意見を取り入れては 
 
中々仕事は進みません 
 
当社の場合 
 
飲み会の時間や場所ですら全員の意見を聞いたら決まりません 
 
それだけ我が強い人が集まっています。 
 
ですから最近は先に場所と日時を決めて 
 
参加出来る人だけ来なさいってスタイルに固まりました。 
 
そんな訳で会社は 
 
最後はトップが決定する訳ですが 
 
そのためにトップが存在する 
 
こう言っても言い過ぎではない訳です。 
 
逆に言えば 
 
部下の意見に縛られて決断できない人は 
 
リーダーには向いてないとも言える訳です。 
 
国家は民主義が良い事は間違いありませんが 
 
会社は逆に民主主義では成り立たない 
 
そんな気もします。 
 
しかし独裁が必然な会社 
 
何でもかんでも社長一人で決めて良いかと言えば 
 
それももちろん大問題です。 
 
北朝鮮と違い 
 
会社は社員は職業選択の自由があります 
 
あまり社長が社員の意思を無視すると 
 
結果皆退職してしまいます。 
 
ですから 
 
独裁が必要だと言っても 
 
単に社員の意思を無視して突き進めば良いって訳ではありません。 
 
まぁこれが会社経営の難しさです。 
 
私は最近つくづく思いますが 
 
社員が誰も辞めずに続く会社の規模は 
 
せいぜい10人位が限界です。 
 
それを超えれば 
 
ある程度不満を持つ社員は出て行く 
 
この事を覚悟するべきです。 
 
例えば 
 
ある社員が頑張って結果を残せば 
 
その社員の給与を上げなければ不満が募ります 
 
だからと言ってその社員の給与を上げれば問題が解決する訳ではありません 
 
給与が上がらない他の社員から不満が出ます。 
 
ですから 
 
独裁者といえども 
 
常に社員の気持ちを忖度して 
 
そして決断する訳です。 
 
そしてその決断の結果 
 
どちらからが辞める 
 
そんな事も頭の隅に入れる事になります。 
 
私は 
 
3つの店舗があり 
 
2つは社員に任せていますが 
 
この私が関知しない店舗 
 
面白い事に 
 
意見調整型と独裁型の人間がいます 
 
私は 
 
さし当たり 
 
口を挟まず 
 
展開を見ています 
 
私ですら 
 
どのタイプがうまく行くのか 
 
予測できない訳で 
 
その結果を観察してる訳です。 
 
いずれにしても 
 
こんな零細企業でも 
 
人の統治 
 
大変だとつくづく思います 
 
北朝鮮の金正恩 
 
世界中から嫌われていますし 
 
私も嫌いですが 
 
しかし 
 
彼の立場に立てば 
 
多少気違いにならなければ 
 
とても務まらないだろうな 
 
とも感じます 
 
いずれにしても 
 
たくさんの人を動かす立場になれば 
 
全員の支持を獲得する 
 
なんてのは幻ですから 
 
一定割合で去る人がいる 
 
これは心に刻んで 
 
しっかり備えるべきだろうと思います。 
 
 
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語る者=評価される者 黙ってる者=評価を下す者

2016年04月23日 | 世間一般
私は毎日色んな話をブログで書いていますが 
 
実はその一番の目的は社員に自分の考えを伝えるためです 
 
その意味ではブログは大変有効 
 
これをつくづく感じています。 
 
ブログがない頃は 
 
会議やなんかで伝える訳ですが 
 
実際に私の考えはうまく伝わりませんでした。 
 
ですから私もイラついて大声を出してしまう 
 
なんて事はよくありました。 
 
今はブログで私の考えがよく浸透してますので 
 
以前と比べると 
 
比較にならない位に社員との言い争いは少なくなっています。 
 
若い頃からたくさん部下を持って 
 
つくづく思った事は 
 
人を変える事はできないって事です。 
 
ですから 
 
まず人の上に立ったらその事をしっかり意識するべきです。 
 
ところが 
 
人間は他人に自分の考えを押しつけたがる 
 
そんな生き物でもあります。 
 
私は大学の頃 
 
たくさんのバイトをして生活費を稼ぎましたが 
 
バイト先には大体年上の正社員がいて 
 
大変可愛いがって頂きました 
 
で 
 
たまにごちそうになったりなんかする訳ですが 
 
そんな時には大体仕事の話になります。 
 
仕事の話になると 
 
知識に差がありますから 
 
上司は経験者として仕事を教えてくれる立場になります。 
 
で 
 
こちらはごちそうになった上に 
 
仕事の事も教えてくれる 
 
大変有り難い話なんですが 
 
実は私は当時から少しひねくれていて 
 
黙って聞いたふりをしながら 
 
その人たちを観察していました。 
 
そうすると 
 
大変面白い事が分かります 
 
若い人に物事を教える人 
 
これははっきり二つに分かれます 
 
一つは 
 
本当にこちらの立場から教えてくれる人 
 
そしてもう一つは 
 
自分のプライドを保つために説教をする人です。 
 
言うまでもなく前者は有り難い訳ですが 
 
後者は迷惑です。 
 
どうして迷惑かと言うと 
 
中身が伴わないのに恩を売るって感じです。 
 
食事に誘ってもせいぜい割り勘です。 
 
ケチは言葉だけで教えて上げたって恩を売る訳です。 
 
ところが 
 
本当にこちらの事を思ってる人は 
 
環境作りから入ります 
 
つまり 
 
自分の言葉を私が受け入れる 
 
そんな環境作りです。 
 
そのためには 
 
まずお金です 
 
食事に行って割り勘って事はありません。 
 
おごってもらえば 
 
それだけで感謝の気持ちがありますから 
 
言葉も素直に受け止める 
 
この事が分かってる訳です。 
 
こんな年上の人たちを見て来ましたから 
 
自分自身は部下を持つようになって 
 
人を指導するのは至難の業 
 
そんな事に気づいた訳です。 
 
ですから 
 
私は実は自分の子供にすら 
 
人生はあまり語りません 
 
本当に求めて来たときにアドバイス 
 
これが私が意識してる事です 
 
ところが自分のプライド優先型は 
 
家庭でも 
 
子供たちが迷惑がってるのに 
 
薄っぺらい話を押しつけて 
 
結果子供が独立したら寄りつかない 
 
こんなパターンがたくさんあります。 
 
そんな訳で 
 
人を動かすこと 
 
これは私たちみたいな零細企業ですから簡単ではありません 
 
会社は縦社会ですが 
 
上司は部下をよく観察して指導しないと 
 
的外れな話で 
 
軽蔑され見下されて 
 
結果仕事がうまく機能しなくなります。 
 
会社は厳しい物です 
 
上司は会議で色んな話をして 
 
それを部下が黙って聞いてる訳ですが 
 
語る方は自分を晒して 
 
聞く方はそれを評価する訳ですから 
 
ある意味部下が上司を評価する 
 
そんな側面がある訳です。 
 
それが分かってますから 
 
私自身も時には萎縮する訳です。 
 
まぁいずれにしても 
 
私も含め 
 
部下から評価される厳しい世界ですが 
 
少なくとも 
 
プライド重視型の押しつけ 
 
これは 
 
上司としては最低ですから 
 
意識してそうならないように 
 
そう心がけたいものです 
 
そうすれば 
 
私が大学を卒業できたように 
 
ギリギリですが合格点は貰えます 
 
中身のない話を押しつける上司は 
 
まずアウト 
 
私はそう思います。 
 
学ぶ意欲が無ければ 
 
人の上には立つ物ではありません。 
 
 
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明日から私だけ早めのGW

2016年04月22日 | 社内事情
日本では天才と呼ばれた石川遼 
 
レベルの高いアメリカツアーに挑戦したいと思うのは当然です。 
 
そして 
 
日本から旅立つ時に目標を聞かれて 
 
“マスターズで優勝する事です” 
 
