駅前不動産屋今日も回りは敵だらけ

株式会社 ハウスショップ 東京都町田市

2016年は平和でありますように

2015年12月31日 | 不動産業界
15世紀の活版印刷の発明が 
 
今日の文明の発展に貢献した事は誰でも良く知っていますが 
 
しかしこれは恩恵だけではありませんよね 
 
たくさんの争いを起こし 
 
たくさんの人命を奪う事にもなる訳です。 
 
ですから今の時代でも賞賛される活版印刷も 
 
大きく負の側面があるって事です。 
 
この活版印刷の普及よりさらに大きく 
 
私達人類に影響を与える物が発明されました。 
 
言うまでもありませんインターネットです。 
 
このインターネットの影響 
 
まだ始まったばかりだと言う人もいます。 
 
その影響の中には 
 
国家を消滅させる 
 
なんてのは序の口で 
 
人類を滅ぼす 
 
なんて言う人もいます。 
 
情報が氾濫する今の時代 
 
少し前とは大違いです。 
 
少し前まで 
 
男性はビクビクしながらビニ本を買っていましたが 
 
ネットではもうこれ以上ない位の過激な描写が 
 
ウジャウジャ出てきます。 
 
ビニ本時代のお父さん達が純粋だった 
 
なんて気持ちも湧いて来ます。 
 
そして 
 
人類を滅ぼす可能性があるのが 
 
ネットによって核の技術だとか 
 
あるいは毒性の強いウイルスだとか 
 
そんな物が簡単に入手できる可能性が高いからです。 
 
活版印刷は宗教や自由の思想の拡散による武力による政権交代 
 
いわゆる革命によってたくさんの命が奪われましたが 
 
インターネットは 
 
単なる精神異常者が 
 
人類に破滅的なダメージを与える事ができる訳です。 
 
ISも間違いなくインターネットの時代の申し子ですが 
 
これだけ見ても 
 
ネットでもたらされる新たな脅威は 
 
既存の武力では制御するのが難しい 
 
この事がよく分かりますね。 
 
先進国と呼ばれる国が 
 
総がかりで最新兵器を使っても 
 
カラシニコフで走り回る髭の男たちを根絶できない訳です。 
 
私達が若い頃は冷戦時代でしたが 
 
あの軍拡競争は何だったんだろうって思いますよね 
 
アメリカにロシアまで加わったのに 
 
たった3万人の素人武装集団に勝てない訳です。 
 
ただ 
 
ISは放置していてももうこれ以上広がらないって学者がいます。 
 
それはISはイスラムスンニ派の武装組織ですが 
 
宗教の教義がベースで変わり者を集めた集団は 
 
この辺りが限界だって事です。 
 
逆にISがバチカンを狙ってるようですが 
 
バチカンでテロを起こすと 
 
世界のカソリックを敵に回しますから 
 
その段階でISは潰される 
 
なんて予想もあります。 
 
まぁいずれにしても 
 
すでにネットの弊害は 
 
たくさんの命を奪い続けてる訳です。 
 
しかし 
 
活版印刷と同じで 
 
そんな負の側面を差し引いても 
 
恩恵がはるかに大きいから 
 
すざましい勢いで普及してる訳です。 
 
すでに私の場合も 
 
日常生活でも仕事でも 
 
ネット無しでは成り立たなくなっています。 
 
ただいつも思いますが 
 
ネットが無い時代でも普通に仕事ができて 
 
しかも収入も多かった訳ですから 
 
時々 
 
本当に恩恵? 
 
なんて疑問が湧く事があります。 
 
また負の側面もよく感じますね 
 
私達の時代と違い 
 
今の不動産屋は情報交換のために 
 
同業者と交流する事はほとんどありません。 
 
私はバブルの頃は 
 
12月は忘年会で一日も空かなかった事がありますが 
 
社員達を見ていると 
 
同業者との忘年会はゼロって感じです。 
 
昔の感覚だと 
 
こんなんでよく不動産屋が務まるな? 
 
