先日息子と孫二人を連れてサッカー観戦に行きました
車の後部座席にはチャイルドシートを二つ積んで
そこに子供たちを乗せ
私は助手席に座り
運転は息子です
私の息子は話好きですから
道中絶えることなく二人であれこれ話します。
で
めでたく地元のチームが勝って
帰路につきましたが
もちろん帰りの車でも色んな話をしました。
そして数日後
息子が私に驚いて
“お父さん子供のいる時には言葉に気をつけなければダメだね”
と言って来ました。
理由は
サッカーから帰って
まだ4歳の上の孫が
母親にその日にあった事を色々と話し始めたそうです。
サッカーの試合の事はもちろんですが
息子が驚いたのは
本人は車の中ではずっと黙ってたのに
道中私と息子が交わした会話
これをすべて聞いていて
母親に語ったって事です。
例えば
私はこのブログでも何度も書いていますが
今回のコロナウイルスは
若い人にとっては普通の風邪と変わらないので
緊張感が持てないのは仕方がない
だから俺たちは自分の身は自分で守るしかない
そう言う話をしましたが
これを
孫はそのまま見事に母親に話したそうです。
これを見て息子は驚いた訳です
この子たち聞いて無いように見えて全部聞いて理解してると
まぁしかし
息子は人生経験まだまだですよね。
息子は驚いてますが
私からすれば何でそれで驚くの?
って感じです。
自分自身の体験でも
幼いころ
大人たちが交わしてた会話
全部聞いてましたからね
私の祖母は近所に仲の良いおばあさんがいて
毎日のように会っていましたが
その時に語ってた言葉
本当に良く覚えています。
まぁ大半は人の噂話でしたね。
私は聞いてただけではありあせん。
この話は絶対に誰かに言ってはならない
そこまで思っていました。
ですから
黙ってる子供は聞いてない
なんて勝手に思い込んでるようでは
ある意味父親失格です。
ただ
これ
実際に大人の世界でも陥り易い罠なんですよね。
特に不動産屋の社長さん達
毎日自分の武勇伝を交えながら
社員の皆さんに色々語ってると思いますが
社員の皆さんは
そんな社長さんの言葉を黙って聞いてると思いますが
黙って聞くって事は
本当に良く話を理解していますからね
ただ
残念な事に
その理解は社長さんの思いとは逆に
社長の能力の低さ
これを感じてる場合が多いのです。
だから反応しても仕方がないので
黙って聞いてる訳です。
沈黙してる者は恐ろしい
そう思った方が
裸の王様にならずに済みます
私自身の体験からも・・