頼もしい言葉でしたね 
 
私は彼ならやってくれる 
 
そんな風に思いました 
 
が 
 
結果はマスターズどころか今に至るまで 
 
ツアーでの優勝はありません 
 
今年はマスターズは出場すらできませんでした。 
 
この石川遼の不調 
 
ゴルフファンなら誰しも失望したと思うのですが 
 
実は不調ではなかった 
 
ってのが昨年ハッキリ分かりましたね。 
 
それは日本ツアーに6回だけ出場した訳ですが 
 
その内2回優勝した訳です。 
 
この話ゴルフに興味のない人はピンとこないかも知れませんが 
 
昨年複数回優勝した日本人は石川遼だけです。 
 
またあの宮里優作ですら
 
生涯での優勝回数は2回だけです。 
 
つまりたった6回しか出場しないのに2回も優勝する 
 
って事は 
 
今でも石川遼は日本ではずば抜けた実力 
 
これが証明されたって訳です。 
 
それまで私も彼は不調だと思っていましたが 
 
実はそうではなく 
 
日本とアメリカのレベルが違いすぎる 
 
これが真実だった訳です。 
 
この話 
 
物事の正確な判断は 
 
比較によってのみ決まる 
 
その事が改めて実感できますよね。 
 
石川遼がアメリカでプレーしてるのだけ見てれば 
 
ここまで日米のレベルの差があるなんて分かりませんからね。 
 
つまり 
 
今回石川遼のプレーを通して 
 
日米が比較できた訳です。 
 
そしてその比較によって 
 
私たちは日本のレベルも理解できた訳です。 
 
もちろんゴルフだけではありません 
 
私たちは物事の価値を比較に頼らなければ理解できない 
 
そんな世界で生きてる訳です。 
 
この事が理解できれば 
 
私たちは日々暮らす中で 
 
損失を未然に防ぐ事ができます。 
 
特に消費社会の現代は 
 
この比較法は大変有効です。 
 
例えば 
 
家電を買うときに 
 
複数の新聞の折り込みを比較すれば 
 
高く買わされる事はありません。 
 
またネットも加えると 
 
さらに最安値での購入が可能になります。 
 
その意味では 
 
今の時代は消費者の視点から見れば 
 
比較のしやすい大変良い時代だと言える訳です。 
 
私はこの事が 
 
企業の努力を促し 
 
大変便利な時代になったと考えています。 
 
で 
 
家電みたいに 
 
簡単に比較できるものは大きな損失は生じませんが 
 
私たちの経済活動の中には比較がしにくい 
 
そんな物もたくさんあります。 
 
そして 
 
その比較が困難な世界 
 
これが邪悪な者が生息する 
 
そんな空間だとも言えます。 
 
私たちの仕事でいつも感じるのは 
 
リフォーム関係ですね。 
 
工事費が安いのか高いのか 
 
この比較が簡単ではありません 
 
複数の業者に見積もりを依頼すると 
 
その事は煩わしさや 
 
心理的な負担が伴いますし 
 
また値段自体も 
 
リフォームは安ければ良いって訳でもありません 
 
仕事が雑だったり手抜きだったりでは 
 
安くても意味がない訳です。 
 
この比較が容易にできないと言う事が 
 
悪徳業者がいつまでもたっても消え去る事がない 
 
そんな事を可能にしてる訳です。 
 
お年寄り相手のリフォーム詐欺 
 
なんてのが無くならないのは 
 
もこんな事情があるからです。 
 
では一般消費者はどうすれば良いでしょうか? 
 