なんて思いますが 
 
これもネットの普及による変化です。 
 
いちいち顔を合わさなくても情報が取れますからね 
 
ただ 
 
今の時代だから全てネットに頼って良いかと言うと 
 
これは全く逆ですね。 
 
当社の場合 
 
売買物件は 
 
ネットに出すとほとんど決まりません 
 
逆に 
 
成約になる物件は 
 
ほとんどネットとは無縁です。 
 
そんな感じで 
 
大手はネットでの成約 
 
零細不動産屋は 
 
足で稼ぐ 
 
これが今の時代の不動産業界 
 
って感じです。 
 
 
今日で2015年は終わりです 
 
明日からは始まる2016年 
 
平和でありますように 
 
 
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学歴と集団欲

2015年12月30日 | 世間一般

以前野球の野村元監督が語ってましたが 
 
意外ですがプロ野球界って学歴社会だそうですね 
 
ですから名もない高校から入った選手は 
 
選手時代は活躍しても 
 
引退したあとは声がかからない 
 
そんな話でした。 
 
学業は仕事でのスキルアップのために存在する 
 
そんな風に考えがちですが 
 
私自身も長く生きてきて 
 
この学歴は 
 
人間の能力の向上より 
 
それによって集団の中に入る 
 
そんな目的が強いように感じています。 
 
私がよく行く某名門クラブでも 
 
本来学歴は関係ないのに 
 
有名大学の先輩だの後輩だのって話が飛び交っています。 
 
ですから 
 
あまり有名でない大学の出身者は少し違和感がある 
 
そんな空気を感じる事があります。 
 
しかし不思議な話ですよね 
 
お年寄り同士が 
 
在学中も現役で働いてる頃も面識がないのに 
 
ゴルフ場で知り合って同窓だと分かり 
 
それを機に 
 
一気に親しくなったりなんかする訳です。 
 
こんなシーンを見ると 
 
私達人間の集団欲 
 
これがいかに強いかよく分かりますよね。 
 
ですから 
 
学歴はスキルより集団欲 
 
そんな風にも言えるかも知れません。 
 
ゴルフ場に集う有名大学の人達は 
 
母校に誇りと愛着を持ってるから結びつく訳ですが 
 
私達人間は 
 
色んな物で結び付きますよね。 
 
私達沖縄の人間は 
 
同じ沖縄出身だというだけで一気にその吸引力が働きますが 
 
人によっては 
 
例えば昔暴走族だった 
 
この話しで集団欲が一気に芽生える 
 
そんなケースもあります。 
 
そして 
 
私達の入居者のお年寄りの中には 
 
明らかに昔組織の人間だった 
 
なんて人同士が 
 
よく2~3人仲良く付き合ってるなんて人もいます。 
 
日ごろは私達に叱られて小さくなっていますが 
 
仲間が揃えば現役時代を思い出すかのように 
 
風を切って歩いています 
 
しかし 
 
学歴であれ暴走族であれ 
 
あるいは一歩進んで組織の人間であれ 
 
集団を形成するのは 
 
皆それを自慢したい 
 
なんて気持ちがあるからですよね。 
 
私の知人の女性が昔面白い事を言っていました。 
 
この方は 
 
高校卒業以来 
 
高校の友達とは一切会ってないそうです 
 
親しい友達がいなかったのかと思うと 
 
実はたくさんいたそうです。 
 
で 
 
卒業以来会ってないのは 
 
卒業式の日にみんなで集まって 
 
もう一生会うのは止めよう 
 
と誓いあったそうです。 
 
理由は 
 
卒業したら 
 
お互い 
 
学歴の事はひたすら伏せて生きるしかない 
 
だからもう社会に出たら付き合わないって訳です。 
 
理由は 
 
その高校の学力が 
 
著しく低いからです。 
 
つまり 
 
有名大学を語りたがる人達とは全く逆の心理です。 
 
しかし 
 
その女性 
 
私が知ってる中では 
 
容姿も性格もトップクラスでしたね。 
 
ですから言った訳です。 
 
その容姿があれば学歴なんて吹っ飛ぶよって 
 
すると反論されました。 
 
自分を可愛いって言ってくれる男性も 
 
学歴を語った段階でドン引きするそうです。 
 
まぁそれが本当かどうか分かりませんが 
 
その時に思いましたね 
 
この子は学歴のコンプレックスがあるから 
 
美人なのに性格がよくて 
 
モテモテなんだと 
 
コンプレックスは 
 
実は欠点ではなく 
 
美味しい料理を引き立てる隠し味 
 
そんな風に思うようになりました。 
 
私は 
 
家族も社員も大した学歴はいませんが 
 
それでも 
 
毎日楽しく暮らしていますから 
 
学歴が何ぼのもんじゃって思いますよね。 
 
むしろ 
 
学歴を誇張して生きる人たちが気の毒にも見えます。 
 
そう言えば 
 
私も頑張って大学を卒業しましたが 
 
私みたいな人生を歩むと 
 
全く学歴は意味がありませんね 
 
私は 
 
この歳まで 
 
大学の卒業証明を要求された事は一度もありません。 
 
こんな事だと分ってれば 
 
どうせなら 
 
東大法学部卒 
 
なんて言ってた方が良かったのか? 
 
なんて思ってしまいますよね。 
 
でもやっぱだめですね。 
 
10年以上も前の話になりますからやっと書けますが 
 
私のお客さまで 
 
お医者様がいて 
 
東大医学部卒 
 
って話しでした。 
 
ところが 
 
ある日新聞を見てビックリ 
 
なんと東大医学部どころか 
 
ニセ医者だったんです。 
 
これで 
 
人生パア 
 
学歴詐称は 
 
バレればそれまで築いたものが一気に崩れますからね 
 
くれぐれもその誘惑に負けませぬよう 
 
 
 
今日は那覇で 
 
大学の頃の仲間と同窓会です 
 
集団欲をしっかり満足させてくれる 
 
年に度のイベントです。 

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お祭りの終わりは必ず来ます。

2015年12月29日 | 不動産業界
少子化による人口減少 
 
超高齢化社会の到来 
 
まぁこんな話しばかり流れると 
 
日本の将来真っ暗 
 
そんな風な空気が日本中を漂いますが 
 
私は何度も書いてる通り 
 
その事事体はそんなに心配していません 
 
むしろ長期的に見れば良い事だとも思っています。 
 
具体的にはとてもこのブログでは説明できませんが 
 
分かり易く簡潔に言うと 
 
食料で例えれば 
 
今一人の農家の方が100人分の米を作ってるとして 
 
その米を食べる人が人口減少で8割に減ったとします。 
 
一見農家は困るように見えますが 
 
人口減少は作り手の農家の人も減りますから 
 
農家は結局100人分の米を作り続ける訳です。 
 
ですから 
 
人口減少は 
 
そんなに悲観するほどの悪影響はない 
 
と思ってる訳です。 
 
ただし 
 
構造が変わる訳ですから 
 
その変化に対応できなければ 
 
淘汰される 
 
個別的にはそんな事が起るでしょうし 
 
また 
 
産業によってはかなり深刻な影響がある 
 
これも間違いないだろうと思います。 
 
そして 
 
その中でもとりわけ 
 
不動産の分野 
 
これはかなりの激震になるように思います。 
 
それは 
 
ストック産業だからです。 
 
さきほど行った通り 
 
消費が減少しても 
 
それに伴い生産も減少すれば 
 
バランスがとれますので 
 
一時的に調整期間の混乱はあっても 
 
構造的には問題がありませんが 
 
不動産は 
 
需要が減っても 
 
供給は減りません 
 
何十年と持ちますから 
 
供給調整が行われない訳です。 
 
それどころか 
 
人口は減り続けても 
 
建築は続きますから 
 
過剰ストックは悪化する一方って事になります。 
 
私が散々不動産投資に警鐘を鳴らすのはその事です。 
 
私達日本は 
 
戦後人口が増え続けて来ましたが 
 
ここにきて初めて減少を経験します。 
 
初めて経験すると言う事は 
 
過去の体験は役に立たないだけでなく 
 
弊害となる可能性が高い訳です 
 
にも関わらず 
 
今の不動産投資の世界は 
 
過去から決定的に決別しないまま 
 
やれ融資の引出し方法がどうだの 
 
利回りがどうだのみたいな 
 
相変わらずの話が飛び交ってます。 
 
これがかなり危険だと思ってる訳です。 
 
いずれにしても 
 
不動産も調整は行われますが 
 
耐用年数が長いために 
 
この調整はかなり長い期間に渡って行われます 
 
そして 
 
その調整は 
 
たくさんの不動産投資家の屍と引き換えに行われる 
 
私が考える未来像です。 
 
もう私の人生には関係ありませんが 
 
若い投資家の皆さん 
 
くれぐれも 
 
今の空気に惑わされず 
 
屍の仲間入りだけは避ける 
 
そんな気持ちが大切だろうと思っています。 
 
 
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2015年の営業は本日で終わりです

2015年12月28日 | 社内事情

当社は今日大掃除をして業務終了となります。 
 
今年も一年間大変お世話になりました 
 
来年もよろしくお願いします。 
 
とまぁ毎年この時期は同じ挨拶をして 
 
年賀状にも書く訳ですが 
 
しかし一年を振り返るとそんな生易しいものではありませんね。 
 
特に今年 
 
私に一言で感想を言わせたら 
 
メンバーチェンジです。 
 
家主さんや私の親戚 
 
たくさん旅立ちました 
 
また 
 
それに代わり 
 
たくさんの新しい命が生まれました。 
 
私の子供たちの従妹全体で 
 
今年生まれた赤ちゃんが7人もいます。 
 
大切な人がたくさん逝って 
 
新しい命がたくさん生まれて 
 
メンバーチェンジって訳です。 
 
しかし最近つくづく思いますが 
 
生きるって本当に大変ですよ 
 
ですから 
 
新しい命が生まれると 
 
皆おめでとう 
 
なんてお祝いの言葉を投げかけますが 
 
実際にめでたいかどうか? 
 
なんてのは生まれた時点では分からない訳です。 
 
健康で育つかどうか? 
 
あるいは社会に迷惑をかけない人間に育つかどうか? 
 
