日本は西側陣営と言われていますね
日米同盟がありますからね
アメリカの仲間で間違いありません
で対するのは?
東側陣営?
まぁ冷戦が終わりましたからね
西側陣営は割と分かり易いですが
対する東側陣営は分かり難くなっています。
自由主義と共産主義?
これも自由主義の国は割と分かりますが
中国は共産党が支配していますが
ロシアはもう共産党が支配してる訳ではありませんよね
では
私達西側陣営と対峙するロシアと中国は
どう定義すれば良いのでしょうかね?
最近は権威主義とか
独裁国家とか
そんな風に区別される事が増えましたね。
しかしこれも
いまいちしっくり来ません
プーチンも習近平も
戦前の天皇のようにその権威で国をまとめてる訳ではありません
もしかしたら権威主義に走りたいのかも知れませんが
情報がインターネットで入る時代には
個人の権威で大きな国をまとめるのは不可能のように思います。
ですから
私たちは
どうしてもロシアと中国の異質性を定義したいのですが
共産主義のイデオロギーが崩れた今
どうもしっくり定義できない
これが私が感じてる事です。
定義は出来ませんが
異質である事は間違いありませんよね。
ではどうして異質なんでしょうね?
私が思うに
こちらから異質ではありますが
むしろ歴史的に見れば
異質なのは私たち
そんな気もします。
人間社会は元々
ロシアと中国のような支配体系があって成り立ってた
そんな風に思います。
つまり
アメリカとか日本のように
自由主義陣営と言われる国々は
割と歴史の浅い
最近で来た統治システム
そう言って間違い無いのかもしれません。
まぁこの話は語り出すと延々と続きますので
深堀りしませんが
一つ言える事は
指導者は
中国やロシアの方が優秀だって事です。
プーチンも含めて
ソ連も中国も
その指導者の歴史は
大半が優秀な官僚上がりです。
それに比べれば
日本の総理大臣やアメリカの大統領は
選挙で選ばれる訳ですから
必ずしも優秀である必要はありません
国民の人気を取れば
指導者になれるのです。
だからアメリカではブッシュとかトランプも大統領になれるのです。
では
中国とかロシアは
どうして優秀な人が指導者になれるか?
と言うと
多分貧しい人が多いからです
貧しいって事は
教育もあまり受けていませんから
そもそも政治には疎い訳です。
だから
政治は優秀な人に任せればよい
そう思うのです。
これは私の想像ではありませんよ。
ロシアの国民にインタビューしてる動画をたくさん見ましたが
国民の多くが
政治は難しくて分からないから
優秀な人がやれば良い
そう語ってるのです。
だから
こんな事になっても
プーチンの支持率は高いのです
優秀なプーチンのやってる事だから
間違いは無い
って思う訳です。
私が人間社会の本来の統治システムだと言うのは
少し前までは
日本も含め
世界の国々は貧しかった訳ですから
政治は優秀な一部の人がやる物
そんな事だったんだろうと思います。
実際に私が子供の頃の沖縄では
日本語も話せなければ文字も書けない
そんなお年寄りが多くいましたからね。
私の祖母もそうでした。
それを見ていましたから
全ての人が政治に参加するなんて
とても無理
それは実感として感じていました。
ですから私が思うには
私たちが対峙する中国とロシアを定義するには
官僚主義国家
これが一番適してるように思います。
では
この官僚主義国家と自由主義国家
指導者の能力は官僚主義が高いのに
どうして貧しいままなんでしょうかね?
これについては多分逆説で説明できますね。
貧しいから優秀な指導者が選ばれるのです
豊かになれば
国民の権利意識が高まりますから
民主主義を求めるようになり
民主主義になれば
優秀な人より人気のある人
って事になりますから
ここで初めて
中国もロシアも私たちの仲間入り
って事になるんでしょう・・多分
ふぅ
前置きが長くなりましたね
本題はまだ先です。
いずれにしても
元来の人間組織は
平等より強い指導者
これを求める物だって事です。
そして
会社組織は
その本来の人間組織の原理が支配する
私はそう思っています。
零細企業でも
リーダーが弱い
と思われれば
組織は霧散する
そう思った方が良いですね。
強くあり続けなければ
零細企業と言えども
リーダーは務まりません
結構厳しい物です。
年に何度かは
自分の激しい部分を出して
会社を守る
それが宿命です。
零細企業と言えども
弱い人間がやれるほど甘くはありません
これから起業する人は
そんな事も頭に入れましょう。
無理やり話をまとめましたが
本題はまたいずれ