まぁ決定打はないようにも思いますが 
 
親しい不動産屋がいれば相談するのも良いかもしれませんね 
 
私たちのような不動産屋は 
 
たくさん工事発注しますから 
 
相場も分かってますし 
 
信頼できる業者も分かってます 
 
ですから 
 
親しい不動産屋に相談すれば 
 
ある程度失敗は回避できるかも知れません 
 
ただこの際注意しなければいけないのは 
 
私たち不動産屋には 
 
リフォーム業者から紹介料が入るって事です。 
 
この紹介料 
 
本来はごくわずかですが 
 
不動産業者によっては 
 
それを経営の柱にしてるケースがあります。 
 
その場合は 
 
多額の利益を乗せますので 
 
結果バカ高い値段になります。 
 
私が体験した極端なケースは 
 
あるマンションの所有者から依頼されて 
 
外壁塗装の業者を紹介したら 
 
170万円の見積もりでした 
 
それを見て 
 
家主さん驚いていました 
 
長年付き合って信頼してた地場の業者の紹介で 
 
その前に見積もりを取ってあったのです 
 
その金額がなんと450万円でした 
 
これはいけませんよね 
 
詐欺と言われても仕方がないように思います 
 
ただ当社はそのバカ高い見積もりのおかげで 
 
その家主さんが当社に移りましたので 
 
有り難い話となりました。 
 
そんな訳で 
 
私たちは騙されないようにするためには 
 
比較 
 
これが大切だって話です。 
 
ですから 
 
お客さも比較が大切ですし 
 
私たち事業者も 
 
常に顧客からの比較 
 
これに耐えられるような仕事をしなければならない訳です。 
 
そのためには 
 
競合相手を知る 
 
これが大切です。 
 
これを怠っては 
 
良心的だの信頼だの 
 
綺麗な言葉を並べて自己満足の 
 
自画自賛型会社になる訳です。 
 
つまり 
 
お客様が比較する以上 
 
私たちもその比較に耐えるためには 
 
同業者を知らなければならないって訳です。 
 
自分の会社が信頼できるなんて思ってたら 
 
他社はもっと信頼できる 
 
なんて事になってるかも知れません 
 
それをお客様から指摘されて 
 
相手の悪口を並べても逆効果です 
 
そんな事でジタバタするのではなく 
 
敗因を探る努力 
 
これにエネルギーを注ぐべきです。 
 
ですから 
 
私は社員にいつも言う訳です 
 
顧客にアピールするのに 
 
綺麗な言葉は要らないと 
 
ただ単に仕事で評価してもらう 
 
これに集中すれば 
 
あの三菱自動車でも何度もあのザマですから 
 
不動産の世界で他社に破れる 
 
なんて事はまずないと考えています。 
 
 
さて 
 
石川遼は残念ながらマスターズからの招待状は届きませんでしたが 
 
私には今年も届きました 
 
せっかくの招待ですから 
 
行って参ります 
 
そんな訳で 
 
明日から3日間 
 
ブログは事前投稿です 
 
コメントに返事がお返しできない事をお許し下さい。 
 
 
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今の時代の常識は次の時代の非常識

2016年04月21日 | 世間一般
天声人語の筆者が変わったようです。 
 
毎日読んでますが 
 
長く読んでると本当に面白い感覚になります 
 
それは 
 
今回初めて私より年下の人が書いてる訳ですが 
 
年齢が私より低いことは文章を読めばすぐに分かります 
 
天声人語を担当する位ですから 
 
能力は高いのでしょうが 
 
私よりあとの世代だと言う事が文章から分かる訳です。 
 
私たち誰でも生まれて歳を重ね 
 
最後は老いて死ぬ訳ですが 
 
その生きた時代によって 
 
年齢とは別の特徴 
 
これがいたる所に出てきます。 
 
その時代の特徴が 
 
年齢を超えて 
 
先に生まれた人に対しては 
 