考えただけでも重くなります。 
 
私はたくさんの大切な人に囲まれて生きていますが 
 
愛する人が多いと言う事は 
 
その苦しみも共有するって事です。 
 
と言う事は 
 
一定割合で存在する苦難 
 
これが私に集中するって事でもある訳です。 
 
社員も皆元気ですが 
 
家庭に戻ればそれぞれ多少なり問題を抱えています 
 
その問題 
 
私が直接解決できる訳ではありませんが 
 
しかし私が社員の生活を後方で支えないと 
 
問題は大きくなります。 
 
ですから 
 
会社の経営者となれば 
 
せめて経済的に困窮させないように 
 
なんてのが頭から離れる事はありません。 
 
そんな訳で 
 
今年も一年終わりますが 
 
来年もまた 
 
同じ様に 
 
私は社員や身内の問題を共有しなければなりません。 
 
相変わらず大変な年が始まる訳です。 
 
 
まあしかし 
 
せめて一瞬であっても 
 
何も考えずに楽しむ事ができるのが 
 
この年末年始です。 
 
明日から沖縄に飛びます。 
 
たくさんの友人たちや 
 
新しい命と時間を過ごし 
 
また 
 
エネルギーを入れ直して 
 
頑張ります。 
 
年明けは5日から営業です。 
 
それまではブログは事前投稿ですから 
 
コメントにレスを返せませんので 
 
どうぞご理解下さい。 

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人の数だけ価値観は存在する

2015年12月27日 | 世間一般
私達日本の社会では 
 
漢字を持ち出して世の真理を説明する 
 
これが良く行われるし説得力がありますよね。 
 
“人と言う字を良く見て下さい 
棒と棒が支え合っています 
支え合うのが人間なんです“ 
 
なんてシーン 
 
金八先生みたいなドラマの定番って感じです。 
 
昨日の朝日新聞の天声人語では 
 
忙しいと言う字は心を亡ぼすと書く 
 
だから注意が必要ウンヌンと言ってましたが 
 
普通なら感動して納得する所ですが 
 
私はつい吹き出してしまいました。 
 
理由はたまたまその前の日 
 
偶然テレビで沖縄のユタのお婆さんが出ていて 
 
そのユタが同じように 
 
忙しいって字を 
 
心を亡ぼすどうのこうのってエラそうに語ってたからです。 
 
つまり 
 
漢字を語って人を説得するのは 
 
偉人もユタも共通って事です。 
 
で 
 
なんでそんなに説得力があるか? 
 
少し考えて見ました。 
 
多分漢字は中国から大昔に伝わってますから 
 
私たちはそこには古代からの賢人の知恵が詰まってる 
 
そう信じ込んでるんでしょうね。 
 
実際に漢字は表意文字ですから 
 
深い意味が含まれてる訳ですが 
 
ただ盲目的に信じるのもどうかと思いますね 
 
つまり 
 
漢字=正しい 
 
なんて決めつけては 
 
思考がそこで完結して 
 
間違いを犯す事もあります。 
 
その意味では最近白人芸人の厚切りジェイソンなんて人が売れてますが 
 
彼の漢字ネタ 
 
私達のように漢字にドップリ使ってる国民とは違い 
 
離れたところから漢字を見てますから 
 
漢字の欠点も見えて面白いですよね。 
 
金と同じがくっついて銅 
 
どこが一緒なんだよって叫んでますが 
 
この矛盾金八先生はどう説明するんでしょうかね? 
 
このアメリカ人と私達日本人の視点の違い 
 
これはどこから来るのか? 
 
結論から言えば使ってる文字が違うからですね 
 
私たちは表意文字を使ってますが 
 
アルファベットに元来意味はありません 
 
音を表現するだけです。 
 
この違いが 
 
漢字に対する思い込みのあるなしの違いって訳です。 
 
こんな感じで 
 
私たちは自分達が置かれてる環境で 
 
物の視点 
 
これは国民単位ですら違ってくる 
 
この事をしっかり理解したいものです。 
 
この理解が 
 
私達の仕事だけでなく 
 
ビジネス全体でも大きく成否が分れる訳です。 
 
ビジネスは 
 
世界を広げれば広げるほどチャンスが広がります 
 
であれば 
 
その世界を狭める先入観とか思い込み 
 
これは意識して排除しなければなりません 
 
そして 
 
その排除に一番大切なのが 
 
自分の視点も環境によって偏ってる 
 
これをしっかり理解する事です。 
 
先日社員が 
 
外国人の大家さんの事で相談がありましたが 
 
私達日本人とビジネスの仕方が違うからと言って嘆いては進歩しません。 
 
相手が育った環境 
 
これを考えれば 
 
私達が考える常識と 
 
その人達が考える常識 
 
これは違って当たり前って事になります。 
 
生まれながらにして世界を転々とする運命を背負った人達と 
 
私達日本人のように土地から離れる事無く暮らす国民 
 
ビジネスのスタイルは違うのが当たり前です。 
 
同じ場所で仕事をし続ける事が許されないのであれば 
 
チャンスを最大限に生かして儲けて 
 
次の場所に移るのは当然ですし 
 
同じ場所で仕事を続けるのであれば 
 
目先の利益は減っても 
 
長く顧客と付き合う 
 
これを選択する訳ですから大きく違います。 
 
そんな訳で 
 
私たちは 
 
例え家族であっても 
 
少しの環境や時代の違いで 
 
その価値観は大きく違ってきます。 
 
ですから 
 
自分が正しいと思い込んだ段階で 
 
先は見えています 
 
人間100人いれば 
 
100種類の正義がある 
 
これが私達の社会です。 
 
この理解がないから 
 
顧客の少しのわがままに動転して苦しむ訳です。 
 
 
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没落の方程式

2015年12月26日 | 社内事情
営業マンをたくさん見てきて 
 
一見とても不思議に見える現象があります 
 
例えば当社の社員で言えば 
 
全員入って間もない時期 
 
成績がグンと上がります。 
 
で 
 
この男はすごい 
 
なんて思ってると 
 
いつの間にか下降線を描き 
 
そしてその後は鳴かず飛ばず 
 
これが定番のパターンです。 
 
これ営業の世界ばかりではありませんね 
 
例えば当社の出入りの業者を見ていてもよく分かりますが 
 
創業当時はぐんぐん伸びますが 
 
数年すると鳴かず飛ばず 
 
なんてのがよく見られます。 
 
自社の社員を見ても原因はよく分かりませんが 
 
客の立場から 
 
この出入り業者を見るとよく分かります。 
 
たとえば 
 
緊急の修理があったとして 
 
それが遅い時間でも 
 
創業当時はとにかく仕事が欲しい物ですから 
 
嬉しそうに受けてくれます。 
 
ところが 
 
何年かして仕事がそこそこ来るようになると 
 
仕事を選ぶようになり 
 
嫌な仕事は断るようになってきます。 
 
こちらとしたたら 
 
断られれば他を当たる訳ですが 
 
他を当たると 
 
また創業したばかりで 
 
元気よく出かけて来る業者がいます。 
 
すると 
 
これからは 
 
その感じの良い業者に仕事を回しますので 
 
これまでの付き合いの業者は急激に仕事が減ります。 
 
これが 
 
不動産業界においても 
 
営業マンが色あせて来る構造です。 
 
この世界に入りたての頃は 
 
選り好みせずに一生懸命やってたのが 
 
時間の経過とともに 
 
要領がよくなって 
 
お客様が案内を申し出ても 
 
大した理由もなく 
 
予定が詰まってるので後に延ばしたりなんかします。 
 
入りたての頃はとにかくお客様の案内は嬉しいので 
 
他の予定は変更しても優先する訳ですが 
 
慣れて来ると 
 
お客様との約束より 
 
同業者との交流を優先 
 
なんて事にもなってきます。 
 
こうなってはお客様の立場から見れば 
 
不動産屋は腐るほどありますから 
 
とっとと縁を切りますよね。 
 
情熱のない営業マンは腐った魚 
 
食いつくバカはいません。 
 
そんな訳で 
 
私が毎日注意していても 
 
この営業マンのパターン 
 
根絶する事はできません。 
 
それだけ初心を保つのは難しいとも言える訳です。 
 
私は最近この事をよく考えています。 
 
社員の安定を重点に経営をしてきましたが 
 
どうもお客様から見て 
 
魅力のない社員ばかり作ってしまってたのではないか? 
 
