札幌のデザイナー、畑江俊明さんが、昨年8月のギャラリー門馬アネックスに引き続いての個展を開いています。
フレームワイヤを熔接したり、折り曲げたり…。
それらを自立させたり、天井からつるしてモビールにしたりして、いかにも遊び心いっぱいの作品が並んでいます。
「モダンな会場なので色を塗ってみました。好きな色ですけど」
と、はにかむように笑う畑江さん。
幾何学的なかたちが並ぶなかに、「サービスで」(畑江さん)雲の形をしたモビールも浮かんでいます。
自宅に熔接機を買って、次々と制作しているそうです。
壁際には、さまざまな形を正方形の支持体に取りつけたものも並んでいます。天地左右は自由なのだそうです。
彎曲した壁には、正方形のフレームを途中で曲げたかたちの作品が掛けられています。
「どこで折るかで(かたちが)変わってくるんですよ」
シンプルで、わかりやすい畑江さんの作品ですが、見ようによっては高度な問題意識をはらんでいるといえなくもありません。
たとえば、家のかたちをしたフレームがありますが、奥行きをななめに表現することで、わたしたちはついそこに透視図法を読み取って、家を立体的に見てしまいます。たんに輪郭線がななめになっているだけで、そこに立体の家がないことは明らかなのですが、人間の視覚のおもしろさです。
会場では、動物をかたどった木の置物や、マッチ箱に収めたマグネット、○△□を組み合わせた「解けない知恵の輪」なども求めやすい価格で販売しています。
2017年3月17日(金)~23日(木)午前10時~午後6時
GALLERY kamokamo(札幌市南区真駒内幸町1)
□ワークショップ・マスタード
■つながろう2016 Hard/Soft
■Six in October (2013)
・地下鉄南北線「真駒内駅」から約720メートル、徒歩10分
・じょうてつバス、中央バス「南区役所前」から約200メートル、徒歩3分 (芸術の森からの帰路、この停留所で降りると近いです)
フレームワイヤを熔接したり、折り曲げたり…。
それらを自立させたり、天井からつるしてモビールにしたりして、いかにも遊び心いっぱいの作品が並んでいます。
「モダンな会場なので色を塗ってみました。好きな色ですけど」
と、はにかむように笑う畑江さん。
幾何学的なかたちが並ぶなかに、「サービスで」(畑江さん)雲の形をしたモビールも浮かんでいます。
自宅に熔接機を買って、次々と制作しているそうです。
壁際には、さまざまな形を正方形の支持体に取りつけたものも並んでいます。天地左右は自由なのだそうです。
彎曲した壁には、正方形のフレームを途中で曲げたかたちの作品が掛けられています。
「どこで折るかで(かたちが)変わってくるんですよ」
シンプルで、わかりやすい畑江さんの作品ですが、見ようによっては高度な問題意識をはらんでいるといえなくもありません。
たとえば、家のかたちをしたフレームがありますが、奥行きをななめに表現することで、わたしたちはついそこに透視図法を読み取って、家を立体的に見てしまいます。たんに輪郭線がななめになっているだけで、そこに立体の家がないことは明らかなのですが、人間の視覚のおもしろさです。
会場では、動物をかたどった木の置物や、マッチ箱に収めたマグネット、○△□を組み合わせた「解けない知恵の輪」なども求めやすい価格で販売しています。
2017年3月17日(金)~23日(木)午前10時~午後6時
GALLERY kamokamo(札幌市南区真駒内幸町1)
□ワークショップ・マスタード
■つながろう2016 Hard/Soft
■Six in October (2013)
・地下鉄南北線「真駒内駅」から約720メートル、徒歩10分
・じょうてつバス、中央バス「南区役所前」から約200メートル、徒歩3分 (芸術の森からの帰路、この停留所で降りると近いです)