いつまで経っても年上 
 
そんな感覚があります。 
 
例えば私は高校生以来 
 
坂本龍馬が好きですが 
 
高校生の時にはるかに年上だった坂本龍馬 
 
当然当時は 
 
人生を長く経験して大きな仕事を成し遂げた先輩に対する 
 
尊敬の念とか 
 
あるいは憧れとか 
 
そんな気持ちが強かった訳です。 
 
で 
 
坂本龍馬が亡くなった時は30歳そこそこです。 
 
高校生の時にははるか年上だった訳ですが 
 
今となっては私の息子たちと同じ年代です。 
 
であれば 
 
もう坂本龍馬に対する憧れは消え去る 
 
って事になりそうですが 
 
これがそうではないんですよね。 
 
憧れとか尊敬の念とか 
 
彼の2倍を生きても変わる事はありません。 
 
どうしてそうなのか? 
 
それは 
 
私たちは年齢だけでなく 
 
時代 
 
これによって先人に対する尊敬 
 
こんな意識があるのです。 
 
では 
 
どうしてそうなのか? 
 
それは 
 
自分たちが体験できない時代に生きた人たち 
 
これに対する憧れが間違いなくあるのです。 
 
具体的に言えば 
 
坂本龍馬は私の半分しか生きていませんが 
 
その間に明治維新につながる大きな仕事をしてる訳です 
 
しかも最後は暗殺されましたが 
 
常に死と隣り合わせの厳しい環境で 
 
歴史に残る仕事をした訳です。 
 
一方私の人生は 
 
飢える事もなく 
 
死に直面する事も無く 
 
たらたらと不動産の仕事をして生きて還暦 
 
これでは坂本龍馬の人生と比較するのも恥ずかしいですよね 
 
ですから尊敬と憧れの念があせる事はない訳ですが 
 
逆に坂本龍馬が今の時代に生きていたら? 
 
まぁ才能がありますから 
 
もしかしたらビジネスでも政治でも成功してたのかも知れませんが 
 
たぶん今のように名を残す事は無かったでしょうね。 
 
むしろ彼は性格は変わり者だったようですから 
 
あの時代だから活躍できた訳で 
 
今の時代は単なる変人として 
 
世間は冷ややかに見てた可能性もありますよね 
 
土佐藩を脱藩してますから 
 
よど号で北朝鮮に亡命した人たちの仲間だったかも知れません。 
 
そんな感じで 
 
私たちは年々歳をとりますが 
 
与えられた時代の中の範囲に収まり 
 
それを超える事はできない訳です。 
 
って事は 
 
今の時代だけで物事を判断しても 
 
視野が狭い 
 
そうも言える訳です。 
 
ですから 
 
私は何度もこのブログで 
 
時間軸を加味した思考 
 
これを進言する訳です 
 
時間をさかのぼれば 
 
善悪は逆転する事も多い 
 
これに気づけば 
 
今私たちが語る善悪は 
 
今の時代を生きるために便宜的に出来てる 
 
その事にも思いが至ります 
 
私が生きた時間で考えても 
 
この善悪はずいぶん変わりました 
 
私が小学2年生の時に 
 
ある男の先生がひどい 
 
って事で 
 
父兄が集まった事があります 
 
その理由は 
 
生徒に体罰を与えないから 
 
クラスが荒れてる 
 
悪い生徒はどんどん殴って欲しい 
 
そんな話でした。 
 
今とは正反対です 
 
ですから 
 
私は日々苦しむ社員に語る訳です 
 
善悪の不確実性を 
 
これを理解すれば 
 
ずいぶん顧客に対する思いも違ってきます。 
 
家賃の支払いが少し遅れただけで口調が厳しくなるのを見ると注意する訳ですが 
 
そんなシーンを見ると 
 
私の脳裏には 
 
給食費を払えない生徒に 
 
ギャーギャー喚いてた女の先生が浮かびます 
 
お金を払えない事に対する嫌悪感丸出しでした 
 
私たちは 
 
その子の家庭事情を知ってますから 
 
その先生が鬼に見えたものです。 
 
いずれにしても 
 
今の時代から離れて 
 
少し幅広く時代を学ぶと 
 
自分自身もずいぶん苦しみから解放される 
 
そんな話です。 
 
 
 