なんて思っています。 
 
ですから 
 
来年から 
 
店舗の人員の配置を変える事にしました。 
 
マンネリ化してると思ったからです。 
 
この程度の手術で 
 
活気が出てくれば良いのですが 
 
そうでなければ 
 
もう少し大手術です。 
 
来年は 
 
少し激震の走る申年になるかも知れません。 
 
 
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社長はストレスのはけ口

2015年12月25日 | 社内事情

おとといは山梨の総合病院まで出かけました。 
 
そこには産婦人科があって 
 
前日産まれたばかりの赤ちゃんが9名 
 
ガラス越しに見えるように寝かされてました。 
 
1日に9人も産まれるってすごいですよね 
 
まるで赤ちゃんの生産工場 
 
少子化なんて言葉が嘘のようです。 
 
いずれにしても
 
 
生後一日の赤ちゃんたちを 
 
こんなに大勢見る機会はほとんどありませんでしたので 
 
興味深くじっくり見ていました。 
 
すると不思議な事に 
 
たった1日の人生の赤ちゃんたち 
 
全員右を向いて寝てるんですよね。 
 


多分私達人間は 
 
そんな風になってるんでしょうね。 
 
で 
 
本当にそうなのか確かめようとネットで調べると 
 
人間の本能がそうなってる 
 
なんて回答はありませんでした 
 
回答はありませんでしたが 
 
自分の子供が右ばかり向いて寝てるので 
 
心配してるお母さんたちの書き込みはたくさんありました 
 
目に浮かぶようですよね 
 
子供の頭を左に向けても 
 
すぐに右を向いてしまう自分の赤ちゃん 
 
障害でもあるのか? 
 
なんて不安がよぎるお母さんたちの姿が・・・ 
 
私が行った病院は大きかったので 
 
一日でたくさんの子供が生まれますので 
 
全員右を向いてる姿が見れる訳ですが 
 
自分の子供しか見てないお母さんが 
 
不安になるのはよく分かります。 
 
そうやって考えると 
 
私たちは本来心配する必要がないのに不安になる 
 
いわゆるムダな不安 
 
これはゴソゴソあるんでしょうね。 
 
ストレスは体に悪い訳ですから 
 
ムダなストレスに体調を崩すのも愚かですから 
 
できるだけ意識して必要のない心配は排除して行きたいものです。 
 
で 
 
ネットで不安なお母さんたちの書き込みを見て 
 
本当に今の時代の問題を強く感じますね。 
 
周りに人はたくさんいても 
 
相談する相手はいない 
 
だからネットに救いを求める訳です。 
 
もちろんネットで回答を得る事もできますから 
 
これはこれで良い事ですが 
 
ネットは間違った情報も多いですからね 
 
ケースによっては 
 
心配事が解決するのではなく 
 
更に悪化する 
 
なんて事もたくさんあります。 
 
昔であれば 
 
赤ちゃんが右ばかり向いて寝るのを心配しても 
 
すぐ近くにお年寄りがいたりなんかしますから 
 
“あんたもあんたのお母さんもおじさん叔母さん達もみんな右向いてた” 
 
なんて言ってくれますから 
 
この言葉だけでネットとは比べられない安心感がある訳です。 
 
ですから 
 
身近に相談相手がいない今の都会の若いお母さんたちは 
 
本当に気の毒だと思いますね。 
 
ひとりで不安を抱えて 
 
精神を病んで悲劇 
 
なんてのも時々新聞で報じられます。 
 
子育てだけではなく 
 
現代社会は 
 
至るところでこんな構造ですよね。 
 
ネットでは情報が溢れますが 
 
言葉で相談する相手がいない 
 
この事が 
 
人間を不安にさせ 
 
精神を病む訳です。 
 
その意味では 
 
会社は有難いですよね 
 
会社に行けばどうやったって会話はありますからね。 
 
ですから 
 
日ごろの不安 
 
これを会社の同僚やら上司にぶつける事ができます。 
 
その意味では当社はしっかりシステムが出来てますね 
 
社員が毎日のように私にアドバイスを求めて相談にやってきます。 
 
まぁこれも私の仕事の内だと思ってますから別に問題はありませんが 
 
中には相談ではなく 
 
私に食ってかかって不安を解消しようとする者がいたりします 
 
これも私は自分の仕事だと思ってますから 
 
しっかり受け止めるようにしています 
 
社員の精神的な安定に役立つのであれば 
 
がまん がまん 
 
でも 
 
社員の皆さん 
 
今年も残りわずかになりましたので 
 
年内は 
 
重い話は・・禁止 
 
良いお正月を迎えましょう。 

 
 
