カラスノゴマの近くにカナムグラが蔓を広げていた。
雌雄異株のカナムグラ。ここのカナムグラは雌株。雌花序がたくさん見える。少し前に他の道ばたで見た雄花序は、長い花序を上に伸ばしてたくさんの雄花をつけていた(10月9日の記事)。雌花序は、短い花序を下向きに伸ばして、苞に包まれた雌花をつけている。
草地の葉の上で、茶色いセセリチョウが翅を開いている。
チャバネセセリのようだ。茶色い翅に白い斑紋がある。よく似たイチモンジセセリは、名前のように白い斑紋が”一文字”に並んでいる。チャバネセセリの白い斑紋は丸く並んでいる。
カラスノゴマの花に近づいた。
5枚の黄色い花弁がきれいに開いている。花の中心から長く伸びているのは仮雄しべとのこと。花粉のない仮雄しべ。花粉を出す雄しべは、その付け根のところに見える。これから伸びるところ?
しばらく前に、茎を伸ばして葉をたくさん広げていたカラスノゴマ(8月29日の記事)。
その葉の付け根に黄色い花が咲いている。花の後にできた若い実も見える。
※8月29日の記事を、キツネノマゴを見た後の思い込みで”キツネノゴマ”と書いてしまいました。すみませんでした。訂正しました。