 
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誇れるのは危機を乗り越えた自分

2016年04月20日 | 人生一般
毎日大量に熊本の映像が流れてきますが 
 
不動産屋の視点からすぐに思うのは 
 
不動産の価値の危うさですね 
 
昨日まで一生の財産だと思って家が 
 
建物は崩壊 
 
土地は地割れ 
 
無価値を飛び越えてマイナスになる訳です。 
 
長年頑張ってやっと手に入れた家がこれでは 
 
たまったものではありませんね。 
 
不動産は一番安定した財産 
 
なんて考えの人も多いでしょうが 
 
実際には 
 
神様の気まぐれで 
 
一瞬にして一生の努力を台無しにする 
 
そんな可能性もあるって訳です。 
 
東京にいると 
 
熊本は遠く離れた場所での出来事 
 
そんな風に思いがちですが 
 
実際には東京も今日大地震が起きてもおかしくない 
 
そんな場所ですから 
 
人によっては今日買った家が 
 
明日は瓦礫 
 
なんて可能性もある訳ですから 
 
不動産は本当に危ういと言うのが実感として湧いてきます。 
 
まぁしかし 
 
そんな事ばかり考えては何もできませんから 
 
あえて目を背けてこの仕事を続けていく訳ですが 
 
この災害 
 
実はその時点では災害ですが 
 
長期的に見れば 
 
大体大きなプラスになる事が多いんですよね 
 
東京では 
 
関東大震災と東京大空襲 
 
いずれも10万人以上の犠牲者を出した訳ですが 
 
しかしこれが 
 
今の近代都市東京を作り上げる事につながった訳です。 
 
無数にある古い家を立ち退かせて再開発 
 
なんて事になれば 
 
今の東京のような整備された都市にするためには 
 
権利調整から始める訳ですから 
 
1000年かかってもできないかも知れません 
 
それが 
 
震災と戦火で 
 
一気に古い家を壊してくれたために 
 
効率の良い都市計画が短期間で実行できた訳です。 
 
そうやって考えると 
 
神は 
 
時には荒治療で人類を進歩させてる 
 
そう言えるのかもしれません。 
 
個人にとっても 
 
家を買って安定した生活をすれば 
 
それは理想ですが 
 
しかし安定した生活は 
 
停滞し退屈なものとなります。 
 
これが 
 
自然災害に襲われると 
 
一気に危機が迫り 
 
そのダラけた気持ちを吹き飛ばします。 
 
今月から熊本の大学に進学したばかりの 
 
ハヤトさんの長男が2日間野宿をして 
 
そしてやっと沖縄に戻って来た 
 
なんて書き込みがありましたが 
 
それを見て思い出した事があります。 
 
私の父が 
 
戦争が終わり 
 
九州で解散になったそうです 
 
解散にはなりましたが 
 
見ず知らずの地で放り出され 
 
途方に暮れたそうです。 
 
で 
 
戦地で一緒だった沖縄出身の戦友と 
 
約束してた事があったそうです 
 
それは 
 
お互い別々の場所で除隊になりますから 
 
待ち合わせ場所を決めてたそうです 
 
それが熊本のなんとかって駅だったそうです 
 
私の父は 
 
その待ち合わせ場所に行きましたが 
 
その戦友はいません 
 
で 
 
待ったそうです 
 
丸二日 
 
野宿して 
 
そして 
 
諦めかけた頃 
 
その戦友がやってきたそうです。 
 
“ターバーの顔を見たときには本当に嬉しかった” 
 