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ひと晩の留置場は60年の不良も一気に良い子に変えます

2015年12月24日 | お客色々

暴力では何にも解決しない 
 
なんて良く言われますが 
 
この言葉 
 
実は間違っています。 
 
私達の仕事をしているとよく分かりますが 
 
暴力はトラブルを一気に解決します。 
 
おっと勘違いしないで下さいよ。 
 
私は暴力を勧めてる訳ではありませんよ 
 
逆です 
 
暴力は争いに決着をつけますが 
 
その勝敗は100%暴力をふるった方の負けです。 
 
最近も長い間家主と借主の相性が合わなくて 
 
社員が何度も何度もその仲裁に呼ばれて疲れ果ててましたが 
 
一方が殴ってしまったために 
 
警察が介入し 
 
加害者の一方的な譲歩で全て解決しました。 
 
これが今の法治国家日本のシステムですが 
 
しかし 
 
暴力沙汰にはならなくても 
 
暴力をチラつかせる人達 
 
本当に多いですね 
 
何でそんな愚かな行動が見られるかと言うと 
 
人間が動物の仲間だからです。 
 
動物の社会では 
 
順位はすべて物理的な力で決まります 
 
つまりケンカに勝った者がメスと交尾し 
 
またエサも先に食べる事ができます。 
 
ある意味動物の世界は 
 
ケンカが強くなければ子孫も残せない訳です。 
 
この動物の本能が 
 
私達の脳の中にしっかり残ってますから 
 
いつまで経っても暴力で相手の優位に立とう 
 
なんて愚かな人が絶えない訳です。 
 
この事をしっかり意識しましょうね 
 
この人間の欠陥 
 
これを利用する人も結構いますよ。 
 
私達が体験したトラブルでも 
 
一方はとにかく挑発しまくって 
 
相手が暴力を振るうように仕向けてた 
 
そんな人がいました。 
 
つまり 
 
暴力を振るった方が負けですから 
 
知恵者は 
 
相手に暴力を振るわせる術 
 
こんな物を磨いたりなんかする訳です。 
 
私達に対しても 
 
汚い言葉を投げかけ 
 
とにかく怒らせて警察沙汰にして 
 
家賃を踏み倒す 
 
そんな戦略で来る入居者は何人もいました。 
 
ですから 
 
私達のように様々な人を扱う仕事は 
 
この挑発に乗らない 
 
そんな冷静な気持ちを持ち続ける事が大切な訳です。 
 
その意味では 
 
当社の社員は全員合格です。 
 
どんなに怒鳴られても 
 
粛々と手続きを進める 
 
そんな人間ばかりです。 
 
そう言えば昔 
 
酒を飲んでは散々周りに迷惑をかける 
 
そんなどうしようもない入居者がいましたが 
 
社員が注意しに行ったら 
 
いきなり殴りかかって 
 
少し頭をかすったために 
 
警察沙汰になりました 
 
当時60代半ばでしたが 
 
一晩留置場に泊まったら 
 
すっかり人間が変わりましたね 
 
それ以来全くトラブルは起こさず 
 
数年前に穏便に退去して行きました 
 
その時に思いました 
 
一晩の留置場は 
 
60数年で築かれた性格も 
 
瞬時に変わると・・ 
 
その意味では 
 
殴った事で 
 
このお爺さん 
 
人生が好転したのかも知れませんね。 
 
そんなこんながあるこの仕事 
 
楽しもうと思ったら 
 
とっっても面白いとも言える訳です。 

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大きな組織のトップにはなれません

2015年12月23日 | プライベート
東芝の社長の記者会見を少し見ましたが 
 
その表情は憔悴してましたね 
 
同じ様な表情をしてたのが 
 
号泣会見で有名になった 
 
破たんした山一証券の最後の社長さんでした。 
 
業績の悪化や会計偽装を自分がやらかした訳ではありませんが 
 
その張本人たちは皆責任をとって辞めてますから 
 
後始末のために 
 
その事件に関わってない人をトップに据える 
 
そんな構造です。 
 
不正経理や業績悪化に関わってないって事は 
 
元々経営陣には入ってなかった訳ですから 
 
その意味では 
 
激しい権力争いで勝って上ってくる人達の 
 
肉食獣みたいな雰囲気はありませんね。 
 
こんな事にならなければ 
 
トップにはなれなかった 
 
そんな人物が 
 
時代の要請で予期せず会社のかじ取りをする事になる訳です。 
 
会社のかじ取りと言っても 
 
主にリストラですからね 
 
山一證券の社長さんが 
 
涙と鼻水を垂れ流しながら 
 
“社員は悪くありませんから” 
 
と叫んだのは大変印象的でしたが 
 
今回の東芝の社長さんも 
 
社員には責任がないのにリストラ 
 
この辛さを感じてるのかも知れません。 
 
とにかく辛そうでした。 
 
が 
 
私たちはその社員への罪の意識で涙を流す経営者 
 
これを賞賛しますが 
 
実際には経営者としては失格ですよね 
 
だから破たん処理の状態になって社長に据えられる訳です。 
 
なぜこの社員のために涙を流す社長が経営者失格かと言うと 
 
国の指導者を見ればよく分かりますよね。 
 
たとえばアメリカのブッシュ元大統領 
 
イラクとアフガニスタンで戦争を始めた訳ですが 
 
自国の若者が何千人死んでも 
 
なんとも思わない 
 
そんな内面が見て取れました。 
 
もちろん公の場では 
 
しおらしい顔をして沈痛な胸の内を装うってますが 
 
実際には何とも思ってないってのは 
 
若者が自分の決断でたくさん命を落としてるのに 
 
平気で休暇をとって自分の別荘で遊びますからね 
 
本当に辛ければ 
 
とてもそんな事はできない 
 
これが普通の人間の感覚ですが 
 
しかしそれでは国のかじ取りはできない訳です。 
 
大きな組織を動かすには 
 
個々の人間に細かく立ち入って情をかけては 
 
正しい判断はできない 
 
これも間違いなく事実です。 
 
よく戦国武将が 
 
部下が殺されるのを見て 
 
冷静さを失い 
 
自分も刀を持って戦う 
 
なんてのがいたようですが 
 
これでは全体の指揮は任せられませんよね。 
 
そんな感じで 
 
大きな組織になればなるほど 
 
その指導者は 
 
人としての情は決断の邪魔になる 
 
これも事実ですから 
 
ある意味情の深い人は大きな組織のトップには向いてない訳です。 
 
まぁだからと言ってただ冷酷なだけでは 
 
人がついてきませんから 
 
もちろん人心掌握の術も備えてなければいけませんが 
 
いずれにしても 
 
大きな組織のトップに冷酷な面は 
 
絶対条件とも言える訳です。 
 
大きな組織でなくても 
 
例えば私達の業界で言えば 
 
従業員が20人以上の会社 
 
こんな会社でも 
 
社長業は冷酷さが求められますよね 
 
業績が会社の存続を左右する訳ですから 
 
一定割合で存在する結果の出せない社員 
 
これは排除する必要がある訳です。 
 
私がよく知ってる会社で 
 
この排除能力が長けてる不動産屋がありますが 
 
見事に安定しています。 
 
この能力が長けてると 
 
ダメ社員を排除するだけでなく 
 
残る社員も 
 
自分の業績が下がれば追い出される 
 
この緊張感がありますから 
 
頑張る訳です。 
 
 
ふぅ 
 
他社の話はどうでも良いですよね 
 
当社 
 
私がトップであれば 
 
もうこの規模が限界です。 
 
理由はお察し下さい。 
 
私は 
 
元来 
 
大きな組織のトップにはなれないし 
 
またなってはいけない 
 
そんな人間なんです。 
 
儲からない会社で 
 
ああだこうだと社員とつばを飛ばし合いながら 
 
人生を終える 
 
どうやらそんな先が見えてきました。 
 
 
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おじいさんの居場所は・・ない

2015年12月22日 | 世間一般
以前ゴルフをご一緒した方 
 
元某金融機関の役員だったそうですが 
 
話しが面白かったですね。 
 
今はゴルフ場の幹部になっていて 
 
お酒も入ってつい話込んで 
 
私も飲みすぎてしまいました。 
 
金融機関のウラ話も面白かったのですが 
 
今積極的にゴルフ場の運営に関わってる理由が 
 
“おじいちゃんの居場所を作るため” 
 
だそうです 
 
私は実感として湧きませんが 
 
今日本ではおじいさんの居場所がないそうです。 
 
具体的には 
 
お婆さんは一人で外出しても 
 
なんら違和感はありませんが 
 
お爺さんは 
 
一人で町を歩いてるだけで不審者扱いされたり徘徊扱いされたり 
 
散々 
 
そんな事を言っていました。 
 
ですから 
 
自然と家に閉じこもり 
 
そして認知症になったり体を壊したりする訳です。 
 
そんなお爺さんの居場所作りにゴルフ場が貢献できる 
 
この信念をもって頑張ってる訳です。 
 
私達もいずれお爺さんになる訳ですから 
 
この居場所作りは有難いですよね。 
 
確かに言われて見れば 
 
私達のお客様でも 
 
どうしてもお爺さんは閉じこもりがちになりますね。 
 
ではなぜお爺さんは外出するだけで 
 
冷たい目に晒されるのか? 
 
