Viet Nam National Railway, Viet Nam
さてさて、ベトナム滞在の4日目のこの日なのですが、ワタクシ達はベトナム統一鉄道に乗ろうと考えていました。
ベトナムは国土の割には鉄道の営業距離が短く、すべてがベトナム国有鉄道の経営です。
その中でホーチミンとハノイを結ぶ路線は、ベトナムが南北に分断されていた時代は鉄道も分断されていたので、
統一後は「ベトナム統一鉄道」と呼ばれているんです。
ワタクシは「朝は10時頃に列車が出発する」と聞いていたので、9時頃にサイゴン駅に行きまして
駅をゆっくり眺めた後に列車に乗ろうと思い、8時50分にサイゴン駅に着きました。
切符売り場に行くとなんと次の列車は9時出発。これを逃すと2時間以上も列車がありません。
ベトナムの鉄道はすべて指定席で、人数分の切符が売れるとそれ以上の切符は売らないと聞いていたので
慌てて切符売り場に行きますと、幸運なことに二人分の座席が空いておりました。
出発まであと5分しかありません。ワタクシ、「どうせ9時発というても20分くらいは出発遅れるんちゃうの」と
思っていたのですが、定刻ピッタリに出発するんですよ。やりますなぁ、ベトナム国有鉄道。
サイゴン駅はホーチミン市の玄関口という趣は無く、地方都市の終着駅のような雰囲気でした。
時間が無いので駅の構内をゆっくり見て回ることも出来ず、大慌てで列車に乗り込みます。
ベトナムの鉄道は旧宗主国であったフランスが中国の昆明からハノイを結ぶ鉄道を敷いたのが始まりです。
この路線は山岳地帯を通るので、トンネルや鉄橋を作る費用を安くあげるために標準軌の1435mmという軌間ではなく、
メーターゲージと呼ばれる1000mmの狭い線路幅なんですよ。ちなみに日本のJRは1067mmという狭軌ですね。
(新幹線、関西の私鉄では阪急、阪神、京阪、近鉄の大半は1435mmの標準機ですが)
ですので、車両の幅が日本と同じくらいに感じました。
ワタクシ達はサイゴン駅から次に停車するビエンホア駅まで行くことにしました。
次の駅とは言っても約50分の乗車時間ですので、ちょっとは鉄道の旅を楽しむことが出来るでしょう。
列車は4つのランクに分かれておりまして、「Soft Bed」「Hard Bed」「Soft Seat」「Hard Seat」に分かれます。
ワタクシ達は一番安いHard Seatに乗車したのですが、一時間程度の乗車なら問題ありませんが、
終点のハノイまでは30時間以上かかるんです。この座席でハノイまで行くのはきついでしょうねぇ。
可愛いワンちゃんが列車に乗っていました。こういう姿を見ると「紋は元気にしているかなぁ」と涙が溢れるワタクシ達です。
車内販売がやって来るのですが、売り子さんも国有鉄道の職員です。彼らはよく働くんですよねぇ。
切符のチェックをしたり、車内販売をしたり、扉が自動ドアではないですから扉の開け閉めをしたりと、
なかなか仕事量が多いように思いました。日本の鉄道員も勤勉さでは負けていませんが。
これが切符なのですが、なんだか飲食店のレシートみたいでちょっと残念でした。
サイゴン駅からビエンホア駅間、約50分の乗車で30000VND(約170円)ですので安いですねぇ。
使用したカメラ:8枚目はFUJIFILM X-Pro2、他はFUJIFILM X-T1
列車の速度は40kmくらいでしょうか。その割には車両が左右によく揺れます。おそらく保線状態がよくないのでしょうね。
そう思うと、日本の鉄道というのはすごい技術だなぁと思うんですよね。
でも、こういう列車も味わいがあっていいものです。昔の日本もこんな感じだったことでしょう。
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さてさて、ベトナム滞在の4日目のこの日なのですが、ワタクシ達はベトナム統一鉄道に乗ろうと考えていました。
ベトナムは国土の割には鉄道の営業距離が短く、すべてがベトナム国有鉄道の経営です。
その中でホーチミンとハノイを結ぶ路線は、ベトナムが南北に分断されていた時代は鉄道も分断されていたので、
統一後は「ベトナム統一鉄道」と呼ばれているんです。
ワタクシは「朝は10時頃に列車が出発する」と聞いていたので、9時頃にサイゴン駅に行きまして
駅をゆっくり眺めた後に列車に乗ろうと思い、8時50分にサイゴン駅に着きました。
切符売り場に行くとなんと次の列車は9時出発。これを逃すと2時間以上も列車がありません。
ベトナムの鉄道はすべて指定席で、人数分の切符が売れるとそれ以上の切符は売らないと聞いていたので