この言葉を 
 
認知症になってからも言っていました。 
 
一番辛かった出来事は 
 
実は 
 
自分自身の体に眠ってる潜在能力がすべて活性化し 
 
そして危機を乗り越える 
 
これも私たち人間に備わった本能ですから 
 
被災地の方も 
 
いつかこの出来事を乗り越えて 
 
少し誇りを持って語るが来る 
 
これを心の隅にでも入れて頑張ってもらいたいものです。 
 
ハヤトさんの息子も 
 
孫の代まで語れる自慢話を手に入れたのかも知れません。 
 
私の母も 
 
一番の誇りは 
 
小さな娘を二人抱えて 
 
あの戦火を生き延びた事でしたね 
 
もう私たち子供は 
 
母親の語るストーリーはすべて頭に入っています 
 
数え切れない位聞かされましたからね 
 
今週もまた 
 
その話を聞いてきたいと思います。 
 
誇らしげに語る母の顔 
 
大好きなんです 
 
 
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不寛容は孤立の始まり

2016年04月19日 | 世間一般
私のフェイスブックには 
 
タグ付けがされて 
 
朝出社してパッソコンを立ち上げると 
 
政治的な話の書き込みがガンガン入ってきます。 
 
そして大変面白い事に 
 
この書き込みの中に私のような中間的な考えの人はいません 
 
政治ネタが好きな人は 
 
右と左に真っ二つに分かれます。 
 
ですから 
 
私は毎日両極端の人たちの話を読んでる訳です。 
 
これを見てると 
 
本当に面白い事に気づきます 
 
今日本では 
 
保守とか革新とかリベラル 
 
そんな言葉が飛び交ってイメージができあがっていますが 
 
この政治思想に偏ってる人たち 
 
実際には完全に逆転現象を起こしています。 
 
つまり保守が革新になり 
 
革新が保守 
 
これだけでは訳が分かりませんよね 
 
それは憲法に対する考え方でよく分かります。 
 
本来革新とは 
 
現体制を変える 
 
そんな思想ですから 
 
今の政治体制を作り上げてる憲法 
 
これをまっ先に変えるべきですよね 
 
ところが護憲=革新 
 
なんて意味の分からない状態になって訳です。 
 
また右と言われてる人たち 
 
保守と言うイメージがありますが 
 
実際には憲法を変えようとしてる訳ですから 
 
その意味では革新ですよね 
 
この 
 
両極の逆転現象 
 
私のように一歩引いた所から見ればよく見えますが 
 
毎日自分の立場から世界を見てる人たちは見えないようで 
 
相変わらず大局観の欠けたまま書き込みをしてる訳です。 
 
この話は深追いはしませんが 
 
私がこの政治的に偏った両極端の人たちを見て思うのは 
 
いわゆる“不寛容”ですね 
 
自分と違う立場の人たちを悪と決めつけ 
 
徹底的に嫌悪感丸出しで叩きます 
 
これを見ていると 
 
この政治的に偏った人たちには 
 
絶対に政権を取らせてはいけないと本能的に感じますね 
 
右寄りの人は反日って言葉で自分の立場と違う人にレッテルを張ります。 
 
日本では見られませんが 
 
共産主義の国では 
 
反革命分子のレッテル貼りで国民弾圧をしますよね 
 
こんな事では先は見えています。 
 
この寛容性を欠いた人たち 
 
これは国民全体の中では割合が低くても 
 
日本中から集まれば一定の数が確保できますから 
 
その集団の中にいればたぶん自分の考えに確信を持つのでしょうね 
 
10代の頃から喜寿まで活動してもブレないのは 
 
その世界に浸かってれば疑問を持つ機会も少なかったんだろうと思います。 
 
そんな訳で 
 
世の中全体から見れば少数派でも 
 
そんな人たちばかり集まった集団では圧倒的多数 
 
この人間の作る集団の特性 
 
これは意識して理解しないと 
 
その集団を離れた世界では 
 
孤立し排除される 
 
これも人間社会の方程式です。 
 
辺野古の座り込みに参加して 
 
沖縄の空気を感じた 
 
なんて思って 
 
那覇の居酒屋でその流れで話をしたら 
 
周りがドン引き 
 
私が実際に目撃したシーンです。 
 
また私たちの世界では 
 
よく昔ヤンチャしてた 
 
なんて元気の良いタイプの人がいますが 
 
これまた暴走族時代の頃のクセで 
 
少し思い通りにならないからと言って 
 
すぐに大声で恫喝に入る人たち 
 
ゴソゴソいます。 
 
大人の社会で恫喝すれば 
 
取引停止か警察ですからね 
 
これも不動産屋の転落の方程式の一つです。 
 
いずれにしても 
 
私たちは 
 
世の中全体で見れば一部の特殊な人たちも 
 
そんな人たちが作る集団は 
 
その中でしか通用しない 
 
独自のモラルだとか 
 
あるいは善悪だとかが出来上がります。 
 
これはその集団の中では通りますが 
 
世間では排除される事が多い 
 
これも理解して気を付けるべきでしょう。 
 
いずれにしても 
 
自分の思想だとか 
 
あるいは所属した団体だとか 
 
そんな物が国民全体の割合では低いと思えば 
 
その集団以外では封印する事です。 
 
それができずに 
 
会社で人間関係がうまくいかず 
 
最後はウツ病になったり自殺したり 
 
私が直接知ってる人でもたくさんいますよ。 
 
 
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物理的な距離と心の距離は反比例関係

2016年04月18日 | 人生一般

ロッテの伊東監督 
 
熊本出身のようで 
 
故郷にいる兄嫁と母親を心配して 
 
“野球をやってる場合じゃない今すぐ飛んで帰りたい” 
 