なんとなく分かりますよね。 
 
これは 
 
男女の脳の違いがそんな事になってる訳です。 
 
具体的には 
 
女性と男性は 
 
会話の目的が元々違うそうです。 
 
女性は人間関係を築くために会話しますが 
 
男性は情報交換のために会話する 
 
そんな風にできてる 
 
なんて科学的な調査結果があります。 
 
まあ分かり易く言えば 
 
女性は会話が目的ですから 
 
その会話に大した意味がなくても友達と会ったりなんかする訳です 
 
ところが男性は 
 
会話に意味付けをしますから 
 
親しい友達でも 
 
用がなければ電話ができない訳です。 
 
この原理が 
 
行動にもそのまま当てはまり 
 
男性は本来用がなければ出かけない 
 
ところが女性は用が無くてもでかける。 
 
ですから 
 
男性が用もなくウロウロすれば 
 
女性と違い不審者扱いって訳です。 
 
私達のお客様でも 
 
おばあさんは時々大した用もないのに 
 
訪ねてきては雑談するなんて事がありますが 
 
まず男性のお年寄りは 
 
淋しくて来ても 
 
必ず理由付けをしてきます。 
 
昔の同僚の息子が家を探してるとか 
 
とても成約にはなりそうにない話をしたりなんかして 
 
そして帰って行きます。 
 
でその後 
 
ばったり駅前で出くわし 
 
その時の同僚の息子さんの話をすると 
 
もう当社に来た事すら忘れてる 
 
そんな事もあります。 
 
 
まぁいずれにして 
 
私達男性は 
 
歳を取れば居場所が無い 
 
これは間違いないでしょう。 
 
私はできるだけ健康を保って 
 
ゴルフバッグを抱えて外出 
 
それで引き籠り対策 
 
しっかり心に刻んでいます。 
 
 
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明日が楽しみ

2015年12月21日 | 人生一般
12月になると 
 
お歳暮やカレンダーを持って挨拶回り 
 
なんてのが日本の習慣ですが 
 
この習慣 
 
急激に廃れて来ましたね。 
 
ビジネスでは一年お世話になった事のお礼 
 
この気持ちを表す機会ですから 
 
本来欠かせませんが 
 
最近はめっきり訪ねて来る人は少なくなりました。 
 
どうしてそうなったかと言うと 
 
宅急便のせいです。 
 
お歳暮を宅急便で送って済ませる 
 
そんなケースが増えました。 
 
ですから当社は頂くお歳暮は増えましたが 
 
実際に顔を合わせての挨拶はほとんど消えた訳です。 
 
私達も400件近いお歳暮を差し上げなければなりませんが 
 
当然手渡しはムリです。 
 
ですから半分以上は宅急便で送ってます。 
 
それでも可能な限り手渡しで行くように社員には指示してますので 
 
この時期は仕事より挨拶回りで社員の時間は随分とられてしまいます。 
 
それでも1年お世話になった事へのお礼は大切ですから 
 
頑張ってみなお歳暮配りをしています。 
 
不動産屋の場合は 
 
いただくお歳暮の大半は工事業者からです。 
 
また差し上げるお歳暮の大半は家主さんです。 
 
以前は同業者同士のお歳暮のやりとりもありましたが 
 
ネット時代になり 
 
不特定多数の同業者と情報を交換するようになり 
 
業者間のお歳暮は無くなりました。 
 
それでも数社 
 
カレンダーを持って挨拶に来られる同業者はいます。 
 
その中で 
 
もうかれこれ20年くらい毎年来てくれる方がいます。 
 
20年の間には何度も取引をしましたから 
 
本来私も行かなければなりませんが 
 
残念ながら私は時間がありませんので 
 
不義理をしてしまってますが 
 
その方は律儀に来てくれて頭が下がります。 
 
しかし20年の月日はあっと言う間に過ぎますが 
 
残酷なものです。 
 
青年が白髪頭になり老人になります。 
 
見た目だけではありません 
 
具体的には書けませんが 
 
体調もかなり悪くなってます。 
 
私自身今にして思うと 
 
20年前 
 
つまり30代の頃は今とは大違いでしたね。 
 
当時の事を知ってる古い社員には 
 
事ある度にその頃の未熟な自分を持ち出すのがいますが 
 
恥ずかしくなります。 
 
この時期は毎年人生だとか命だとか 
 
そんな事に思いを巡らしますが 
 
長年これを繰り返して 
 
私は自分の人生観がしっかり定着しています。 
 
 
それは 
 
自分の若い頃を思うと 
 
今の自分は別人だって事です。 
 
観念的にもそうなんですが 
 
細胞もそっくり入れ替わってますからね。 
 
ですから 
 
仮に私が当時の自分と出会えたとしても 
 
自分だと言う感覚はないと思います。 
 
そんな事に気づいてから 
 
私自身は 
 
今日の自分と明日の自分も違う 
 
そんな風に考えるようになりました。 
 
零細企業の経営は 
 
毎日色んな問題が発生します。 
 
そしてその都度ベストと思われる選択をするのですが 
 
しかし結果は裏目に出る 
 
そんな事も少なくありません。 
 
その裏目を 
 
いつまでも引きずっては 
 
苦しみますからね 
 
私は一晩寝れば 
 
昨日の自分を客観的に見ます。 
 
間違った選択をした愚か者 
 
これはもう私ではない訳です。 
 
昨日の私は 
 
今日の私により良い人生を与えるために犠牲になった有難い人 
 
そんな感じで毎日気持ちを新たにします。 
 
こんな事を繰り返してますから 
 
人生で一番良いのは今 
 
そんな風に思えるようになった訳です。 
 
昔を懐かしむ気持ちはありますが 
 
昔に戻りたいなんて思った事はありません。 
 
毎日明日が楽しみ 
 
そんな感じで 
 
時間の経過は 
 
大変喜ばしい 
 
なんて気持ちが私の栄養素です。 
 
厳しい世界を 
 
こうやって自分の気持ちをメンテしながら生きてきた訳です。 
 
さぁもうひと頑張り・・ 
 
 
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変節は軽蔑されるが柔軟性を失えば生き残れない

2015年12月20日 | 人生一般
中曽根元総理がシンポジウムで 
 
中国の海洋進出を念頭に新たな機構を開設する提言をしました。 
 
なんてニュースが新聞の一面で報道されました。 
 
凄いですよね 
 
97歳だそうです。 
 
まだ発言しただけで 
 
新聞トップ 
 
多分歴代総理の中で一番の長寿ですよね。 
 
この中曽根元総理 
 
現役時代は風見鶏と呼ばれて揶揄されてました。 
 
三木 田中 大平 福田の 
 
いわゆる三角大福時代の 
 
厳しい派閥政治の真っただ中で 
 
小さな派閥を背負う悲しさ 
 
様子を見ながらあっちについたり 
 
こっちについたり 
 
この政治姿勢を皮肉られた訳ですが 
 
当時とても総理はムリ 
 