慌てて切符売り場に行きますと、幸運なことに二人分の座席が空いておりました。
出発まであと5分しかありません。ワタクシ、「どうせ9時発というても20分くらいは出発遅れるんちゃうの」と
思っていたのですが、定刻ピッタリに出発するんですよ。やりますなぁ、ベトナム国有鉄道。
サイゴン駅はホーチミン市の玄関口という趣は無く、地方都市の終着駅のような雰囲気でした。
時間が無いので駅の構内をゆっくり見て回ることも出来ず、大慌てで列車に乗り込みます。
ベトナムの鉄道は旧宗主国であったフランスが中国の昆明からハノイを結ぶ鉄道を敷いたのが始まりです。
この路線は山岳地帯を通るので、トンネルや鉄橋を作る費用を安くあげるために標準軌の1435mmという軌間ではなく、
メーターゲージと呼ばれる1000mmの狭い線路幅なんですよ。ちなみに日本のJRは1067mmという狭軌ですね。
(新幹線、関西の私鉄では阪急、阪神、京阪、近鉄の大半は1435mmの標準機ですが)
ですので、車両の幅が日本と同じくらいに感じました。
ワタクシ達はサイゴン駅から次に停車するビエンホア駅まで行くことにしました。
次の駅とは言っても約50分の乗車時間ですので、ちょっとは鉄道の旅を楽しむことが出来るでしょう。
列車は4つのランクに分かれておりまして、「Soft Bed」「Hard Bed」「Soft Seat」「Hard Seat」に分かれます。
ワタクシ達は一番安いHard Seatに乗車したのですが、一時間程度の乗車なら問題ありませんが、
終点のハノイまでは30時間以上かかるんです。この座席でハノイまで行くのはきついでしょうねぇ。
可愛いワンちゃんが列車に乗っていました。こういう姿を見ると「紋は元気にしているかなぁ」と涙が溢れるワタクシ達です。
車内販売がやって来るのですが、売り子さんも国有鉄道の職員です。彼らはよく働くんですよねぇ。
切符のチェックをしたり、車内販売をしたり、扉が自動ドアではないですから扉の開け閉めをしたりと、
なかなか仕事量が多いように思いました。日本の鉄道員も勤勉さでは負けていませんが。
これが切符なのですが、なんだか飲食店のレシートみたいでちょっと残念でした。
サイゴン駅からビエンホア駅間、約50分の乗車で30000VND(約170円)ですので安いですねぇ。
使用したカメラ:8枚目はFUJIFILM X-Pro2、他はFUJIFILM X-T1
列車の速度は40kmくらいでしょうか。その割には車両が左右によく揺れます。おそらく保線状態がよくないのでしょうね。
そう思うと、日本の鉄道というのはすごい技術だなぁと思うんですよね。
でも、こういう列車も味わいがあっていいものです。昔の日本もこんな感じだったことでしょう。
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30時間以上、電車に乗る?!
それは大変~~~~。
私には耐えられないかも^^;;;
☆
一駅で50分もかかるのですね。
そのひと駅が170円とは安いです。
車内でVサインをしている人は
昔の同僚ですか?
可愛いワンちゃん(o^^o)
ベトナムの方もワンちゃんを大切になさってるんですね。
うれしくなります。
出発まで後5分でもしっかり写真撮ってるよっちんさん、
さすがです~(^^)
紋ちゃんにポチン
日常の風景が見れました。
ピースサインの方が印象的!
定刻通りに出発はしたけれど
なぜ、出発が一時間も早まったのでしょう?
応援!
元気です 年末伊豆半島観光ツアーで
来たそうです
私も見習って元気に頑張ります(笑)
ポチ (^^)/
長時間じゃこのシートは腰にきますね
ただ定刻通りの発車には驚きました
遅刻が当たり前と外国は聞いておりましたから^^
も見放されてもタダでは起きない旅の
空ですよね。ところで国鉄さん。定時
発車に社会主義国家鉄道事業の心意気
を感じます。粋でやんすね。拙宅前の
元国鉄K町線(臨時運休のオンパレー
ド)に爪の垢を煎じてぶっかけてやり
たい位ですな。
私もちょっとこのシートは固そうで腰にきそうと思いましたがいろいろあるんですね
一駅で50分もすごいけれど値段が安いのもびっくり!
応援ポチ!
可愛いワンちゃんですね。
私も出先でワンちゃんに会うと
留守番しているアロリロに
早く会いたくなります^^
☆~
外国で、電車に乗るのが好きです♪
○○時ぐらいに出発する・・・ってぐらい、
アバウトな時刻表なのかしら?
でも、定刻に出たんですね~。
なんか、不思議(笑)
運賃も安くて、乗客がピースサインして
くれて、なんかいいですね♪
凸