なんて語ってましたね。 
 
私自身もし沖縄で同じような事が起これば 
 
そう思うでしょうから気持ちは良く分かります。 
 
が 
 
故郷から遠く離れて暮らす人たちのこの心理 
 
いまいちよく分からない面がありますね。 
 
特に亡くなったとき 
 
私の父親の時もそうでしたが 
 
遠くから身内が駆けつけます 
 
そして悲しみに浸る訳ですが 
 
しかし 
 
生きてる間は誰も会おうとしなかったんですよね 
 
そんなに悲しければ 
 
生きてる間にたくさん会いたい 
 
そんな気持ちになりそうなものですが 
 
実際には亡くなるまで強く会いたい 
 
なんて思わなかった訳です。 
 
にも関わらず 
 
亡くなったら居ても立ってもいられず駆けつける 
 
この心理 
 
面白いですよね。 
 
なぜそうなのかよく分かりませんが 
 
私自身ふと思う事があります 
 
私は今家族3人で暮らしていますが 
 
一緒に暮らしていても毎日顔を合わせる訳ではありません 
 
就寝時間もまちまちですし 
 
出勤時間も違います 
 
また顔を合わせるのもほんのわずかです。 
 
朝起きてごはんを食べてる間と 
 
夜帰って寝るまでの間ですから 
 
私自身は妻ともせいぜい一日一時間です。 
 
つまり 
 
一緒に暮らす家族ですら 
 
実際には共有時間はごくわずかです。 
 
これが異常? 
 
とらえ方によってはそうですが 
 
私はそうは考えていません 
 
これが自然 
 
だから家族がうまく行ってる訳です。 
 
この点での家族関係 
 
これがリタイヤすれば 
 
線になります 
 
つまり 
 
朝から夜までず~~~っと一緒 
 
まあ若い頃 
 
ラブラブの時期であれば良いかも知れませんが 
 
お互い見た目は老いてる訳ですから 
 
これでは苦痛ですよね 
 
熟年離婚が多いのはある意味必然 
 
私はそう思っています。 
 
私自身は 
 
最近は人間は成人したら 
 
点でつきあうべきであって 
 
線でつきあっては高い確率で軋轢が生まれる 
 
そんな風に思っています。 
 
ですから 
 
良い関係を築きたいと思えば 
 
適度の距離 
 
これが大切だと思ってる訳です。 
 
この距離が 
 
逆に 
 
お互いの心のつながりを強め 
 
伊東監督のように 
 
駆けつけたい 
 
なんて気持ちになる訳です。 
 
私は親子関係がうまく行ってない若者には 
 
親と距離を置くようよくアドバイスします。 
 
他人だけではありません 
 
3人の息子の内二人は 
 
私自身がその話をして家から出しました。 
 
離れて暮らすと 
 
家にいる間はろくすっぽ口もきかなかったのに 
 
離れると休みの日は必ず顔を出すようになりました。 
 
つまり一緒に暮らしてる間よりも 
 
別々に暮らすと会話が増える 
 
こんな不思議な現象が起こるのです。 
 
そんな感じで 
 
私自身は人間関係は 
 
べたべたすれば 
 
高い確率で軋轢が生まれる 
 
そう思ってますから 
 
いつも近づき過ぎないように意識してる訳です。 
 
その意味では 
 
私にとって沖縄は最高です 
 
物理的な距離が 
 
親兄弟や甥や姪 
 
そして昔の同級生たち 
 
いつまでも新鮮なつながりを保つ事ができる訳です。 
 
 
さて 
 
 
あと3日 
 
 
もうひとがんばり・・ 

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先の事を語れば要注意

2016年04月17日 | 世間一般
まさか後になってさらに大きい揺れが来るとは思いませんでしたね。 
 
最初の震度7以来テレビでは余震に注意して下さいを連発してましたが 
 
実際にはまだ本震が来てなかった訳ですから 
 
その事も伝えるべきでしたね。 
 
さらに大きな揺れがやってくる可能性もあります 
 
なんて伝えていれば 
 
もしかしたら助かった人もいるのでは? 
 
なんて直感的に感じてしました。 
 
しかし本震が後から来る 
 
なんてのは私自身は初めて聞きましたが 
 
過去にあったんでしょうかね? 
 
こうなると気象庁を責めたくなりますが 
 
しかしこれも酷ですよね 
 
起きてみれば結果でああだこうだと言いますが 
 
事前に予想するのは難しい 
 
これは何も地震に限った事ではありません。 
 
経済予測も色んなエコノミストがもっともらしく語りますが 
 
これはほとんどが後知恵バイアスの範疇です 
 
もし本当に経済予測が出来るのであれば 
 
世界一の大金持ちになるのは訳ありませんからね 
 
なれないって事は実際には予測できてない証でもある訳です。 
 
私たちは日々色んな出来事を体験して生きていますが 
 
少しだけでも先が予測できれば 
 
その運命は大きく変わります 
 
今回の地震でいえば 
 
1分前に予測できれば 
 
生き埋めになって命を落とす事もない訳です。 
 
ですから 
 
私たちは膨大なお金を使って 
 
自然災害を予測しようとする訳ですが 
 
残念ながら 
 
神様は私たちに将来の予測ができない部分を作ってあります。 
 
私の知り合いに 
 
ご主人を癌で亡くした方がいますが 
 
自分のそれを恐れて 
 
毎年豆に癌検診を受けていました 
 
で 
 
最近その癌が見つかりました 
 
見つかりましたが 
 
もう手遅れだそうです。 
 
つまり 
 
癌検診を受けても 
 
実際には確実に防げる訳ではない訳です。 
 
不条理ですよね 
 
どうすれば良いのでしょうか? 
 