そんな雰囲気でしたたね 
 
ところが時が経って見ると見事に首相に登りつめ 
 
レーガン時代にはロンヤスと呼び合い 
 
一時代を築いた名首相になりました。 
 
当時のライバルだった大物政治家はとっくに他界しましたが 
 
この中曽根元総理まだ日本の政界に影響を与え続けてる訳です。 
 
総理になる前は 
 
その日和見主義的な姿勢から 
 
見下される傾向がありましたが 
 
終わってみれば 
 
自分の政治家としての目標を成し遂げた 
 
そんな風にも見えますね。 
 
ライバルだった政治家は 
 
田中角栄は逮捕され 
 
三木武夫は引きずり降ろされ 
 
福田赳夫は大平正芳に敗れ 
 
大平正芳は総理の時に急死 
 
こんな感じで 
 
皆政治目的を達成できなかった訳ですから 
 
この最後の大平首相の死が35年前ですから 
 
未だにバリバリの 
 
曽根康弘は際立っています。 
 
そうやって指導者を見ると 
 
逆に信条があれば 
 
一時期の社会評価は気にせず 
 
生き残るのにベストな方法を選択するのが 
 
結果勝利する 
 
そんな風にも思えますね。 
 
私たちは潔い生き方に感動し 
 
そして平気で自分の立場を有利な方に変えて渡り歩く 
 
そんな生き方を軽蔑しますが 
 
しかし勝敗と言う観点から見れば 
 
潔い生き方は敗北とも言える訳です。 
 
昔犯罪組織の方から聞いた事がありますが 
 
度胸のある良い男が死んでく 
 
なんて話をしていました。 
 
ですから 
 
周りを感動させる生き方は 
 
逆に言えば 
 
周りの人がそうでないから感動する訳です。 
 
英雄は 
 
見方によっては破滅型です。 
 
周りからは賞賛されても 
 
本人が死んでは 
 
本人にその生き方が良かったかどうかは 
 
はなはだ疑わしい訳です。 
 
まあしかし 
 
だからと言って 
 
自分の利益だけ考えて 
 
立場をコロコロ変える生き方が良いって訳ではありませんよ 
 
そんな軽い生き方は 
 
結果周りが軽蔑して人生がうまく行かなくなります。 
 
ですから 
 
あまりにも信念のない生き方 
 
これもやはり破滅型 
 
そう言えるのかも知れません。 
 
この人間社会でいつも存在する構造 
 
しっかり理解して生きたいものですね 
 
私は社員によく語る言葉があります。 
 
それは 
 
自分がより良い人生を歩めると思ったら 
 
私に気兼ねする事無く転職しなさいと・・ 
 
私は 
 
社員に自らの人生を犠牲にして会社に尽くしてほしい 
 
なんて全く思っていません。 
 
逆に 
 
社員にとって会社がマイナスになると思えば 
 
転職を勧める事もよくあります。 
 
当社には 
 
前の会社で 
 
会社が給料が払えないのに 
 
辞めずに何か月もとどまった忠誠心の厚い九州男児がいますが 
 
この話し 
 
私も感動しますが 
 
しかし 
 
この姿勢を私が求める事はありません。 
 
会社はあくまで 
 
お互いに利益があって存在するもの 
 
一方に不利益になるのであれば 
 
それはとっとと別れた方が良い 
 
これが私の考えです。 
 
こんな話しをすると 
 
私が冷たい人間 
 
なんて思われそうですが 
 
そうではありません 
 
私はそうやって 
 
社員に対する甘えを断ち切ってる訳です。 
 
この事によって 
 
自分の緊張感を保ち 
 
社員に辞められないように 
 
必死に色々と考える訳です。 
 
いずれにしても 
 
この競争社会で.生き残る事は 
 
格好つけて達成できるほど簡単じゃないって事です。 
 
 
 
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何か変

2015年12月19日 | 社内事情

もうすぐ羊年が終わりますね。 
 
私の母も妻も羊年ですから 
 
何か淋しくなります。 
 
羊と言えば 
 
少し前に 
 
人間から逃げた羊が 
 
毛が刈られなかったために 
 
その毛が伸び放題になり 
 
最後は死ぬ寸前だった 
 
みたいなニュースが流れましたが 
 
まぁ人間の罪ですよね。 
 
家畜として品種改良を続けた結果 
 
人間の手を加えないと死んでしまう 
 
そんな哺乳類を作ってしまった訳です。 
 
ペットでもトリミングしないと 
 
毛の塊みたいな犬がいますから 
 
これも人間無しには生きられないのでしょう。 
 
しかし毛は不思議ですね 
 
野生動物は服がありませんから 
 
夏と冬では毛を入れ替えて体温調節をしてる訳ですが 
 
見事なシステムだと思います。 
 
この優れものの毛が 
 
人の手が加わると 
 
すぐに制御機能を失うのも不思議です。 
 
大体私達人間はどうなんでしょうか? 
 
これ 
 
毛の観点から人間を見ると 
 
とんでもない生き物かも知れませんね 
 
私たちは毛が伸び放題の人間を見る機会がありませんが 
 
想像はできますよね。 
 
体には毛がないのに 
 
髪の毛だけ異常に伸びて 
 
中心部に丸い塊がある 
 
そんな奇妙な毛の生え方となります。 
 
どんな野生動物よりもおかしな姿ですよね。 
 
それだけでも 
 
私達人間は 
 
もう野生動物のようには生きられない事が分ります。 
 
大体放置すれば 
 
前髪は完全に目を塞ぎますから 
 
手で掻き分けなけれれば 
 
目も見えないと言う 
 
とんでもないハンディーキャップを背負ってる訳です。 
 
にも関わらず体毛はありませんから 
 
冬になればまず凍死は間違いありません。 
 
そんな風にして人間を見ると 
 
私たちは脳と手を発達させたために 
 
服を作ったり 
 
あるいは髪を切ったりして快適な生活を送った訳ですが 
 
この快適な生活は 
 
本来生存に欠かせなった機能を退化させてるとも言える訳です。 
 
便利なものを手に入れれば 
 
それによってそれまで大切なものだったのが不要になる 
 
進化とか進歩はその繰り返しだろうと思います。 
 
その意味では 
 
私達が生きてる今の時代は 
 
本当にすざましい進歩を経験してる訳ですが 
 
それによって退化して行く人間 
 
これもよく観察できます。 
 
私自身も沖縄では汲み取り便所で育ちましたが 
 
もうとてもそんな場所には行けません。 
 
また私の息子たちは 
 
ウオシュレットがないトイレでは用を足せないそうです。 
 
夏になれば 
 
エアコンを使わなかったために 
 
暑さで亡くなる人が絶えませんが 
 
少し前までエアコンって言葉すら無かったのに 
 
不思議な話です。 
 
こんな感じで 
 
世の中が急速に変化する時代 
 
これが世代間の争いともなります。 
 
当社では 
 
虫一匹で 
 
大の男たちが大騒ぎして 
 
殺虫剤を乱射しますが 
 
私から見れば 
 
頭がおかしくなったのか? 
 
なんて疑いたくなります。 
 
それと今の社員は全員潔癖症で 
 
毎日手洗いを何度も何度もしています。 
 
また一日に何度も歯磨きをしたり 
 
これも私から見れば異常です。 
 
で 
 
極端に風邪をおそれて 
 
うがいをしたりマスクをしたり 
 
神経質に対策をしています 
 
が 
 
これまた不思議な事に 
 
そんな風邪対策をしてる者たちは 
 
何度も風邪を引いて 
 
全く何もしない私は 
 
一切風邪を引かない 
 
そんな摩訶不思議な現象が起ります。 
 
まぁそんな話ばかりすれば 
 
私は古い人間扱いで 
 
若い者から嫌われてしまいますので 
 
あまり言いませんが 
 
少なくとも 
 
私達人間は 
 
便利なものを手に入れれば 
 
生体は何かを失う 
 
そんなシステムがあるんだって事 
 
少し考えた方が良いかもしれませんね 
 
会社に仕事をしに来てるのか 
 
病気の予防をしに来てるか分からない社員もいますが 
 
あえて何も言いませんが 
 
その社員が頻繫に病気に感染するのを見てると 
 
何か変 
 
いつもそう思っています。 
 

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消費者天国 事業者地獄

2015年12月17日 | 世間一般

必要があって自分の車を 
 
スタッドレスタイヤに交換しました。 
 
最初ディーラーに電話で値段を確認すると大体15万円 
 
思った通り高いので他を当たる事にしました。 
 
で 
 
大手タイヤメーカーの直営店に電話すると約10万円 
 
想定の範囲内です。 
 
でも 
 
もう一か所 
 
大手カーショップに電話すると 
 
なんと約7万3千円 
 
ディーラーの半額以下です。 
 
つくづく思いますが 
 
今の時代 
 
とにかく消費者は努力しないと 
 
ボったくられてしまいまいすよね。 
 
しかも歌舞伎町のボッタくりはアウトローの人達ですが 
 
今回のようにタイヤみたいな品物は 
 
会社が大きければ大きいほど値段が高くなる訳です。 
 
つまり 
 
信用に付加価値がついてるって感じです。 
 
で 
 
ここまで来てふと考えた訳です。 
 
一番安いカー用品ショップ 
 
もしかしてもっと安い所があるかも知れない 
 
例えば 
 
信用のない 
 
私達みたいな零細タイヤ店 
 
と思い 
 
ネットで調べると 
 
早速メッケ 
 
なんと 
 
今度は 
 
たったの4万6千円 
 
早速取り換えてきましたが 
 
結果はディーラーと比べ 
 
10万以上も節約する事ができました。 
 
社員はそんな店は品物が悪いとか何とか言ってますが 
 
まぁそうかも知れません 
 
そうかも知れませんが 
 
私はこの冬 
 
たった数回 
 
寒冷地に行かなければならないために買う訳ですから 
 
履くのはほんの4か月程度です 
 
ですから 
 
とにかく安ければ良い訳です。 
 
でも 
 
同じ国産のメーカーの新品ですからね 
 
品物が悪いとかなんとかって話し自体が 
 
どうも洗脳されてるようにも思いますね。 
 
今は違法になりましたから 
 
そんな事はできなくなりましたが 
 
30年くらい前までは 
 
海外に行くとブランド品のコピーをよく買いました 
 
その中には明らかに粗悪品も多かったのですが 
 
少しお金を出すだけで 
 
本物と変わらない出来の製品もありました。 
 
それでも本物の5分の1とかそんな感じですからね 
 
激安です。 
 
でも偽物は偽物ですが 
 
当時バブル全盛期で 
 
猫も杓子もブランド品を持ち歩いていましたが 
 
少なくとも私の仲間内で 
 
私の品物をニセ物と分かる人は誰もいませんでしたね。 
 
区別がつかなければ同じ物 
 
これが私の価値観ですから 
 
私の目から見れば本物を高額で買うなんて行為は愚かに見えてしまいます。 
 
しかし 
 
私は貧しい世界で育ったのでそんな考えですが 
 
世の中には 
 
私とは違う人がゴソゴソいますね 
 
むしろそちらの方が多いかも知れません。 
 
特にゴルファーにはたくさんいますよね 
 
スコアを追及して高いクラブを買いまくる人が・・ 
 
経験も長くて 
 
高い品物を持ってるのに 
 
私より下手な人を見ると気の毒になります。 
 
が 
 
この私の感覚も間違いですよね。 
 
ゴルフはプレーを楽しむ人ばかりではありません 
 
道具を楽しむ人もたくさんいる 
 
これも間違いありません。 
 
ですから 
 
楽しみは人それぞれ 
 
口を挟むものではありません。 
 
それと 
 
私は今回安いタイヤを買いましたが 
 
どこで買ったか? 
 
なんて聞かれるとあまり言いたくありませんからね 
 
これがディラーで買ってれば堂々と言えますから 
 
その対価だと思えば 
 
私が4万6千円で買った品物と同じ物を 
 
15万で買う人もそれはそれで本人の勝手です。 
 
どうこう言う話ではありません。 
 
まあしかし 
 
私の友人のお爺さんが 
 
“お金を使わないのも金儲けやで~” 
 
なんて名言を語ったそうですが 
 
本当にそう思いますね。 
 
ちょっとしたことで 
 
1日や2日の収入分の節約は簡単にできる時代です。 
 
ネットがありますからね 
 
その意味では 
 
消費者天国 
 
そう言えるのかもしれません 
 
ただ 
 
この時代は 
 
事業者には厳しいですよね 
 
皆が安いタイヤに走りますから大手のディラーは客が減るし 
 
安売りは安売りで薄利ですから忙しくても儲かりませんからね 
 
この構造 
 
不動産業界にもそのまま当てはまるんですよね。 
 
利益は多いけど契約は少ない 
 
契約は多いけど儲けは少ない 
 
同じ業界でもこの二つが存在します。 
 
さしずめ当社は当然後者です 
 
私がこんな人間ですから 
 
とにかく忙しいのですが儲からない 
 
創業以来の当社の姿です。 
 
まぁ私はそれで良いと思ってる訳ですが 
 
社員の中には違う世界に憧れる 
 
そんな気持ちがあるのも理解できますね。 
 
今回長年働いてくれた社員が辞める事になりました。 
 
本人が決めた事ですから 
 
それはそれで尊重して送り出します。 
 
ただでさえ忙しいのに 
 
一人辞めると更に大変な事になりますね。 
 
他の社員が耐えられるか 
 
少しドキドキしながら展開を見守っています。 

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零細企業の社長は子供のケンカの仲裁役

2015年12月17日 | 社内事情
昔から料理屋さんにとって良い客は 
 
文句を言う客 
 
なんて言いますよね。 
 
料理や接客に不満があっても口に出さない客は 
 
2度と来ませんし 
 
店主も顧客の不満に気づく事はありません 
 
それに比べ文句を言う客は 
 
その店の問題点を指摘しますから 
 
これが改善につながり 
 
より良いサービスを提供できるようになる訳です。 
 
まぁしかしそうは言っても 
 
私自身もそうですが 
 
少し不満があったからと言って 
 
いちいち経営者を呼び出したりなんてしていられませんよね。 
 
大体文句を言わずに2度と行かない 
 
これがほとんどの客の対応でしょう。 
 
であれば 
 
文句を言ってるくれる客を待っても 
 
その店舗の改革は遅くなりますから 
 
客に頼らず問題点を見つける 
 
これは経営者には欠かせませんし 
 
またそれが能力の差だとも言える訳です。 
 
大体いちいち客が指摘しなければ問題点が分からない 
 
なんて事であれば 
 
経営者失格と言える訳です。 
 
客の大半は文句を言わずに来なくなる訳ですから 
 
これは大変大きなサインです。 
 
このサインが出たら 
 
必死に自分人で問題点を探し出す 
 
これができない経営者は 
 
もう先はありません。 
 
このパターン 
 
客と店との関係 
 
だけだと思ったら大間違いですね。 
 
私達人間は普段の生活においても 
 
争いは大変疲れますから 
 
いちいち相手に問題を指摘する 
 
なんて事はありません。 
 
友人や恋人に嫌気がさしても 
 
いちいちケンカするのではなく 
 
メールを無視する 
 
これが定番です・ 
 
ですから 
 
相手が自分を避けるようになったら 
 
まず相手を責める前に 
 
自分自身を見つめる 
 
これが習慣になれば 
 
進歩しますから 
 
人間関係は改善していきます。 
 
自分を周りの人間が自分を避けるようになっても 
 
いつまでも相手を責める癖になってる人がいますが 
 
これは悉く孤独になっていきます。 
 
つまり 
 
大きなサインが出てるのにそれから目を反らしては 
 
永遠に進歩しない訳です。 
 
で 
 
会社と社員 
 
これはもっと顕著です。 
 
社員は 
 
お互い毎日顔を合わせますから 
 
同僚に不満があっても 
 
原則的にはそれを口に出しません 
 
毎日顔を合わせますから 
 
なるべくケンカは避けるのは当然です。 
 
口に出さないから 
 
経営者も何もしなければその不満に気づく事はありません。 
 
ですから 
 
口に出さないまでも 
 
日ごろのふとした態度から 
 
その人が持ってる不満 
 
これを推察する訳です。 
 
その意味では 
 
私は若い頃からたくさんの部下を持ちましたので 
 
社員の心を読む 
 
この能力は長けてる方だと思います。 
 
ですから 
 
その不満を相手に語らせる事無く改善する 
 
これが大切なんですが 
 
しかし会社経営はやっかいです。 
 
一人の不満解消するための行為が 
 
他の人間の不満を生む 
 
こんな可能性もある訳です。 
 
ですから 
 
ある社員の不満に気づいても 
 
放置せざるを得ない 
 
そんなケースもあります。 
 
結果は 
 
みすみす社員が辞めてくのを手をこまねいて見るしかない 
 
なんて事も何度か体験しました。 
 
この位にしましょうね・・・ 
 
いずれにしても 
 
社員の皆さんも 
 
経営者にはそんな苦悩もあるだって事 
 
少しは理解しましょうって事です。 
 
社長にとって理想な社員とは 
 
不満はしっかり主張して 
 
そして議論が終わったら 
 
あとは綺麗さっぱり 
 
なんて感じですが 
 
中々皆大人ばかりではありませんからね 
 
しばらくは 
 
子供のケンカの仲裁 
 
この立場から解放されそうにありません。 
 
 
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