どうしたら分からないから神様にすがるんですよね 
 
私も今年は本厄のようで 
 
家族がうるさく厄除け 
 
なんて言って来ますが 
 
神様にすがって災難を避ける事ができれば 
 
こんな簡単な話はないですよね 
 
今回の地震で 
 
それを黙らす事ができました 
 
それは 
 
阿蘇神社が崩壊してる映像が流れてましたので 
 
それを見て言った訳です。 
 
“自分の社を守れない神様が俺を守れると思う?” 
 
って一言・・・・ 
 
私が煩わしい厄払いから解放される事が決まった瞬間でした。 
 
そんな訳で 
 
私たちは 
 
生きてく上では過ぎ去った過去より 
 
これから来る未来の方が大切な訳ですが 
 
実際には過ぎ去った過去はよく理解できますが 
 
先の事は誰も分からない訳です。 
 
その神様が分からないように作ってる未来 
 
これをさも分かってるかのごとく振る舞う人たち 
 
カルト宗教に多いですが 
 
投資詐欺もそうですよね 
 
ほとんどが邪悪な人たちです。 
 
私自身は先の事を知ったかぶりしたら 
 
それ以上話を聞きません 
 
自分がそうですから 
 
お客様にも先の事は語りたくありません 
 
が 
 
全く語らない訳にもいかないのがこの仕事のやっかいな所です。 
 
よくお客様から質問されるのが 
 
“不動産は今買い時でしょうか?” 
 
って話です。 
 
買い時かどうかってのはこれから値上がりするのかどうか? 
 
それを聞いて来てる訳ですが 
 
私は 
 
その質問に確信を持って答える事はできない 
 
その事を語ってから 
 
人口のデーターだけを話します 
 
先に確信は持てませんが 
 
人口が減るのに 
 
地価が全体に上がる事があるのか? 
 
私がいつも持ってる疑問ですから 
 
それだけは伝える訳です。 
 
 
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逃げた社員

2016年04月16日 | 社内事情
不思議なもので 
 
家族が仲が良くても 
 
その自分の家族と街中でバッタり会ったりすると 
 
何か違和感がありますよね。 
 
私の息子は 
 
高校生の時 
 
私と商店街で会ったらシカとしました。 
 
まぁその時は友達が一緒でしたから大目に見ましたが・・ 
 
そんな訳で 
 
家族は 
 
いつも家の中で一緒に過ごすから心地良い訳で 
 
外で会うとしっくりこない事があります。 
 
しっくり来ないだけであれば良いのですが 
 
ラブホテルから他の女性と出て来る所で家族に会ったりなんかしたら 
 
もう地獄でしょうね きっと 
 
で会社 
 
これも社員と私 
 
会社内で過ごすには何の違和感もありませんが 
 
外でバッタリ会うと 
 
社員の中にはバツが悪いような 
 
テレ臭いような 
 
そんな困惑した表情を見せる社員がいます。 
 
特に休みの日にお互い私服たったりすると 
 
きっと社員は 
 
私に対して 
 
イヤなヤツに会ってしまった 
 
なんて思ってるかも知れません。 
 
が 
 
そこは皆大人 
 
多少のテレ臭さはあっても 
 
しっかり挨拶します。 
 
当然ですね。 
 
が 
 
昔の話ですが 
 
以前 
 
休みの日に社員と 
 
バッタリスーパーで会った事があります。 
 
で 
 
私がニコニコしながら近づくと 
 
その社員 
 
私の顔を見た途端 
 
ギョッと青ざめ 
 
なんと 
 
あろう事か 
 
そのまま後ろを振り返り 
 
猛ダッシュで逃げて行きました。 
 
ビックリしましたね 
 
一体何事かと思いました 
 
その社員に何があったんでしょうね。 
 
分かりません今でも 
 
なぜなら 
 
その社員 
 
翌日も普通に出社して 
 
普通に仕事をして 
 
なんら変わった事はないのです。 
 
その後 
 
お互い 
 
その事には触れないように 
 
過ごしてきましたが 
 
しばらくして 
 
辞表が・・ 
 
今でも 
 
あの時の社員が逃げた理由は謎です。 
 
 
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